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14夏期過去問もどき・「教育の最新事情」 byA子さん

では、さっそくの情報です。
これは、昨年夏の必修科目・「教育の最新事情」の土曜日の過去問もどきです。皆さんの先輩受講者のA子さんがデフォルメしてくれたものです。とてもすばらしい出来で管理人も感動してしまいました。冬期の受講者へのA子からのプレゼントです。どうぞ。


問1 日本の学校教育の現状に合っていないものを一つ選べ。
① 子どもに対しては、知識は広く浅く分量を増やすことが求められている。
② 子どもに対しては、基礎的な知識の理解度を深めることが求められている。
③ 経済的理由により、学校外で学ぶ機会の持てない子ども達の学力水準を保つことが学校に求められている。
④ 学校で使用する教材にIT機器などを取り入れ、時代に即した学習環境を整えることが求められている。


問2 わが国の公立小中学校の教員給与について正しいものを一つ選べ。
① 日本の教員の初任給と最高給与との差は,他のOECD加盟国に比べて小さい方と言える。
② 日本の教員の最高給与は,他のOECD加盟国比べて低いと言える。
③ 日本の教員の初任給と最高給与との差は,他のOECD加盟国に比べて大きい方と言える。
④ 日本の教員の初任給は,他のOECD加盟国比べて高いと言える。


問3 教職専門性に関して適切でないものを一つ選べ。
① 教員の養成時だけではなく,実際の教職活動の中でも常に専門性を伸ばすための精進が大切である。
② 教職専門性は,教員採用試験に合格することによって十分保持されていると見なされている。
③ 現在は、教師個人の資質・能力より、同僚同士の協働による専門性の実現プロセスを重要視する傾向がある。
④ 1980年代以前は、教職がどの程度専門職として認知されるかという「地位」の視点から論議されたが、80年代以降90年代までは、教育活動にどの程度の専門的知識・技能を使うかという「役割」に目が向けられた。


問4 現代の日本の子ども達の状況のうち適切でないものを一つ選べ。
① 少子化のため,全国的傾向として子どもの絶対数が少ない。
② スマートフォンやゲーム機などを利用し始める年齢が、徐々に低くなっている。
③ 乳幼児数は増加しているので、公立保育園に多くの待機児童がいることが社会問題となっている。
④ 学校のクラスメイトを中心として友人関係が築かれていて、年齢や居住地域の違う友達は比較的少ない。

問5 私生活化とはどのようなことをいうのか,次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 私生活化とは、私的行事を優先させ、公的行事を必ずしも重要視しない生活態度をいう。
② 私生活化とは、公的行事、私的行事ともに関心をもち、それを一層深めていくような生活態度をいう。
③ 私生活化とは、公的行事、私的行事の両方にまったく関心がなく、すべてに無気力な生活態度をいう。
④ 私生活化とは、自己犠牲を厭わず、社会的な問題のために尽くそうとするような生活態度をいう。


問6「子どもの問題行動」に関して、適切でないものを一つ選べ。
① 子どもが「問題行動」を通してどのようなメッセージを発信しているのか理解することが重要である。
② 暴力や反抗などを「反社会的行動」といい、それは攻撃性を他者や社会に向けることである。
③ 子どもの内面は様々な形で表出されるが、「行動化」に分類されるものとしては、過敏性大腸症候群や円形脱毛症などがある。
④ プライドや大人への不信感、気遣いなどによって、悩みをなかなか言葉に表せない子どもは少なくない。


問7 日本の特別支援教育の状況について、適切でないものを一つ選べ。
① 2007年以降、特別支援学校,特別支援学級などが新設され、障害のある子どもに対し、通常の学級とは別の専用の場で、きめ細かい対応がなされるようになった。
② 障害のある子どもも、その種類や程度によっては通常の学級で教育されるため,学校全体で支援体制を整えることが求められている。
③ 文科省の調査によると、2002年の時点では、普通学級における要支援の子どもたちが6.3%だったのに対し、2012年では6.5%となっている。
④ 2012年の同調査では、学年別の結果も発表されており、小学校1年生では9.8%であるのに対し、中学3年生では3.2%となっている。


問8 次の文章は、2006年12月に成立した改正教育基本法第17条(教育振興基本計画)の要約である。
(ア)と(イ)に入る適切な語句の組み合わせを一つ選べ。


「教育振興に関する施策についての基本方針及び基本計画を定め、これを国会に報告し、公表するのは(ア)である。その計画を参酌しつつ、全国の各地域の実情に応じた基本計画策定を求められるのは、(イ)である。」

① (ア) = 政府 (イ) = 教育機関
② (ア) = 政府 (イ) = 地方公共団体
③ (ア) = 地方自治体 (イ) = 学校法人
④ (ア) = 地方自治体 (イ) = 教育機関

問9 2008年の学習指導要領改訂の方針として,適切なものを一つ選べ。
① 国語の時間数を増やし、十分な言語力育成が国語科だけで行えるようにする。
② 中学生の個性を尊重し、自主的な向学心を育てるため,選択科目を多数設ける。
③ 活用や探究の学習のため、「総合的な学習の時間」は引き続き確保する。
④ 学校の授業時間数を増やし、学力を付けるための家庭学習は、あまり必要ないようにする。

問10 次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 経営学者ドラッカーは、マネジメントを「組織に成果を上げさせるための機能」と定義している。
②「小学校においては,調和のとれた学校運営が行われるためにふさわしい校務分掌の仕組みを整えるものとする」と規定しているのは学校教育法施行規則第43条である。
③ 経営学でいうPDCAのマネジメントサイクルは、学校組織のマネジメントにおいても有効な機能である。
④ 学校と地域との共生を図るため、「学校設置協議会」を制定し、それを学校支援地域本部によって運営する。

問11 クラスの中でいじめが発生しているとき、組織的な対応としてもっとも適切な教師の行動を一つ選べ。
① あまり大事にならないように、状況の確認を自分ひとりでして、慎重に対策を考える。
② 秘密が守られないと困るので、相談はまず、学校内部ではなく外部の機関にする。
③ 担任として責任を持って、しばらく様子を見守り、早急に行動を起こすようなことはしない。
④ 確認した状況を管理職に伝えるだけでなく、校内委員会や、同僚教師、スクールカウンセラーなどと共有し、それぞれの立場からの対応が可能なように努める。


問12 今後の学校と地域の関係のあり方として適切でないものを一つ選べ。
① 地域住民や保護者が学校教育をより深く理解し,学校と家庭,地域とが協調して子どもの教育に参加する。
② 地域の人材を活用し、教職員だけでは完全には担いきれない分野の教育活動を支えてもらう。
③ 地域住民や保護者による様々な形での学校運営への参加を促し、誤解から生じる批判や不満が最小限に食い止められるようにする。
④ 進路指導を最も重要な学校の役割と位置づけ、国が積極的に塾による国公立の学校教育参入を支援する。


問13 次の①~④のうちから,もっとも適切なものを一つ選べ。
① 学校教育法1条が規定する学校(以下、学校とする)は、教育活動すべてにおいて、常にコンプライアンス(法令遵守)が求められている法的存在である。
② 学校教育法で禁止されている体罰を理由とした、公立学校教員に対する懲戒処分は、非常に厳格に行われており、平成24年度には、全国で100件を超える懲戒免職処分が確認されている。
③ 学校の教育活動中の児童・生徒が負傷する事故の原因が、教師の過失にある場合でも、雇用者の責任が問われることになるため、公立・私立の別を問わず、教員個人が損害賠償責任を負うことはない。
④ 体罰など、教員が直接行う行為については,学校設置者は法的責任を問われることがあるが、いじめなどのような児童・生徒間で行われる行為については当事者間の係争となり、学校設置者の責任が司法の場で問われることは殆どない。


問14 学校安全計画の内容として、適切でないものを一つ選べ。
① 登下校を含む学校生活だけでなく家庭生活なども含めた安全教育を行う。
② 安全教育推進の一環として、教員が学校周辺の交通安全防犯パトロールやを行う。
③ 学校内に危険な箇所がないか、消火設備などがきちんと機能するかなど、定期的に点検を行う。
④ 教職員による学校安全研修会を実施し、防災意識を高める。


問15 次の文章中の[ ]に入るもっとも適切な語句を一つ選べ。

1970年代以降、校内暴力・いじめや不登校などが「教育病理」として顕在化すると、日本の教育に対し、根本的な改革の必要性が強く叫ばれるようになった。そして、90年代になると、学校5日制の導入と「生きる力」の育成をスローガンに掲げ、公立中高一貫校・学校選択制の導入などの改革が推進された。しかし、こうした「病理的」現象は,日本社会に限った事柄ではなく、現代における世界共通の文化社会的問題(社会病理)であり、上記のような[ ]の改革を進めても解決されることはなかった。

① カリキュラム
② 大学入試制度
③ 教育制度
④ 社会制度


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回答は?

14夏期過去問もどき・「教育の最新事情」、ありがとうございます。
回答は、どこにありますか?

Re: 回答は?

> 14夏期過去問もどき・「教育の最新事情」、ありがとうございます。
> 回答は、どこにありますか?

わかりにくくてすみません

「大自己採点大会!」カテゴリーの中にあります。

ドジ

ありがとうございます。

回答のありか、ありがとうございます。
がんばります!ヽ( ̄▽ ̄)ノ

問14

はじめまして。

問14 学校安全計画の内容として、適切でないものを一つ選べ。
① 登下校を含む学校生活だけでなく家庭生活なども含めた安全教育を行う。
② 安全教育推進の一環として、教員が学校周辺の交通安全防犯パトロールやを行う。
③ 学校内に危険な箇所がないか、消火設備などがきちんと機能するかなど、定期的に点検を行う。
④ 教職員による学校安全研修会を実施し、防災意識を高める。

これの答えは②なのでしょうか??根拠がいまいち分かりません。

ドジ様作の次の問題は③が正解でした。
問14 各学校で策定する学校安全計画について、その記載内容として適切ではないものを選びなさい。
①教職員対象の安全管理に関する研修
② 地域の交通整理や防犯パトロール
③ 学校支援地域本部事業
④ 学校の施設・設備の点検


この問題と矛盾しているように思うのですが
何か見落としがあるのでしょうか。
もしお時間許せば教えて頂きたいです。

Re: 問14

たぬたぬさま
ご質問ありがとうございます。
ご質問の問14は、昨年夏・土曜日の問題ですが、
>
> 問14 学校安全計画の内容として、適切でないものを一つ選べ。
> ① 登下校を含む学校生活だけでなく家庭生活なども含めた安全教育を行う。
> ② 安全教育推進の一環として、教員が学校周辺の交通安全・防犯パトロールを行う。
> ③ 学校内に危険な箇所がないか、消火設備などがきちんと機能するかなど、定期的に点検を行う。
> ④ 教職員による学校安全研修会を実施し、防災意識を高める。
>
> これの答えは②なのでしょうか??根拠がいまいち分かりません。

確かにわかりにくいです。
したがって終了後もブログで多少議論の余地があった問題と記憶しております。
②の実際の選択肢は
「地域の交通整理や防犯パトロールを行う。」
というものですが、「防犯パトロール」とまでは 学校安全計画には含まれないだろうという判断です。
テキストでこれにかかわる記述は、
「学校の施設設備はもちろん,通学路,子どもたちの活動範囲を把握し,災害に巻き込まれやすい場所を,教職員や保護者等によって点検を実施し,必要な改善を図る。」の部分で、「防犯パトロール」までは言及していません。
もし②が正解でない場合は、可能性として①の選択肢の「家庭生活なども含めた安全教育」の部分でしょうが、テキストには何度か、「家庭」ということばが使われています。

>
> ドジ様作の次の問題は③が正解でした。
> 問14 各学校で策定する学校安全計画について、その記載内容として適切ではないものを選びなさい。
> ①教職員対象の安全管理に関する研修
> ② 地域の交通整理や防犯パトロール
> ③ 学校支援地域本部事業
> ④ 学校の施設・設備の点検

>
> この問題と矛盾しているように思うのですが
> 何か見落としがあるのでしょうか。
> もしお時間許せば教えて頂きたいです。

すみません。
自分でつくっておいて、確かに上と矛盾していますね。
これはどこに置いてある問題でしょうか?教えてください。
自分でもみつけられませんでした。
これでいくと②と③両方とも×で問題として成り立ちませんね。
申し訳ございませんでした。

ご意見があればぜひお願いします。
もしかしたら、全く私の勘違いということもありえますので。

返信ありがとうございます。

返信ありがとうございました。

2014-08-25(17:11) 投稿
「土曜日の「教育の最新事情」は、こんな感じ??」
2014年度夏期土曜日試験速報

こちらにあった問題です!

返信ありがとうございます。

Re: 返信ありがとうございます。

たぬたぬさん

ありがとうございました。
これは私が受検者からの情報に基づいて、
問題を「再現」したものですね。
選択肢の「③学校支援地域本部事業」は実際には
出題されなかったものです。
その代り出題された選択肢が、
① 通学を含めた学校生活その他の日常生活における安全に関する指導を行う。
です。

ブログ掲載の問題は、(by A子さん)とあるように、先輩受講者のA子さんが、その巧みな
デフォルメ技術で、次年度のみなさんのために加工していただいたものです。
ただ、加工のしかたでニュアンスが異なってしまっている部分があり、
これが誤解を生じることになっているかもしれません。
たとえば②の選択肢では
ブログ:「交通安全防犯パトロール」実際:「交通整理やパトロール」
①の選択肢では
ブログ:「家庭生活なども含めた安全教育」実際:「その他の日常生活における安全の指導」

ブログに実際の問題をそのままさらすことは著作権の関係でなるべくしないようにとの配慮なのですが、問題選択肢の微妙なニュアンスが異なってきてしまうことはやむを得ないことかもしれません。


いずれにしても、
そういうことに気づかせていただいたたむたむさまにお礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
付け加えるなら
そういう「誤解」を排除するために「○○キャンペーン」というものをやっているといっても過言ではありません。
たむたむさんとも是非、○○の○になりたいと思うのですが、
いかがでしょうか?

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ドジさん

Author:ドジさん
教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
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