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教育の最新事情(11)

教育の最新事情(11)
問11(第11章)
変更点:・ここからが「第Ⅳ部」ですが、タイトルが「学校の危機管理と組織的対応」から「学校の危機管理と組織マネジメント」という、最近はやりの「マネジメント」という民間会社の経営論的なことばに変えています。たいした問題ではありません。
・章タイトルが「教師の同僚性と組織的対応」から「学校の諸課題と組織的対応」に変わっていますが、「同僚性」というキーワードがなくなったわけではありません。やはり内容的には「同僚性」の問題が中心になっています。
・学校外との協働を含む、組織的な対応が必要な場合の具体例として「児童虐待」の問題が新たに加わりました。最近この種の「事件」が多いからでしょうか。
・「いじめ」問題への組織的対応の必要性についての記述が長くなっています。社会状況を反映しているのだと考えられます。
・組織的対応や同僚性を醸成させるものとして、「(同僚間の)日常的なコミュニケーション」が前よりも強調されています。これも新たな出題のポイントとなるかもしれません。

これまでの出題傾向
同僚性構築を阻むもの(正四択)→遠足例での同僚性の構築(正四択)→遠足例での同僚性について(誤四択)→登校しぶりの子どもの例での同僚性について(正四択)→同僚性構築を阻むもの(正四択)→登校しぶりの子どもの例での同僚性について(正四択)→遠足例での同僚性について(誤四択)→同僚性の構築(正四択)→校則違反の例での同僚性について

これまでに出題された「具体的なケースを想定しての『同僚性』を問う問題」は、実際には、いたって簡単で、別に講習を受けなくても常識でわかる範囲の問題です。例えば一番多く出題された「遠足」にかかわる問題はこんなんです。

問11 その1
あなたは、学年で行う遠足行事の担当となった。他に責任者と、もうひとり担当者がいる。同僚性をもって協働する教員として適切でない行動を、次の4つの中から選びなさい。
1. それぞれが担当した役割についての率直な意見をお互いに述べ合う。
2.助けがほしい時には、遠慮せずに周囲の教師に協力を求める。
3. 自分に任された役割であっても、他の教師の意見をできるだけ参考にする。
4. 自分が担当した役割は、自分が責任を負うので、他の教師の意見を聞くよりも、自分ひとりで決めたほうがいい。

 
ね、簡単でしょ。この程度です。

次は、今年の冬期に出題された問題です。この問題に確信を持って正答を選べる方はおられるでしょうか? 是非コメントで「正答」とその理由を寄せて下さい。皆さんで意見交換しましょう。
問11 その2
同僚性の構築について、次の4つうちから,もっとも適切なものを一つ選べ。
1. 同僚性の構築は、人間関係にかかわることなので,教科指導とは関係がない。
2. 同僚性の構築は、主に日頃からの会話や親睦会によって促進される。
3. 同僚性の構築は、同僚同士の関係なので、管理職のあり方とあまり関係ない。
4. 同僚性の構築は、学校全体の方針の共有や授業研究によっても促される。


ここからはいつものように新たに出題されるかもしれない内容のオリジナル予想問題。
問11 その3
 担任するクラスの子どもが家庭で虐待を受けている疑いがある。対応として適切なものを次の4つの中から選びなさい。
1.法律により報告義務があるのですぐに警察に連絡し子どもを保護してもらい、保護者への対応も含めて警察に任せる。
2.プライバシーの問題があるのでなるべく問題が表に出ないように、管理職と相談しながら担任と学年主任で保護者と面談し、厳重注意をする。
3.児童相談所と連絡を取り合い、必要に応じて警察やスクールカウンセラーなどの学校外の専門家と協働しながら組織的に対応していく。
4.法律で、虐待を発見した者は児童相談所などに通告する義務があるので、まず児相に報告し、その後の問題解決の中心になってもらう。


問題11 その4
 いじめにかかわる組織的な対応について述べた次の4つの文で、適切でないものをひとつ選びなさい。
1.いじめが生じたら、どのように解決するのか、そのプロセスを学校が組織として策定し,保護者や子どもに周知することも必要である。
2.担任ひとりだけでなく、学年や教科担当教員など、多様な視点で多様な場面における子どもたちの行動を理解し、関わっていくことで、問題の悪化を防ぎ事態を好転できることが多い。
3.被害者・加害者への個人指導だけでなく,いじめの定義や解決の道筋を校内で協議することが有効な組織的対応につながる。
4.いじめは、基本的には加害者・被害者の間の個人的な問題であり、学級のあり方など学級全体の人間関係とは直接関係がないので、学級づくりや学校づくりなどによる組織的な取り組みとは異なる面がある。


問題11 その5
次の文の( A )( B )( C )に入る語の組み合わせとして適切なもの選びなさい。
 生きた協働による( A )を行う発想と,個人(学級)の壁を越えて協働する( B )の構築,それを可能にする( C )の良好さが,学校という場には求められている。
 1.A 組織的な対応   B 同僚性   C 日常的なコミュニケーション
 2.A 組織的な対応   B 日常的なコミュニケーション  C 同僚性
 3.A 日常的なコミュニケーション  B 組織的な対応   C 同僚性
 4.A 日常的なコミュニケーション  B 同僚性      C 組織的な対応




解答
その1 4
その2 ?
その3 3
その4 4
その5 1

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No title

問11 その2 について
4が正答ではないでしようか。
1と3は明らかに適切ではないです。
同僚性は教科指導でも大切ですし、管理職とも培っていくべきものです。
2の日頃の会話や親睦会も大切ですが、「主に」と「~によって」という限定されていると思わせる言葉が入っているのがキーだと思います。
したがって正答は4だと思います。「・・・授業によっても」と、「も」が入っているので、これだけではなく他にもあるというニュアンスが含まれていると考えられます。

どう思いますか?

No title

視聴が終わっている講義でしたので私も考えてみました。
1と3は「関係がない」と言い切るのが横暴なので外し、
2と4で迷いました。

2の日頃からの会話や親睦会は、自分から意図的にする行動であり
4の学校全体の方針の共有や授業研究は、学校から設定される場であることを考えて「同僚性の構築」は、『自ら』いい関係を同僚間で築こうとする気持ちが大切なのではないかと判断しました。

ドジさんの 組織的対応や同僚性を醸成させるものとして、「(同僚間の)日常的なコミュニケーション」が前よりも強調されています。 という分析もあり、私は迷ったあげく2を選びました。

いかがでしょうか?

No title

問11 その2 について
1と3は「関係がない」と言い切っていて、
適切ではないと思います。
2か4だと思いますが、

Hargreavesは、
「与えられたシステムによって固定した時と場所で
強制される協働ではなく,自主的に自然に生じ,時間や
場所を越えて発展的に展開する協働の風土を基盤に,価
値観や目的,成果の見直しや,新たな実践への挑戦を行
えるのが同僚性とされる」 (講習テキストから)

と同僚性を定義しています。

4は「与えられたシステムによって固定した時と場所で
強制される協働」なので間違い。

よって、正答は2だと思います。
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教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
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