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傾向と対策1 教育の最新事情


リニューアルされてから4回の試験がありました。この傾向と対策では、どの科目においても、昨夏の土曜日の問題を「1」、日曜日の問題を「2」、昨春の土曜日問題を「3」、日曜問題を「4」と表記することにします。
まず手始めは、必修科目「教育の最新事情」です。
この科目は、全12問中、1、3が奇数章2問出題、偶数章1問出題、2、4はその反対に、偶数章2問出題、奇数章1問出題で、規則的でした。この出題方法は今期も同様と予想します。
新傾向の問題は(このブログで「新傾向の問題」というのは「今まで出題されたことのない新しい問題」という意味で使います)、2問出題のうちのどちらか片方が新傾向という感じですが結構例外もありました。(1から4まで第6章はすべて過去問から出題されています。)第5章は、テキストのリニューアルにともなって新設された章なので当然「新傾向問題」となりますので、全体としては40%が新傾向問題でした。


第1章
この章でこれまで出題されてきた問題は、「学びの専門家としての教師とは」と「日本の社会や教育の状況」のどちらか、そして新な傾向として「教育・学びの質」の問題が入ってきています。基本的には簡単な問題が多いですが、ちょっと考え込んでしまいそうな選択肢がありますので注意が必要です。出題される可能性が高い順に並べておきます。

予想問題1
現在の社会状況における学校教育について適切でないものを選べ。 
          
① 近代化が進む現代日本では,基礎基本の徹底と知識量の拡大が求められている。
② 知識基盤社会では,基礎的知識の深い理解が求められている。
③ 近年、日本の子どもたちの貧困格差が拡大し、学力保障が学校に求められてきている。
④ 情報化がすすむ現代,学校で使用する機材や学習環境の変化が求められている。


予想問題2
教師が学びの専門家であるといわれる点について適切でないものを選べ。
①心理学の最新の学習理論を学び,それを説明できる専門家になることが求められている。
②子どもの学びの過程について教師相互が学び合うことが求められている。
③IT機材等の変化を学んでそれを使える専門家の養成が求められている。
④子どもたちの変化に対応するために、学びの質を問う姿勢が求められている。


予想問題3 日本の社会や教育状況について適切でないものを選べ。
① 明治以来行ってきた日本の校内研修での授業研究は,教師の専門的力量向上の場として世界に広がってきている。
② 知識基盤社会において教師は、最新の情報にアクセスできる力が求められる。
③ 経済格差による学力格差は,学校間格差をも生み出している。
④ 教育過程の質として,子どもの居場所感と没頭できる学習時間の保障が求められている。

予想問題4 教育の質向上について,適切でないもの を選べ。
① 教育の質の向上には、構造の質とともに教育過程の質向上を図らねばならない。
② 教育の質の向上を量る最良の指標は,学力テストの平均点がどれだけ上がったかである。
③ 教育の質の向上には,地方自治体や地域、学校の連携が必要である。
④ 教育の質向上には,生徒が学ぶ内容の高度化が期待される。

予想問題5 教職専門性について,次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 専門職の条件の一つが長期にわたる専門職訓練であるから,教師の場合も教員養成
段階だけでなく,実際の教職活動段階でも常に専門性の成長発達を図ることが重要である。

② 教職専門性は,教員採用試験に合格すればそれで十分に保持されている。
③ 教職専門性に関する世界の論議は,教師個人の専門的知識と技術を対象にするという点で一貫して変わりがない。
④ 教職専門性に関する世界の論議は,教職がどれだけ専門職として認められるかという〈地位〉問題に集中され続けている。


予想問題6 教職専門性について述べた,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。           
① 専門職である教師の場合も教員養成段階だけでなく,実際の教職活動段階でも常に専門性の成長発達を図ることが重要である。
② 教職専門性は,教員採用試験に合格すれば十分に保持されているといえる。
③ 近年の教職専門性に関する世界の論議は,教師個人よりも教師の協働性による学校改善を通じた専門性の実現過程に関心を向けている。
④ 教職専門性に関する世界の論議は,教職がどれだけ専門職として認められるかという〈地位〉問題から,教育行為にどれだけの専門的知識・技能を用いるかという教師の〈役割〉問題へとその対象を移してきた。



解答
予想問題1 ①
予想問題2 ①
予想問題3 ②
予想問題4 ②
予想問題5 ①
予想問題6 ②


第2章
過去問としては久々に「教員の給与」にかかわるものが出題されると予想。あとは、いよいよ、「新傾向問題」の使い回し開始と読んでの予想問題。

予想問題1 OECD加盟国における公立義務教育学校の教員給与に関して,正しいものを選べ。
① 日本の教員給与の最高額と初任給との差は,OECD加盟国の中では比較的小さい。
② 日本の教員給与の最高額は,OECD加盟国の中では比較的低い。
③ 日本の教員給与の最高額と初任給との差は,OECD加盟国の中では比較的大きい。
④ 日本の教員給与の初任給は,OECD加盟国の中では比較的高い。


予想問題2 わが国における公立義務教育学校の教員給与について,適切でないものを選べ。
① 都道府県の財政から支払われ、の三分の一が国庫負担である。
② 日本の教員給与は,OECD加盟国の中でも低い方である。
③ わが国の教員給与の最高額と初任給との差は,OECD加盟国の中では大きい方である。
④超過勤務手当の代わりに,一律4パーセントの教職調整額が支払われている。

予想問題3 次の文章中A , B , C , D には,(ア)「人格的リーダーシップ」,または(イ)「制度的リーダーシップ」という語句が入る。組み合わせとして正しいものを選べ。
江戸時代の寺子屋の師匠」と明治時代の学校制度発足後の「教員」との違いを考えるときに,社会学者ウィラード・ウォーラーが提案した(A) と(B) という概念が参考になる。ウォーラーは,「相異なる人間同志の結びつきから必然的に生じる」指導を(C) ,「はじめに支配と服従についての制度があって,その制度が定める型にしたがって行われる」指導を(D )と名付けた。
① A (ア) B (イ) C (ア) D (イ)
② A (イ) B (イ) C (ア) D (ア)
③ A (ア) B (ア) C (イ) D (イ)
④ A (ア) B (イ) C (イ) D (ア)


予想問題4 教師の職業モデルについての説明として,適切でないものを選べ。
① 「私」の求めに応じて、「私」がその報酬を支払う=「師匠」(知識の商人)
② 「公」の求めに応じて、「公」がその報酬を支払う=「学校教員」(国家の教育事業を請け負う准官吏)
③ 「私」の求めに応じて、「公」がその報酬を支払う=「学校の先生」(教育サービスを提供する公務員)
④ 「公」の求めに応じて、「私」がその報酬を支払う=教師の職業モデルとしてはありえない。


予想問題5 次の①~④のうちから,適切でないもの を選べ。
① 1971(昭和 46)年の中央教育審議会答申のなかで、教員の養成と採用と研修に一貫性をもたせた資質能力の向上が提言された。
②「教師の教育行為論」が求められるようになったのは学校の在り方が変わりはじめた高度経済成長期にはいった頃からである。
③ 職業が職業として成立するためには,その職業行為に対し受ける側からのプラスの評価の見返りとして報酬が支払われることが必要である。
④ 教員の給与は,社会における教師の地位や仕事に対しての社会的評価を示す指標となりうる。


正解
予想問題1 ③
予想問題2 ②
予想問題3 ①
予想問題4 ④
予想問題5 ②


第3章
この章は、「教師の専門性」にかかわる問題、「教師の研修」か「教師の資質能力」の問題、「現職研修」の問題が、比較的に予想しやすい順番で出題されています。
ということで、予想問題として、次の4つを挙げておきます。

予想問題1 教師の研修について述べた次のうちから適切でないものを選べ。
① 法律で定められた研修は,初任者研修,10年経験者研修,指導改善研修である。
② 教師の多忙化防止のために,校内研修はなるべく少なくすべきである。
③ 全国にある「教育センター」では,様々な研修プログラムを必要に応じて活用できる。
④ 研修の重要性を強調するものとして、教育公務員特例法には「職責を遂行するために,絶えず研究と修養に努めなければならない」と示されている。


予想問題2 教師の現職研修について正しいものを選べ。
① 法定の現職研修は,初任者研修のみである。
② 多忙な教師にとって校内研修は負担が多く、なるべく少なくすべきである。
③ 全国各地の(総合教育センター,教職員研修センターなど)では,多種多様な研修プログラムを必要に応じて活用できる。
④ 現職研修としては,教師個人の自主研修のことだけを考えればよい。


予想問題3 教職専門性の発達について適切でないものを選べ。
① 教職専門性の発達は,「資質能力向上」ということばとほぼ等しい。
② 教職専門性の発達は,教師の生涯学習として捉えること可能である。
③ 教職専門性は,教員養成段階から新採・新任研修段階を経て,現職研修段階までの過程で継続的に発達していく。
④ 教職専門性は大学の教職課程での知識・技術だけで身に付く。


予想問題4 教員評価のあり方について適切でないものを選べ。
①「評価」とは時間経過による変化の過程を対象とするので,教員評価も教職専門性の発達過程を対象とする。
② 教員評価は個人だけでなく教員集団による実践も評価対象に含めたほうがよい。
③ 教員評価とは,教師個人の勤務成績を客観的・量的・一方的に査定することである。
④ 教員評価はあくまで教育活動の促進が目的であるので,当事者の教師が評価過程に参加する自己評価の側面が重要である。


予想問題5 問3 教職専門性について述べた,次のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 専門職の教師の場合も教員養成段階だけでなく,実際の教職活動段階でも常に専門性の成長発達を図ることが重要である。
② 教職専門性は,教員採用試験に合格すればそれで十分に保持されている。
③ 近年の教職専門性に関する世界の論議は,教師個人よりも学校職場での教師集団に視点を置き,教師の協働性による学校改善を通じた専門性の実現過程に関心を向けている。
④ 教職専門性に関する世界の論議は,教職がどれだけ専門職として認められるかという〈地位〉問題から,教育行為にどれだけの専門的知識・技能を用いるかという教師の〈役割〉問題へとその対象を移してきた。


予想問題6 教職専門性について正しいものを一つ選べ。
① 専門職の条件の一つが長期にわたる専門職訓練であるから,教師の場合も教員養成段階だけでなく,実際の教職活動段階でも常に専門性の成長発達を図ることが重要である。
② 教職専門性は,教員採用試験に合格すればそれで十分に保持されている。
③ 教職専門性に関する世界の論議は,教師個人の専門的知識と技術を対象にするという点で一貫して変わりがない。
④ 教職専門性に関する世界の論議は,教職がどれだけ専門職として認められるかという〈地位〉問題に集中され続けている。


予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ④
予想問題4 ③
予想問題5 ②
予想問題6 ①

第4章
今春は、もう二度と出題されないだろうと思われていた「素朴理論」が出題され、また、「情動制御・自己制御」の古い過去問が出題されました。今期は、「現代日本の子どもを囲む特徴」と「学校教育における学習の基本的特徴」が、そして昨夏、新傾向として出題された「現代日本の少子化事情」が使いまわされると予想。ついでに古い「素朴理論」の過去問も。

予想問題1 現代日本の子どもを囲む特徴として、適切でないものを選べ。
① 少子化が進み、地域に子どもが少ない。
② テレビゲームやスマホ利用が低年齢化している。
③ 保育所の待機児童の問題でわかるように、乳幼児数が増加している。
④ 子どもの友人関係が学校のクラスを中心としている。


予想問題2 学校教育における学習の基本的特徴について、適切でないものを選べ。
① 子どもは何も知らない状態にあるととらえて,白紙状態から教えることが大切である。
② 学習活動により取り入れた知識と自分が持っている他の知識を結びつけ,知識のネットワークを構成する。
③ 多くの知識や技能は繰り返し学ぶことによって定着する。
④ 自己の認識についての自覚を持つことが学習方略を適切に選ぶのに有効である。


予想問題3 現代日本の少子化事情について、適切でないものを選べ。
① 現代日本の大きな特徴は少子化が進み、その改善の見通しがないことである。
② 合計特殊出生率は女性一人あたりの数で、1 を超えていれば少子化とは言わない。
③ 最近の合計特殊出生率は 1. 3 前後である。
④ 合計特殊出生率は上がってきていているが、少子化改善の見込みがあるほどではない。


予想問題4 子どものもつ「素朴理論」をめぐって適切でないものを選べ。
① 素朴理論の限界を明らかにしつつ科学的な考え方を導入することが大切。
② 素朴理論は、乳幼児期から子どもが生活の中で育んできたもので子どもの理論的な考えの始まり。
③ 学校の理科教育などは素朴理論を科学理論に変換する試み。
④ 素朴理論は大人になれば,学校教育の成果として克服される。


解答
予想問題1 ③
予想問題2 ①
予想問題3 ②
予想問題4 ④


第5章 
第5章はリニューアルに伴う「子どもの脳の発達科学」という新しい章立て。したがって4回の問題6問、すべて「新傾向問題」。これまでに出題された6問すべてを予想問題とします。使い回されますように(祈り)。

予想問題1 子どもの脳の発達について述べた次のうちから正しいものを選べ。
① 子どもの脳は,生まれたときには既に完成している。
② 脳の各領域は,それぞれ違うタイミングで発達する。
③ 脳の発達的変化は,生後 3 年間で終わりを告げる。
④ 子どもの脳は,生まれる前にはほとんど変化しない。

予想問題2 正しいものを選べ
① 脳などの中枢神経系は,神経細胞(ニューロン)のみからつくられている。
② 大脳皮質は,前頭葉,側頭葉,頭頂葉,脳幹からなる。
③ ニューロンとニューロンは,シナプスを介してつながっている。
④ 大脳皮質の各領域と認知機能はつながっていない。


予想問題3 正しいものを選べ
① 青年は,児童や成人よりも,自己制御が難しい傾向にある。
② 自己制御には,前頭前野のみが関係している。
③ 前頭前野の活動は,皮質下の線条体の活動に影響を及ぼさない。
④ 皮質下の線条体の活動は、児童期に最も激しい。

予想問題4 適切でないものを選べ。
① 社会脳とは,社会的行動に関わる脳内機構のことである。
② 心の理論は,他者の心的状態を推測する能力のことである。
③ 社会脳は心の理論と関係している。
④ 心の理論は青年期から発達が始まる。


予想問題5 正しいものを選べ。
① 文字を知らない子どもには,キーボードでの文字学習が最も効果的である。
② 子どもはどのようなメディアからも学ぶことはできない。
③ 乳児は,ライブの他者とメディアの他者から同じように学習する。
④ デジタル機器の利用によって子どもの学習支援が可能となる。

予想問題6 正しいものを選べ。
① 心の理論は道徳性の発達に影響を与える。
② 道徳性の判断に社会脳の領域は関わっていない。
③ 道徳性は教育によってのみ育むことができる。
④ 道徳性は児童期に発達が始まる



正解
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ①
予想問題4 ④
予想問題5 ④
予想問題6 ①


第6章
ここは、全科目を通じてリニューアル以来、新傾向問題が出題されなかった大変希少な章です。したがって当然ながら春も予想が当たりました。今期も過去問の使い回しを前提に、この5つのパターンの使い回しと予想します。

予想問題1 特別支援教育の学校支援体制について述べた,次のうちから適切でないものを選べ。
① 特別支援教育コーディネーターの役割は主に、校内の役割,外部との連絡調整,保護者の相談窓口の3つである。
② 特別支援が必要な子どもがいる学級の担任は,個別の指導計画と支援員の配置計画を作成する責任を負う。
③ 校内委員会は,支援の必要な子どもの個別の指導計画を作成し,学校全体の共通理解のもと,実際に支援を行い,再度,支援の評価検討を行う。
④ 通常の学校には,地域の教育委員会や特別支援学校から専門的な知識のある相談員が支援のために巡回することになっている。

予想問題2  インクルーシブ教育に関して適切でないものを選べ。
① 障害者の権利に関する条約とは,あらゆる障害のある人の尊厳と権利を守るための条約である。
② 障害があることを理由に普通教育から排除してはいけないという意識が共有されるようになった。
③ 移動に車いすが必要な生徒がいる場合,合理的配慮の観点から,学校は必ずエレベーターの設置が義務付けられている。
④ 合理的配慮の定義とは、「障害者が他の者と平等にすべての人権及び基本的自由を享有し,又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって,特定の場面において必要とされるものであり,かつ,均衡を逸した又は過度の負担を課さないもの」である。


予想問題3 発達障害とはどのような子どもたちのことか。次のうちから適切でないものを選べ。
① 文部省の学習障害の定義は,「学習障害とは基本的には全般的な知的発達に遅れはないが,聞く・話す・読む・書く・計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである」。
② 文科省の注意欠陥多動性障害の定義は,「ADHDとは,年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力及び/又は衝動性,多動性を特徴とする行動の障害,社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである」。
③ 文科省の注意欠陥多動性障害の定義は,「ADHDとは,年齢あるいは発達に不釣り合いな不注意のみを特徴とする行動の障害で,社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである」。
④ 文科省によると「高機能自閉症(高機能自閉スペクトラム症)とは3歳くらいまでに現れ,他人との社会的関係の形成の困難さ,言葉の発達の遅れ,興味や関心が狭く特定のものにこだわることを特徴とする行動の障害である自閉症のうち,知的発達の遅れをともなわないものをいう。


予想問題4  発達障害の子どもを含む通常の学級の子どもたちに対する3段階の支援の実際について述べた次のうちから適切でないものを選べ。
① 一次的援助サービスとは,どのような子どもにとってもわかりやすい授業を行うなど,全員の子どもたちに対して支援的に関わることである。
② 二次的援助サービスとは,不登校傾向であったり,授業中さえない顔をしたりなど,支援の必要な気配がある子どもに対して支援的に関わることである。
③ 三次的援助サービスとは,支援が必要なことが明らかである子どもに対して,個別や小集団で手厚い支援を行うことである。
④ 一次的援助サービス,二次的援助サービス,三次的援助サービスの中で,すべての子どもたちに支援的に関わる必要はない。


予想問題5 日本は,2007年4月より特殊教育から特別支援教育へ転換した。その後の状況について述べた次のうちから適切でないものを選べ。
① 障害を持つ子どもの教育は,特別支援学校,特別支援学級などの区別された特別な場においてのみを行うようになった。
② 障害を持つ子どもは通常学級にもいるので,学校全体で支援体制を整える必要がある。
③ 2002年文科省の調査では,通常学級における支援の必要な子どもたちの割合は6.3%,2012年では6.5%とされた。
④ 2012年調査では,支援の必要な子どもたちの割合は、小学校1年生では9.8%,中学3年生では3.2%とされた。



正解
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ③
予想問題4 ④
予想問題5 ①

ヒント:
どの問題にも共通ですが、誤4択問題の正解を探す場合、「のみ」とか「だけ」「しか」「すべてが~ではない」などの限定するような言葉が含まれている選択肢が正解であることが多いので、この辺にも注目してみましょう!


第7章
ここは、夏期は、「親子関係」と「社会性と自己本位的行動」の問題に、新傾向問題として「集団遊び」の問題が出題されました。春は、予想通り「集団指導と集団活動」と「学校教育と生徒指導」が出題。今期は、昨夏の新傾向問題・「集団遊び」が使いまわされると予想。

予想問題1 私生活化についての次のうちから,正しいものを選べ。
① 私生活化とは,公的なことよりも私的なことを優先させる態度をいう。
② 私生活化とは,公的なことにも私的なことにも強い関心を抱き、その関心に沿って行する態度をいう。
③ 私生活化とは,公的なことにも私的なことにもまったく無関心な態度をいう。
④ 私生活化とは,私生活を犠牲にしてでも社会に貢献しようとする態度をいう。


予想問題2  集団指導と集団活動について述べたうちから適切でないものを選べ。
① 集団指導とは集団での活動を通して子どもたちを社会化していく教育活動である。
② 子どもは、集団活動における対人関係を通して他者性を意識し,自己をコントロールできるようになり集団活動のルールを理解するようになる。
③ コミュニケーション能力は,集団生活と関係なく子どもが自分一人で自然と身につけていくものである。
④ 子どもは,集団での活動や生活を通してリーダーシップやフォロアーシップについて理解するようになる。


予想問題3 次の文の ( A) および ( B ) に当てはまる組み合わせを選べ。
子どもたちが集団的遊びを楽しいと感じるのは、集団的遊びが( A )をもたらすからである。その( A )によって子どもの関係性が変わり、相互に親密性を深めていく。しかし、本来子どもたちの意見や要求は多様であるから集団的遊びを通じて、子どもたちは互いに( B )することをまなばなければならない。こうした( B ) するということは相手の立場や意見を自分のなかに取り入れていくことを意味するので、子どもの発達にとってはとても大切である。
① A 集団的経験 B 同調
② A 集団的態度 B 譲歩
③ A 集団的興奮 B 妥協
④ A 集団的感情 B 和解

 
予想問題4 親子関係について,次の①~④のうちから,適切でないものを選べ。
① 現代の親は,自分の子どもに過保護で過大評価をする傾向にある。
② 現代の親は,子どもに対して厳しく、権威のある親でありたいと思っている。
③ 現代の親子関係は,親と子が対等で水平的関係になっている。
④ 親は権威と愛情を併せ持ってこそ、親の示す価値・規範を子どもに納得させ習得させることができる


予想問題5 社会性と自己本位的行動について適切でないものを選べ。
① 社会性とは,社会の価値規範,生活習慣等に従って生活できる社会的適応性をいう。
② 今日の子どもたちは,親の私生活優先主義,対等な親子関係のなかで自己本位的になっている。
③ 社会性は子どもが日常生活おける人間関係を通して発達していく。
④ 自己の不利益を顧みないで他人に利益をもたらすような行動を自己本位的行動という。

正解
予想問題1 ①
予想問題2 ③
予想問題3 ③
予想問題4 ②
予想問題5 ④


第8章
前回は、予想通り、「学校内・外との連携」、「「子どもたちの問題行動」が出題。今回は、順番で「教育相談の実際」と「「教師とカウンセラーについて」が出題され、新傾向問題として昨夏に出題された「生徒理解に必要な教師の態度」が使いまわされると予想。

予想問題1 教育相談の実際について、適切でないものを選べ。
① 子どもたちの話す言葉は,本音が隠されたタテマエである場合もある。
② 傾聴とは,言葉に隠されたものに耳と心を傾けることである。
③ 人と人の対等な信頼関係が教育相談には必要である。
④ 教育相談で子どもに言葉が出てこないときはすぐに援助する必要がある。


予想問題2 特集 教師とカウンセラーについて述べた,次のうちから,適切でないものを選べ。
① 子どもと日常生活を共にしている教師は,問題の早期発見もしやすい。
② 教師とカウンセラーはその目指すところが違うので,兼務すべきでない。
④ 教師には,集団への関わりと個に対する関わりの双方が求められる。
⑤ 教育の現場においては,相談活動も教師の役割のひとつと考えられる。


予想問題3 学校内・外との連携について、適切でないものを選べ。
① 教師の専門性を超える事態の場合は、適切な専門機関につなぐことが求められる。
② 学校と家庭,専門機関が互いに情報を共有しながら連携する必要がある。
③ 子どもの問題の多様化に伴い,教師にもアセスメントの力が必要になってきた。
④ 専門性を異にする担任教師と養護教諭は,別々に指導する必要がある。


予想問題4 子どもたちの「問題行動」について述べた,次のうちから,適切でないものを選べ。
① 子どもの「問題行動」にこめられたメッセージを理解する必要がある。
②「反社会的行動」とは他者や社会に攻撃性を向けるものをいう。
③ 過敏性大腸症候群や円形脱毛症という子どもの表れは,「行動化」として分類される。
④ 子どもが悩みを語らない背後には、プライドや大人への不信,気遣いなどがある。


予想問題5 生徒理解に必要な教師の態度について適切なものを選べ。
① 教師に対する暴力や反抗などを「非社会的行動」という。
② 子どもの問題行動は「消し去る」ことをまず第一に考えるべきである。
③ 子どもの話を「聴く」ときには,言葉の裏にある気持ちを理解する必要がある。
④ 教師の勝手な決めつけになるので、生徒の行動の裏にある意味を読み取らないほ
うがいい。



正解
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ④
予想問題4 ③
予想問題5 ③


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教育の最新事情

お世話になります。

予想問題の6ですが、解答の確認をお願いします。

テキストを見ても納得できないので…。

順番に、231441ではないでしょうか?

違っていたらすみません。

No title

連続ですみません。

第5章でした。

よろしくお願いします。

Re: 教育の最新事情

ヒットさま

ご指摘ありがとうございました。
いろいろ混乱してむちゃくちゃになっていました。
訂正をしてお詫び申し上げます。

ドジ

Re: No title

あきさま

ご指摘ありがとうございました。
答え間違っていました。
お詫びして訂正いたします。

ドジ

No title

さっそくのお返事ありがとうございます!

安心しました!

編集ミス?

お世話になります。
7章 予想問題2の①、②が混ざっていると思います。

Re: 編集ミス?

ぬくちゃんさま

ご指摘ありがとうございました。
修正しました。

ドジ

2016年度「冬季」3月4日(土)の解答について

お世話になっています。いよいよ試験が明日に迫り、バタバタと復習をしているところです。

2016年度「冬季」3月4日(土)の教育の最新事情の解答についてお尋ねします。問5ですが、ここは正しいものを選ぶ問題ですので、②は間違いかと思われます。そこで、正しい答えは①かと思われますがいかがでしょうか?

もし他の方から先に同様の質問があった場合は申し訳ありません。一応サイト内を探してみたのですが…。

よろしくお願いします。

連続ですみません

連続ですみません。

先ほど「2016年度「冬季」3月4日(土)の解答について」で質問した件ですが、傾向と対策1 第1章 予想問題5と同じ問題でしたね。そちらで答えが①となっていましたので確認ができました。

お騒がせいたしました。引き続き復習頑張ります!!!
 
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ドジさん

Author:ドジさん
教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
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