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傾向と対策(3) スクールカウンセリング

傾向と対策(3)スクールカウンセリング
この科目は、過去問の使いまわしパターンがはっきりしているもののほかに、同じテーマが出題されているが、選択肢の順番や表現を少しずつ変えながら使い回しているという問題が多いような気がします。ですから、そういう問題は、出題される可能性のある選択肢を網羅することで対策としました。これでバッチリだと思います。(妙な自信が)

問1の前提として
不登校を「文化の病」と呼んだ人は誰?
これにちゃんと答えられること。出る確率60%。


その他の問題例
問1 その1
教師とスクールカウンセラーの関係でもっとも重要なことを次の中から選べ。
1.意見の主張
2.役割分担の明確化
3.子どもの尊重
4.専門性を認め合った連携

問1 その2
スクールカウンセラーが教師と最も異なるところを次の中から選べ。
1.子どもに知識や技術を教える。
2.子どもに努力を奨励し励ます。
3.子どもに進むべき方向を指し示す。
4.子どもを受け止め可能性を信じて待つ。



問2のテーマは、常に「教師とスクールカウンセラーとの連携について」です。この問題が冒頭で紹介した、「選択肢の順番や表現を少しずつ変えながら問題を使い回している」典型です。もちろん、まったく同じ問題が使いまわされるパターンもありますが、ここは、選択肢を網羅したほうがより効果的な対策になるでしょう。すべて「正四択」の問題です。

常識的にもわかる問題ではありますが、次の例題を解くポイントは、相反する内容の選択肢のどちらを選ぶかがポイントです。これさえ押さえておけば、第2章は完璧です。さあ、正しいものはいくつあるでしょうか。
問2
教師とスクールカウンセラーとの連携について、次の中から,正しいものを選べ。
1. スクールカウンセラーは守秘義務を負っているので、児童・生徒から聞いた、どのような情報も教師に伝えることはない。
2.スクールカウンセラーは児童・生徒の心のケアを目的に配置されているので、教師は自身に関する相談はできない。
3. カウンセリングの目的の第1は、問題の原因を究明することにある。
4.カウンセリングを受けている生徒に対して、教師はこれまで同様、かかわりを続けるべきである。
5.スクールカウンセラーと面接をしている生徒には、教師はできるだけ関わらないようにするべきである。
6.スクールカウンセラーは教師のメンタルケアにも配慮する。
7.教師とスクールカウンセラーとは常に同じ視点から、児童・生徒を理解しなくてはならない。
8.スクールカウンセラーの仕事に支障をきたすので、教師は自身の悩みを相談してはいけない。
9.教師も自分自身が悩んでいることをスクールカウンセラーに相談できる。
10.「集団守秘義務」を守らなければならないのはスクールカウンセラーだけである。
11. スクールカウンセラーは集団守秘義務に基づいて、相談した児童・生徒からの情報を教師に伝える場合がある。




問3は、使いまわしのローテーションを予想するのが簡単ですが、第2問同様、テーマは常に同じ「事件・事故後の対応」で、選択肢に微妙な違いがあるだけです。ですので、ここも、網羅された選択肢の中の「正四択」の正解を押さえておけば完璧でしょう。
問3
学校で重大な事件・事故が起きた後の対応について、次の中から正しいものを選べ。
1.外傷的体験を話すと記憶がよみがえり、傷をさらに深くするので、児童・生徒に話をさせないように配慮する。
2.PTSD(外傷後ストレス障害)の主要な症状には再体験,回避、過覚醒があるが、いずれも後に深刻な影響を及ぼすので、軽い症状でもすぐに医療的援助が必要である。
3.事故や災害などの心に傷を残すような出来事を、一緒に体験した者同士が語り合うことによって、心の回復に役立つことが多い。
4.外傷的体験について話したがる子どもがいたら、ちゃんと話をさせることが心の回復に役立つ。
5.幼少時に心の傷を負うと、その後の人生に必ず悪影響を及ぼすので、すべての子どもは一切の外傷的体験に遭わないように保護されなければならない。
6.心の傷の早期発見のために、一刻も早く児童・生徒の全員に心理的ケアの専門家による面接を実施する必要がある。
7.緊急事態における児童・生徒への対応は専門的知識を持つ第三者によって行われるのが望ましいので、心理的ケアを行う支援チームに一任するべきである。



第4問は3つの出題パターンのローテーション。出題可能性が高い順に、「不登校への関わり」(90%)、「不登校の背景」(80%)、「不登校の変化」(50%)です。

問4 その1
不登校の子どもたちへの関わりとして、次の中から正しいものを一つ選べ。
1.子どもが抱えている歴史を理解するために,必ず保護者から生育歴を聴き取る。
2.不登校は家庭環境との関連が深いので、常に家族関係に踏み込んだ指導を行う。
3.不登校生徒へは教育相談担当がいつも中心となり、担任はそれを補佐する。
4. 怠学傾向にある子どもに対して、不登校の視点で捉え直すことも必要である。


問4 その2
最近の不登校の家庭の状況について、適当でないものを一つ選べ。
1.失業や借金などの経済的困難
2.夫婦関係の困難な状況
3.祖父母の過保護
4.親の精神疾患

問4 その3
最近の不登校の変化について、次の中から正しいものを一つ選べ。
1.非行との境界線が不明確になってきている。
2.発達障害との関連が疑われるケースは減ってきている。
3.神経症と関連した不登校の割合が増えてきている。
4.困難な家庭環境を背景に持つケースはあまり見られなくなった。



つぎの章の出題は、4つのパターンのローテーション。出題可能性が高い順に、1.「使発達障害に関する理解」2.「発達障害への関わりの三層構造」3.「発達障害への理解と関わりの姿勢」4.「自閉性障害の特徴」。これら4つ例題を下に出しておきます。これで、どれかが出題される可能性100%です。

問5 その1
発達障害に関する理解について、次の中から適切ではないものを一つ選べ。
1.発達障害を持つ人は、自分の気持を言語化することが苦手である。
2.発達障害を持つ人は、他人の気持ちを推し量ることが苦手である。
3.発達障害を持つ人は、いわゆる「場の空気を読む」ことが苦手である。
4.発達障害を持つ人は、状況判断能力に乏しい親に育てられている。


問5  その2
発達障害への関わりの三層構造について、次の中から適切でないものを一つ選べ。
1.「この子どもの障害はどのようなものなのか」ということへの的確な理解
2.「この子どもの障害を、今ここでどのようなテーマにするのが適切なのか」という
ことに関する判断
3.「この子どもの行動特徴の中には,発達障害以外から来ている部分もある」という
統合的な理解
4.「この子どもの家族には、他に障害をもっている人がいないか」という遺伝的理解


問5 その3
発達障害への理解と関わりの姿勢について、次の中から,正しいものを一つ選べ。
1. 発達障害だと診断することをいつでも最優先させるべきである。
2.発達障害は、その中枢神経系の機能障害の側面よりも環境的な側面を重視する。
3. 発達障害が疑われる場合には、できるだけ早く保護者と発達障害への対応を話し合う。
4.発達障害が疑われる背景には、様々な要因がありうることを視野に入れる。


問5 その4
自閉性障害の特徴について、次の中から適切当でないものを一つ選べ。
1.対人的相互反応における質的な障害
2.家族関係の質的な特徴
3.コミュニケーションの質的な障害
4. 興味関心が狭く特定のものにこだわる傾向




次の問6も、出題される問題のテーマは決まっています。「保護者への対応」です。例によって選択肢のパターンはいくつかありますが、数はごく限られています。それも「保護者自身の子どもの頃のつらい体験は、現在に影響するのか、しないのか」という選択肢が多いです。ですから、以下の例題に正解が出せれば完璧だと思われます。

問6
保護者への対応について、次の中から正しいものを選べ。
1.対応が難しい思われる保護者の場合は、常に専門機関に対応をゆだねるのがよい。
2.学校教育が責任を負うのは、子どもの教育においてのみであり、保護者が抱える問題には立ち入るべきではない。
3.対応が困難な保護者は、実は保護者自身が困難な状況にあることの現れとも言える。
4.保護者には常に理性的に対応し、保護者にも理性的な対応を強く求めるべきである。
5.保護者自身、子どもの頃にいじめ被害にあった経験が、辛い経験として今でも残っていることがある。
6.保護者自身のメンタルヘルス上の問題は、できる限り明らかにすべきである。
7.家庭内での配偶者間の暴力は、非常に稀であり、万が一の場合も専門機関が対応するので学校が介入する必要はない。
8.保護者自身が子どもの頃、教師に反発して問題を起こしていても、現在ではそのことを後悔し反省している場合が多い。
9.保護者自身が自分が育ってくる過程で辛い経験をしていたとしても、今ではそれを忘れている場合が多い。
10.対応が困難な保護者は、応対窓口を担任一人にしぼったほうが混乱を避けられる。
11.保護者自身、子どもの頃にいじめ被害にあった辛い経験があっても、おとなの今ではそれが残っていない場合が多い。
12.保護者自身、子ども時代につらい経験をすると、それが現在の感情に強く影響を与えることがある。




次の問7は、ちょっと複雑で、まず出題パターンは、出題確率が高い順に次の3つ。「保育カウンセラーの業務」(90%)「保育者と保育カウンセラーの連携」(80%)「幼稚園と関連機関の連携」(50%)何が複雑かというと、「保育カウンセラーの業務」と「保育者と保育カウンセラーの連携」の問題の選択肢が今まで見てきたようにいくつかのパターンがあるのです。「幼稚園と関連機関の連携」は同じパターンの使い回しです。そういう傾向にあわせた対策の例題にします。

問7 その1
保育カウンセラーの業務について、次の中から,適当でないものを選べ。
1.保育カウンセラーは、幼稚園・保育園・子ども園の保護者の個別相談およびその専門的支援を行う。
2.保育カウンセラーは、地域の保護者の個別相談およびその専門的支援を行う。
3.保育カウンセラーは、幼稚園・保育園・子ども園で園児の問題行動のみに着目した専門的支援を行う。
4.保育カウンセラーは幼稚園・保育園・子ども園で幼児の行動観察に着目した専門的支援を行う。
5.保育カウンセラーは幼稚園・保育園・子ども園で幼児の個別指導を行う。
6.保育カウンセラーは、地域の小学校と連携し、入学後も継続して児童の相談に応じる。
7.保育カウンセラーは、地域の療育機関と連携し、幼児の発達支援を個別に行う。
8.保育カウンセラーは、地域の医療機関と連携し、幼児の健康増進に努める。


問7 その2
保育者と保育カウンセラーとの連携について、次の中から,正しいものを選べ。
1. 保育者は、保育カウンセラーの守秘義務を尊重し、相談内容にはかかわらない。
2.保育者は、保育カウンセラーと連携・協力して保育の質の向上に努める。
3.保育者は、保育カウンセラーといっしょになって保育を行う。
4.保育者は、保育の専門家の立場から保育カウンセラーに保育の指導を行う。
5.保育者と保育カウンセラーは、保育後、話し合いの場で幼児の理解を深める。
6.保育者は、気になる幼児の行動観察を保育カウンセラーに依頼することがある。
7.保育者は、保育カウンセラーによる講演会や懇談会を企画することによって、保護者への支援を行うことがある。

問7 その3
幼稚園と関連機関との連携について,次の中から,適当でないものを一つ選べ。
1.幼稚園は、地域の小学校との連携し、教育内容の相互理解と改善に努める。
2.幼稚園は地域の療育機関との連携し、幼児の発達の相互理解に努める。
3.幼稚園は地域の医療機関との連携し、幼児の健康面のケアに努める。
4.幼稚園は地域の大学との連携し、必要な学生ボランティアの確保に努める。



最後の問題。ここは3つの問題パターンの使い回しです。出題確立が高い順に並べると、「スクールカウンセラーの中心業務」(90%)、「スクールカウンセラーの守秘義務」(80%)、「スクールカウンセラーの配置」(50%)です。

問8 その1
スクールカウンセラーの中心的業務について、次の中から適当でないものを一つ選べ。
1.児童・生徒への専門的支援
2.教職員への専門的支援
3.保護者への専門的支援
4.地域社会に対する専門的支援


問8 その2
スクールカウンセリングにおける守秘義務について、次の中から正しいものを一つ選べ。
1.知りえた個人情報は、たとえ学校関係者の間でも厳格に守られなくてはならない。
2.狭義の守秘義務にとらわれすぎずに、学校全体での守秘義務の意味について考えることのほうが大切である。
3.子どもは、大人の指導責任下にある存在なので、子どもに関する守秘義務はない。
4.教育現場では相互の連携が大切なので、得た情報は全てオープンにすべきである。


問8 その3
カウンセラーの全小学校および幼稚園(保育所)への配置が求められている理由について、次の中から適当でないものを一つ選べ。
1.子どもに関する問題の低年齢化
2.子育てに悩む保護者の増加
3.自信を失った教師の増加
4.幼少期のしつけ強化




解答

前提問題 河合隼雄
問1 その1 
    その2 
問2 4、6、9、11
問3 3、4

問4 その1 
    その2 
    その3  
問5 その1 
    その2 
    その3 
    その4 
問6 3,5、12
問7 その1 3、5、6、7、8
    その2 2、5、6、7
    その3 
問8 その1 
    その2 
    その3 

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No title

夜おそくまで、毎晩ありがとうございます。
まさに世界でドジさんただ一人がなせる技。素晴らしい仕事だと思います。だから多くの方々が応援するのです。
本当に人が喜ぶ仕事をされています。無限大の拍手を送ります。
御風邪など、体調にお気をつけ下さい。

No title

ほんとですね、本当に助かります、一言ですましてすみません(+_+)ありがとうございます!

本当にありがとうございます

ドジさん。
本当にありがとうございます。
テキストを読んでは、このブログで問題を解き、ポイントを頭にたたきこみ、復習をしています。ドジさんのおかげで、最初はとても不安でしたが、残り10日となった今は、「大丈夫!きっと合格する!」という気持ちに変わってきました。本当に、ドジさんに感謝です。

問7 その1 なのですが、5 も解答に含まれませんか?幼児の個別指導は行わないような気がしたのですが・・・まちがっていたらすみません・・・

Re: 本当にありがとうございます

としぽんさん
>
> 問7 その1 なのですが、5 も解答に含まれませんか?幼児の個別指導は行わないような気がしたのですが・・・まちがっていたらすみません・・・

ご指摘ありがとうございます。
おっしゃるとおりです。
保育Cは「指導」ではなく「行動観察」ですよね。
訂正しておきました。
助かります。
重ね重ねありがとうございます。
ご健闘をお祈りします。
ドジ

スクールカウンセリングの問題

23日土曜日に出された問題です。
(7)保育カウンセラーの業務について、次のだから、適切なものを選べ。
①保育カウンセラーは、幼稚園の保護者の個別的相談に応じ、専門的支援を行う。
②保育カウンセラーは、地域の保護者の個別的相談に応じ、専門的支援を行う。
③保育カウンセラーは、幼稚園で園児の問題行動のみに注目し、専門的支援を行う。
④保育カウンセラーは、幼稚園で用事の行動観察をもとに、専門的支援を行う。
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ドジさん

Author:ドジさん
教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
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