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19夏・傾向と対策⑥「情報社会に対応した学校教育」

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この科目も、リニューアル1年後までは新傾向問題が出題されましたが、昨年から完全過去問モードに突入しています。毎回繰り返し述べていますが、この科目を選んだだけで「傾向と対策」になっています。あまりに簡単すぎて間違うことさえ難しいという問題が出題されるからです。その理由として、1章と5章以外の問題すべてが簡単な言葉の空所補充問題だからです。簡単すぎてかえって迷うほどです。さらには、1章と3章以外は、同じ文章の空所補充箇所を変えて出題されます。
この科目の「傾向と対策」では、他の科目のように予想問題ではなく、空所補充の問題として出題される語句をお示しします。以下、各章ごとに出される問題文と空所になる個所を赤字にして示してあります。赤字の箇所は、特に覚えようと努力しなくとも、元の文さえ知っていれば常識でわかる語句であることがおわかりになるでしょう。
ちなみにこの科目、昨年の夏の問題は、その直前の冬期の問題が、今年の冬の問題は、2017年度の夏の問題が、順番を含めそっくりそのまま出題されました。こうなると今期は、2016年度(2017年3月実施)の問題がそのまま使われる可能性がありますので、山を賭けてもおもしろいかもしれません。
とはいえ、問題が易しいですから、難しく考えなくても「傾向と対策」の決定版ともいえる次の対策をしておけばまったく問題ありません。

第1章 この章は、穴埋め問題としては次の3つの文章が代わる代わる出題されます。また他の科目と同じような4択問題も3種類出題されます。
まずは穴埋め問題から。
その1
情報」は本質的には受け取る人意味のある内容のことであり,聞き流しても構わない内容は「情報」ではない。受け取る人意味のある内容として受けた場合に,送る人と受け取る人との間にコミュニケーションが成立したと言う。 


その2
情報を送る側が明らかにであり,伝える努力を直接的に行なっている場合,これをとの間のコミュニケーションと呼ぶ。

その3
情報を送る側が人間の集団であり,多数の人に伝える努力を行なっている場合,この形態をマスコミュニケーションと呼ぶ。



次に、出題される4択問題3問です。

予想問題1 情報伝達の環境について述べている次の中から,適切でないものを選べ。
① 情報通信技術は情報伝達のための手段に過ぎないが,その性能が飛躍的に向上することでコミュニケーションの形態自体を変えていく力がある。
② 情報伝達の性能向上の程度は,自動移動機械の性能の向上に比べても非常に大きい。
③ 構造化プログラミングは、プログラムの設計者と現場の操作者との間のコミュニケー
ションを重視した考え方である。
④ 情報を発信する主体が人間の集団であり,非常に多くの人に伝えるようとする形態をマスコミュニケーション,これを行っている主体をマスコミと呼ぶ。
 

予想問題2 コミュニケーションについて述べている次のうちから,適切なものを選べ。
① 情報伝達の速度が極めて遅かった時代には,メッセージの作成に当たっては,送り直しのコストを考えて単純な状況に対する簡単なものしか作成しないことが多かった。
② 情報伝達の速度が速い現代では複数送信が短時間で行えるため,一つのメッセージの内容は少なくし,詳しい内容の伝達には多数のメッセージを使用するようになった。
③ 情報伝達の速度が速い現代では,データ量の多い画像や音声をメッセージの中で多用することによって,メッセージ本体の内容が薄まってしまうという問題が生じている。
④ 受け取った情報が不明確であったり曖昧であったりする場合,受け手は自分がもっている知識を使って情報を読み解く必要がある。この過程を情報合成と呼ぶ。


予想問題3 情報概念の教育について述べた次のうちから,適切でないものを選べ。
① 情報に関する概念はほとんどすべてが抽象概念であり具体的なイメージを把握するのが難しいので,その教育にも困難がともなう。
② ある情報概念を理解した人でも,その内容をまた別の人に理解させるのには困難がともなう。これは他の人が理解できない理由自体がよく分からないからである。
③ 「良く考えてから」という教育も重要であるが,種々の経験の蓄積も必要である情報教育では,体験的な試行錯誤を恐れない態度の育成も同程度に重要である。
④ 抽象的な概念を中心とする情報の教育に際しては,各種の「例え話」が有効であり,本来の内容との食い違いは気にせずに積極的に活用するべきである。



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ②
予想問題3 ④


第2章 この章は、小学校学習指導要領(平成20年3月改訂)の穴埋めです。穴埋めになる部分は、全部で6か所(6種類の問題)になりますが、最後の「活用」は2014年以後は出題されていません。
 
新小学校学習指導要領(平成20年3月改訂)におけるICT活用の位置づけに関する次に示す文章(第1章総則から抜粋)

各教科等の指導に当たっては,児童がコンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段に慣れ親しみ,コンピュータで文字を入力するなどの基本的な操作や情報モラルを身に付け,適切に活用できるようにするための学習活動を充実するとともに,これらの情報手段に加え視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること

第3章
この章の穴埋めは、次の5パターンです。

その1
実物投影機やプロジェクターといったICT機器を活用すれば,子どもたちが使っているものと同じものを,瞬時に大きく映して提示することができる。

その2
教師が児童の様子や板書などの授業記録をデジタルカメラで保存しておくことは,自分の授業の振り返りになり,授業改善のためのデータとして活用することもできる。

その3
デジタルコンテンツは,何度でも繰り返し再生できるので,つまずきが生じた時に,必要な子どもに見せることができる

その4
デジタルカメラを使えば,費用を気にせずに撮影することができる。これはこどもの学習履歴を残すことに活用できる。


その5
インパクトのある静止画や動画などのデジタルコンテンツは,子どもたちの興味・関心を高める。また,手際よく次々と提示できることも効果的である。

第4章
情報活用能力の内容に関して述べられた文章の穴埋めです。この文章のみが出題されます。

情報活用の実践力では,「課題目的に応じた情報手段の適切な活用」「必要な情報の主体的な収集・判断・表現・処理・創造」「受け手状況などを踏まえた発信・伝達能力」を培うことが重要である。

第5章
この章は、1章とともに他の科目と同じような4択問題が出題される章です。かなり古い情報に基づく問題もあります。ただし、空所穴埋め問題も1パターンのみあります。それを最初にお示しします。

予想問題1 児童・生徒に対する情報教育の難しさに関して述べた次の文章について,(ア)に入る文章と(イ)に入る数字の組合せとしてもっとも適切なものを,以下の①~④の中から一つ選べ。
「情報」の概念を中心とした教育の難しさの理由の主なものは,1.(ア)2.個々人の「社会」が経験とともにしか拡がらないこと3.推論の能力も経験が必要であることなどである。このうちで,児童・生徒の発達段階と現実との関係でとくに問題となるのは(イ)である。
① (ア)パソコンを買えないこと
  (イ)1
② (ア)「情報」は抽象概念だということ 
  (イ)2
③ (ア)「情報」は具体的な概念だということ 
  (イ)3
④ (ア)パソコンぬきには情報概念が全然理解できないこと 
  (イ)1


以下、四択問題です。

予想問題2 情報を中心とした教科の教育方法として,次の中から,もっとも適切なものを選べ。
① 結果につながる操作手順をすべて教えると生徒の達成感が高まる。
② 個人作業に集中させることでより個人の能力が向上する。
③ 他教科との連携は考えず,「情報」独自の授業を確立する。
④ 適切な題材を使って「情報の見つけ方」や「発信の仕方」を教える。


予想問題3 平成21年の高等学校学習指導要領の改訂での,「情報」に関する教科の一つの科目は「情報の科学」である。もう一つの科目の名前として適切なものを,次の中から選べ。
① 「生活と情報」
② 「社会と情報」
③ 「国家と情報」
④ 「人間と情報」


予想問題4 平成21年の高等学校学習指導要領で改訂された教科「情報」の一つの科目は「社会と情報」である。もう一つの科目の名前としてもっとも適切なものを,次の中から選べ。
① 「情報の科学」
② 「科学的情報」
③ 「情報B」
④ 「情報入門」


予想問題5 平成10年の高等学校学習指導要領で新設された普通教科「情報」の3つの科目である「情報A」,「情報B」,「情報C」について,適当でないものを次の中から選べ。
① 3つの科目のうち,「情報A」のみを開設する高校が8割にのぼった。
② いわゆる“未履修問題”が発生した科目のひとつとなった。
③ ほとんどの高校で3つの科目のうちの1つだけを開設した。
④ ほとんどの高校で3つの科目全部を開設した。

予想問題6 平成10年の高等学校学習指導要領で新設された普通教科「情報」の科目について,もっとも適切なものを,次の中から選べ。
① パソコンを使った実技科目で必履修教科ではなかった。
② 学校選択科目として設置できる科目であった。
③ 3つの科目のうち1科目以上を学ぶ選択必履修教科であった。
④ひとつの科目しかなく必履修教科であった。

予想問題7 教育の情報化と情報教育との関係について適切なものを選べ.
① コンピュータリテラシー教育は,様々な情報を活用するために重要であり,これ自体が情報教育の根幹である。
② 情報機器の利用は,伝統的な教授スタイルを超えた新しいメディアを活用した教育を可能とするという意味で,情報教育の根幹である。
③ 諸教科における情報利用教育を総合すれば情報教育になるという考え方は,情報の概念そのものについての教育内容を含むことが難しいので、今は廃れている。
④ 共通教科情報科は「社会と情報」及び「情報の科学」の2科目の選択必修であり,前者が教育の情報化を,後者が情報教育を,それぞれ主題とするように設定されている。

予想問題8 学習指導要領に記された情報関連の教科・科目について述べている次の中から,適切でないものを選べ。

① 平成元年の学習指導要領では,昭和 61 年の臨時教育審議会の答申「読み・書き・情報活用能力の重視」に基づいて,中学校の技術・家庭科の一部に「情報基礎」が
取り入れられ,中学及び高等学校の数学と理科にコンピュータの基礎的内容が含まれるようになった。
② 平成 10 年の学習指導要領では,中学校の技術・家庭科に情報とコンピュータが新設され,高等学校に普通教科「情報」が新設された。後者は情報A,情報B,情報
Cの 3 科目(各 2 単位)からの選択であり,高等学校ごとに開講する科目を選択する方式であった。
③ 平成 10 年の学習指導要領で新設された高等学校の普通教科「情報」では 3 科目からの選択履修であったため,最もリテラシー色の強い情報Aのみを開講する高等学校が大部分となったうえに,授業時間を他教科の学習にあて情報を学習しない「未履修問題」が起きた。
④ 現行の学習指導要領では,高等学校の教科は共通教科情報科となり,「社会と情報」及び「情報の科学」の 2 科目からの選択履修となった。両科目は重点の置き方が多少異なるだけであったが,多くの高等学校では情報をより本格的に扱う「情報の科学」を開講した。



解答
予想問題1 ②
予想問題2 ④
予想問題3 ②
予想問題4 ①
予想問題5 ④
予想問題6 ③
予想問題7 ③
予想問題8 ④


第6章
小学校学習指導要領解説総則編のうち,情報モラルに関する次に示す文章(第3章第5節9から抜粋)から、2種類の文章の穴埋め問題が出題されます。

その1
情報発信による他人や社会への影響について考えさせる学習活動,ネットワーク上のルールやマナーを守ることの意味について考えさせる学習活動,情報には自他の権利があることを考えさせる学習活動,情報には誤ったものや危険なものがあることを考えさせる学習活動,健康を害するような行動について考えさせる学習活動などを通じて,情報モラルを確実に身に付けさせるようにすることが必要である。

その2
子どものインターネットの使い方の変化に伴い,学校や教師はその実態や影響に係る最新の情報の入手に努め,それに基づいた適切な指導に配慮することが重要である。なお,携帯電話の利用の問題に関しては,学校においては,家庭との連携を図りつつ,情報モラルを身に付けさせる指導を適切に行う必要がある。


第7章
「教育の情報化に関する手引」(6章第1節校務の情報化の目的」から抜粋)からの3種類の文章から穴埋め問題が出題されます。

その1
校務の情報化の目的は,効率的な校務処理とその結果生み出される教育活動の質の改善にある。校務が効率的に遂行できるようになることで,教職員が児童生徒の指導に対してより多くの時間を割くことが可能となる。また,各種情報の分析や共有により, 今まで以上に細部まで行き届いた学習指導や生徒指導などの教育活動が実現できるなど,様々な恩恵を受けることができる。このように校務の情報化は,ますます進展する情報社会において,ICTを有効に活用して,よりよい教育を実現させるためのものである

その2
校務の情報化が進むと,学校内外で大きな変化が生まれ,例えば,教職員一人一人の仕事ぶりが変わる。また,教育活動のにも好影響が出てくる。 ここでは,その変化について「業務の軽減と効率化」と「教育活動の質の改善(児童生徒に対する教育の質の向上と学校経営の改善と効率化)」の 2 つの視点から示す。

その3
21 世紀は,新しい知識・情報・技術政治・経済・文をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す,いわゆる「知識基盤社会」の時代であると言われており,このような知識基盤社会化やグローバル化の状況において,「生きる力」をはぐくむことがますます重要になっている。



第8章
この章は、「新学習指導要領のポイントとして示されている次の7項目」と「教育の情報化に関する手引」の文章の穴埋め問題が出題されます。

その1

 新学習指導要領のポイント7項目
1.改正教育基本法等を踏まえた学習指導要領
2.「生きる力」という理念の共有
3.基礎的・基本的な知識・技能の習得
4.思考力・判断力・表現力等の育成
5.確かな学力の確立のための必要な授業時数の確保
6.学習意欲の向上や学習習慣の確立
7.豊かな心や健やかな体の育成の指導の充実


その2
「教育の情報化に関する手引」
21 世紀は,新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す,いわゆる「知識基盤社会」の時代であると言われており,このような知識基盤社会化やグローバル化の状況において,「生きる力」をはぐくむことがますます重要になっている。



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