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傾向と対策・その5 小学校外国語活動概論

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この科目でもっとも警戒すべきは「新傾向問題」として出題されてきた、「評価として正しいものを選ぶ」という、とってもくせのある問題形式です。(どういう形式かは百聞は一見に如かず、下記の予想問題で体感してみてください)くせがあるという以上に、教員免許更新講習の問題形式として妥当なものか、という疑念がわくレベルかもしれません。特に問題だと思われる点は、「どの選択肢が適切かを『数』で答える形式は、選択肢の適否がわからなくても正解となる可能性がある」ということです。なんで、わざわざこういう複雑な形式にするのか、意味がわかりません。「奇をてらう」というのはこういうことを言うんでしょうか。受講者にはえらい迷惑です。章ごとの講師の顔ぶれからして誰がこの問題形式で出題しているかはほぼ特定できていますが、当の講師、全部の章を担当していますので、出題担当になれば今後もこの種の出題形式で、「新傾向問題」として出してくる可能性はゼロではありません。ただ「使い回しモード」突入ならば、過去問で対策が可能です。

第1章
予想問題1 小学校外国語(英語)活動はどうして必要か。その理由として適切なものを選べ。
①中学校からでは英語の文法や語彙を身に付けるのが遅くなるから。
②小学校での体験的学習が中学校以降の理論的学習をすすめるのに役立つから。
③小学校から英語を始めれば、発音がネイティヴ並みに良くなるから。
④中学校の英語教育を前倒しすることで、英語の授業時間数を増やすことができるから。


予想問題2 小学校外国語動の目標・「積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成」の内容として適切なものを選べ。
①ALTとコミュニケーションをするために、英語の構造や単語を覚えるよう努力すること。
②英語でのコミュニケーションの楽しさを味わい、もっとコミュニケーションをしたい、と思う気持ちを育てること。
③ネイティヴ並みの英語の発音を身に付け、コミュニケーションが楽しいと思わせること。
④基本的な英語の表現を反復練習することで、正しい英語でのコミュニケーションの自信を与えること。


予想問題3 小学校英語活動の目的であるコミュニケーション能力の育成の説明として,もっとも適切なものを選べ。
①コミュニケーション能力の育成のためには,正しい文法知識となるべく多くの語彙を身に付けることが大切である。
②コミュニケーション能力の育成のためには,文法や語彙を知識としてではなく、使える「道具」としてコミュニケーション活動に実際に生かすことが大切である。
③コミュニケーション能力の育成には、文法や語彙の指導は意味を持たず、積極的に話そうとする態度の育成こそが大切である。
④コミュニケーション能力は、児童によって大きな差があるので,それに配慮したコミュニケーション活動の指導が大切である。


解答
予想問題1 ②
予想問題2 ②
予想問題3 ②


第2章
予想問題1 英語を学びはじめたばかりの頃の、コミュニケーションに役立つ英語とはどのようなものか。もっとも適切なものを次の中から選べ。
①何かがしたい、言いたいと思った時に、文法を考えずそのまま使える便利な表現。
②外国語学習は語彙力が大事なので、まずは、簡単な物の名前などの基本的な単語。
③文法を知らなければコミュニケーションできないので、基本的な文法。
④最初から話すことは大変なので,まずは聞き取りができる簡単な英語。


予想問題2 英語を学びはじめて間もない頃に,外国人と話さなければならない状況に遭遇した場合,その場のコミュニケーションに役立つ英語とはどのようなものか、もっとも適当なものを選べ。
①英語は,語彙力がなければ使えないので,簡単なものの名前などの基本単語。
②単語や文法を考えることなく,そのまま使える便利な表現。
③最初から話すのは大変なので,まずは聞き取りができる簡単な英語。
④文法が分からなければコミュニケーションができないので,基本的な文法。


予想問題3 学習指導要領の小学校外国語(英語)活動におけるコミュニケーションのあり方について説明している次の文章について,(ア)と(イ)に入る正しい語句の組み合わせを選べ。
ことばを使うためには,「(ア)」が必要だが,その目的を果たすためには,ことばが持っている「機能」を有効に使う必要がある。小学校学習指導要領では,このことを「(イ)」という表現している。例えば,「依頼」,「招待」,「質問する」,「感謝する」,「断る」,「謝る」など,ことばには 100 以上の「働き」があると言われる。しかも,その働きは場面により違った表現で表されるのである。
①(ア)言語知識と機能の理解(イ)コミュニケーションカ
②(ア)言語知識と機能の理解(イ)ことばの働き
③(ア)具体的な場面と目的(イ)コミュニケーションカ
④(ア)具体的な場面と目的(イ)ことばの働き



解答
予想問題1 ①
予想問題2 ②
予想問題3 ④
 *文中の「目的」「働き」ということばに注目!

第3章
いよいよ悪名高き「新傾向問題」の登場です。

予想問題1 日本人指導者や地域人材の役割について,そのメリットを整理した以下の4つの文の評価としてもっとも適切なものを選べ。
(ア)日本人指導者の存在は,日本人でも英語も話す人がいるということ児童に分からせるのに役に立つ。
(イ)学級担任の中には,英語が不得意な人も多いので、外国語(英語)活動の支援にきてくれる人が日本人であれば,安心感がある。
(ウ)支援者が日本人の場合は,日本の小学校の実情をよく理解しており,何か学級で問題がある場合は,学級担任の気持ちを察して一緒に行動できる。
(エ)児童が日本語で表現したときに、それを理解し,児童の気持ちによりそい,児童の成長を見守ることができる。
①(ア)~(エ)すべて適切である
②1つ不適切なものがある
③2つ不適切なものがある
④3つ不適切なものがある

予想問題2 小学校学習指導要領(平成20年3月改訂)に記されている小学校外国語活動の指導体制を選べ。
①他の人に頼らず学級担任が責任を持って一人で指導する。
②すべての活動に配置される外国人指導助手(ALT)が中心に指導する。
③学級担任とALTまたは必要に応じて地域の人材がチームティーチングで指導する。
④学級担任の補佐のもとに、地域の人材とALTが中心になって指導する。


予想問題3 小学校外国語(英語)活動を行う上で,学級担任主導のメリットを整理した次の(ア)~(エ)で,その評価としてもっとも適切なものを選べ。
(ア)学級担任は他教科も教えているので、その学んだ内容を知っているという強みが生かせる。
(イ)学級担任は子供たちが今,何に一番興味をもっているかをよく知っているので,外国語(英語)活動の内容と児童のその時の興味を結びつけることできる。
(ウ)学級担任は児童の一人一人の児童の特徴や,学級の特色もよくわかっているので,様々な状況に対応できる。
(エ)学級担任は、必要に応じていつでも日本語で説明ができるので,児童の外国語学習の助けになる。
①(ア)~(エ)すべて適切である。
②1つ不適切なものがある
③2つ不適切なものがある
④3つ不適切なものがある


解答
予想問題1 ①
予想問題2 ③
予想問題3 ③
(あくまで「小学校外国語(英語)活動を行う上で」という限定らしく。私にはすべて適切のように思われますが・・・)

第4章
予想問題1 次の文は小学校学習指導要領(平成20年3月改訂)の「第4章外国語活動」の一節である。この文の途中のに入る正しい語句の組み合わせを選べ。
第2内容〔第5学年及び第6学年〕
2.日本と外国の言語や文化について,体験的に理解を深めることができるよう,次の事項について指導する。
(1)外国語の(ア)などに慣れ親しむとともに,日本語との違いを知り,言葉の(イ)に気付くこと。
(2)日本と外国との生活,習慣,行事などの違いを知り,多様なものの見方や考え方があることに気付くこと。
(3)異なる文化をもつ人々との交流等を体験し,文化等に対する理解を深めること。
①(ア)音声やリズム(イ)規則や使い方
②(ア)音声やリズム(イ)面白さや豊かさ
③(ア)発音や表現(イ)規則や使い方
④(ア)発音や表現(イ)面白さや豊かさ

予想問題2 次の文は小学校学習指導要領(平成20年3月改訂)の「第4章外国語活動」の一節である。この文の途中のに入る正しい語句の組み合わせを選べ。
第2内容〔第5学年及び第6学年〕
2.日本と外国の言語や文化について,体験的に理解を深めることができるよう,次の事項について指導する。
(1)外国語の音声やリズムなどに慣れ親しむとともに,日本語との違いを知り,言葉の面白さや豊かさに気付くこと。
(2)日本と外国との生活,習慣,行事などの違いを知り,(ア)があることに気付くこと。
(3)異なる文化をもつ人々との交流等を体験し,(イ)に対する理解を深めること。
①(ア)多様な言語や国家(イ)文化等
②(ア)多様な言語や国家(イ)言語等
③(ア)多様なものの見方や考え方(イ)文化等
④(ア)多様なものの見方や考え方(イ)言語等

予想問題3 次の(ア)~(ウ)の国際理解教育についての3 つの意見が、学習指導要領に示された考え方として適切であるかどうかを検討した結果について,もっとも適当なものを選べ。
(ア)の意見
国際理解教育で最も大切なことは、知識をよりも,「Why,どうして」の視点を持つという態度や姿勢を育成することが大切だ。
(イ)の意見
国際理解教育の実践で、校外活動として困っている外国人を手助けしたりすることが考えられる。しかしそのためには,最低限の英会話ができないといけない。
(ウ)の意見
国際理解教育では外国と比較する中で,児童が日本と外国との生活,習慣,行事などの違いを知り,多様なものの見方や考え方があることに気づく活動を導入する必要である。
①(ア)~(ウ)ともまったくその通りである。
②(ア)と(イ)は、まったくその通りであるが,(ウ)は検討の余地あり。
③(ア)と(ウ)は、まったくその通りであるが,(イ)は検討の余地あり。
④(イ)と(ウ)は、まったくその通りであるが,(ア)は検討の余地あり。


解答
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ③



第5章
予想問題1 コミュニケーションのための言語知識が、もっとも効率的に身に付く状況として考えられるものを選べ。
①まずは、話す相手がいて実際に話してみることで言語知識が効率的に身に付く。
②自分の言いたいことがうまく言えなかった時、自分で調べたり、教えてもらったときの言語知識が効率的に身に付く。
③実際に話をする前に、しっかり文法等を勉強することで効率的に言語知識が身に付く。
④CDや先生の発音や言い方を真似して繰り返し練習することで、言語知識は身に付く。


予想問題2 コミュニケーション能力を構成する4つの能力「言語的知識(言語能力)」,「談話能力」,「社会言語学的能力」,「方略的能力」に対する説明文が次のA~Dである。その組み合わせとして正しいものを選べ。
A何か「問題が起こったとき」の解決法として使うのが言語の最も大きな役割の一つである。そのため,言語をコミュニケーションの道具として使うためには,問題解決の道具として使ってみることが大切であるので,何か言語以外の問題を解決するためのタスク(課題)を通して学ばせるのがよい。
B 文法や語彙も,それを習得すること自体が目的化されてはならず,あくまでもコミュニケーションをより正確に行うための道具だ,という認識が必要である。
C誰に対して,どういう場面で,いつ,どんな話題についてコミュニケートするかによって,使われる表現が違ってくる。重要なのは,状況に合った正しいことばによるコミュニケーションである
D文はそれだけでは意味がない。コンテキスト(文脈)の中でどのような目的のために使われるかにより,具体的な「意味」が生じる。文脈の「一貫性」が保たれなければ,コミュニケーションはできないのである。
①A-言語的知識(言語能力) B-談話能力
C-方略的能力D-社会言語学的能力
②A-方略的能力B-言語的知識(言語能力)
C-社会言語学的能力D-談話能力
③A-社会言語学的能力B-言語的知識(言語能力)
C-方略的能力D-談話能力
④A-方略的能力B-言語的知識(言語能力)
C-談話能力D-社会言語学的能力


予想問題3 コミュニケーション能力を構成する「言語的知識(言語能力)」,「談話能力」,「社会言語学的能力」,「方略的能力」の説明として,誤ったものを選べ。
①言語的知識(言語能力)
文法や語彙は、それを習得すること自体が目的化されてはならず,あくまでもコミュニケーションをより正確に行うための道具だ,という認識が必要である。
②談話能力
話しことばでも書きことばでも,文脈や前後の関係から意味的に一貫性のある文や表現を使わなければならないのであって,文脈の「一貫性」が保たれなければ,コミュニケーションはできないのである。
③社会言語学的能力
政治,経済,ビジネス交渉などの場面では,「誤解」を避けなければならないが,そのためには,特に正しい文法の知識や正しい単語の使い方に関する知識は絶対に必要なものである。
④方略的能力
言語をコミュニケーションの道具として使うためには,いろいろな知識を習得するだけでなく,問題解決の道具として使ってみることが大切だから,何か言語以外の問題を解決するためのタスク(課題)を通して学ばせるのがよい。




予想問題1 ②
予想問題2 ②
予想問題3 ③


第6章
この章の問題は、副教材としての「Hi,friends!」もしくは「Hi,friends!2」にかかわる問題が出題されます。過去問の種類は、大きく分けると次の3種類あります。1.「「Hi,friends!」の使用方法」、2.「教材を活用する時に気を付けること」、3.「「Hi,friends!」の特色」です。このうち3.だけが誤四択問題で、あとはすべて正四択問題です。さらに、1.2.はそれぞれ2種類の問題パターンがあり、合計5種類の問題がランダムに出題されています。ただし、5種類の問題のそれぞれの選択肢は相互に関連し合ったり、ほぼ同じ内容のものがあったりします。昨夏はこれに加えて、新たな問題として「「Hi,friends!2」の内容」が出題されました。この問題は、実際の教材を見たことのない人にはわからない問題であることや、選択肢の出し方が「異常」であることも相まって、「悪問」のレッテルを張りましたが、どうも間違いだったようです。管理人は、この傾向と対策用に、アマゾンで「「Hi,friends!2」を購入して中身をチェックしてみました。でも正解を導く決定的なヒントは見つかりませんでした。つまり、この問題は、「「Hi,friends!2」を見てもわからない問題ということです。ですので、この問題は「超悪問」です。たぶん、厚い指導書などを読めば正解がわかるのかなと思います。講義の中で講師がこの問題内容について説明しているならいいですが、その辺は受講生に聞いてみないとわかりません。外国語活動を選択された方是非この記事にコメントを下さい。また春には同様の形式の悪問が出題されました。難易度で言えば夏ほどではありませんでしたが。
とりあえず、出題が予想される問題を3問、出しておきます。


予想問題1 小学校外国語活動で、教材を活用する際に気を付けることとしてもっとも適切なものを選べ。
①「Hi,friends!」は教科書なので使用する義務がある。
②「Hi,friends!」付属の音声教材をできる限り活用する。
③ 使用できる教材は、すべて学習指導要領に載っている。
④ 自主教材等の使用は禁止されている。


予想問題2 「Hi,friends!2」の内容について整理した次の(ア)~(エ)のうちから,その評価としてもっとも適切なものを選べ。
(ア)「Hi,friends!2」では,アルファベットの大文字,小文宇の両方を扱い、大文字と小文字、筆記体の場合もあるという気づきを促している。
(イ)友だちの誕生日を聞き取ったりしながら,友だちの誕生日を祝ってあげたいという気持ちをもつことが大切としている。最後には自分の誕生日が英語ですらすらいえることを目標にしている。
(ウ)児童が,自分が何ができるかについて話す時に,スポーツが得意な児童だけではないことを考慮し,活動の幅に配慮しているが,小学校でできることを中心においている。
(エ)世界の国のうち,10 ケ国をとりあげ,それらの国々の国旗を紹介しながら,こどもたちに自分の行きたい国を考えさせているが,単元としてはイタリアを中心に紹介している。
①(ア)~(エ)すべて適切である
②1つ不適切なものがある
③2つ不適切なものがある
④3つ不適切なものがある


予想問題3 「Hi,friends!1」,「Hi,friends!2」以外の教材を選ぶ時,重要と思われることを整理したものの評価としてもっとも適切なものを選べ。
(ア)会話教材では、登場する人物の動作を児童は上手に真似るので,表情,しぐさ,ジェスチャーなどについて配慮した教材がよい。
(イ)比較することで文化の違いを自覚できるような教材がよい。
(ウ)歌の歌詞はむずかしいので,カタカナを振ってある教材がよい。
(エ)高学年児童は,書くことが好きになっているため,書かせることが多い教材がよい。①(ア)~(エ)すべて適切である。
②1つ不適切なものがある。
③2つ不適切なものがある。
④3つ不適切なものがある。



解答
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ③



予想問題2について、
「Hi,friends!2」をざっと見る限りでは、(ア)と(ウ)は〇だということがわかります。わからないことのひとつは、(イ)の「友だちの誕生日を祝ってあげたいという気持ちをもつことが大切としている」というねらいがあるのかどうかです。「最後には自分の誕生日が英語ですらすらいえることを目標」としているのかもわかりません。でも「すらすら」というのはこの章の全体的トーンとしては間違いのような気がします。もうひとつわからないのは、(エ)の「単元としてはイタリアを中心に紹介している。」の部分です。確かにLessonのタイトルが「Let’s go to Italy!」にはなっていますが、特にイタリアを紹介している風ではありません。ですから(ウ)は×になるのでしょうか。
ということで、この正解選択肢はとりあえずは、「③2つ不適切なものがある」ということにしておきますが、まったく自信がありませんねえ。どうにかしてほしいな、こういう問題。どなたか、講義を視聴するか、「Hi,friends!2」を実際に見てみてご意見をいただけるとありがたいです。



第7章
ここは、「小学校外国語活動で高学年児童に適している活動内容」(正四択問題)の3バージョンの問題と、「小学校外国語活動の指導上注意すべきこと」。高学年に適した外国語活動は、とにかく「クイズやインタビュー」が正解だということを覚えておいてください。

予想問題1 小学校外国語活動で、高学年児童にあう活動内容としてもっとも適切なものを選べ。
① 英語をたくさん聞き、それを復唱する。
② 歌やチャンツを使って身体を動かす。
③ 絵本を丸ごと一冊暗記する。
④ 一定の内容を聞いて、それについてのクイズに答える。


予想問題2 小学校外国語活動の指導上注意すべきこととして、適切でないものを選べ。
①指導する側が、ジェスチャーなどの非言語コミュニケーション手段も使って指導する。
②特別支援学級の子どもたちも一緒に参加する等、いろいろな子どもたちが一緒に活動に取り組むことが大切。
③ゲームに慣れてきたら、子ども自身が主体になって活動を楽しむ状況を作り出す。
④子どもが100%理解できるように、時間をかけて説明し、活動に取り組む。


予想問題3 コミュニケーション活動をする時の原則ともいえる考え方の(ア)~(エ)について、その評価としてもっとも適切なものを選べ。
(ア)児童の自発的な発言や行動は,グローバルな世界においては大切な国際的マナーである。
(イ)日本人の児童はわかってもわからなくても黙っている場面が多く,これは国際的に通用しにくいので、聞いてわかったら反応するくせをつけるとよい。
(ウ)児童から指導者へ,児童から児童へといった双方向のコミュニケーションがとても大切で自然なことである。
(エ)言葉で通じなければ,ジェスチャーなどのあらゆる手段を総動員することがコミュニケーションをとる上でとても大切なことである。
①(ア)~(エ)すべて適切である。
②1つ不適切なものがある。
③2つ不適切なものがある。
④3つ不適切なものがある。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ④
予想問題3 ①


第8章
予想問題1 小学校外国語活動の指導体制作りとして、適切でないものを選べ。
①指導者研修や多様な指導者の採用により指導体制を充実させることが大切である。
②各学校のこれまでの取り組みを基に,継続的な教育が可能な校内体制を整備する。
③これまでの小学校3・4年生の「総合的な学習の時間」での国際理解教育としての外国語活動は止め、校内体制を整備し直す。
④学校内における英語活動の指導体制を作るとともに、その内容を保護者へ十分説明する。


予想問題2小学校外国語活動を成功させる体制作りとして,適当でないものを選べ。
①ALTの採用や,外国語に堪能な地域の人材を使い,指導体制を充実させること。
②すべての学校が一律に同じ条件でゼロからのスタートラインに立つこと。
③保護者の理解を得るため,保護者への説明を十分に行っておくこと。
④「外国語活動」の教育目標に照らし継続的な教育改善が可能な校内体制を整備すること。


予想問題3 外国語(英語)活動の実施の際の保護者への対応について述べた次の文で、その評価としてもっとも適切なものを選べ。
(ア)保護者の中には,「子供にはペラペラに英語を話せるようになってほしい」という要望があるので,その期待に応えるように説明することが大切である。
(イ)保護者の声に耳を傾けながらも,外国語(英語)活動の理念と方針を繰り返し説明することが何よりも大切である。
(ウ)学校側が後ろ向きの姿勢をしめせば,保護者の失望感が大きくなってしまうので,学校側の姿勢をはっきりと示すことが大切である。
(エ)保護者は必ずしも外国語(英語)活動の理念を理解しているとは限らないので,まずは学校の取り組みの現状を見てもらうように努力することが大切である。
①(ア)~(エ)すべて適切である
②1つ不適切なものがある
③2つ不適切なものがある
④3つ不適切なものがある



解答
予想問題1  ③
予想問題2  ②
予想問題3  ②


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質問です!

ドジ様、大変お世話になっております!!なかなか勉強時間が取れない中、ドジ様の予想問題で光が見えています!!お忙しい中本当にありがとうございます!!
1つ質問させてください。

第3章予想問題3、アの学級担任は他教科も教えているので〜の問題ですが、これが不適切な理由がどうも分かりません。

例えばwhat subject do you like?の単元では、他の教科で学んだ内容を知っている担任は、フレーズを教える際などに強みを活かすことができると思うのです。
教員がデモンストレーションする際に、I like home&economics. I like cooking!と言って、家庭科でつい最近教員と子供達が楽しそうに調理実習している写真を見せるとか、フレーズの状況設定などで使えると思いました。

エの、日本語で説明というのは文科相の方針ではない気がするので、×だとしたら、1つ不適切なものがある の③が解答だと思ったのですが、いかがでしょうか?

最も難しい問題

ごろうさま

ご質問ありがとうございます。
この問題は昨年の冬に出題された問題ですが、ブログでも触れられているように、大変やっかいで悩ましい問題です。ひとつは、この悪名高き問題形式、そして2つめが選択肢の内容が実に正誤の判断が微妙であるという点です。そして結論から言えば、考えようによっては①~④はどれも正解となりうるし、同じ②や③を選んでも選んだ人によって×の選択肢が異なる場合もありうるということです。
まず、正確を期す意味で、この問題の選択肢をそのまま下に示します。(ブログに上げられているものはデフォルメされているので判断が微妙になります。)

ア)学級担任が活動の全体を主導することによって,他教科で学んだ内容を知っているという強みを生かすことができる。
(イ)学級担任は学校の行事を通して,子供たちが今,何に一番興味をもっているかをよく知っているので,学級担任が主導することによって,外国語(英語)活動の内容と児童のその時の興味を結びつけることが可能になる。
(ウ)学級担任が主導すれば,児童の一人一人の特徴や,学級の特色もよくわかっているので,様々な状況に対応できる。
(エ)学級担任が主導すれば,必要に応じていつでも日本語での説明ができるので,児童の英語学習の手助けになる。
① (ア)~(エ)すべて適切である。
② 1つ不適切なものがある
③ 2つ不適切なものがある
④ 3つ不適切なものがある



まず、テキストの記述に基づいて、正解を導き出すならば、学級担任主導のメリットとして、「学級担任は、子どもたちの興味や関心を知り、一人一 人の子どもの状況も一番よく把握している」と書いてある部分を参考に、「興味や関心を知り」の部分がイの記述に関係し、「状況を把握している」の部分がウに該当するのではないか、という判断され、アとエはテキストには触れられていないということで、解答は、「③ 2つ不適切なものがある 」になるわけです。しかし、ごろうさまが指摘されるように選択肢アが間違っているかと言えば、これも学級担任のメリットとして正しいのではないかとも考えられます。逆にイの、関心の把握が「学校の行事を通して」だけに限られるのか、という疑問も浮かび上がってきます。この時点で、はっきりと正しいといえるのはウのみです。さすがにエの「日本語の説明」は外国語教育の趣旨として学級担任のメリットと言えるかは疑問が生じます。ただし、これも日本語の「手助け」がまったくいらないかと言えば?となります。
この問題は、歴代の外国語活動の中では、出題形式も含めて最も難しい問題で、放送大学が解答を公表しない限り、このようなあいまいな状況は今後もつづきますね。
そして今期は、出題者がこの問題の問題性に気が付いていない限りは、出題される確率が高いと思われます。

この問題、皆さんはどうのようにお考えですか?
外国語活動を選択された方、是非ご意見をお聞かせください。

管理人・ドジ
プロフィール

ドジさん

Author:ドジさん
教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
「テキトー」講習で
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