FC2ブログ

2018年度冬・傾向と対策③「生徒指導と教育相談」

お友だちキャンペーン実施中!

「生徒指導と教育相談」も「教育政策と学校の組織的対応」同様に、2017年度から「新傾向問題」は出題されず、順調に過去問出題モードを続けてきました。
それでは、各章の前期の出題テーマと今期の予想問題です。

第1章 
前回出題されたテーマは、「学級集団の構造と児童・生徒理解・マルチ問題」が2問と、「学校が伝達する文化」、でした。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 パーソナルな関係に基づいて自然発生的に形成された集団はメンバー間の結びつきが強く,個々のメンバーの満足度は高い。それだけにメンバーが集団に留まるように作用する力が強い。このようにメンバーを集団に引き留めようとする力を何というか。次ののうちから,正しいものを選べ。
① 集団帰属性
② 集団圧力性
③ 集団凝集性
④ 集団感情性


予想問題2 次のうちから,適切でないものを選べ。
① 教師のリーダーシップとは学級集団をうまくまとめて児童・生徒を導いていく力のことであり,指導者としての教師の統率力・指導力のことである。
② 教師のリーダーシップ行動のうち,学級集団の目標達成機能とは児童・生徒とのコミュニケーションを図って児童・生徒の心境を理解し,配慮して,児童・生徒の情緒的安定につとめて学級集団をまとめ,強化していく教師の行動をいう。
③ 教師のリーダーシップ行動のうち,学級集団の集団維持の機能とは,例えば,教師の具体的な行動として,子どもと一緒に遊ぶ,子どもを同じように公平に扱う,子どもと同じ気持ちになって考える,子どもが話したいことを聞く,子どもの相談にのるといったような教師の行動をいう。
④ 教師のリーダーシップ行動によって学校モラールは左右される。教師のリーダーシップ行動が学級集団の雰囲気を左右し,児童・生徒の学習や行動を促進し,あるいは抑制して,指導効果を異なったものにする。


予想問題3 次の文の( A )および( B )に当てはまる適切な用語の組み合わせを,次のうちから選べ。
児童・生徒を理解する具体的な方法のうち,児童・生徒の態度・行動を外側から注意深く見て把握する方法を( A )という。簡単な方法であるが,続けているとそれぞれの子どもの性格や態度・行動の傾向が次第に分かってくるし,身体的状況や精神的状況も分かってくるようになる。また子どもと直接対面して質問し,言葉よるコミュニケーションを通して情報を得ようとする方法を( B )という。
① ( A )観察法 - ( B )面接法
② ( A )面接法 - ( B )検査法
③ ( A )検査法 - ( B )質問紙法
④ ( A )質問紙法 - ( B )観察法



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ②
予想問題3 ①


第2章
前回は、「子どもの問題行動と生徒指導・マルチ問題」が土日それぞれ1問ずつ出題されました。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 次のうちから適切でないものを選べ。
① 虞犯少年とは,まだ犯罪には至っていないが,少年の性格や環境に照らしてみると犯罪に至る虞(おそれ)のある少年をいい,その虞の事由の一つに「保護者の正当な監督に服しない性癖のあること」があげられている。
② 疎外とは,社会の支配的な価値・規範から疎遠にならざるを得ないような状況に置かれているために自己に対して否定的な意味や評価しか与えられない意識の状態をいう。
③ 子どもに対して親が愛情をもっていても,その愛情が子どもに伝わらなければ子どもは親の愛情を感じることはできない。だからもともと親に愛情が足りないという親の愛情不足と親の愛情が子どもに伝わっていない親の愛情伝達不足とは別である。
④ マージナル・マンは文化が異なる複数の集団に同時に所属し,いずれの集団の価値規範や行動基準をも同時にもっているために,情緒的に安定している人間のことをいう。


予想問題2 次のうちから適切でないものを選べ。
①近年は,高等教育への進学率が高くなって教育期間は長くなってきたから,それだけ教育機会も増えて,子ども(青年)の社会的成熟は早まるようになった。
② 子どもの問題行動の原因や対策を考えていくことは,一般の子どもの行動には表にあらわれにくい潜在的な問題状況をとらえていくことにもなるので,一般の子どもを指導していく際の有効な方策を探ることにもなる。
③ 少年法には虞犯の事由として「自己又は他人の徳性を害する行為をする性癖のあること」があげられている。例えば,繰り返し薬物を使用することは自分の徳性を害する行為であり,教師や他の生徒に繰り返し暴力をふるうことは他人の徳性を害する行為である。
④問題行動を起こす子どもは,自分自身で自分の行動の問題性を認識していることが多い。認識しているからこそ敢えて問題のある行動をして自分を見せつけるような極端な問題行動をとるのである。


予想問題3 次のうちから適切でないものを選べ。
① 反社会的問題行動とは社会規範を拒否し,社会規範に対する反抗や反発といった,規範秩序に対する攻撃的な行動である。犯罪や非行はその例である。
② 逃避的行動,神経症的行動,引っ込み思案行動といったような社会からの逃避,あるいは離脱を特徴とする行動は非社会的問題行動と呼ばれる。不登校や引きこもり,家出,怠学などはその例である。
③ 犯罪少年とは14歳以上20歳未満で罪を犯した少年をいい,触法少年とは14歳に満たないで刑罰法令に触れる行為をした少年をいう。
④ 虞犯少年は,犯罪への危険性の予測を条件としており,まだ犯罪を犯したわけではないので,少年法では非行少年とは定義されていない。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ①
予想問題3 ④



第3章
前回出題されたテーマは、「思春期の自己意識や親子関係」、「思春期との付き合い方」、「思春期の揺れとの付き合い」、「思春期の特徴」の4問でした。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 思春期の友人関係について,適切でないものを選べ。
① 思春期の“チャムシップ”の大切さを論じたのはサリバンである。
② 思春期の友人関係はきわめて重要であり,こじれることによる不登校もある。
③ スマートフォンや携帯が手放せない背景には「嫌われたくない」という心理がある。
④ 思春期には,孤独が好まれるので,気を遣いながら人と一緒にいることはない。


予想問題2 次の文の( A )および( B )に当てはまる適切な語句の組み合わせを選べ。
人間の発育や身体は,全ての発達段階を通して同じ割合で,平均的に成長したり,変化したりしていくものではない。急激に成長したり,急激に変化したりする時期もあるが,成長や変化が緩やかな時期もある。この発育や身体が急激に成長していく時期を( A )という。そして児童後期から青年前期にかけての時期を( B )という。
① ( A )発育急進期 - ( B )第一発育急進期
② ( A )発育急進期 - ( B )第二発育急進期
③ ( A )身体成長期 - ( B )第一身体成長期
④ ( A )身体成長期 - ( B )第二身体成長期

予想問題3 思春期について述べた①~④のうちから,適切でないものを選べ。
① 思春期に訪れる反抗期は,幼少期にやってくる反抗期と質的に同じである。
② 思春期とは,小学校高学年くらいから始まることが多い。
③ 思春期には,人間関係の構築も大事であるが,自分と向き合う時間も重要である。
④ 思春期には,自己評価を下げたり自己嫌悪に陥ったりする子どもが多い。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ①


第4章
前回出題されたテーマは、「不登校の支援」、「不登校」、「不登校の背景」、「不登校の進路」の4問でした。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 不登校についてのこれまでの変遷について,適切でないものを選べ。
① 「不登校」は,これまでに「学校恐怖症」,「登校拒否」と呼び方が変わってきた。
② 不登校は,「どの子にも起こりうる」と言われるようになった。
③ 不登校は,人数がまだ少なかったころには「心の病」と考えられていた。
④ 不登校の児童生徒数は,さまざまな対策の結果,減少し続けている。


予想問題2 不登校の背景事情について,適切でないものを選べ。
① 不登校には親の精神疾患や家庭の貧困問題が背景に潜んでいることもある。
② 不登校は,「心の問題」であるので,「進路(生き方)の問題」ではない。
③ 不登校の背景には,思春期という発達課題の特徴が絡んでいることも多い。
④ 思春期の「問題」は言語化されにくく,身体化・行動化されやすい。


予想問題3 不登校の原因について述べた①~④のうちから,正しいものを選べ。
① 不登校になるのは,いじめ被害者であるので,被害者をケアしなければならない。
② 発達障害を抱えた子どもが不登校になるのは,学習の遅れが原因である。
③ 不登校の原因は多様化しているため,しっかりアセスメントすることが重要である。
④ 退学傾向の不登校には,登校に向けて厳しく指導をすることが大切である。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ③


第5章
前回出題されたテーマは、「いじめの予防」、「いじめの対応」でした。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 いじめの対応について,正しいものを選べ。
① いじめは,どこにでもあるので教師の介入は必要ない。
② いじめは,加害者への厳しい指導がもっとも有効である。
③ いじめは,良好な風土づくりで予防できる。
④ いじめは,保護者とは切り離して対応すべきである。


予想問題2 いじめの定義について,誤っているものを選べ。
① 文部科学省の以前のいじめの定義は,弱い者への攻撃であることを含んでいた。
② 文部科学省のいじめの定義には,心理的な攻撃が含まれている。
③ 海外のいじめの定義では,繰り返し行われるという要素を含むものがある。
④ 海外のいじめの定義では,心理的攻撃を含まない。


予想問題3 いじめの予防について,適切でないものを選べ。
① いじめの予防について,海外ではいじめ防止プログラムがある。
② いじめの予防について,いじめはいけないという規範意識の向上は有効である。
③ いじめの予防について,厳しい罰則がもっとも有効である。
④ いじめの予防について,大人の温かい関心や関わりが有効である。



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ④
予想問題3 ③


第6章
前回は、「レジリエンス」と「学級アセスメント」が出題されました。今期は以下の3問の出題予想です。

予想問題1 生徒指導における環境要因について,正しいものを選べ。
① 不登校は個人の要因だけでなく,学校・学級環境の要因が関わっている場合もある。
② 学級環境を変えても,個人の行動は変化しない。
③ 学級づくりは,学級崩壊の予防など集団規律のためにだけ行うものである。
④ 学級環境によって,個人の学習意欲が向上することはない。 

予想問題2 生徒指導の組織的な実践について正しいものを選べ。
① 生徒指導は常に既存の組織を基に行われるので,チーム形成は不要である。
② 生徒指導では,守秘義務を第一に情報共有は行わないのが良い。
③ 生徒指導では,あえて目に見えるチームをつくることも有効である。
④ 生徒指導では,保護者とはチームを組む必要がない。


予想問題3 生徒指導について,次のうちから,誤っているものを一つ選べ。
① 不登校の発生には環境要因もありうる。
② 学級環境づくりによって子どもの意欲などを高められる。
③ 学校環境づくりによる予防成長促進が重要である。
④ 学校・学級環境とは物理的な側面のみをいう。



解答
予想問題1 ①
予想問題2 ③
予想問題3 ④

第7章
前回出題されたテーマは、「ヒューマン・コミュニケーション」、「ケータイ・スマホ問題に対する規制主義と自己規律主義」、「ネットいじめ」でした。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 スマートフォン(スマホ)のリスクについて,適切でないものを選べ。
① 「リスク」とは利益を得られるけれども何らかの確率で必ず被る可能性のある危害や損失のことで,避けることのできる具体的な「危険」とは異なり,ゼロに近づけることはできても,まったくゼロにすることはできない。スマホも常にリスクを帯びている。
② スマホは小型の機器なので紛失しやすく,また盗難のリスクも高い。さらに重大なリスクは,スマホを失うと収蔵された個人情報が外部に流出しやすいことである。
③ スマホを利用すればするほど,人間本来のコミュニケーション形態である面接に基づく対人関係の能力も飛躍的に向上する。
④ スマホにのめり込みすぎると,日常生活のリズムが乱れたり,スマホでのやりとり無しでは不安になったり,落ち着きを失ったりといった心身症を呈する「ネット依存症」に陥りやすい。


予想問題2 「スマートフォン(スマホ)のリスク」について,正しいものを選べ。
① スマホは便利であり,何らかの確率で生じる危害や損失としてのリスクも小さい。
② 小さな機器であるスマホは紛失や盗難のリスクが高いが,その場合に所有者だけでなくその家族や友人,知人などの個人情報が盗まれるリスクも高い。
③ 一日のうちスマホを使用する時間がどれだけ長くなっても,スマホ依存に陥るリスクは高くはならない。
④ 「ネットいじめ」とも呼ばれるスマホ上のいじめは,従来からのいじめの形態と何ら変わらない。


予想問題3 「コミュニケーション」について,次のうちから適切でないものを選べ。
① コミュニケーションは大きく分けて「ヒューマン・コミュニケーション」と「マス・コミュニケーション」そして「メディア・コミュニケーション」の三つに分類きる。
② 「マス・コミュニケーション」は,新聞やラジオそしてテレビなどによって不特定多数の人々に多くの情報を提供する。
③ 「メディア・コミュニケーション」では,パソコンやケータイといった新たな器機によって,インターネットを通じた双方向の情報交換が大きな位置を占めている。
④ 現代では「メディア・コミュニケーション」以上に「マス・コミュニケーション」がますます発展して大きな影響力を発揮している。



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ②
予想問題3 ④


第8章
前回出題されたテーマは、「スクールソーシャルワーク」、「青年前期の発達的特徴」、「保健室の役割」でした。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 生徒指導の核としての子ども理解について,正しいものを選べ。
① 子ども理解は取組もうとしてもきりがないので,教師が考える方針で生徒指導をするしかない。
② 生徒指導は子どもと毎日接しているクラス担任の責任だけでおこなうべきものである。
③ 青年前期(思春期)の子どもは概して不安や攻撃性を秘めていることを常に念頭に置いて,教師は子ども理解に努めるべきである。
④ 青年前期(思春期)はいまだ親への依存心が強く,「自分」という意識も育っておらず,なお未熟であるという特徴をもつ。


予想問題2 「学校ソーシャルワーク」とも表記される「スクールソーシャルワーク」の意味について,適切でないものを選べ。
① 「スクールソーシャルワーク」は「スクールカウンセリング」とほとんど同じ意味である。
② 「スクールソーシャルワーク」は子どもの問題行動を教育面からだけではなく,福祉や保健の面からも広く捉える。
③ 「スクールソーシャルワーク」は子どもの家庭環境や地域環境の改善にはたらきかける。
④ もっぱら担任教師がクラス内だけで問題行動の解決にあたりがちであった傾向を,学校全体そして家庭を含む地域全体で取組む態勢づくりへと転換するきっかけを与えてくれる。


予想問題3 保健室からの子どもの理解について,次のうちから,適切でないものを選べ。
① 保健室の役割は,健康診断や健康相談,保健指導そして救急措置がすべてである。
② 保健室の特徴は,一度に多くの子どもたちと対応するクラスと異なり,養護教諭が子どもと一対一で接すること,学業成績をつけないこと,学年の枠に収まらないこと,などにあり,クラスでは見せないかれらの素顔を見ることができる点にある。
③ 養護教諭はスクールカウンセラーのように相談内容についての守秘義務をそれほど強く負っていないので,クラス担任と情報交流することが可能である。もちろん,子どもに関する情報の守秘義務はその学校教員全体が負っている。
④ 生徒指導はスクールカウンセラーと同じく,あるいはそれ以上に,身近な養護教諭の存在を日常的に十二分に活用すべきである。



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ①
予想問題3 ①


あなたは、絶対合格します!
あなたは一人じゃあない!

お友だちキャンペーン実施中!
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

No title

ドジ様

大変参考にさせていただいております!
質問があります!
「虞犯少年」が予想問題に出てきているのですが、虞犯少年についての記述をテキストで見つけられず…(私の確認不足かと思うのですが…)
どのあたりを読むと理解できるでしょうか?

No title

連投すみません!
記載見つけました!!

Re: No title

メイメイさま

ご質問ありがとうございます。
ご指摘の「虞犯少年」ですが、
第2章
「子どもの問題行動と教師集団の対応」
の最後の資料のところ(p.8)に、少年法の定義として「虞犯少年」が出てきます。

大学入試問題で、よく欄外の注の部分が出題されると似ていて嫌な感じですよね。
怒ってもいいと思います。
古くから出題されている問題で、一番最近では2017年の夏に出されています。

ドジ

Re: No title

行き違いになりました!
怒ってください!
このクソ問題って!(笑)

ドジ
プロフィール

ドジさん

Author:ドジさん
教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
「テキトー」講習で
100%合格!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR
訪問者数
カテゴリ