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スクールカウンセリング(8)

問8
この章は、1章と同じ講師に交代した章で、新傾向の問題が予想されました。
結果、出題されたのは「スクールカウンセリング事業の発展と課題」正四択誤四択の別の問題でした。(河合隼雄がまたしても選択肢に登場していたのには笑えました。)
こんな問題が出たということでやってみてください。運が良ければ今期も出題されるかもしれません。

例題1スクールカウンセリング事業の発展と課題について,次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 2000年の 伊藤美奈子の報告では,調査した学校の60%以上で,教職員のスクールカウンセラーに対する印象は非常にネガティヴであった。
② 追跡調査によると 2006年度に不登校だった児童生徒の5%未満しかスクールカウンセラーに相談しなかった。
③ 児童生徒のカウンセリングでは,言語以外でも自己表現できるように,プレイセラピー的なアプローチが導入される場合がある。
④ 子ども時代にいじめられた経験のある人の割合が6割を越えるという調査結果が得られたことはない。


例題2 スクールカウンセリング事業の発展と課題について,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 日本におけるスクールカウンセラー事業の開始を「黒船の到来」に喩えたのは、私が尊敬してやまない河合隼雄大先生である。
② 子どもの不登校やいじめの原因やその解決方法を,統計的研究だけから見つけることは難しい。
③ 不登校の子どものカウンセリングにおいて,信頼感が生まれたり劣等感を克服したりすること通して,次第に周りの人々と積極的に交流できるようになるケースがある。
④ いじめが原因で自殺する子どもの数は,警察の統計によれば,2008年以降,毎年,小学生10名,中学生100名,高校生500名を越えている。


正解
例題1 ③
例題2 ④

この問題、極端な統計数値が示されている選択肢は怪しいと考えた方がいいでしょう。


1章同様、材料不足で今期どんな問題が出されるのかは予想が難しいのですが、とりあえず夏に作ったオリジナル予想問題を再掲しておきます。

予想問題1 不登校とSCについて述べられた次の①~④の記述で中から適切でないものを一つ選べ。
①文部科学省による「不登校に関する実態調査」においても,平成18 年度に不登校であった児童生徒の34.9%が学校にいるSC などに相談していたという結果が出ている。
②不登校の児童生徒に対するSC の関わりは,プレイセラピー的な関わりを通して,信頼感を伴った関係性を醸成することが第一歩となる場合が多い。
③不登校の定義は、文部科学省の記述に沿えば,「年間60 日以上欠席した児童生徒のうち,病気や経済的な理由を除き,何らかの心理的,情緒的,身体的,あるいは社会的要因・背景により,登校しないあるいはしたくともできない状況にあるもの」である。
④不登校は中学生でもっとも高い発生率を示し,平成3年度には中学生全体の約1%であったが,平成25 年度では2.69%に達している。


予想問題2 いじめ問題へのSCのアプローチについて述べられた次の①~④の記述で中から適切でないものを一つ選べ。
①被害者と加害者に対する個人カウンセリングだけでなく,学級集団に対するストレスマネジメント教育や教師集団に対する校内研修なども含まれている。
②SCは、いじめ防止等の対策のための組織とは一定距離を置いた立場からアプローチをすることが期待されている。
③SCは,いじめの被害に遭った子どもの体験を聴いて,その子の心境をできるだけ共感的に理解する必要がある。
④いじめ加害者の中には過去に自分自身が心の傷を負っているケースもあり,そうした背景も視野に入れねばならないことがある。

予想問題3 自殺問題へのSCのアプローチについて述べられた次の①~④の記述で中から適切でないものを一つ選べ。
①「そういった気持ちが自然に起こることもあるのですが,なんとかしてこの事態を乗り越えていく道を一緒に探しませんか」と語りかける。
②「ひどくつらい出来事があると,死にたい気持ちになることもあるかもしれないけれど,そんなときは,誰か周囲の人に相談してほしい」と話す。
③「死んではいけない」とか「死ぬな」と強く言う。
④自殺の危険性が感じられるケースでは,SC は一人で抱え込まず,保護者や担任,養護教諭や管理職などの協力を求める。

予想問題4 SCの課題について述べられた次の①~④の記述で中から適切でないものを一つ選べ。
①SC はそれぞれの現場で,一人ひとりの子どもたちや保護者,教職員に即した有効な対応を常に模索しなければならず,そのためには不断の研鑽が必要になってくる。
②不登校,いじめ,自殺といった問題に、だれもが対応できる即効性のあるマニュアルづくりが急務である。
③とくに,いじめや自殺の問題では,道徳性の涵養やスピリチュアリティの醸成まで視野に入れねばならない。
④SC が教職員や保護者,他の専門家や地域の人々と、互いの専門性を尊重しながら連携・協働して取り組むことが大切である。


解答
例題1 ③
例題2 ②
例題3 ③
例題4 ②

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