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傾向と対策エトセトラ+ 4択は「相対的」に捉えよう!

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修了認定試験までいよいよあと1週間です。
最後の追い込み(あがき?)の時期となりました。

受講者のえりりんさまから、「教育の最新事情」の次の2つの過去問についてご質問がありました。
調べてみますと、問1は2014年以前によく出題されていた問題で、2015年以降は出題されていません。問2は、2015年冬が初出で、昨夏まで頻繁に出題されている問題です。問1が今後出題される可能性はかなり低いとはいえ、いつゾンビのように蘇ってくるかわかりません。

問1 教師は学びの専門家であるといわれる点について,適切でないものを選べ。
① 教科内容に関する教養を高度化していくことが求められている。
② 同僚と共に学びあっていくことがめられている。
③ IT機材等のメディアの変化を学ぶ特定の専門家の養成が求められている。
④ 子どもたちの変化に対応できるよう学びの質に敏感であることが求められている。


問2 教師は教える専門家であると同時に,学びの専門家であると言われる。この点について適切でないものを選べ。
①心理学の最新の学習理論についての専門的知識を学んで,その知識を説明できる専門家になることが求められている。
② 子どもの学びの過程について学び合っていくことが求められている。
③ IT機材等のメディアの変化を学んで使える専門家の養成が求められている。
④ 子どもたちの変化に対応できるよう学びの質に敏感であることが求められている。

解答は、問1が③で、問2が①です。

えりりんさんのご質問は、問1の選択肢③「IT機材等のメディアの変化を学ぶ特定の専門家の養成が求められている。」が×で、問2の選択肢③「IT機材等のメディアの変化を学んで使える専門家の養成が求められている。」が〇になるのはなぜか、「学ぶ特定の専門家」と「学んで使える専門家」の違いは何なのか?
というものでした。

確かに2つの選択肢は微妙な表現の違いで、両方ともそれぞれ解答者を少し迷わすような問題となっていますね。過去にもブログ上で論議になった問題でもあります。

まずこの問題のテーマは「『学びの専門家』としての教師」です。それは、「他の教師と違う特別な専門性を持った教師」のことを言っているのではなく、教師誰もが身に付ける必要があるものとしての「専門性」=「学び」のことを言っています。
したがって、問1の②は、誰もががではなく「特定」の教師の養成のことを言っているので×
問2の③では、だれもが「学んで」「使える」「専門家」になる必要があるという意味内容で〇ということになります。

さらに、この2問の解き方としては他の選択肢との相対性に注目した消去法が有効かもしれません。
問1は、選択肢②と④が明らかに〇で、①と③のどちらが×かと考えた時に、はやり「特定の」にひっかかり②が×だと導かれます。
問2は、選択肢②と④は明らかに〇で、①と③を比べると、③の「専門家の養成」が気になりつつも、①の、誰もが「心理学の最新の学習理論についての専門的知識を学んで,その知識を説明できる専門家」なる必要性なんてないだろう、と判断できますから、③は〇で①が×となります。

放送大学の4択問題では、このように、選択肢の「相対的な関係」から正解選択肢を導くことが結構有効で、ひとつひとつの選択肢を単独で考えて「果たしてこれは〇なのか×なのか」を判断しようとするとかえってわからなくなってしまいます。(出題する講師も、間違い選択肢をつくるのに四苦八苦していますので、選択肢単独で見ると微妙な表現になってしまうということが起こりえます。)
こういう解き方は、実際には特に目新しいことでもなんでもなく、誰しも普通にそういう思考をしながら4択問題を解いているんですが、表現の微妙さに惑わされ迷路に迷い込むケースが多々あるので、今一度意識して注意したい点です。


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頑張りましょう!

なんだか、細かい違いで正誤があってややこしいですが…落とすための試験ではないと知り、安心しました。
ドジさん、ありがとうございます。
頑張ります!
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