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どちらが「適切でない」のでしょう?その2

「教育の最新事情」・土曜日問題の問6のつづきです。
まだ多くの方からのご意見をお聞きしたわけではありませんが、
もし③が正解だとしたら、「受け入れ認める」ことと「評価する」「受け留める」こととは同じことを言っているということになります。③の選択肢を裏返すと、「受容とは、たとえ間違った行動でもひとまず受け入れ認めることである」、ということになります。これは選択肢② 「子どもの話を聴くには,評価せずにひとまずしっかり受け留めることが重要である。」とほぼ同意ということになります。
しかし、それでも「間違った行動」「認めること」という表現に「いいんだよ、それで」と「容認すること」と捉える人は多いと思います。それで、①に解答が流れる、という感じでしょうか。
それに対して①を正解と考える根拠は、やはり「同情」ということばのニュアンスです。これについては、まーさんさまが、「同情」ということばの辞書での定義を示してくれました。それによれば確かに、「同情」ということばは「共感」と同意にとれないことはないようです。ただ、教育の現場では「こどもの気持ちに寄り添うこと」を「共感」ということばで言い表し、「同情」ということばが使われることはめったにありません。「同情」という言葉は生徒と教師の教育的関係の文脈ではほとんど使われないと言っても過言ではないのです。ですから「同情」と言うことばに「陳腐さ」というか「薄っぺらさ」を感じ取ってしまう人は、上記の理由と合わせて思わず①を「適切でない」選択肢として選んでしまうというわけです。

この問題の正解が、①か③のどちらかかを断定するのはかなり難儀なことであることには間違いありません。
それは、この問題の出題者が使うことばの「センス」の問題にも関係しています。
受講者は、理不尽な法の下で、忙しい時間を割き、使わなくてもいいはずのお金を使って受講・受験をしているわけですから、どうか、もっと歯切れのいい、理解しやすいことばで問題をつくってほしいと切に願う次第です。
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