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2013年度8月24日出題・『現代の生徒指導』の問5

『現代の生徒指導』の問5についてazakamiさんから
「解答速報」が間違っているのでは、というご指摘がありました。
問題は以下の通りです。(実際の問題とは変えてあります)

問5 いじめの発生について正しいものを選ぶ問題。
① いじめの発生は学級の性質とは関連性がない。
② 「なれあい型学級」は、葛藤が回避され、いじめ発生率は低い。
③ 「管理型学級」は、管理が行き届き、いじめ発生率は低い。
④ 「満足型学級」は、みんなが学級に満足していて、いじめ発生率は低い。


「解答速報」には①と書きましたが、
正解は④ではないか、というご指摘です。

改めてテキストを確認したところ、
「満足型学級」で1としたいじめの発生率は、「なれあい型学級」で3.6倍、「管理型学級」で2.4倍である、と書いてあります。
そうなると、答えは④ということになります。
お詫びして訂正をさせていただきます。

ただし、ここからはいいわけと弁解ですが、
この解答速報を出したときにはテキストが手元になく、自分の判断で①を正解にしました。
なぜなら、「満足型」とか「なれあい型」とか「管理型」というのはあくまでも「モデル」にすぎません。
実際の「生きている」学級は、そういう3つの要素(「管理型」というのは教師の指導スタイルにかかわるモデルで、他のモデルとそのつくりにそもそも違いがあり比較すること自体、?ですが)がいろいろ合わさっているのではないでしょうか。例えば、担任は「管理的要素が強く」ても、生徒は「なれあいながら」「満足している」学級というのもありえるということです。
また、発生率の「相対値」で比べても、実際に発生率が高いのか低いのかは実際のデータがないとわかりません。
「満足型学級」は、「管理型学級」や「なれあい学級」よりもいじめの発生率は低い、という選択肢なら正解でもいいでしょう。百歩譲って。

いじめの「発生」(「発生率」ではないことに注意!)は、たとえ学級を「型」で分けられると仮定しても、どんな型の学級においても多かれ少なかれありうる、というのが現実です。人間があつまるところには、多かれ少なかれ、「人間関係の政治」(politics)は働きます。「いじめ」自体を悪として問題とするのではなく、そういう人と人とのかかわりで起こってくる「トラブル」をどう乗り越えて、平和的な関係をつくるか、ということを教育実践の課題とすることができる、それが、本当の「いじめ」への向き合い方だと思います。
どんなクラスにも「いじめ」は発生する、発生しなければ指導のチャンスはない。そういうものだと私は考えるのでやっぱりわたしの答えは①です。
でも、修了認定試験としての答えは、④です。残念ながら。
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