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2019年度冬・傾向と対策④・「対策・エトセトラ」

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放送大学・冬期教員免許更新講習の視聴期間も折り返し地点にきました。
ここからは、放送大学免許更新・修了認定試験の「四択問題攻略法ポイント」を「傾向と対策」のエトセトラとしてまとめた、いわば「傾向と対策・番外編」です。ほとんどは常識的なことですので、とりたてて「覚えておく」というほどのことでもないのですが、豆知識として頭の片隅にでも置いておくと少しだけお役に立てるかもしれません。

傾向と対策・エトセトラ その1 「問題読まなくても答えがわかる?」
問題の中には、文中の複数の( )に入る語の組み合わせを選ぶ問題があります。
次の選択肢は実際に出題されたものですが、答えがどれかわかりますか?

問題1
① a―エ,b―ウ,c―ア,d―イ
② a―ウ,b―エ,c―イ,d―ア
③ a―ウ,b―ア,c―エ,d―イ
④ a―ウ,b―エ,c―ア,d―イ 

問題2
① 生活・経済・文化
② 政治・経済・文化
③ 政治・経営・文化    
④ 政治・経済・文明

そうです。問題1は、④が正解、問題2は②が正解です。要するに選択肢にある語の中で一番多く出てくる語をつなぎ合わせて正解選択肢を導くという定番の解き方ですね。これが放送大学の試験では結構有効です。他の試験ではひっかけがある場合もありますが、放送大学の問題は、合格させようとしているので素直です。ただし、「3つの組み合わせ」で有効であって、2つの組み合わせの時これをやったら間違ってしまうケースが多いですから注意です。

傾向と対策・エトセトラ その2 「フツーの常識でOK」
放送大学の試験は、かなり簡単ですので、「フツーの常識」を働かせれば、その選択肢が〇か×かがわかる問題が結構多いです。
次の文も実際に出題されている選択肢ですが、あなたの「常識」に照らして〇でしょうか×でしょうか?

・教師は自律した専門家であるので,他の同僚には教室を閉じ自らの責任を明確にすることが求められている。
・教職専門性は,教員採用試験に合格すればそれで十分に保持されている。
・教師の「資質・能力」は生まれつきの力量なので変えようがない。
・教師の主観を押し付けることになるので,行動にこめられた意味は読み取らないほうがいい。
・同僚性の構築は,懇親会で十分である。


もちろんすべて×ですよね。教室閉じちゃあ困るし、教師の専門的資質は教育活動の中で育まれていくし、行動にこめられた意味を読み取ろうとしなければ教育は始まらないし、学校は飲み屋じゃないんだから。こういう「ばかにすんじゃあないよ」とむかつく程度の問題が出ますが、合格させるための出題者の努力に免じて許してあげてください。

傾向と対策・エトセトラ その3 「その道の権威の言うことは〇」
科目によっては「その道の権威」とか「研究・発展に尽力した人物」について記述した選択肢が出てきます。例えばスクールカウンセリングに関しては、かつては「河合隼雄」を正解とする問題がよく出題されました。どの科目にも共通して言えるのは、そうした「権威のある人物」がなんちゃらかんちゃら言ったとか、誰それによればなんちゃらかんちゃらである、とかいう選択肢はおおむね正しい選択肢と考えてよいと思われます。
例:教育政策の問題の選択肢「経営学者バーナードによれば,組織は「協働行為の体系」であるとされる。」)は〇
この試験は、教員免許更新のためのものですから、現場で屁の役にも立たない(失礼)えらい人の考えや理論を知っているかどうかなんてはっきり言ってどうでもいいんです。さすがにそこを試すような試験は出さない、というのが今のところの放送大学の試験の「常識」です。

傾向と対策・エトセトラ その4「限定することばに注目!」
4択選択肢の中に、「のみ」とか「だけ」「しか」「すべてが~というわけでない」など、「限定するような言葉」が含まれている場合は、その選択肢はほぼ100%「×」の選択肢です。
例えば以下のような選択肢。

・ 法定の現職研修としては,初任者研修のみである。
・ 現職研修としては,教師個人の興味関心に従っておこなう自主研修のことだけを考えればよい。 


傾向と対策・そのエトセトラ5「断定orあいまいなことばに注目!」
エキストラ4では「限定することば」に注目しましたが、ここでは、「断定的な表現」か「あいまいな表現」かに注目してみましょう。「断定的な表現の選択肢」、例えば、
「いじめの対応は,スクールカウンセラーには関係ない。」
というような表現の選択肢は「×」の選択肢である場合がほとんどで、一方、例えば、
「不登校の中には,発達障害による生きづらさが原因となるケースもある。」
というような一見あいまいに思えるような選択肢は「○」であることがほとんどです。
これは、誤四択にしても正四択にしても出題者が頭をひねって正解選択肢を4つの中に混在させようとする「懸命」な努力の結果生まれてくる表現でもあります。
しかし、よく考えれば、教育という仕事そのものが実に「あいまい」なもので、「これが正しい」という、固定的な「物差し」で子どもたちを指導することがいかに危険なものであるということか、ということを表しているとも言えます。「あいまい」万歳!

傾向と対策・エトセトラ その6「ネガティブ表現は×!」
「断定的な表現」に似ていますが、否定的・後ろ向きな表現はほとんど×選択肢として考えたほうがいいと思います。
例えば下記のような選択肢です。
・一次的~三次的援助サービスの中で,すべての子どもたちに支援的に関わる必要はない。
・校内委員会には,学校関係者以外は参加できない。
・不登校支援の組織的対応は,校内での対応に限られる。


傾向と対策・エトセトラ その7「歴史的事実は〇がほとんど!」
選択肢の中に時折、教育にかかわる歴史的事実として「〇〇年に××が制定された」とか、細かな年号が示された選択肢があります。「そんな細いとこまで覚えてねーぞー!」って嘆くかもしれませんが、大丈夫、歴史の試験じゃあありませんからそんな細かなところで受験生をはめようとする問題はまず出ません。細かな年代が出てきて自信がなくてもその部分に限っては「〇」と判断してOKです。
と言ったものの、一昨年夏期から新科目としてスタートした「幼児教育」にこんな問題が出題されました。
明治期の幼稚園に関する次のうちから,適切でないものを選べ。
① 1876年に,幼稚園の模範を示すモデル幼稚園として,東京女子師範学校附属幼稚園が開設された。
② 開設当時の東京女子師範学校附属幼稚園の保育の中心は「遊戯」であり,自由遊びを中心とする保育が行われていた。
③ 1881 年に東京女子師範附属幼稚園の幼稚園規則が改訂され,「読み方」「書き方」が加えられたが,1891年には幼稚園にふさわしくないとして削除された。
④ 1899 年の幼稚園保育及設備規定で,保育項目が「遊戯」「唱歌」「談話」「手技」の四つとなった。

この問題の正解選択肢は、②のようですが、他の選択肢すべて年号が出て来て混乱しますよね。
こういうのホントに困ります。
ただし、「明治時代」「大正時代」「昭和初期」「戦後」とかざっくりとした時代区分の枠で示された場合は、それが正誤のポイントになる場合もありますのでご注意を!
例: 大正の時期に発足した京都の番組小学校は,学校施設をコミュニティ施設等と複合した建築のはしりで,学校と地域との連携協力の発端とされる。(「教育政策」・第5章)
この選択肢は× 実際には「番組小学校」は明治初期に京都でできたもの。


傾向と対策・エトセトラ 番外編「正解選択肢番号の偏り!」
放送大学の修了認定試験の特徴のひとつは、科目・章・問題番号によっては、正解選択肢番号に明らかに偏りあるという点です。以下、特に偏りが激しい章・問題番号を示しておきますので、もしご自分の「対策」に使えたら使ってください。(2016年の大改訂以降のデータに基づきます。)

「教育の最新事情」
問1・問6は、④がレア。特に問1は、④が前回初めて正答として登場。
問3は③がレア。過去1回のみ。
問8は②がレア。過去1回のみ。
問11、問12は、①がレア。過去1回のみ。

「教育政策と学校の組織的対応」
問2は、今まで一度も①がありません。
問5は、③がレアでこれまで一度だけ。
問7と問8は、②がレアで、問7は一度だけ、問8はこれまで一度もありません。
問10は、③がこれまで一度もありません。
問11と問12は、これまで正答はほとんど②か③のどちらかで、①はそれぞれ1回ずつ、④はどちらも一度もありません。


「生徒指導と教育相談」
問1は、④がレア。2016年以降は一度もなし。
問2は、①がレア。これまで一度だけです。
問5と問9は、②がレア。それぞれこれまで一度だけです。
問7は、①と②がレアで、それぞれ1度だけです。
問11は、②がレアで、これまで一度もありません。


「スクールカウンセリング」
この科目は、問ごとに正解選択肢の偏りにそれぞれ特徴があります。
問1は、ここ2年間はずっと②です。③は一度もありません。
問2は、①がレアです。これまで一度だけです。
問3は、④がレアです。これまで一度もありません。
問4は、③がレアです。これまで一度もありません。
問5は、④がレアです。これまで一度だけです。
問6は、①がレアです。これまで一度だけです。
問7は、①と③がレアです。両方ともこれまで一度もありません。
問9は、④がレアです。これまで一度だけです。
問10は、②がレアです。これまで一度だけです。
問11は、①と③がレアです。両方ともこれまで一度だけです。
問12は、②がレアです。これまで一度もありません。


「カリキュラム・マネジメントと学校経営」
新科目としてのデビューから4期目、まだ傾向はつかみにくいですが、まずはっきりした傾向として、全体を通して正解選択肢③の出現率が13%とかなり低くなっています。
問別に見ると
問1~問3、問5、問9、問12には③は出現していません。
その他の特徴としては、問2は、②か④のどちらか、問11は、③か④のどちらか、そして極めつけは問9で、これまでの正答はすべて①でした。


「小学校外国語教育教授基礎論」
この科目も一昨年からの新科目のため、傾向がつかめませんが、現時点で特徴的なのは問3と問9が③と④のみ。問10が、①、②のみ という点でしょうか。

「幼児教育の最新事情と展望」
この科目は、全体的に①の正解選択肢が極端に少なく、全体の10%以下です。特徴的な点は、問6と問10は、③か④かどちらかで、ほとんどが③、問9はこれまで正解選択肢はすべて②でした。

「情報社会に対応した学校教育」 相変わらず
④が来ない問題:問2、問3
③が来ない問題:問7、問10

「環境教育の実践」 相変わらず
①が来ない問題:問2
②が来ない問題:問10、問12
③が来ない問題:問5、問7、問11



傾向と対策・エトセトラ 番外編・おまけ
昨夏の修了認定試験において、リニューアル科目である「教育の最新事情」と「教育政策」以外の科目の出題傾向で特徴的だったことがあります。それは、どの科目においても共通して、前期(昨年冬期)の過去問が、土曜日問題は日曜日に、日曜問題は土曜日に、順番もそのまま出題されたということです。まだ過去問のストックが少ない「学校経営」・「外国語教育」・「幼児教育」だけならまだわかりますが、すべての科目においてこうした出題が行われるのは異例のことです。これまでの出題傾向から言って、過去問は、直前の期から出題されるのは限られた数だけでした。過去問のストックも多いわけですから当然と言えば当然です。それが、掟破りのように、前期の問題そのままで出題、放送大学、やってくれちゃいました。このブログの存在を意識して「裏をかいてやろう」と放送大学が仕掛けてきた奇策ではないかと勘ぐってしまいます。
それにしても、この一件ではっきりしたことがあります。それは、「毎期の出題は講師が問題を選んで行っている」のではなく「講師から事前に提出された問題を、放送大学がアレンジして出題している」ということです。そうでないと、どの科目も共通した出題方法になることはありえないからです。ということは、今後もこうした出題の仕方が繰り返えされる可能性があるということです。
とりあえずは、今期の出題、まず夏の問題がまた繰り返されるということはまずないと思われます。ならば、可能性としたら、1昨年の夏の問題あたりが「そのまんま」、順番も変えずに出題される可能性があるのでは、と管理人は考えています。
管理人とお友だちになって、「気休め」をゲットした受講生のみなさんは、そのあたりが一目瞭然でわかるグッズをお持ちですので、対策のひとつとして加えておくといいと思います。

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