FC2ブログ

傾向と対策・その6 学校経営

キャンペーンへのご応募は→お友だちキャンペーン実施中

ほとんどの科目において土日に渡る章別の出題数がランダムになった前期、土曜の1問を除いて、「土曜日奇数章、日曜偶数章」の原則をかろうじて維持したのがこの学校経営でした。「新傾向」として出題された問題も、過去問の選択肢のひとつを変えただけのもので、実質、「全面過去問使い回しモード突入」と言ってもいいでしょう。
 この科目を選択科目として申し込んでからこのブログに出会って、「やべえ!選択科目しくじった!」と思った方、ご安心を。相変わらず相対的な難易度は高いものの、対策はとりやすくなっています。

第1章
予想問題1 次のうちで適切でないものを選べ。
① 協働とは、つながりを求め、相互の関係を成り立たせようとする意思や意欲が前提となる。
② 協働は、教師それぞれが持つ固有の専門性の発揮を阻害するので、お互いに無視し合うことが大切である。
③ 協働とは,同じ目標の元に、その実現に向けてお互いにかかわりを深めながら行動することで、チームワークとよばれる。
④ 協働のある職場をつくりだすことも、校長のリーダーシップによるマネジメントのひとつであり、それを中堅層の教師が支えることが重要である。

予想問題2 次のうちから,誤っているものを選べ。
① 校長の専門職基準とは,学校の組織運営に責任のある校長の社会的に認められた基準および規範のことをいう。
② 校長の専門職基準には,学校経営へのビジョン合意形成とその具体化、ならびに倫理規範とリーダーシップなどがあげられる。
③ 校長に必要な力量として示されたのが校長の専門職基準であり,校長の免許制度確立の取り組みが現在進行中である。
④ 校長の専門職基準は,校長職を専門職として確立しようとする願いが源となっている。


予想問題3 次のうちから,正しいものを選べ。
① 学校の経営資源には、ヒト,モノ,カネ,情報,時間 などがある。
② 時間は,目に見えないものなので経営資源とはいえない。
③ ヒトを経営資源としてとらえるのは,人間の尊厳の観点から好ましくない。
④ ヒト,モノ,カネなどはすべてを教育委員会が握っているので、学校には経営資源はない。


正答
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ①



第2章
予想問題1 次のうちから誤っているものを選べ。
① 教育課程は,各学校において編成し、法令並びに学習指導要領に従う必要がある。
② 教育課程は,国が編成するもので,学習指導要領の改訂がその具体的な取組とされる。
③ 教育課程は,教育の内容を児童の心身の発達に応じて総合的に組織した学校の教育計画である。
④ 教育課程の語源は」「走るコース」で、学習者がゴールに向かってたどるコース,及び,その課程における活動,学習経験の総体を意味する。


予想問題2 次の中で適切でないものを選べ。
①学校の経営戦略とは、刻一刻と変化する社会情勢に対応するために、学校組織の資源配分を総合的に見定めることである。
②学校の経営戦略とは、学校の教育計画や経営計画などを策定して、学校マネジメントに方向性を与える羅針盤のようなものである。
③学校の経営戦略とは,教育委員会と教職員組合が、個々に作成した、教育財政、人事、勤務条件の改善、職場環境の整備などの方針をすり合わせてつくるものである。
④学校の経営戦略とは,学校の教育目標の達成に向けて、教職員の配置や必要な教材・教具の整備、予算の確保などを図る手立てである。


予想問題3 次の文の( ア ),( イ )に入る語の組み合わせで正しいものを選べ。
教育課程は,各教科をはじめ特別活動などの目標や内容を示した( ア )をもとに,( イ )において編成するものとされている。
① ア.学習指導要領 イ.各学校
② ア.学校教育法施行規則 イ.市町村教育委員会
③ ア.学校教育法 イ.都道府県教育委員会
④ ア.教育基本法 イ.文部科学省


正答
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ①


第3章
予想問題1 いわゆる義務標準法について正しいものを選べ。
① 2011(平成 23)年の改正により,小学校及び中学校の学級編制の標準を,40 人から20 人に引き下げた。
② 制定の目的に義務教育の水準の維持・向上をかかげ,「すし詰め学級」の解消に貢献した。
③ 教育基本法や学校教育法などとともに 1947(昭和 22)に制定され,その後,実態に応じて,学級編制の標準を 100 人にまで引き上げた。
④ 戦時中,国民学校の統合促進のために制定され,その結果,「すし詰め学級」が各地に現れた。

予想問題2 次の各文の中で適切でないものを選べ。
①ティーム・ティーチングとは、授業で、二人以上の教職員が連携・協力して一人ひとりの子ども及び集団の指導に責任をもつ指導方法である。
②ティーム・ティーチングとは,学級王国を肯定し、互いの学級経営に口を差し挟まないようにする学級担任間の相互の協力体制のことをいう。
③ティーム・ティーチングは,学級内や学級の枠を超え、興味関心に応じて指導するスタイルや、習熟度別や課題別に応じて指導するスタイルなど多様である。
④ティーム・ティーチングのメリットには、多様で複線的な学習活動に対応できる、学習者の個性に応じることができる、複数で個の理解を多面的にとらえる、などがある。

予想問題3 学級に関する記述について、適切でないものを選べ。
① 学級担任制は,一人の教師が,一つの学級の児童・生徒の学習指導及び生徒指導の
すべてを担当するシステムである。
② 小学校は学級担任制を,中学校は教科担任制をとっている。
③ 日本においては明治期に学級が成立した。
④ 公立の小学校・中学校の教職員の定数や配置は,児童・生徒数によって定めている



正答
予想問題1 ②
予想問題2 ②
予想問題3 ②



第4章
予想問題1 学校保健活動の学校三師と呼ばれる者にあてはまらないものを次のうちから選べ。
① 学校医
② 学校歯科医
③ 学校薬剤師
④ 学校栄養士


予想問題2 学校教育法37条に定められた養護教諭について正しいものを選べ。
① 校務をつかさどり,学級担任の保健指導を監督する。
② 児童の健康教育を管理する。
③ 児童の養護をつかさどる。
④ 養護事務に従事する。


予想問題3 学校において子どもや教職員の健康 の保持増進,安全のために誤って いるものを次のうちから選べ。
① 健康についての学校の方針は,学校保健計画で明確に表すことが重要である。
② 学校の校庭の遊具など日常的に点検を行う必要がある。
③ 健康教育により子供たちの健康に対するスキルを向上させる。
④ 地域の人々の役割は,ゲストティーチャーなどの限られたものにする。



正答
予想問題1 ④
予想問題2 ③
予想問題3 ④



第5章
予想問題1 公立学校の財務と直接「関係がない」ものを選べ。
① 予算科目中の節の区分
② 支出命令機関
③ 物品出納員
④ 学校法人の会計基準


予想問題2 「支出負担行為」について述べた次のうちから誤っているものを選べ。
①「支出負担行為」とは、 公立学校で予算がオーバーをしてしまった時、校長が足らない額を負担すること。
②「支出負担行為」は、予算管理には寄与している。
③学校での「支出負担行為」を認めず,すべて教育委員会において処理する自治体もある。
④公立学校の「支出負担行為」の限度額を引き上げることは、学校の自主・自律性を高めることでもある。


予想問題3 多くの学校では,教材費や修学旅行費,部活動費などの名目で,保護者から徴収しているが,これについて指摘している内容に 誤りがあるものを選べ。
① 公立学校の場合,公金とはみなされないため,支出手続きなどのルールが確立していない場合が多く,公金に準じる管理を求める例が増えつつある。
② 部活動費などは顧問教員が個人的に保管・管理をすることになりがちであるため注意が必要である。
③ 憲法は義務教育無償を規定しているから,旅行費用を保護者が負担した場合、修学旅行は学校の教育活動とは見なせない。
④ このような金銭は、預り金としての性格をはっきりさせるために,使途の明示や決算報告などをすることが望ましい。



正答
予想問題1 ④
予想問題2 ①
予想問題3 ③



第6章
予想問題1 次のうちから正しいものを選べ。
① 戦後まもなくアメリカから保護者・地域住民が校長を選ぶコミュニティ・スクールが日本に導入された。
② 1987年の臨時教育審議会答申に基づき、学校運営協議会をもつ地域運営学校(コミュニティ・スクール)が制度化された。
③ 教育実行再生会議の提言で、日本の学校においてPTA組織が誕生した。
④ 学校評議員制度は,校長の要請で保護者・地域住民が学校運営について意見を述べるためにつくられた制度である。

予想問題2 次のうちから正しいものを選べ。
① 学校と地域社会との関係が教育政策の中で注目されるようになったのは,今世紀以降のことである。
② 各学校は,学校運営にかかわる教職員による自己評価を実施してその結果を公表することが義務付けられている。
③ PTAは、戦後つくられた学校運営に地域住民や保護者が参加できる最初の制度である。
④ 学校評議員は,学校運営について意見を述べる役割を担うので,校長経験者でなければならない。


予想問題3 次のうちから正しいものを選べ。
① 学校評議員は,保護者の投票で選ばれた5名の代表から成る。
② 学校評議員制度は,これまでにない、教育の専門家ではない地域住民や保護者が学校運営に意見を述べる制度である。
③ 学校運営協議会は,地域住民と保護者の投票によって選ばれた5名の代表から成る。
④ 1989年の「生活科」の新設に伴い、学校評議員が制度化された。



正答
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ②

ヒント:「学校運営協議会」と「学校評議員制度」の違いを整理しておきましょう。
〇「学校運営協議会」=地域運営学校(コミュニティ・スクール)の運営主体となる組織で、すこしずつ広まりつつあるがどの学校にもあるというわけではない。
〇「学校評議員制度」=法律で定められていてどの学校にもある、地域住民や保護者が学校運営に意見を述べる制度


第7章
予想問題1 マニュアル作成と活用のポイントに ついて,誤っているものを選べ。
① シンプルで誰にでも読みやすく,素人でも理解できるものがいい。
② 実情にあうよう常に最新の状態にしておくことが大切である。
③ 訓練を徹底し,職員の錬度を高めておくことが大切である。
④ マニュアルはめったに使うものでないので,とりあえず作っておけばいい。

予想問題2 大津波発生時の心得について,正しいものを選べ。
①「1分でも早く1センチでも高い所へ」避難する。
② 時間をかけてもいいのでなるべく近くにいる人を誘って避難する。
③ 時間は気にせず出来るだけたくさんの意見を聞き、避難の方向を決めるべきである。
④ 高い所への避難は時間がかかるので避難地として選ぶべきではない。

予想問題3 危機管理マニュアルについて適切なものを選べ。

① マニュアルは、不慮の自体が発生した場合、手続き上も法的にちゃんと仕事をしていたという証明のためにも必要である。
② 現実はマニュアル通りにはいかないので、とりあえず作っておく程度でよい。
③ マニュアルは頻繁に作成するものでないから、詳細ですべてを網羅したものにすべきである。
④マ ニュアルは、現状が変わっても度々作りかえるようなものではない。



正答
予想問題1 ④
予想問題2 ①
予想問題3 ①



第8章
予想問題1 次のうちから正しいものを選べ。
① 第三者評価は,学校運営に関する外部の専門家を中心とした評価者により,自己評価や学校関係者評価の実施状況を踏まえつつ,教育活動その他の学校運営の状況について専門的視点から行う評価をさす。
② 第三者評価の実施体制について,学校関係者評価の評価者の中に,学校運営に関する外部の専門家を加え,学校関係者と第三者評価の両方の性格を持つ評価を行う ことは禁止されている。
③ 第三者評価は,地元の大学が責任者となり,そのもとで必要であると判断した場合に行うものであり,法令上,実施義務や実施の努力義務を課すものでない。
④ 第三者評価の結果について,設置者等は,明らかとなった課題に対して検討し,その結果を文部科学省に報告しなければならない。


予想問題2 文部科学省「学校評価ガイドライン」について適当でないものを選べ。
① 学校評価の目的と仕組みが示されている。
② 自己評価と学校関係者評価と第三者評価を組み合わていくことが示されている。。
③ 当初は「義務教育諸学校における学校評価ガイドライン」で示され、以後改訂を重ねて,今のものとなっている。
④ 保護者は学校評価に参加することができない、と示している。


予想問題3 次のうちから誤っているものを選べ。
① 学校評価は,年度末に一年間を振り返るというスタイルで長年にわたって学校内部で実施されてきた。
② 1998年,中央教育審議会答申「今後の地方教育行政の在り方について」は,各学校は、自己評価結果を,教育委員会に説明する必要がある,と提言した。
③ 2000年,教育改革国民会議報告「教育を変える17の提言」は,外部評価の導入を求めた。
④ 改正学校教育法及び学校教育法施行規則には,説明責任への対応,保護者・地域住民の学校評価への参加,評価結果の公表などが盛り込まれた。


  
解答
予想問題1 ① 
予想問題2 ④ 
予想問題3 ②
 
 
この章の、特に、「学校評価」、「関係者評価」、「第三者評価」それぞれの目的と相互の関連は大変むずかしいです。管理人も文科省の「学校評価ガイドライン」を読んでようやく理解できた問題もあります。でも、過去問を覚えれば大丈夫です。

お友だちキャンペーン実施中キャンペーンへのご応募は

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

Re: もしかして

> 初めまして。このようなとってもありがたいサイトを作ってくださったことに大感謝中です。お忙しい中ありがとうございます。うっかり学校経営を選択してしまったのですが、第3章 予想問題3の正答②であっていますか?ご確認お願いいたします。

ここも実は少し悩む問題ですよね。誤四択の問題ですが、①の学級担任制の定義についてはほとんど同じ表現がテキストにあります。
②については、「あってるんじゃあないの?」と思ってしまいますが、テキストの冒頭に、「小学校においては学級担任制を中心に、中学校と高等学校は学級担任制と教科担任制との併用を取っているこ とは周知の通りである。」とあり、
「小学校が学級担任制で中学校が教科担任制」と校種によって分けられるわけではない、ということです。この「併用」というのが少しわかりづらいとは思いますが、教科指導においては「教科担任制」を取りつつも、生徒指導等においては「学級担任制」を取っている、と単純に考えたほうがいいでしょう。「教科科目を担任が一手に行うか、教科別に担当教員が変わるのか」という問題ではないということです。
ドジ

再び外国語活動3章の問題について

> 予想問題3は、放送されていなかったように思うものを省いて、(イ)と(ウ)が正答なのかな?と思いました。
> 問題のとらえ方がよくわからず悩んでいます…

そうです。この問題は、修了認定試験の過去問中、ベスト3にランクインするだろう悪問です。
別の受講者さまのこの問題に関するご質問に2/16にコメントをお返ししましたので、下記に貼り付けておきます。
ご参考までに。

ご質問ありがとうございます。
この問題は昨年の冬に出題された問題ですが、ブログでも触れられているように、大変やっかいで悩ましい問題です。ひとつは、この悪名高き問題形式、そして2つめが選択肢の内容が実に正誤の判断が微妙であるという点です。そして結論から言えば、考えようによっては①~④はどれも正解となりうるし、同じ②や③を選んでも選んだ人によって×の選択肢が異なる場合もありうるということです。
まず、正確を期す意味で、この問題の選択肢をそのまま下に示します。(ブログに上げられているものはデフォルメされているので判断が微妙になります。)

(ア)学級担任が活動の全体を主導することによって,他教科で学んだ内容を知っているという強みを生かすことができる。
(イ)学級担任は学校の行事を通して,子供たちが今,何に一番興味をもっているかをよく知っているので,学級担任が主導することによって,外国語(英語)活動の内容と児童のその時の興味を結びつけることが可能になる。
(ウ)学級担任が主導すれば,児童の一人一人の特徴や,学級の特色もよくわかっているので,様々な状況に対応できる。
(エ)学級担任が主導すれば,必要に応じていつでも日本語での説明ができるので,児童の英語学習の手助けになる。
① (ア)~(エ)すべて適切である。
② 1つ不適切なものがある
③ 2つ不適切なものがある
④ 3つ不適切なものがある


まず、テキストの記述に基づいて、正解を導き出すならば、学級担任主導のメリットとして、「学級担任は、子どもたちの興味や関心を知り、一人一 人の子どもの状況も一番よく把握している」と書いてある部分を参考に、「興味や関心を知り」の部分がイの記述に関係し、「状況を把握している」の部分がウに該当するのではないか、という判断され、アとエはテキストには触れられていないということで、解答は、「③ 2つ不適切なものがある 」になるわけです。しかし、ごろうさまが指摘されるように選択肢アが間違っているかと言えば、これも学級担任のメリットとして正しいのではないかとも考えられます。逆にイの、関心の把握が「学校の行事を通して」だけに限られるのか、という疑問も浮かび上がってきます。この時点で、はっきりと正しいといえるのはウのみです。さすがにエの「日本語の説明」は外国語教育の趣旨として学級担任のメリットと言えるかは疑問が生じます。ただし、これも日本語の「手助け」がまったくいらないかと言えば?となります。
この問題は、歴代の外国語活動の中では、出題形式も含めて最も難しい問題で、放送大学が解答を公表しない限り、このようなあいまいな状況は今後もつづきますね。
そして今期は、出題者がこの問題の問題性に気が付いていない限りは、出題される確率が高いと思われます。

この問題、皆さんはどうのようにお考えですか?
外国語活動を選択された方、是非ご意見をお聞かせください。

管理人・ドジ
プロフィール

ドジさん

Author:ドジさん
教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
「テキトー」講習で
100%合格!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR
訪問者数
カテゴリ