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2018年度冬・傾向と対策①「教育の最新事情」

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2016年夏の大リニューアルで、必修科目・「教育の最新事情」(15章・15問)が現在の「教育の最新事情」(8章・12問)と「教育政策と学校の組織的対応」(8章・12問)に分かれました。その際、新「教育の最新事情」に新たな第5章として「子どもの脳の発達科学」が加わりました。
まず、章ごとに出題される問題数について見てみます。これはどの科目にも共通していることですが、テキストの章立てが8章で、修了認定試験の問題数が12問になりましたので、2問以上出題される章があります。このことに関して、これもどの科目においてもほぼ同じですが、リニューアルの年度の2回の修了認定試験は、土曜日の問題が、奇数章2問、日曜日の問題が偶数章2問と規則的な出題のされかたをしていました。
ところが、2017年からこの規則が崩れ始め、かなりランダムに出題されるようになってきました。土日で同じ章の問題が4問出題されるケースもあれば、2問しか出題されない場合もあります。昨年の夏期に限れば、「教育の最新事情」は、2章と7章の問題が土日で1問ずつの2問しか出題されなかったのに対して、3章と6章は、土日それぞれ2問ずつ、計4問も出題されました。(1問も出題されない章は今までありません)常識的に考えてそれぞれの章を担当する講師が出題しているとしたなら、章ごとの出題数をどのように調整しているのか、と不可解に感じる節もありますが、いずれにせよ出題章のランダム化は今後もさらに続くであろうと予想されます。
さて、次に過去問以外の新規の問題、このブログでは「新傾向問題」と呼んでいますが、リニューアル以降の「教育の最新事情」の新傾向問題の出題数は10回の試験(120問)でたったの4問です。4/120、つまり確率としては3.3%、逆に言えば、過去問出題率は96.7%ということになります。
新科目やリニューアル科目を除けば、他のほとんどの選択科目の過去問からの出題率も95%を超えています。放送大学の教員免許更新において、「非公開」となっている過去問を知ることのパワーがいかにすさまじいものか、この数字が示しています。(ここにこのブログの存在意味があります。)
ただし、今期、どの過去問が出題されるかを的中させることは、過去問の数の多さと出題のランダム性からみて至難の業と言ってもいいかと思います。昨年の大自己採点大会の結果のところにも載せてあるとおり、この「傾向と対策」で予想した3問の的中率はせいぜい高くても40%程度で下手をしたら0%という科目もありました。「傾向と対策」では、今期も3問しか予想しませんので、リニューアル以降の過去問に一通りあたっておくことはmustとして推奨しています。


それでは、各章の前期の出題テーマと今期の予想問題です。

第1章 
前回出題されたテーマは、「現在の社会状況における学校教育」、「学びの専門家としての教師」、「マルチ問題」(複数のテーマが盛り込まれた問題)でした。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 教師の専門性について,正しいものを選べ。(前回出題の問題と選択肢②だけが異なる問題)
① 教師の適応的な熟達とは,授業において状況に敏感に応じて判断し行動できることである。
② 教師の教養の高度化とは,先端の学問技術に関する知識を詳しく知っていることである。
③ 学びの専門家としての教師とは,教員採用試験等で学力が高いとされる教師を採用すべきという主張である。
④ 学びの専門家としての教師とは,教師は授業での学習指導のみに専念し,学級経営や生活指導は他の人に委ねるべきという主張である。


予想問題2 次のうちから正しいものを選べ。  
① 国際学力テストPISA2013の結果を見ると,日本の子ども達の学力は低下傾向にある。
② 国際的な経済不況においても日本の相対貧困率等は比較的低く,学力格差は小さい。
③ 知識基盤社会においては,教える内容についての知識の高度化が教師に求められている。
④ 教師は自律した専門家であるので,他の同僚には教室を閉じ自らの責任を明確にすることが求められている。

予想問題3 教師は教える専門家であると同時に学びの専門家であるといわれる。この点について,次のうちから適切でないものを選べ。
① 教科内容に関する教養を高度化していくことが求められている。
② 同僚と共に学びあっていくことが求められている。
③ IT機材等のメディアの変化を学ぶ特定の専門家の養成が求められている。
④ 子どもたちの変化に対応できるよう学びの質に敏感であることが求められている。


解答
予想問題1 ①
予想問題2 ③
予想問題3 ③


第2章
前回出題されたテーマは、「教師論」と「教師の職業モデル」でした。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 (  ) に入る語句,(ア)「人格的リーダーシップ」,(イ)「制度的リーダーシップ」の正しい組み合わせを選べ。
わが国では,江戸時代の寺子屋に「師匠」がいた。それが明治時代に学校制度が発足して「教員」になった。この「師匠」と「教員」との違いを考えるときに,社会学者ウィラード・ウォーラーが提案した( A ) と ( B ) という概念が参考になる。ウォーラーは,「相異なる人間同志の結びつきから必然的に生じる」指導を( C ) ,「はじめに支配と服従についての制度があって,その制度が定める型にしたがって行われる」指導を( D ) と名付けた。
① A (ア) B (イ) C (ア) D (イ)
② A (イ) B (イ) C (ア) D (ア)
③ A (ア) B (ア) C (イ) D (イ)
④ A (ア) B (イ) C (イ) D (ア)


予想問題2 (ア)「人格的リーダーシップ教師論を「人格論」「職業論」「教育行為論」の三つに分類したときに,次のうちで「人格論」には含まれないものはどれか選べ。
① 沢柳政太郎『教育者の精神』明治28(1895)年
② 福沢諭吉『学問のすすめ』明治5(1872)年
③ 櫻井賢三『現代の教育者』大正15(1926)年
④ 三浦修吾『学校教師論』大正6(1917)年


予想問題3 世界各国の公立義務教育学校の教員給与に関するOECDの調査報告に関して,次のうちから,正しいものを選べ。
① 日本の教員給与の最高額と初任給との差は,OECD加盟国の中では小さい方である。
② 日本の教員給与の最高額は,OECD加盟国の中では低い方である。
③ 日本の教員給与の最高額と初任給との差は,OECD加盟国の中では大きい方である。
④ 日本の教員給与の初任給は,OECD加盟国の中では高い方である。


解答
予想問題1 ①
予想問題2 ②
予想問題3 ③


第3章
前回出題されたテーマは、「教員評価のあり方」、「教師の現職研修」、「教職専門性の発達」「教職専門性」でした。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 教職専門性について述べた次のうちから,適切でないものを選べ。
① 専門職の条件の一つが長期にわたる専門職訓練であるから,教師の場合も教員養成段階だけでなく,実際の教職活動段階でも常に専門性の成長発達を図ることが重要である。
② 教職専門性は,教員採用試験に合格すればそれで十分に保持されている。
③ 近年の教職専門性に関する世界の論議は,教師個人よりも学校職場での教師集団に視点を置き,教師の協働性による学校改善を通じた専門性の実現過程に関心を向けている。
④ 教職専門性に関する世界の論議は,教職がどれだけ専門職として認められるかという〈地位〉問題から,教育行為にどれだけの専門的知識・技能を用いるかという教師の〈役割〉問題へとその対象を移してきた。

予想問題2 教師の現職研修について,次ののうちから,正しいものを選べ。
① 法定の現職研修としては,初任者研修のみである。
② 多忙な教師にとって,校内研修は余分な時間を取るので少なくすべきである。
③ 全国各地の「教育センター」(総合教育センター,教職員研修センターなどの総称)では,多種多様な研修プログラムを用意しているので,必要に応じて活用できる。
④ 現職研修としては,教師個人の興味関心に従っておこなう自主研修のことだけを考えればよい。


予想問題3 教師の「資質・能力」について述べた次のうちから適切でないものを選べ。
① 教師の「資質・能力」は持って生まれた力量であるから,変えようがない。
② 一般に教師の「資質」と略されて呼ばれる全体的な力量は,個人の人間性に深く根ざし,やや固定的な「資質」部分と,学習によって変化し成長していく「能力」部分から成ると考えられる。
③ 教師の「資質・能力」の発達を支えるのは,自己成長に向けた探究心である。
④ 新たな問題に直面する現代の学校では,教職にとっての一般的な知識・技術だけでなく,勤務校で実際に問題解決に当たる技能が求められる。



解答
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ①

第4章
前回出題されたテーマは、「学校教育における学習の基本的特徴」、「脳科学や心理学の調査からみる数量や言葉の発達」、「少子化・情報化の影響」でした。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 現代日本の少子化事情について,次のうちから,適切でないもの選べ。
① 現代日本の一つの大きな特徴は少子化が進んでいて,改善の見通しが立たないことである。
② 合計特殊出生率は女性一人あたりで数えるので,1 を超えていれば,少子化とは言えない。
③ 近年,合計特殊出生率は 1. 3 前後である。
④ 合計特殊出生率が最近は上がってきていているが,少子化を脱する見込みがあるとまでは言えない。

予想問題2 現代日本の子どもを囲む特徴として,適切でないものを選べ。
① 少子化が進んでいて,地域にも子どもが少ない。
② テレビゲームやスマートフォンなどの利用が低年齢化している。
③ 保育所の待機児童に見られるように乳幼児の人数が増えている。
④ 友人関係が学校のクラスの級友を中心としている。


予想問題3 感情が人間にとって重要な一つの理由は情動制御・自己制御といったことである。そういった制御過程の特徴をもっとも適切に表しているものを,次のうちから選べ。
① 情動をコントロールする力の育成は特に思春期以降の教育の中心の一つになるものである。
② 注意をコントロールする大脳等の部位が中心となって知的作業とそれに関わる感情をコントロールしている。
③ 集中したり注意を維持したりするといった制御は幼い子どもには不可能である。
④ 情動の制御の個人差が大きく,制御が十分適切にできるようになる子どもは少ない。



解答
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ②

第5章
前回出題されたテーマは、「教育と脳研究の関係」、「道徳性の発達」、「脳の働き・マルチ問題」(複数のテーマが盛り込まれた問題)でした。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 前頭葉の発達について,次から適切でないものを選べ。
① 前頭葉は,実行機能の発達と関連している。
② 前頭前野は,頭頂葉の一部を構成している。
③ 幼児期の実行機能は,後の学業成績や友人関係に影響を与える。
④ 前頭葉は,児童期以降も発達を続ける。


予想問題2 子どもの脳の発達について,次のうちから正しいものを選べ。
① 子どもの脳は,生まれる際には既に完成している。
② 脳の各領域は,異なったタイミングで発達する。
③ 脳の発達的変化は,生後 3 年間で終了する。
④ 子どもの脳は,生まれる前にはほとんど変化がない。


予想問題3 次のうちから正しいものを選べ。
① 文字を学んでいない子どもには,キーボードを用いた文字学習が最も効果的である。
② 子どもはどのようなメディアからも学習できない。
③ 乳児は,ライブの他者とメディアの他者から同等に学習する。
④ デジタル機器を利用することで,子どもの学習支援が可能となる。


解答
予想問題1 ②
予想問題2 ②
予想問題3 ④


第6章
前回出題されたテーマは、「特別支援教育へ転換した後の状況」、「特別支援教育の学校支援体制」、「支援/援助の3段階」、「インクルーシブ教育」でした。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 発達障害とはどのような子どもたちのことか。適切でないものを選べ
① 文部省(1999)の学習障害(学習症)の定義では,「学習障害とは基本的には全般的な知的発達に遅れはないが,聞く・話す・読む・書く・計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである」となっている。
② 文科省(2003)の注意欠陥(または欠如)多動性障害(注意欠如多動症)の定義では,「ADHDとは,年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力及び/又は衝動性,多動性を特徴とする行動の障害で,社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである」となっている。
③ 文科省(2003)の注意欠陥(または欠如)多動性障害(注意欠如多動症)の定義では,「ADHDとは,年齢あるいは発達に不釣り合いな不注意のみを特徴とする行動の障害で,社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである」となっている。
④ 文科省(2003)の「高機能自閉症(高機能自閉スペクトラム症)とは3歳くらいまでに現れ,他人との社会的関係の形成の困難さ,言葉の発達の遅れ,興味や関心が狭く特定のものにこだわることを特徴とする行動の障害である自閉症のうち,知的発達の遅れをともなわないものをいう」となっている。 


予想問題2 特殊教育から特別支援教育への転換に伴い新たに設けられた支援体制について,次のうちから,正しいものを選べ。
① 特別支援教育コーディネーターは特別支援学校教諭免許状を取得している教員が一人指名される。
② 校内委員会には,学校関係者以外は参加できない。
③ 特別支援教育コーディネーターは校内委員会の運営を推進する役割をもっている。
④ 個別の指導計画の作成は,個人情報保護のため,担任と管理職で作成する。


予想問題3 学習障害について述べた次のうちから,正しいものを選べ。
① 学習障害は読み書き障害のことである。
② 学習障害は様々な学習面の困難さを示す状態の総称である。
③ 学習障害のある児童・生徒が示す困難さで最も多いのは算数障害である。
④ 学習障害のある児童・生徒は注意欠陥多動性障害を併せもつことはない。


解答
予想問題1 ③
予想問題2 ③
予想問題3 ②


第7章
前回出題されたテーマは、「親子関係」、「マルチ問題」(複数のテーマが盛り込まれた問題)でした。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 社会性と自己本位的行動について,適切でないものを選べ。
① 社会性とは,その社会の価値規範,行動様式,生活習慣に従って社会生活を営む社会的適応性をいう。
② 今日の子どもたちは,親の私生活優先主義的な生活態度,そして対等なパートナーシップという親子関係のなかで自己本位的になってきている。
③ 社会性は子どもが日常生活において取り結ぶ人間関係を通して発達していく。
④ 自己が不利益をこうむってでも他人に利益をもたらすような行動を自己本位的行動という。

予想問題2 私生活化について,正しいものを選べ。
① 私生活化とは,公的事象に対して私的事象を優先させるという生活態度をいう。
② 私生活化とは,公的事象にも私的事象にも強い関心をもち,その関心をさらに深めていくような生活態度をいう。
③ 私生活化とは,公的事象にも私的事象にもまったく関心を示さない,何事に対しても無関心な生活態度をいう。
④ 私生活化とは,自身の生活を犠牲にしてでも社会的な問題(公的事象)のために貢献しようとするような生活態度をいう。


予想問題3 集団指導と集団活動について述べた,次のうちから,適切でないものを選べ。
① 集団指導とは集団活動を通して社会性を育成していこうという教育活動である。
② 集団活動における成員間の対人関係を通して,子どもは他人性の存在を意識し,自己統制を発達させ,集団活動のルールを理解するようになる。
③ コミュニケーション能力は,子どもが自分一人で自然と身につけていくものであるから集団生活の経験がなくても発達していくものである。
④ 子どもは,集団活動や集団生活を通してリーダーシップとフォロアーシップのあり方を理解するようになる。


解答
予想問題1 ④
予想問題2 ①
予想問題3 ③


第8章
前回出題されたテーマは、「生徒理解に必要な教師の態度」、「学校内・外との連携」、「教育相談に必要な共感」でした。今期は、次の3問を予想します。

予想問題1 教育相談の実際について,適切でないものを選べ。
① 子どもたちの言葉は,タテマエに隠されて本音が見えないこともある。
② 傾聴とは,言葉だけでなく,言葉に隠された気持ちに耳と心を傾けることである。
③ 教育相談に必要なのは,「人間」対「人間」の対等な信頼関係である。
④ 教育相談において子どもが言葉に詰まったら,すぐに助け舟を出すべきである。

予想問題2 子どもたちの「問題行動」について適切でないものを選べ。
① 子どもの「問題行動」にひそむメッセージを理解することが大切である。
② 「反社会的行動」は攻撃性を他者や社会に向けるもので,暴力や反抗などがある。
③ 過敏性大腸症候群や円形脱毛症は,「行動化」に分類される。
④ 子どもが悩みを言わない背景には,プライドや大人への不信感,気遣いなどがある。

予想問題3 教師とカウンセラーについて述べた,次のうちから,適切でないものを選べ。
① 教師は子どもと日常生活を共有しているので,問題の早期発見がしやすい。
② 教師とカウンセラーはめざす目的が異なるので,兼務しないほうがいい。
③ 教師には,学級という集団と個々の子どもという双方への関わりが求められる。
④ 学校現場においては,相談活動も教師の仕事の一つに含まれる。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ③
予想問題3 ②


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