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現代の生徒指導(1)

こちらのページも合わせてご覧ください。

冬期・現代の生徒指導・傾向と対策
夏期・現代の生徒指導・傾向と対策


やっと重い腰を上げて、今期の「傾向と対策」に取り掛かり始めました。
まずは、テキストの一部にまたは全面的にリニューアルされた部分がある科目から。
まずは、「現代の生徒指導」。
って始めたら、いつものくせで、とたんにやる気が失せています。
変更部分を特定するにはテキストを読み込まなければなりません。
しかし、何度も言いますが、放送大学の免許更新講習のテキスト(全部が全部そうではありませんが)、
あまりにくだらなさすぎ、レベル低すぎ・・・
腹が立つやらあきれるやらで、いきなり読む気なくしてます。
テキスト読まずに傾向と対策だけならなんとか続けられるかもですが、
さすがにきつい・・・。

気を取り直して
とりあえず第1章の変更点から。

1.
新:特別活動の時間のみならず授業中(学習指導時)においても,あるいは昼食時,清掃時,休憩時間などにおいても規範的文化を取得していく。その意味では学校での集団生活自体が生徒指導であると言ってもよい。

旧:学校生活自体が集団生活であるから,その意味では規範的文化は学校生活のあらゆる領域で習得されていく。しかしその全ての領域が規範的文化の習得を目的としたものではない。学校教育には規範的文化の習得を目的に学級活動,生徒会活動,クラブ活動,学校行事といった集団活動が設けられている。こうした集団活動の指導を中心に規範的文化を習得させていくのが生徒指導である。


旧のテキストでは、「生徒指導」の領域を「学習指導」と一応区別していましたが、新では学校での教育活動のすべてを「生徒指導」の領域とするように改めています。たぶん学習指導要領に合わせたのだと考えられます。

ここで管理人の陰口:「生徒指導」ってことば嫌いですが(「生活指導」のほうがいい)、そもそもその目的が「規範的文化の習得」というのがおかしい。そりゃ、集団生活の基本的なモラルを学ぶということはありますが、自分たちの生活を自分たちで創造的に作り直すとか、人間関係をより平和的なものに編み直すとか、おとなの価値を乗り越えるものを生み出すことにこそ教育的価値があるのだと思うからです。


2.これは新たに付け加えられた部分です。
「学級集団は学習指導と生徒指導を効果的に達成していくために組織された集団であり,水平的関係(児童 ・ 生徒関係)と垂直的関係(教師生徒関係)から成る。」

「学級集団」の定義づけをしています。


ここで管理人の陰口:「学級集団」て、子どもたちで成る、子どもたちの集団のことです。そこにまるで、教師も「学級集団」の一員のように教師と子どもの「垂直的関係」を入れることは論理的に間違ってます。

3.どうでもよさそうな付け足し部分
旧:教師は教育者であると同時に管理者でもある。だから学習指導にしろ生徒指導にしろ指導効果を高めていくためには,教師はリーダーとして影響力を行使し(リーダーシップ),学級集団をまとめ,管理していかなければならない。

新:教師は教育者であり,指導者であり,かつ管理者であるから学習指導と生徒指導の指導効果を高めていくために教師はリーダーシップを発揮して学級集団をまとめ,管理していかなければならない。

「教育者」と「管理者」の間に「指導者」を入れてきました。

ここで管理人の陰口:教育には「指導」的な要素と「管理」的な要素がある、というのはわかります。したがって「教育者」とは「指導者」であり同時に「管理者」であると。しかし、教育における「指導」とは何か、「管理」とは何かが何も示されていない中でのこの追加は意味がありません。私的に言えば、「自分たちの生活を自分たちで創造的に作り直すとか、人間関係をより平和的なものに編み直す」ことを目的として生徒集団や個々の生徒に働きかける教育的行為を「指導」といい、そういう指導を成り立たせる前提の舞台をつくることを「管理」と呼びます。たとえば、上記の目的で子どもたちに「話し合い」をさせるのは「指導」で、「とりあえずみんな席につこう」とか「他の子の話はちゃんと聞こう」とか指示したり呼びかけたりするのを「管理」ととらえます。

4.
新:「(2)学級集団の構造」の見出しをつくって「インフォーマルな下位集団」について解説
 「インフォーマルな下位集団 集団内でのみ通用する逸脱的なインフォーマル規範(暗黙の了解など)を作り出している場合もある。」「観察法によって学級集団内の対人関係を把握することもできる」
を追加


ここで管理人の陰口:別に当たり前のことで教師なら誰だって知っていること。

5.
「三隅二不二の PM 理論」「グッドとエバートソンの研究」「「教室のピグマリオン」は多少の表現を変えたり図を削除したり、表を作り変えたりした程度。

ここで管理人の陰口:しかし、なぜこうした研究のことを紹介しているのか、そもそもこれらの調査研究の前提となる調査項目自体も意味不明な点が多いです。たとえばPM理論は、教師のリーダーシップを(performance)の機能と集団成員相互の連帯性を促進して集団を維持・強化する集団維持(maintenance)に腑分けしていますが、それぞれ具体的にはどういうことなのか、わかりずらい。「目的に向けての方向付け」と「子どもの理解と情緒安定に努める」と言われたってどこがどうちがうのか・・・
「グッドとエバートソンの研究」の②無関心(父兄の不意の相談に準備のできていない生徒)って、日本語が意味不明。たぶん翻訳しただけなんだろうけど、だれか意味の分かる人教えてください。それから「父兄」って言い方、もうこれだけでこの講師の品性がわかってしまいます。「父兄」ってことば、今でも普通に使う人、いますけど、「保護者」と言いましょう。「父兄」というのは旧民法化での表現で、封建的な家父長制をあらわす典型的なことばです。「母」とか「姉」がなんで入らないんだ、っていう問題。それからご承知のように保護者が「家族」である、ということも決して当たり前ではないということも考えなくてはいけない。
 それから「教室のピグマリオン」って、結局「教師好みの児童生徒は伸びる」から、生徒・児童を平等に扱いましょう、ってことを言いたいのだろうか。だとしたら、あまりに単純すぎる。

で、ここからが肝心の傾向と対策
いろいろと愚痴を含めて、テキストの変更点を述べてきましたが、問題そのものに変化はなさそうです。

問1
冬期出題
(土)「教師生徒関係の問題」(誤四択)
(日)「教師のリーダーシップ行動」(正四択)

正解選択肢は、
(土)「教師の指導態度によって生徒の学習意欲や学習態度が異なることはない。」
(日)「教師のリーダーシップ行動は,児童・生徒の学校モラールに大きな影響を与える。」


いずれも使い回し問題で、他の選択肢との関係ですぐ答えが見つかる問題でした。

今期の予想はまず、「学級集団」が土日のどちらかで必ず出るということ。これは誤四択の問題で、下記が×だとわかればOK。
「 学級集団には,インフォーマルなさまざまな下位集団が存在するが、教師はそれを把握しておく必要はない。」

もうひとつは「教師のリーダーシップ行動」の別バージョンが出ると予想。下記が○だとわかればOK。
「教師のリーダーシップ行動には,学級集団の目標達成機能と学級集団維持の機能の両方必要である。」

保険としてあとひとつ、前回も予想したこれ。

例題1 次の文中の(ア)、(イ)に当てはまる適切な語の組み合わせを一つ選べ。
学校が伝達する文化は、社会生活に必要な知識・技術をいう( ア)と、社会生活に必要な価値・信念・態度・行動様式をいう( イ)とに分けられる。
この区分にしたがって学校の教育活動は,学習指導と生徒指導とに分けられている。
1.(ア)規範的文化- (イ)生活的文化
2.(ア)認知的文化- (イ)規範的文化
3.(ア)規範的文化- (イ)認知的文化

4.(ア)認知的文化- (イ)生活的文化

例題1
解答2
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ドジさん、いつもありがとうございます!!

それにしても、この教員免許更新講習って一体何なのっ!?・・・ とぶつぶつ言いそうになりますが、前向きに取り組みたいと思っています!
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教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
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