FC2ブログ

うしおさんのご質問にお答えして

学校経営のとってもムズい問題
うしおさんから大変むずかしく、また貴重な質問が寄せられました。
コメント欄だけではもったいないので「傾向と対策」の記事として掲載させていただきます。
うしおさん、貴重な情報を毎度ありがとうございます。

うしおさんご指摘の問題、
選択肢をすべて紹介すると

① わが国の学校評価には,自己評価,外部評価,第三者評価の3類型がある。
② 自己評価は学校管理職のみで行えばよく,一般の教職員は参画しない方がよい。
③ 第三者評価は保護者や地域住民が主に行う,客観的な評価活動である。
④ 児童・生徒,保護者,地域住民を対象とするアンケートは,学校評価そのものではない

この中から正しいものをひとつ選ぶという問題です。
②はあきらかに違いますね。これは誰でもすぐわかります。
①は実はとてつもなく判断に迷う選択肢です。

20年改訂の学校評価ガイドラインでは、
「外部評価」を構成する要素やその性質に鑑み、これを保護者や地域住民など学校と密接な関係を有する者による「学校関係者評価」と、学校と直接関係を有しない専門家等による「第三者評価」の2つに、概念上分けて整理している。
と述べつつ
なお、「学校関係者評価」の用語について、略して「関係者評価」、または「保護者等による評価」、あるいは自己評価に対するものとして単に「外部評価」など、適宜わかりやすい用語を用いることも考えられる。
とも述べています。
そうなると、外部評価というのは「学校関係者評価」を指すのか「第三者評価」を指すのか、はたまたその両方を指すのか、きわめてあいまいになってきます。

ですから、本来ですと、「学校評価の3類型」は
「自己評価」「学校関係者評価」「第三者評価」となるんでしょうが、この選択肢のように「外部評価」という言葉を使われると○か×かわからなくなってしまいます。

③については、ガイドラインに
第三者評価は、その学校に直接かかわりをもたない専門家等が、自己評価及び学校関係者評価の結果等も資料として活用しつつ、教育活動その他の学校運営全般について、専門的・客観的(第三者的)立場から評価を行うもの
とありますので、明らかに×です。

④についてもガイドラインにこう記してあります。
アンケート等については、学校の自己評価を行う上で、目標等の設定・達成状況や取組の適切さ等について評価するためのものととらえることが適当であり、学校関係者評価とは異なることに留意する。

アンケートそのものは自己評価の資料にすぎない、という考え方です。

ということで、この問題は、④が○ということになります。
が、先に述べたように、選択肢①のあいまいさゆえに、④または③との対比で実にわかりにくい問題となっています。
これははっきりいって「悪問」だと思います。
実際の教育現場では、こんなことどうでもいいことなのに、
こういう問題をつくって受講者を悩まそうとする
その根性が気に入らない。

渇!
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございます!

分かりやすい解説つきで、非常に参考になりました。
ありがとうございます。

「学校経営」の講師が変わったそうですが、
一応 過去問 全て 目を通してみました。
今回は 絶対に落とせないので あと2日、がんばろうと思います。

(もし 不合格だったら 本当に 教員免許剥奪されてしまうのでしょうか・・・どきどき)
プロフィール

ドジさん

Author:ドジさん
教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
「テキトー」講習で
100%合格!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR
訪問者数
カテゴリ