FC2ブログ

19夏・傾向と対策①・「生徒指導と教育相談」

お友だちキャンペーン実施中!

本来なら、必修科目・「教育の最新事情」からのスタートですが、今期は、リニューアルがあったということで、変更がなかった「生徒指導と教育相談」からの「傾向と対策」の始まりです。
この科目、今冬・修了認定試験の土曜日問題で、めずらしく新傾向問題が2問出題されましたが、これまで順調に過去問出題モードを続けてきた科目です。今期も過去問全開が期待されます。
それでは、各章の前期の出題テーマと今期の予想問題です。

第1章 
予想問題1 次のうちから,適切でないものを選べ。
① 教師のリーダーシップとは学級集団をうまくまとめて児童・生徒を導いていく力のことであり,指導者としての教師の統率力・指導力のことである。
② 教師のリーダーシップ行動のうち,学級集団の目標達成機能とは児童・生徒とのコミュニケーションを図って児童・生徒の心境を理解し,配慮して,児童・生徒の情緒的安定につとめて学級集団をまとめ,強化していく教師の行動をいう。
③ 教師のリーダーシップ行動のうち,学級集団の集団維持の機能とは,例えば,教師の具体的な行動として,子どもと一緒に遊ぶ,子どもを同じように公平に扱う,子どもと同じ気持ちになって考える,子どもが話したいことを聞く,子どもの相談にのるといったような教師の行動をいう。
④ 教師のリーダーシップ行動によって学校モラールは左右される。教師のリーダーシップ行動が学級集団の雰囲気を左右し,児童・生徒の学習や行動を促進し,あるいは抑制して,指導効果を異なったものにする。


予想問題2 次の文の( A )および( B )に当てはまる適切な用語の組み合わせを選べ。
児童・生徒を理解する具体的な方法のうち,児童・生徒の態度・行動を外側から注意深く見て把握する方法を(A)という。簡単な方法であるが,続けているとそれぞれの子どもの性格や態度・行動の傾向が次第に分かってくるし,身体的状況や精神的状況も分かってくるようになる。また子どもと直接対面して質問し,言葉よるコミュニケーションを通して情報を得ようとする方法を(B)という。
① ( A )観察法 - ( B )面接法
② ( A )面接法 - ( B )検査法
③ ( A )検査法 - ( B )質問紙法
④ ( A )質問紙法 -( B )観察法


予想問題3 次のうちから,適切でないものを選べ。
① 教師は教育者として学級集団の全ての児童・生徒に対して公平に,平等に接しなければならない。だから児童・生徒に対する教師の見方や認知の仕方が教師の感情的な態度によって異なるようなことは全くない。
② 教師がある児童・生徒の学業成績に期待をもつと,その児童・生徒の学業成績は教師が期待した通りに伸びていくという現象をピグマリオン効果という。
③ 教師のリーダーシップ行動は,学校・学級活動に対する満足度や学校活動・学級活動に対する意欲的な態度,積極的な態度といった児童・生徒の学校モラールに大きな影響を与える。
④ 児童・生徒に対する教師の期待の違いによって児童・生徒に対する教師の働きかけが異なり,教師と児童・生徒との相互作用が異なってくる。



解答
予想問題1 ②
予想問題2 ①
予想問題3 ①


第2章
予想問題1 次のうちから適切でないものを選べ。
① 虞犯少年とは,まだ犯罪には至っていないが,少年の性格や環境に照らしてみると犯罪に至る虞(おそれ)のある少年をいい,その虞の事由の一つに「保護者の正当な監督に服しない性癖のあること」があげられている。
② 疎外とは,社会の支配的な価値・規範から疎遠にならざるを得ないような状況に置かれているために自己に対して否定的な意味や評価しか与えられない意識の状態をいう。
③ 子どもに対して親が愛情をもっていても,その愛情が子どもに伝わらなければ子どもは親の愛情を感じることはできない。だからもともと親に愛情が足りないという親の愛情不足と親の愛情が子どもに伝わっていない親の愛情伝達不足とは別である。
④ マージナル・マンは文化が異なる複数の集団に同時に所属し,いずれの集団の価値規範や行動基準をも同時にもっているために,情緒的に安定している人間のことをいう。


予想問題2 次のうちから適切でないものを選べ。
①近年は,高等教育への進学率が高くなって教育期間は長くなってきたから,それだけ教育機会も増えて,子ども(青年)の社会的成熟は早まるようになった。
② 子どもの問題行動の原因や対策を考えていくことは,一般の子どもの行動には表にあらわれにくい潜在的な問題状況をとらえていくことにもなるので,一般の子どもを指導していく際の有効な方策を探ることにもなる。
③ 少年法には虞犯の事由として「自己又は他人の徳性を害する行為をする性癖のあること」があげられている。例えば,繰り返し薬物を使用することは自分の徳性を害する行為であり,教師や他の生徒に繰り返し暴力をふるうことは他人の徳性を害する行為である。
④問題行動を起こす子どもは,自分自身で自分の行動の問題性を認識していることが多い。認識しているからこそ敢えて問題のある行動をして自分を見せつけるような極端な問題行動をとるのである。


予想問題3 次のうちから,正しいものを選べ。
① ある行動を励まし,ある行動を思いとどまらせるような手段をサンクションというが,サンクションには逸脱的行動を抑制する積極的サンクションと同調的行動を奨励する消極的サンクションがある。
② 被受容感であれ被拒絶感であれ,誰もが抱く自然な感情であるから,非行少年と非行を行っていない一般少年を比較しても何の違いもなく,同じような傾向が見られる。
③ 教師は日常的に子どもに接しているから子どものことを既に十分に理解しているし,生徒指導といっても,実際には一人ひとりの教師が指導していくのであるから,教師集団としての統一的な対応ということに縛られることなく,一人ひとりの教師が自分の判断で生徒指導を進めていけばよい。
④ 子どもを指導・援助していくためには,教師は許容的な態度で子どもに接し,子どもの立場に立って子どもの考え方,感じ方,気持ちといった内面を理解しなければならない。こうした方法を共感的理解といい、感情移入による理解である。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ①
予想問題3 ④


第3章
予想問題1 次の文の( A )および( B )に当てはまる適切な語句の組み合わせを選べ。
人間の発育や身体は,全ての発達段階を通して同じ割合で,平均的に成長したり,変化したりしていくものではない。急激に成長したり,急激に変化したりする時期もあるが,成長や変化が緩やかな時期もある。この発育や身体が急激に成長していく時期を( A )という。そして児童後期から青年前期にかけての時期を( B )という。
① ( A )発育急進期 - ( B )第一発育急進期
② ( A )発育急進期 - ( B )第二発育急進期
③ ( A )身体成長期 - ( B )第一身体成長期
④ ( A )身体成長期 - ( B )第二身体成長期


予想問題2 思春期の自己意識や親子関係について,適切でないものを選べ。
① 思春期には,自己意識や他者意識が高まることで精神的不安定が引き起こされる。
② 思春期の自己意識の高まりは「第二の自我の誕生」と呼ばれることもある。
③ 反抗期には,親子のタテ関係をより強固なものとする意味がある。
④ 親子が互いに自立した関係を築く頃には,反抗期は終了している。


予想問題3 思春期との付き合い方について述べたうちから,適切でないものを選べ。
① 思春期には心も大きく成長するので,希望を持ちつつ見守ることが必要である。
② 思春期の自分探しは苦しい旅路であるが,大人になるのに必要な時間でもある。
③ 思春期の心と向き合うには,ななめではなく真正面から向き合うことが重要である。
④ 言語化が難しい場合には,ゲームや絵,工作などのツールが有効になる。



解答
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ③


第4章
予想問題1 不登校の背景事情について,適切でないものを選べ。
① 不登校には親の精神疾患や家庭の貧困問題が背景に潜んでいることもある。
② 不登校は,「心の問題」であるので,「進路(生き方)の問題」ではない。
③ 不登校の背景には,思春期という発達課題の特徴が絡んでいることも多い。
④ 思春期の「問題」は言語化されにくく,身体化・行動化されやすい。


予想問題2 不登校の支援について,適切でないものを選べ。
① 守秘義務や個人情報保護の立場から,不登校も学校内で解決しなければならない。
② 不登校児童生徒が通う居場所として,フリースクールも認められることがある。
③ 学校外の専門機関を紹介するときは,インフォームド・コンセントが重要である。
④ 不登校に対し,ただ「待つ」のみではなく,適切な「働きかけ」も重要である。


予想問題3 不登校について,適切なものを選べ。
① 不登校の中には,発達障害による二次被害といえるケースもある。
② 無気力な不登校には規範意識を厳しく指導することが大切である。
③ 不登校については,在籍校の中でしっかり抱え,個人情報は学外にもれないようにすべきである。
④ 家庭は,生徒と直接の関係があるので,インフォームド・コンセントは必要ない。



解答
予想問題1 ②
予想問題2 ①
予想問題3 ①


第5章
予想問題1 いじめについて,正しいものを選べ。
① いじめは,現在,文部科学省によって,強い者から弱い者へなされるものと定義されている。
② いじめは,加害者の育ちや家庭など個人の要因によるので,学級要因は関係ない。
③ いじめは,現在,文部科学省によって,物理的な攻撃に限るとされている。
④ いじめは,自己評価の低下など長期的な悪影響があるといわれる。


予想問題2 いじめの予防について,誤っているも             のを選べ。
① いじめ予防対策推進法では,インターネットを介したいじめが含まれる。
② いじめ予防対策推進法は,すでに施行されている。
③ いじめ予防対策推進法では,いじめ対策の校内組織が設置できる。
④ いじめ予防対策推進法は,いじめ予防についてふれていない。


予想問題3 いじめの予防について誤っているものを選べ。
① いじめ予防に,最も有効なのは厳罰である。
② いじめ予防に,あたたかい学級づくりは有効である。
③ いじめ予防に,地域資源は活用可能である。
④ いじめ予防に,スクールカウンセラーは活用可能である。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ④
予想問題3 ①


第6章
予想問題1 レジリエンスについて適切でないものを選べ。
① レジリエンスには,肯定的な期待が関連する。
② レジリエンスには,問題解決スキルも含まれる。
③ レジリエンスとは,弾力性である。
④ レジリエンスとは,変化しない生まれつきの資質のみをさす。 

予想問題2 学級アセスメントについて,適切でないものを選べ。
① 学級アセスメントは,児童・生徒の質問紙への回答からも行える。
② 学級アセスメントは,すべて実践には直接関わらない学術的なものである。
③ 学級アセスメントは,個別のニーズを考える手がかりにもなる。
④ 学級アセスメントは,組織的に行う必要がある。


予想問題3 レジリエンスの性質について,誤っているものを選べ。
① レジリエンスは,困難やリスクからの回復や頑健性を含む。
② レジリエンスは,学校の努力で高められる。
③ レジリエンスは,意味のある参加によって高められる。
④ レジリエンスは,恐怖感によって高められる。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ④

第7章
予想問題1 「スマートフォン(スマホ)のリスク」について,正しいものを選べ。
① スマホは便利であり,何らかの確率で生じる危害や損失としてのリスクも小さい。
② 小さな機器であるスマホは紛失や盗難のリスクが高いが,その場合に所有者だけでなくその家族や友人,知人などの個人情報が盗まれるリスクも高い。
③ 一日のうちスマホを使用する時間がどれだけ長くなっても,スマホ依存に陥るリスクは高くはならない。
④ 「ネットいじめ」とも呼ばれるスマホ上のいじめは,従来からのいじめの形態と何ら変わらない。


予想問題2 スマートフォン(スマホ)への対し方について,次のうちから適切でないものを選べ。
① いわゆる「青少年ネット規制法」は,青少年が有害サイトにアクセスできないようにフィルタリングをかけるという規制措置を取り決めている。
② 青少年がスマホ使用をコントロールする力を身につけさせるためには,教師が一方的に強力に規制していくしかない。
③ メディアに対する適切な知識や技術,態度を学ぶメディア・リテラシーはスマホについても不可欠であり,メディア・リテラシーの学習は青少年がみずから自己規律を育む力となる。
④ 小・中・高校生が所有するスマホは私物であり,その管理責任者は保護者である。
ただ,保護者も新たなメディアについての知識が不十分なだけに,家庭と学校とが協力して,子どもたちとも一緒にスマホ使用のルールについて共に考えていく協働体制こそ重要である。


予想問題3 「ヒューマン・コミュニケーション」について,正しいものを選べ。
① 「ヒューマン・コミュニケーション」は言葉だけで意味を伝えるという性質がある。
② 現代青少年のコミュニケーションに関する教育にとって今もっとも重要なことは,「ヒューマン・コミュニケーション」よりも「メディア・コミュニケーション」である。
③ 「ヒューマン・コミュニケーション」は面接的な対人関係であり,人類にとって最も古くからあるコミュニケーションの形態である。
④ ケータイやスマートフォンに依存することは「ヒューマン・コミュニケーション」の能力を高めることになる。



解答
予想問題1 ②
予想問題2 ②
予想問題3 ③


第8章
予想問題1 生徒指導の核としての子ども理解について,正しいものを選べ。
① 子ども理解は取組もうとしてもきりがないので,教師が考える方針で生徒指導をするしかない。
② 生徒指導は子どもと毎日接しているクラス担任の責任だけでおこなうべきものである。
③ 青年前期(思春期)の子どもは概して不安や攻撃性を秘めていることを常に念頭に置いて,教師は子ども理解に努めるべきである。
④ 青年前期(思春期)はいまだ親への依存心が強く,「自分」という意識も育っておらず,なお未熟であるという特徴をもつ。


予想問題2 スクールソーシャルワークが生徒指導に役立つと考えられる点について,適切でないものを選べ。
① スクールソーシャルワークが生徒指導に役立つ点は何もない。
② 従来のように問題行動への対し方を問題別に検討するのではなく,問題を背負った子どもの発達状況に即して環境改善をおこなうという発想が役立つ。
③ 近年増加している失業や貧困,離婚,児童虐待などの子どもを取り巻く深刻な環境に注目するなら,学校内だけで環境改善を図ることは難しく,学校外の専門家や諸機関と連係しながら改善する方法を提示してくれる。
④ もっぱら担任教師がクラス内だけで問題行動の解決にあたりがちであった傾向を,学校全体そして家庭を含む地域全体で取組む態勢づくりへと転換するきっかけを与えてくれる。


予想問題3 「青年前期」の発達的特徴について,適切でないものを選べ。
① 従来言われてきた「思春期」は身体の成熟面を強調していたので,今日では心や社会性の発達も含めて広く「青年前期」と呼ばれており,高校卒業後から20歳代半ば頃の社会人として自立する頃までの「青年後期」と区別されて位置づけられる。
② 青年前期には急速な身体的成長と心理的な親離れのなかで「自分」という意識が芽生えるが,自分の世界がまだ確立できていないために,不安が生まれ,友人仲間に無理に同調してみたり,あるいは仲間から見下げられないように勢力を誇示して無理に自分を強く見せようとしたりする傾向がある。
③ 最近の子どもたちは,青年前期特有の言動をあまり表に出さずに内に籠ってしまう傾向があり,教師も気づかないことが多い。
④ 生徒指導の課題は,青年前期の特徴に囚われることなく,とにかく学校の指導方針に従わせることである。



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ①
予想問題3 ④



お友だちキャンペーン実施中!
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

No title

ドジ様、ありがとうございます。
とってもとっても助かります。

No title

質問です。
講師の話も書き留めましたが、テキストに書いてないことは
試験に出ないのでしょうか。

Re: No title

シェリ母 さま
ご質問ありがとうございます。
テキストに書いてないことで視聴の中で講師が話した内容が出題されることもたまにあります。
逆に、テキストに書いてあって講義では出てこなかったことも試験に出題されることもあります。
ただ、どちらも、合否にかかわるような頻度で出題されるわけではありませんので、
復習は基本的にテキストで十分だと思われます。
真面目にノートを取られた方はせっかくですのでノートを中心に復習したほうがいいかもしれません。

ところで、シェリ母さまは、お友だちキャンペーンにご応募されましたが、メールアドレスが間違っているのか、プレゼントが送れなくて困っております。お手数ですが、他のメルアドでお試しください。その際、「非公開コメント」でお願い致します。個人情報(メールアドレス)の保護のためです。

プロフィール

ドジさん

Author:ドジさん
教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
「テキトー」講習で
100%合格!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR
訪問者数
カテゴリ