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現代の生徒指導(3)

問3
第3章は第4章とともに前期から講師が交代しました。「常識的な問題ではあるが、表現が微妙な問題が出題される」ということでしたが、まあまあ簡単な問題でホッとしたのではないでしょうか。ただ、2問がそれぞれ誤四択と正四択で、はやり正四択の問題では少し戸惑いがあるようです。
その正四択問題は以下のような問題です。


思春期について述べた①~④のうちから,適切なものを一つ選べ。
① 「思春期」と「青年期」は全く別の発達段階である。
② 思春期は,成熟と成長のアンバランスや不安定さが特徴である。
③ 思春期特有の「第二次性徴」は,性による自意識の変化である。
④ 思春期に訪れる体の変化は,誰もが同じように経験することである。


正解は②ですが、他の選択肢と少し迷うかもしれませんね。
誤四択の正解は以下で、まったく迷うことはないと思います。


・反抗期には,親子のタテ関係がより強固なものとなる。

今期は、2回目ということで、まだまだ使い回しはないでしょうから、前回私がつくったオリジナル問題を予想問題として再掲します。

予想問題1 思春期について述べた次の①~④の記述の中で適切でないものを選べ。
① 年齢的には小学校高学年頃から中学・高校生くらいまでを含み込む。
② 思春期の最も大きな特徴は,「子どもとおとなの境界線上にある過渡期」ということである。
③ 思春期は、成長と成熟のアンバランスと,そこから生じる不安定さをその特徴とする
④ 第二次性徴は、思春期のはじまりと見られているがその受け取り方はおおむねどの子どもも同じである。


予想問題2 思春期の子どもの特徴として次の①~④の記述の中で適切でないものを選べ。
① 未知の大人の世界に足を踏み入れる不安を抱える子どもも少なくない。
② 自己認識が強まり,自分があたかも世界の中心であるかのように振る舞うようになる。
③ 自と他を過度に意識し,人と比較する中で自己嫌悪に陥る子どもたちも少なくない。
④ 親や教師,社会の権威一般に対して攻撃,批判,嫌悪,いらだちという態度を示す。

予想問題3 思春期の親子関係について次の①~④の記述の中で適切でないものを選べ。
① 親と子どもが必死でぶつかり合う中で,子どもは社会の厳しさや人生の不条理を学んでいく。
② 反抗期というのは,それまでのタテ関係(育てる-育てられる関係)をヨコ関係(対等な人間同士の関係)に結びかえる作業でもある。
③ 子ども時代の親子関係を温存したまま,思春期・青年期を越え,成人期に入ってもそのままという親子関係が理想的である。
④ 親子が対等な人間同士の関係になる過程は、子どもが、「親にとっていい子にならなければ」という自分自身への期待を縮小していく作業でもある。


予想問題4 現代の思春期の友人関係の特徴について次の①~④の記述の中で適切でないものを選べ。
① 近年,友だちとのつきあいに疲れている子どもたちが増えている。
② 学級という空間には「疎外」と「癒し」が共存し,非常に複雑な人間関係が教室のいたる所に渦巻いている
③ ラインやチャットなどの交流手段が増えたことによって、子たちの関係がより親密で豊かになる可能性を見いだせる。
④ 今の子どもたちが、友人間で適当に距離を保ちながら,互いの気持ちに踏み込まないのは,自分の心の弱い部分を守るための“鎧”だともいえる。

正解
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ③
予想問題4 ③

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