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傾向と対策・その2 生徒指導と教育相談

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この科目は、昨年の冬、24問中、半分以上の13問が「新傾向問題」で、おったまげましたが、夏にはご多分に漏れず全面使い回しモードに移行してくれ、やれやれという感じです。ただ、これもご多分に漏れず、どの章の問題が複数出題されるかはランダムになってしまいました。土日とも1問しか出題されなかったのは第1章と第7章で、土日ともに2問出題されたのが、3章と4章でした。

第1章 
予想問題1 次の文章の,(ア)及び(イ)に当てはまる適切な用語の組み合わせを選べ。
学校が伝達する文化は,社会生活に必要な知識・技術といった( ア)と社会生活に必要な価値・信念・態度・行動様式といった( イ)とに分けることができる。
この区分にしたがって学校の教育活動は,学習指導と生徒指導とに分けられている。
① (ア)規範的文化- (イ)生活的文化
② (ア)認知的文化- (イ)規範的文化
③ (ア)規範的文化- (イ)認知的文化
④ (ア)認知的文化- (イ)生活的文化


予想問題2 次のうちから適切でないものを選べ。
① 教師は、全ての児童・生徒に対して公平・平等に接しなければならないので、児童・生徒に対する教師の見方や認知の仕方が教師の感情によって異なるようなことは全くない。
② 教師が児童・生徒の学業成績に期待をもつと,その児童・生徒の学業成績が教師が期待通りに伸びていくという現象をピグマリオン効果という。
③ 教師のリーダーシップ行動は,学校・学級活動に対する満足度や意欲的な態度といった児童・生徒の学校モラールに大きな影響を与える。
④ 児童・生徒に対する教師の期待の違いによって教師の働きかけも異なり,教師と児童・生徒との相互作用が異なってくる。

予想問題3 次の文の( A )および( B )に当てはまる適切な用語の組み合わせを選べ。
児童・生徒を理解する具体的な方法のうち,児童・生徒の態度・行動を外側から注意深く見て把握する方法を( A )という。また子どもと直接対面して言葉よるコミュニケーションを通して情報を得ようとする方法を( B )という。
① ( A )観察法 - ( B )面接法
② ( A )面接法 - ( B )検査法
③ ( A )検査法 - ( B )質問紙法
④ ( A )質問紙法 - ( B )観察法



正解
予想問題1 ②
予想問題2 ①
予想問題3 ①


*「ソシオメトリック・テスト」はともかく、「ピグマリオン効果」とか「自己成就的予言」とかいう言葉は覚えても日常の教育活動には全く意味はありませんが、試験対策で不安な方はテキストで復習しておいてください。

第2章
予想問題1 次のうちから,適切でないものを選べ。
① 犯罪は刑罰法令に違反する行為であるが,非行は,犯罪にいたる潜在的可能性のある行為をも含んでいて、犯罪よりも広い概念である。
② 14歳以上20歳未満で罪を犯した少年を犯罪少年といい,14歳に満たないで刑罰法令に触れる行為をした少年を触法少年という。いずれも20歳未満であるから刑事責任能力はないとされ,保護処分あるいは福祉的な措置がとられる。
③ 生徒指導は,社会の価値・信念・規範・態度という規範的文化を児童・生徒に習得させていくことが目的だが,それは子どもの性格・態度・行動を変容させていこうという教育行為である。だから教師は,児童・生徒に対して明確な行動基準・判断基準を示しつつ指導していかなければならない。
④ 子どもの問題行動に対処していくためには,個々の教師の許容的な態度も共感的な態度も必要であるが,教師集団として統一し,教師全員が共通理解をして同一歩調をとることも必要である。

予想問題2 次の文の( A )および( B )に当てはまる適切な語句の組み合わせを選べ。
人間の発育や身体は,全ての発達段階をで、平均的に成長したり変化したりしていくものではない。急激に成長したり,急激に変化したりする時期、成長や変化が緩やかな時期がある。この身体が急激に発育していく時期を( A )という。そして児童後期から青年前期にかけての時期を( B )という。
① ( A )発育急進期 - ( B )第一発育急進期
② ( A )発育急進期 - ( B )第二発育急進期
③ ( A )身体成長期 - ( B )第一身体成長期
④ ( A )身体成長期 - ( B )第二身体成長期


予想問題3 次のうちから,正しいものを選べ。
①サンクションには逸脱的行動を抑制する積極的サンクションと同調的行動を奨励する消極的サンクションがある。
② 被受容感や被拒絶感は、誰もが抱く自然な感情であり,非行少年と非行を行っていない一般少年の間には何の違いもなく,同じような傾向が見られる。
③生徒指導といっても,実際には一人ひとりの教師が指導していくのであるから,教師集団としての統一的な対応に縛られず、一人ひとりの教師が自分の判断で生徒指導を進めていけばよい。
④ 子どもを指導・援助していくためには,教師は許容的な態度で子どもに接し,子どもの立場に立って子どもの考え方,感じ方,気持ちといった内面を理解しなければならない。こうした感情移入による理解を共感的理解いう。

正解
予想問題1 ②
予想問題2 ②
予想問題3 ④



第3章
予想問題1 思春期の友人関係について適切でないものを選べ。
① 思春期の“チャムシップ”の大切さを論じたのはサリバンである。
② 思春期の友人関係はきわめて重要であり,こじれることによる不登校もある。
③ スマートフォンや携帯が手放せない背景には「嫌われたくない」という心理がある。
④ 思春期には,孤独が好まれるので,気を遣いながら人と一緒にいることはない。


予想問題2 春期の自己意識や親子関係について適切でないものを選べ。
① 思春期には,強まる自己意識や他者意識によって精神的に不安定になる。
② 思春期に自己意識が高まることを「第二の自我の誕生」と呼ぶこともある。
③ 反抗期には,親と子のタテの関係をより強くする意味がある。
④ 親子に自立した関係ができれば、反抗期は終了していると言える。


予想問題3 思春期について適切でないものを選べ。
① 思春期の反抗期は,幼少期の反抗期と質的には同じである。
② 思春期は、小学校高学年くらいから始まることが多い。
③ 思春期には,人間関係づくりも大事だが,自分と向き合う時間も大切である。
④ 思春期には、自己評価を下げ、自己嫌悪に陥る子どもが多い。



正解
予想問題1 ④
予想問題2 ③
予想問題3 ①



第4章
予想問題1 不登校の支援について適切でないもの を一つ選べ。
① 不登校は、個人情報保護の観点から学校内で解決しなければならない。
② フリースクールも不登校児童生徒が通う場所として認められる。
③ 学校外の専門機関を紹介する際の、インフォームド・コンセントは重要である。
④ 不登校には、「待つ」のみではなく,適切な「働きかけ」も必要である。


予想問題2 不登校の背景について適切でないもの を選べ。
① 不登校と「怠学による欠席」とは重なる。
② 不登校が日本社会で問題になったのは 1950 年代後半からである。
③ 不登校の背景には,必ず「いじめ」問題が潜んでいるので早期発見が重要となる。
④ 不登校の背景には,社会的な要因もある。


予想問題3 不登校について次のうちから適切なものを選べ。
① 不登校の中には,発達障害による生きづらさが原因となるケースもある。
② 無気力で不登校になる生徒には規範意識を叩き込むことが大切である。
③ 不登校生徒の個人情報は,在籍校の中にとどめ、学外にもれないようにすべきである。
④ 家庭内には,生徒と保護者との直接の関係があるので,インフォームド・コンセントは必要ない。



正解
予想問題1 ①
予想問題2 ③
予想問題3 ①



第5章 
予想問題1 いじめの対応について,正しいものを 選べ。
① いじめの対応は,主に教師個人に任されるべきである。
② いじめの対応は,法的にも組織的対応が要請されている。
③ いじめの対応は,予防ではなく対処的な対応が法的に重視されている。
④ いじめの対応は,スクールカウンセラーには関係ない。


予想問題2 いじめの対応について,正しいものを選べ。
① いじめは,いつどこでも起こることなので教師が介入する必要ない。
② いじめをなくすには、加害側に対する厳しい指導がもっとも有効である。
③ いじめは,良好な人間関係のある集団の風土づくりで未然に防ぐことができる。
④ いじめは,子ども間の問題なので保護者とは切り離して指導したほうがよい。


予想問題3 いじめの定義について,誤っているもの を選べ。
① 文部科学省のかつてのいじめの定義は,弱い者への攻撃を含んでいた。
② 文部科学省のいじめの定義では,心理的な攻撃を含む。
③ 海外のいじめの定義では,繰り返し行われることを含むものがある。
④ 海外のいじめの定義では,心理的な攻撃を含んでいない。



正解
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ④



第6章
予想問題1 学級アセスメントについて,適切でないもの選べ。
① 学級アセスメントは,アンケートへの回答からも行える。
② 学級アセスメントは,すべて学術的な目的で行うものである。
③ 学級アセスメントは,一人ひとりのニーズに配慮する手がかりにもなる。
④ 学級アセスメントは,組織的に行わなければならない。
 


予想問題2 マクリーン.A.の意欲的な学級について,次のうちから,正しいものを選べ。
① 意欲的な学級とは,主に叱咤激励によってつくられるものである。
② 意欲的な学級とは,競争によってつくられるものである。
③ 意欲的な学級とは、生徒がつくるもので教師の指導とは関係ない。
④ 意欲的な学級とは,その重要な要素として所属感がある。


予想問題3 レジリエンスの性質について,適切でないもの を選べ。
① レジリエンスは,困難やリスクからの回復や頑健性を含んでいる。
② レジリエンスは,学校の努力で高めることができる。
③ レジリエンスは,意味ある参加をすることで高められる。
④ レジリエンスは,恐怖心によって高められる。



正解
予想問題1 ②
予想問題2 ④
予想問題3 ④
 

*「レジリエンス」なんてことばの意味は知らなくても、否定的なニュアンスのことばを含む選択肢が×ということを覚えておけばOKです。


第7章
予想問題1 「スマートフォン(スマホ)のリスク」について,正しいものを選べ。
① スマホは便利であり,危害や損失を被るリスクも確率的には小さい。
② スマホは紛失や盗難のリスクが高いが,その場合には個人情報も盗まれるリスクも高い。
③ 一日のうちスマホをどれだけ長く使っても,依存症に陥るリスクは高くはならない。
④ 「ネットいじめ」とも呼ばれるスマホ上のいじめは,従来のいじめと何ら変わらない


予想問題2「コミュニケーション」について適切でないものを選べ。
① コミュニケーションは、「ヒューマン・コミュニケーション」と「マス・コミュニケーション」そして「メディア・コミュニケーション」の三つからなる。」
② 「マス・コミュニケーション」は,新聞やテレビなどのメディアによって不特定多数に多くの情報を提供する。
③ 「メディア・コミュニケーション」では,パソコンやケータイのような新たな器機によって,インターネットを通じた双方向の情報交換が主流である
④ 現代では「メディア・コミュニケーション」よりも「マス・コミュニケーション」がますます大きな影響力を持っている。


予想問題3 「ネットいじめ」について,適切でないもの を選べ。
① 「ネットいじめ」とは,パソコンやスマホなどを介して,相手が不快に感じることをすることを言う。
② 送信者が、単なるいたずらやからかいに過ぎないと思っていても,受信者が「嫌だ,つらい」と強く感じたら,それはいじめである。
③ 「ネットいじめ」は,目に見える暴力的行動ではないので,それほど気にする必要はない。
④「ネットいじめ」は見えにくいだけに,被害は短期間に深刻化しやすいため、気軽に被害を訴えられる環境づくりが重要である。



正解
予想問題1 ②
予想問題2 ④
予想問題3 ③



第8章
予想問題1 生徒指導の核としての子ども理解について,正しいものを選べ。
① 子ども理解はきりがないので,教師が考える方針で指導するしかない。
② 生徒指導は子どもと毎日接しているクラス担任が責任もっておこなえばよい。。
③ 青年前期の子どもが持つ不安や攻撃性などを常に念頭に置いた子ども理解に努めるべきである。
④ 青年前期は親への依存心が強く,「自我」が未成熟であるという特徴をもつ。


予想問題2 「学校ソーシャルワーク」とも表記される「スクールソーシャルワーク」の意味について,適切でないものを選べ。
① 「スクールソーシャルワーク」は「スクールカウンセリング」とほとんど同じである。
② 「スクールソーシャルワーク」は子どもの問題行動を,福祉や保健の面から広く捉える。
③ 「スクールソーシャルワーク」は子どもの家庭環境や地域環境の改善に努める。
④ 「スクールソーシャルワーク」は医師や社会福祉士などの地域の専門家,そして児童相談所などの地域の諸機関とつなげていく活動である。


予想問題3 生徒指導のサポートネットワークについて,適切でないものを選べ。
① これまでの教師の子ども観察は、学校内に限られ,家庭や地域内での子どもの把握には不十分であった。
② これまでの生徒指導は,個々の子どもの発達をその子に即して支援するという観点が弱かった。
③ 生徒指導は、校内分掌担当者にすべて任せておくべきである。
④ 個としての子どもの発達を支援するには,学校の内外の諸機関による相互のサポート体制の確立が重要である。



正解
予想問題1 ③
予想問題2 ①
予想問題3 ③



四択問題征服のヒント③:ヒントの①では「限定することば」に注目しましたが、ここでは、「断定的な表現」か「あいまいな表現」かに注目してみましょう。「断定的な表現の選択肢」、例えば、「いじめの対応は,スクールカウンセラーには関係ない。」というような表現の選択肢は「×」の選択肢である場合がほとんどで、一方、例えば、「不登校の中には,発達障害による生きづらさが原因となるケースもある。」というような一見あいまいに思えるような選択肢は「○」であることがほとんどです。これは、誤四択にしても正四択にしても出題者が頭をひねって正解選択肢を4つの中に混在させようとする「懸命」な努力の結果生まれてくる表現でもあります。しかし、よく考えれば、教育という仕事そのものが実に「あいまい」なもので、「これが正しい」という、固定的な「物差し」で子どもたちを指導することがいかに危険なものであるか、ということを表しているとも言えます。

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