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19夏・傾向と対策⑧「小学校外国語教育教授基礎論」

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昨夏からの新科目のひとつであるこの科目にはテキストがありません。テキストがないということは、「資料」をもとに講義するのが基本仕様の科目ということですが、これは、受講者目線からすると、通信制の免許更新にしては少し残念な点でもあります。ただ、うれしいことに管理人のもとには、昨夏の受講生のねんねこさまとMyさまが残してくれた講義メモがあります。これら「ねんねこメモ」・「Myメモ」と呼ばれる講義メモが、昨夏と今年の冬の講習で、テキスト以上の学習効果を発揮したのは受講者のコメントからも明らかでした。ねんねこ様とMy様に感謝しつつ、今期もお友だちのみなさんとこの珠玉のメモをシェアしたいと思います。「ねんねこメモ」と「Myメモ」がほしいという方は、「お友だちキャンペーン」にご応募下さい。(「他のサポートはいらない」「メモのみ希望」の方は、その旨をコメントして下さい。)
この科目の修了認定試験は、内容的には、低学年対象の「外国語活動」と高学年対象の「外国語教育」の内容の違いや、小学校と中学校の外国語教育の違いなどについての理解、子どもの言語習得過程についての理解などが試されます。昨夏、「英文の理解」を試す形式の問題も出題され物議を醸しましたが、さすがに冬にはこうした問題は出題されませんでした。ブログ上の「抗議」の声が届いたのかもしれません。
今期は、他の新科目同様、「過去問モード」突入が予想されていますので、過去問から選りすぐった出題可能性が高い3問を「傾向と対策」に変えます。
 

第1章
予想問題1 「平成26年度 小学校外国語活動実施状況調査(文部科学省)」から明らかになったものはどれか,次のうちからもっとも適切なものを選べ。
① 小学校の外国語活動を通して,児童の書く力の基礎が培われた。
② 小学校の外国語活動を通して,児童が他教科の学習に対しても意欲的になった。
③ 小学校の外国語活動を通して,児童の読む力の基礎が培われた。
④ 小学校の外国語活動を通して,児童の学習意欲などが高まった。


予想問題2 小学校学習指導要領(平成29年3月告示)における外国語活動では,「各言語の目標及び内容等」として,英語に関して目標と内容が記されている。記されている領域について適切なものを,次のうちから選べ。
① 「聞くこと」「読むこと」「話すこと」「書くこと」
② 「聞くこと」「読むこと」「話すこと[やり取り]」「話すこと[発表]」「書くこと」
③ 「聞くこと」「話すこと[やり取り]」「話すこと[発表]」
④ 「聞くこと」「読むこと」「話すこと[やり取り]」「話すこと[発表]」


予想問題3 小学校学習指導要領(平成29 年3 月告示)に示された外国語の目標について,適切なものを,次のうちから選びなさい。
① 外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ,外国語による聞くこと,話すことの言語活動を通して,コミュニケーションを図る素地となる資質・能力を次の通り育成することを目指す。
② 外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ,外国語による聞くこと,読むこと,話すこと,書くことの言語活動を通して,コミュニケーションを図る素地となる資質・能力を次の通り育成することを目指す。
③ 外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ,外国語による聞くこと,話すことの言語活動を通して,コミュニケーションを図る基礎となる資質・能力を次の通り育成することを目指す。
④ 外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ,外国語による聞くこと,読むこと,話すこと,書くことの言語活動を通して,コミュニケーションを図る基礎となる資質・能力を次の通り育成することを目指す。




解答
予想問題1 ④
予想問題2 ③
予想問題3 ④



第2章
予想問題1 子供の学び方の特徴としてあげられた「類推する力」について適切なものを,次のうちから選べ。
① 場面や文脈の中で英語を使うより,機械的な練習が重要である。
② 子供が誤解なく意味と音を結びつけやすいよう,教材・教具作成時には配慮することが重要である。
③ 子供は,まわりの状況よりも言葉から多くの情報を得ている。
④ 授業の時間を有効に使うためにも,大人が日本語で意味を教えることが重要である。
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予想問題2 次の文のうち正しいものを選べ。
① 第一言語習得で得られた知見は,第二言語習得にそのまま応用できる。
② 目標言語が話されている社会で,その目標言語を学ぶことを外国語習得という。
③ 目標言語が話されていない社会で,その目標言語を学ぶことを第二言語習得という。
④ 目標言語が話されていない社会で,その目標言語を学ぶことを外国語習得という。


予想問題3 子供の学び方の特徴としてあげられた「使うことを通して言葉を身に付ける」を念頭に行う授業として適切な活動を,次のうちから選びなさい。
① カードを引いて出た月の名前を,自分の誕生月だと話す活動。
② 教師や音源の手本を,反復練習する活動。
③ 友だちに送るカードを作るために好きな色を尋ねる活動。
④ どの列が一番早くやり取りを終えられるかを競う活動。



解答
予想問題1 ②
予想問題2 ④
予想問題3 ③


第3章
予想問題1「沈黙期」の説明としてもっとも適切なものを,次のうちから選べ。
① 赤ちゃんは,言葉を発しないけれども,言葉を蓄える期間,つまり黙って聞いている期間があり,それを「沈黙期」という。
② 教師が質問したあとに,学習者が答えるまでには少し考える時間が必要であり,それを「沈黙期」という。
③ 英語の学習においては沈黙して集中する期間が必要であり,それを「沈黙期」という。
④ 言葉を発したあとに,それをモニターするまでには時間が必要であり,それを「沈黙期」という。


予想問題2 言語習得研究における「言語間の距離」の説明として最も適切なものを,次のうちから選べ。
① 世界の言語は地域ごとに似た言語が集まっている。地域が離れていれば,その距離に比例して言語の異なり度は大きい。
② 英語の単語と単語の間には日本語とは異なり単語の間にスペースが必要である。
③ 第二言語を習得する場合は母語と目標言語がどの程度異なっているか(又は似ているか)が習得の難しさ(またはし易さ)と関係している。
④ 外国語を学習する人にとっては,その外国語を母語としている人との距離間がつかみにくい。


予想問題3 外国語教育におけるrecast を説明した文章として正しいものを,次のうちから選びなさい。。
① 学習者の意欲をそがないように,教師が言い直して,学習者に間違いに気づかせる。
② 学習者の性格などに配慮して英語劇のキャストを決める。
③ 学習者に役割(医者と患者など)を与えて自由に活動をさせる。
④ 学習者のレベルよりも少し高いインプットを与える。



解答
予想問題1 ①
予想問題2 ③
予想問題3 ①


第4章 
予想問題1 児童とのやり取りについて適切でないものを,次のうちから選びなさい。
① たとえ教室の中でも,児童には教師や友達と真の情報交換を行う経験をすることが重要である。
② 教師の働きかけに対して,児童はフルセンテンスで反応するまえに,表情や日本語や英単語のみで反応することがある。
③ 児童が心から言いたくなる・聞きたくなる場面を作ることが重要であり,そのためには指導者の児童理解が必要である。
④ 児童の発話があっているか判断するのが難しいので,教師の働きかけに対して,児童は決められた文を言わなければならない。


予想問題2 子供が言葉を学ぶ時の心理的・認知的な傾向として正しいものを選べ。
① 子供は言葉をチャンク(塊)として捉える傾向がある。
② 子供は言葉を分析的に捉える傾向がある。
③ 子供は言葉を場面に依存しないで理解しようとする傾向がある。
④ 子供は言葉を抽象化して理解しようとする傾向がある


予想問題3 英語の読み書きの指導に関するトップダウン的アプローチの説明として正しいものを,次のうちから選べ。
① 文字とそれに対応する音の関係をルールとして示しながら,学習者が英語の文字を音声化できるように指導する。
② 絵本や教室の掲示物などを通して,文字に触れさせ,英語の文字と音の関係について自然に学習させる。
③ 大文字から指導し,次に小文字を指導する。
④ 大文字と小文字を同時に指導する。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ①
予想問題3 ②


第5章 
予想問題1 他教科の内容を題材として扱うことについて適切なものを,次のうちから選べ。
① 他教科の既習の内容を題材として扱う。
② 他教科の未習の内容を題材として扱う。
③ 他教科の内容を扱うことで児童の負担がふえるので扱わない。
④ 他教科の内容を目標言語で指導することを反転学習という。


予想問題2 題材を選ぶ視点について、適切でないものを選べ。
① 他教科の内容を扱う。
② 児童の発達段階にあったものを扱う。
③ 児童の興味関心にあったものを扱う。
④ 盛り上がりそうな題材を扱う。


予想問題3 1時間の指導案を考える際に大切なこととして適切なものを選べ。
① 文構造を理解することが英語の習得には大切である。したがって文構造を理解させるためのワークシートを最初に作ることが大切である。
② 教科書に沿って授業をしていけば最終的には単元のゴールに到達すると考えるとよい。したがって本時の授業を構想することに集中することが大切である。
③ 最初に学年最後のゴールを確認し,次に年間指導計画を眺め,その次に単元の狙いを確認し,本時はどのように授業を行うかを考えるとよい。
④ 児童の興味関心のあることを先に行い,だんだんと児童の興味関心から離れていく活動になるように1時間の指導案を考えるとよい。



解答
予想問題1 ①
予想問題2 ④
予想問題3 ③


第6章
予想問題1 授業づくりの留意点として,適切なものを次のうちから選べ。
① 子供が好きな活動を優先的に行うとよい。
② 授業が盛り上がる活動を優先的に行うとよい。
③ ドリル的な学習にならないよう,ゲーム的な要素を取り入れた活動をたくさん行うとよい。
④ 一つひとつの活動の目的と,その配列について,子供の思考の流れに沿っているかを考える必要がある。


予想問題2 単元計画を立てる際に適切でないものを次のうちから選べ。
① 単元の目標を踏まえ,単元終末の活動を設定することが大切である。
② 文部科学省が作成した児童用教材例を活用しながら授業を行う際には,文部科学省が作成しホームページに掲載している単元計画を参考に,児童の実態に合わせて単元計画を工夫することが大切である。
③ 文部科学省が作成した児童用教材例を活用しながら授業を行う際には,文部科学省が作成しホームページに掲載している単元計画通りに進めなければならない。
④ 子供と単元終末のゴールを共有することが大切である。


予想問題3 1時間の授業づくりにおいて配慮しなければならないことで適切なものを選べ。
①「文法や語彙はコミュニケーションを支えるもの」であり,文法や語彙を覚えること自体が目的ではないことに注意して1時間の授業をつくっていくことが大切である。
② まずは目標となる表現を十分に理解させることを考えることである。時間に余裕があればコミュニケーション活動を考えるとよい。
③ 文法を理解させるには場面や文脈とは切り離して指導することが重要であることを認識して1時間の授業を考えることが大切である。
④ 1時間の授業といっても,それは活動としては十分な時間ではない。まずは,表現や語彙を指導する時間と考えて,コミュニケーション活動は時間に余裕ができた時に行えばよい。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ③
予想問題3 ①


第7章
予想問題1 外国語活動及び,外国語科の授業を行う上での留意点として,最も適切なものを選べ。

① 指導者は,子供が十分理解できるよう,英語で指示をした後,日本語でも指示をするとよい。
② 指導者は,できるだけ英語を使って,子供と簡単なコミュニケーションをとるようにすることが大切である。
③ 指導者は,1時間の授業の中で,指導者が英語を使う時間をできるだけ多く確保することが大切である。
④ 指導者は,指示や授業を運営するために必要ないわゆる「教室英語」だけを使っていればよい。


予想問題2 小学校学習指導要領(平成29年3月告示)に示された外国語活動及び,外国語の目標には「言語活動を通して」と記されています。この「言語活動」について,次のうちから適切なものを選べ。
① 言語材料について理解したり練習したりする活動である。
② 実際に英語を使って互いの考えや気持ちを伝え合う活動である。
③ よいコミュニケーションとはどのようなことかを子供が日本語で討議をする活動である。
④ 子供が,言語材料について説明を聞く活動である。


予想問題3 外国語活動及び,外国語科の授業を行う上での留意点として,もっとも適切なものを次のうちから選びなさい。
① 指導者は,その時間に扱う言語材料に子供が理解できるように,十分に日本語で説明をする時間を確保することが大切である。
② 指導者は,その時間に扱う言語材料のほかに,それまでに扱った言語材料についても把握し,常にそれらを使って子供とやり取りをすることが大切である。
③ 指導者は,その時間に扱う言語材料のみを使って子供がやり取りできるよう指導することが大切である。
④ 指導者は,前時に扱った言語材料を子供が覚えているかどうかを,毎時間テストをして確かめることが大切である。



解答
予想問題1 ②
予想問題2 ②
予想問題3 ②


第8章
予想問題1 外国語活動及び,外国語科の授業を行う上で,次のうちから適切でないものを選べ。
① 言語材料について理解したり練習したりする言語活動を十分に設定することが大切である。
② 実際に英語を使って互いの考えや気持ちを伝え合う言語活動を十分に設定することが大切である。
③ 授業が,発音練習や,歌だけで終わることがないようにすることが大切である。
④ 指導者も英語を使って考えや気持ちを子供と伝え合うことが大切である。

予想問題2 外国語活動及び,外国語科の授業を行う上での留意点として,もっとも適切なものを次のうちから選べ。
① 子供が英語でやり取りをする機会を保障することが欠かせない。
② 指導者が,英語を使う機会をできるだけ設定することが欠かせない。
③ 間違った英語でやり取りする可能性があるので,子供同士による英語でのやり取りは設定しない。
④ 子供が活動のやり方を十分に理解できるように,指導者は日本語で説明をすることが欠かせない。


予想問題3 小学校学習指導要領(平成29年3月告示)に示された外国語活動及び,外国語の目標や内容に沿って作成された高学年用教材 We Can!について,次のうちから適切なものを選べ
① この教材は,中学年において35時間ずつ,外国語活動を経験した子供を対象としたものである。
② この教材は,高学年になって初めて外国語に触れる子供を対象としたものである。
③ この教材は,中学年において移行措置で示された15時間ずつ,外国語活動を経験した子供を対象としたものである。
④ この教材は,中学年において35時間ずつ,教科外国語を経験した子供を対象としたものである。



解答
予想問題1 ①
予想問題2 ①
予想問題3 ①


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非公開コメント

解答について

第1章の 予想問題3の答えは、①じゃないでしょうか。

聞くこと、話すこと、素地

が正しいのではないかと思いました。

解答について


いや、やはり。

よく読んだら、外国語活動と外国語との違いですね(^◇^;)

ひっかかりました。。笑

予想問題解答

4章予想問題3の解答は③でしょうか?
②ではないでしょうか?

Re: 予想問題解答

> 4章予想問題3の解答は③でしょうか?
> ②ではないでしょうか?

ご指摘ありがとうございます。
その通りです。
訂正しました。

ドジ
プロフィール

ドジさん

Author:ドジさん
教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
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