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18年度冬・傾向と対策⑨「幼児教育の最新事情と展望」

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昨夏のリニューアルで、まったく新しい科目として登場してきた「幼児教育の最新情報と展望」でした。これまでなかった幼稚園教諭や保育教諭の免許更新に特化した選択科目として内容的にも大変志が高い科目として立ち上がりました。管理人も、初めてテキストを読んだ時は、学校教育に携わる人も学んで損はない、というか是非学んだほうがいいと思われるような子ども論や教育論が展開され圧巻でした。これ「必修科目にしてもいいんじゃね?」って思った程です。
ただ、残念ながら、実際の修了認定試験では、幼児教育にかかわる歴史的な細かな事実を問うような問題がいくつか出題され、ようやくスタートした「幼児教育」の免許更新の試験問題としてはいかがなものか、と少し課題が残ったような気がしました。
章別の出題数は、いきなり最初からランダムとなっています。第4章だけ土日それぞれ1問ずつしか出題されませんでした。第8章は土曜日に1問、日曜日に3問,、計4問出題されるというアンバランスさです。
「傾向と対策」として、昨夏に出題された過去問と、夏に管理人が作成した予想問題をお示しします。

第1章
前回出題されたテーマは、「幼児教育の質」、「教育の質の評価」、「環境を通しての教育」の3問でした。

予想問題1【過去問】 幼児教育の質について次のうちから,正しいものを選べ。
① 構造の質とは,環境や保育者と子ども等とのやりとりのあり方のことである。
② プロセスの質とは,園の運営や計画,研修など,チームで保育にあたることである。
③ 構造の質とプロセスの質は,幼児教育に独立に影響を及ぼす。
④ 幼児期に質の高い教育を受けることは,その後の非認知スキルの発達に影響を及ぼす。


予想問題2【過去問】 教育の質の評価について,次のうちから,適切でないものを選べ。
① 教育の質は,標準化されたスケールで測定すれば十分に質を捉えることができる。
② 教育の質評価スケールによる評価は,地域や文化の影響を受けるものである。
③ 教育の質評価では,結果だけでなくその理由に基づく改善が重要である。
④ 教育の質改善には,保育者、保護者の対話が重要である。


予想問題3【過去問】 環境を通しての教育について,次のうちから,正しいものを選べ。
① 保育者が子どもに環境との関わり方や意味を伝える必要がある。
② 保育者が物理的環境を準備し,後は見守っている必要がある。
③ 保育者は幼児と共によりよい教育環境を創造する必要がある。
④ 保育者は子どもがさまざまな環境にふれるよう,特別な環境を設定する必要がある。


予想問題4 現在の日本の幼児教育を取り巻く状況として次の①~④の中から適切でないものを一つ選びなさい。
①2020年4月から実施される3歳から5歳児の幼児教育の無償化により、幼児期の教育の質は重要な課題となっている。
②乳幼児期の教育はその後の生涯にわたる人格形成の基礎を築き、学び方を学ぶ基礎となることがわかってきて、保育・教育の質の確保・向上の重要性が指摘されるようになってきている
③幼児期に質の高い教育を受けた子どもは、そうした教育を受けていない子どもに比べて、言語発達や認知的な発達、学業成績等だけではなく、非認知スキル(社会情動的スキル)の発達にも影響を受けることがわかってきている。
④経済的に恵まれない子どもたちや心身にハンデを持つ子どもたちについては、幼児期の教育の質とその後の心身の健康や成長とは直接と結びつかないことがわかってきている。

予想問題5 幼児教育の質について述べた次の①~④の中から正しいものを一つ選びなさい。
①保育者と子どものやりとりと室内の環境が保育のプロセスの質として重要であり、子ども同士の関わりや、戸外環境はそれほど大きな役割を果たしてはいない。
②教師一人あたりの子どもの数や保育室の広さによって、そこで行われるやりとりの質は変化するし、限られた空間でも工夫によって質の向上は可能である。
③幼児教育の質は、子どもの経験の質からよりも大人側の視点から評価することのほうが重要である。
④幼児教育の質は、標準化された国際的な質評価スケールで評価することで十分確保できる。


予想問題6 次は、『幼稚園教育要領・第1章総則の1幼児教育の基本』の冒頭の一節である。(  )に当てはまる共通の語として正しいものを①~④の中から一つ選びなさい。
「幼児期の特性を踏まえ、(  )を通して行うものであることを基本とする。このため、教師は、幼児との信頼関係を十分に築き、幼児が身近な(  )に主体的に関わり、(  )との関わり方や意味に気付き、これらを取り込もうとして、試行錯誤したり、考えたりするようになる幼児期の教育における見方・考え方を活かし、幼児と共によりよい教育環境を創造するように努めるものとする。」

① 環境
② 保護者
③ 自然
④ 絵本



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ①
予想問題3 ③
予想問題4 ④
予想問題5 ②
予想問題6 ①


第2章
前回出題されたテーマは、「幼児教育の資質・能力」、「幼稚園教育におけるカリキュラム・マネジメント」、「幼稚園,保育所,幼保連携型認定こども園のあり方」の3問でした。

予想問題1【過去問】 幼児教育の資質・能力について述べた,次のうちから,適切でないものを選べ。
① 知識及び技能の基礎として,気付くことやできるようになることを大切にする。
② 思考力,判断力,表現力等の基礎として,試し工夫し考えることを大切にする。
③ 学びに向かう力などとして,意欲や粘り強く取り組むことを大切にする。
④ 人間性を根幹として,資質・能力をそこにまとめて,大切にする。


予想問題2【過去問】 幼稚園教育におけるカリキュラム・マネジメントとして求められていることについて、次のうちから,適切でないものを選べ。
① 教育課程等全体的な計画を適切に編成する。
② 教育課程等の実施の状況を評価し,その改善を図る。
③ 教育課程等の実施に必要な人的・物的な体制を確保し,改善を図る。
④ 幼稚園長の責務を果たすために,園長が各教諭に指示を徹底する。


予想問題3【過去問】 幼稚園,保育所,幼保連携型認定こども園のあり方について次のうちから,正しいものを選べ。
① 幼稚園,保育所,幼保連携型認定こども園の教育の共通部分を「幼児教育」と呼ぶ。
② 保育所も幼児期の学校教育として扱うこととした。
③ 幼稚園もその学校教育として 3 歳未満の子どもを含めて扱うこととした。
④ 背景として,小学校入学前の 5歳児においても,保育所に通う子どもが幼稚園に通
う子どもを大きく上回るようになったことが大きい。


予想問題4 3歳以上の幼児期の施設である、幼稚園・保育所・幼保連携型認定こども園のそれぞれの法的位置付けは現在どうなっているか、次の①~④の中から正しいもの一つ選びなさい。
①幼稚園・保育所・幼保連携型認定こども園、すべて学校である。
②幼稚園は学校で、保育所・幼保連携型認定こども園は児童福祉施設である。
③幼稚園・幼保連携型認定こども園は学校で、保育所は児童福祉施設である。
④幼稚園・保育所・幼保連携型認定こども園、すべて児童福祉施設である。


予想問題5 平成29 年3 月、幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園教育・保育要領、保育所保育指針が同時改訂され、保育内容の5領域が、すべての幼稚園・保育所・認定こども園の3歳以上について指導されることになった背景として適切でないものを次の①~④の中から一つ選びなさい。
①5歳段階での就園率が幼稚園と保育所で同程度になり、日本の子どもたちの半分は幼稚園、半分は保育園に行く時代となった。
②世界的な研究調査で、幼児教育がその後の人生において重要な役割を果たすことが分かってきた。
③法改訂などにより、幼稚園だけでなく保育所においても幼児教育の実践が向上しつつある。
④幼稚園・保育園に子どもを預ける保護者たちの間から、義務教育段階へのスムーズな移行のために、識字教育を中心とした教育要求が高まってきた。


予想問題6 幼児期の終わりまでに育ってほしい「10の姿」について説明した次の①~④の中から適切でないものを一つ選びなさい。
①「10の姿」とは、幼児期に完成するということではなく、「なっていく」姿である。
②「10の姿」とは、幼児期までに獲得すべき資質・能力のあらわれをモデル化したものである。
②「10 の姿」とは、乳幼児の活動全体を通して資質・能力が内容の中で伸びていく様子を示すものである。
③「10の姿」とは、「力」でもなく、「行動」でもなく、具体的に様々な活動を通して見えてくる子どもの様子である。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ④
予想問題3 ①
予想問題4 ③
予想問題5 ④
予想問題6 ②


第3章
出題テーマは、「分散型・共有型リーダーシップ」、「園外研修のあり方」、「園内研修での話し合いの進行」、の3つ、計3問でした。

予想問題1【過去問】 近年,教育や保育の文脈で注目されている「分散型・共有型リーダーシップ」の内容として,次のうちから,正しいものを選べ。
① 一人のリーダーが大きな権力やカリスマ性をもつ。
② リーダー以外のメンバーが,リーダーの命令や指示につき従う。
③ 組織のあらゆるレベルでリーダーシップが発揮される。
④ リーダーを頂点とする階層的な組織を形成する。

予想問題2【過去問】 園が組織として学び続け,向上していくための園外研修のあり方について,次のうちから,適切でないものを選べ。
① 個々の保育者が外部で学んだ知識やスキルを園全体の成長のために生かすようにする。
② 園外研修の内容は,参加した人のみが個別に生かすようにする。
③ 園外研修の内容は,職員会議や園内研修の機会などを活用して共有するようにする。
④ 個の成長と園全体の成長,両方のために資する研修計画をつくる。


予想問題3【過去問】 園内研修での話し合いを効果的に進めるために,話し合いの進行の舵取りをすることを何と呼びますか。次のうちから、正しいものを選べ。
① ファシリテーション
② マインドマップ
③ ミドルリーダー
④ ラベルワーク


予想問題4 学び続ける組織を支えるリーダーシップの考え方として近年注目されている「分散型・共有型リーダーシップ」について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 校務の効率化のために校長がリーダーとしての大きな権限を持ち、他の職員は付き従う。
② 一人のリーダーが全ての責任を担うのではなく、組織のあらゆるレベルにリーダーシップが分散化され共有化される。
③ 子どもたち全人的な学びと育ちを、園全体の職員が、保護者や関係諸機関と連携・協働しながら支えていく。
④ さまざまな職員が、フラットな関係性の中でリーダーシップを発揮しながら協働的に働き、課題や目的に向かっていく。


予想問題5 幼児教育・保育のリーダーシップについての述べた次の文は、シラージとハレット(2017)によるリーダーシップの具体的内容のどれにあてはまるか、①~④の中から正しいもの一つ選びなさい。
 専門性向上や保育の質向上への変化・変革を確実に実現していくためには、すべての関係者が当事者意識と責任感をもって取り組めるよう、園の意思決定への参加を保障しながら変化を導いていくことが求められる。

① 方向づけのリーダーシップ
② 協働的なリーダーシップ
③ 力づけるリーダーシップ
④ 教育のリーダーシップ


予想問題6 幼児教育・保育のミドルリーダーが果たす役割について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 保育に関する情報収集や情報提供などを通して園全体の専門性向上に取り組む
② 職員が意見を出しやすい雰囲気や関係づくり、体調や精神衛生への配慮、業務時間や内容の調整など、働きやすい職場づくりに努める
③ 園児に対する職員のかかわり方に問題があれば、逐一園長に報告してその解決をはかるなど幼児教育・保育の質の向上に努める。
④ 園内の見回りや保護者への対応などを積極的に行い、日々の実践を支援しようとする。

解答
予想問題1 ③
予想問題2 ②
予想問題3 ①
予想問題4 ①
予想問題5 ③
予想問題6 ③


第4章
前回出題された問題は、「保幼小の接続と連携」と「幼児期の終わりまでに育ってほしい 10の姿」、の2問でした。

予想問題1【過去問】 保幼小の接続と連携に関する内容として,次のうちから正しいものを選べ。
① 幼児期の教育を小学校以降の教育とどのように接続するのかに関する議論は 2000年代になって始まった。
② 幼児期最後の1年と小学校1年目でカリキュラムを揃え接続統合する試みは,日本だけの試みである。
③ 学校のために子どもに準備させることよりも,子どもに合わせて準備できる学校を作ることが大事である。
④ 円滑な接続のためには,小学校側の教師が幼児教育や保育における子どもの姿を学び保育参観をすることが大切である。


予想問題2【過去問】 幼児期の終わりまでに育ってほしい 10の姿について,次のうちから,正しいものを選べ。
① 子どもの発達と学びの連続性を確保するための到達目標として,設定されたものである。
② 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を手掛かりに,幼児期の育ちの成果を児童期にめざす成果へとつなげられるよう理解することが大切である。
③ 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を共有するためには,小学校教師が保育参観をして育ってほしい姿を捉えて指摘することが必要である。
④ 各園が教育課程や指導計画のねらいにおいて,幼児期の終わりまでに育ってほしい姿を振り返りの視点として捉えていくことが有効である。


予想問題3 保幼小の連携や接続について述べた次の中で適切でないものを選びなさい。
① 日本で幼小の連携の問題が最初に提起されたのは、小学校の準備教育の保障としての視座が重視された1970 年代であった。
②OECD(2017)によれば、加盟国の約8 割の国が、幼児期最後の1年と小学校1年目でカリキュラムを揃えたり、接続統合したりしていることを報告している。
③現在では、発達の連続性の保障という点から、乳幼児期に培われたことを有効に受け継ぎ小学校教育に活かしていくようにという視点から論じられるようになってきている。
④地域の子どもを中心として、校種等を越えて乳児期から義務教育までを育てあい学びあう地域コミュニティを創るといった視点からも論じられるようになってきている。

予想問題4 平成30 年度実施の幼稚園教育要領で触れられている小学校教育との連携のさらなる推進のために大切なことについて述べた①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
①子供の発達と学びの連続性を確保するためには、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を手掛かりに、幼児期から児童期への発達の流れを理解することが大切。
②子供の発達を長期的な視点で捉え、互いの教育内容や指導方法の違いや共通点について理解を深めることが大切。
③幼稚園教育と小学校教育の円滑な接続を図るため、小学校の教師との意見交換や合同の研究会や研修会、保育参観や授業参観などの連携を図ることが大切。
④「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の一つ一つの項目に沿って個別に幼児を評価しつつ、その評価について小学校の教師との意見交換を行なうことが大切。


予想問題5 幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続のために、小学校の教師との意見交換や合同の研究会や研修会を行う場合に重要なことについて述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
①幼小どちらにとっても意味があり有意義であると感じられるような活動を実施すること。
②共通の名前を活動に付けたりしながらチーム観を醸成すること。
③特別な支援を必要とする子どもなどについては、なるべく小学校の教師が先入観を持たずにかかわれるように、幼児期からの情報についてはなるべく伝えないようにすること。
④互いに名前がわかりそれぞれが専門性や独自性を踏まえ、その教師個人の良さを認めあえるような連携をすること。



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ④
予想問題3 ①
予想問題4 ④
予想問題5 ③


第5章
前回出題されたテーマは、「ジャン・ピアジェの発達理論」、「乳幼児期における感情の発達」、「アタッチメント」の3つでした。

予想問題1【過去問】 ジャン・ピアジェの発達理論について,次のうちから正しいものを選べ。
① ごっこ遊びやふり遊びは,子どもが児童期に至って,具体的操作期の段階に入ってから現れてくる。
② ピアジェが言う「操作」とは,環境の中に存在する様々なものに対して,手指などを使って自発的に働きかけをすることを指す。
③ 前操作期の特徴とされる自己中心性とは,他者の利害を考えずに,利己的にふるまおうとする性質を指す。
④ 幼児期の子どもは,平べったい容器に入っていた水を,細くてひょろ長い容器に入れ替えると,水の量が増えたと判断することがある。


予想問題2【過去問】 乳幼児期における感情の発達について,次のうちから適切でないものを選べ。
① 子どもは,出生直後から既に,喜び,怒り,恐れ,悲しみ,嫌悪,驚きといった 基本的な感情を備えている。
② 子どもはだいたい生後 18か月くらいを超えた頃から,てれ,羨望,共感などの感情を経験し,表出するようになる。
③ 子どもは,生後 3年目に入ると,恥や罪悪感,あるいは誇りなどの感情を経験し,表出するようになる。
④ 乳児期における子どもの感情レパートリーの広がりは,自己意識や自己評価の発達と関連している。


予想問題3【過去問】 アタッチメントという概念について,次のうちから,正しいものを選べ。
① アタッチメントという概念は,ストレンジ・シチュエーション法を開発したメアリー・エインスワースによって提唱された考え方である。
② アタッチメントとは,幼少期の子どもが特にその実親との間に形成する関係の性質に関する考え方である。
③ アタッチメントを,子どもが「安心の基地」を拠点に探索活動をし,恐れや不安を感じたときには「安全な避難所」に戻る円環運動と捉えることがある。
④ アタッチメントとは,主に 2人の人間の皮膚と皮膚がふれ合う中で経験されるスキンシップを基盤にして形成されるものである。


予想問題4 2歳から3歳への移行期および幼児期における心身発達の標準的特徴について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
①新生児段階では成人の30% 前後の重さにすぎなかった脳が、幼児期の終わりまでには、成人の90%程度になるまでに一気に成長すると言われている。
②いわゆる「心の理論」が萌芽し発達する中で、幼児期の後半にさしかかる頃には、他者の困惑や窮状などに対して、必ずしも自己中心的とばかりは言えない、かなり洗練された向社会的行動なども示し得るようになる。
③生後2 年目の半ばを超えて、自分が他者から見られているという気づきも含め、自分自身に意識が向くようになると、照れ、羨望、共感などの自己意識的感情が現れるようになる。
④生後3 年目に至って、失敗には恥や罪悪感、一方、成功には誇りなどの自己評価的感情を経験・表出できるようになるとされ、感情のレパートリーに関しては、幼児期の後半には大人のそれにかなり近しいところまでに発達する。


予想問題5 幼児期に培われ、子どもの生得的個性および被養育環境によって個人差が出てきて、生涯にわたって影響を与えると言われる「非認知的な心の力」について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 自分を愛し自分の性質や能力に自信を持つ力
② 目標に向かって頑張る力、
③ 文字が読める、うまくブロックを積み上げられる、図形を区別できる等の力
④ 他の人とうまく関わる力


予想問題6 自己と社会性(「非認知的能力))の発達に寄与していると考えられているアタッチメントの意義について述べた次の①~④の中で適切でないものをひとつ選びなさい。
① アタッチメントとは、恐怖や不安などの感情に駆られた際に、特定他者への近接(くっつき)を通して、安心感を回復しようとする傾向を指して言うが、特定他者とは第1義的には、母親を意味し、非認知能力の発達に母親のスキンシップによる子育ての意義が見直されている。
② 極度の恐れや不安の状態にある時に、無条件的に、かつ一貫して、養育者などの特定の誰かから護ってもらうという経験の蓄積を通して、子どもはそうしてくれる他者およびそうしてもらえる自分自身に対して、高度な信頼の感覚を獲得することが可能になる.
③ 「安全な避難所」としての特定の他者を、「安心の基地」として、そこから外界に積極的に出て、自律的に探索活動を起こすことが可能になる。つまり、アタッチメントが自律性の発達に深く関与する。
④ 養育者の、子どもの心の状態を共感的に映し出し、またその状態に合致した発話を向けるような働きかけの下で、子どもは徐々に自身の心に何が生じているかを理解し、さらにそうした理解を他者の心の状態にも適用し得るようになり、その中で豊かな共感性や思いやりの力を身につけていく。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ①
予想問題3 ③
予想問題4 ④
予想問題5 ③
予想問題6 ①




第6章
前回出題されたテーマは、「教育の目的の規定」、「フレーベル」、「明治期の幼稚園」、の3問でした。

予想問題1【過去問】 教育の目的の規定に関する次の記述のうちから,適切でないものを選べ。
① 1890年以降,小学校教育の目的は,小学校令において「道徳教育」「国民教育」「普通教育」の三点で規定されていた。
② 1926年の幼稚園令は,幼稚園の目的を,心身を健全に発達させ,善良な性質を育て,家庭教育を補うことに求めていた。
③ 1947年の学校教育法は,小学校の目的を「心身の発達に応じて,初等普通教育を施す」と規定した。
④ 1947年の学校教育法は,幼稚園の目的を「初等普通教育に向けて,幼児の心身の発達を助長する」と規定した。


予想問題2【過去問】 フレーベルについての次の記述のうちから,適切でないものを選べ。
① フレーベルは,子どもの本質を神的なものとして捉え,その自然な展開が発達であると考えていた。
② フレーベルが創始した「キンダーガルテン」は,「子どもの庭」を意味する彼の造語であり,日本では「保育園」と翻訳された。
③ フレーベルは,遊具・教具として,球や直方体や板などの形態からなる「恩物」を考案した。
④ フレーベルは,園丁が植物を育てるように,教育者が子どもの自然な成長を援助するというあり方を理想とした。


予想問題3【過去問】 明治期の幼稚園に関する次のうちから,適切でないものを選べ。
① 1876年に,幼稚園の模範を示すモデル幼稚園として,東京女子師範学校附属幼稚園が開設された。
② 開設当時の東京女子師範学校附属幼稚園の保育の中心は「遊戯」であり,自由遊びを中心とする保育が行われていた。
③ 1881 年に東京女子師範附属幼稚園の幼稚園規則が改訂され,「読み方」「書き方」が加えられたが,1891年には幼稚園にふさわしくないとして削除された。
④ 1899 年の幼稚園保育及設備規定で,保育項目が「遊戯」「唱歌」「談話」「手技」の四つとなった。


予想問題4 イギリスの保育学者ピーター・モス(Peter Moss)が整理している、ア.幼児教育の語り方のバリエーションと、イ.その子ども観について、その組み合わせとして正しいものを次の①~④の中から選びなさい。
① ア 幼児教育を義務教育の準備として位置づける語り方 イ「自然としての子ども」・「科学的な子ども」
② ア 幼児教育と義務教育の「強く平等なパートナーシップ」を求める語り方 イ「文化と知識の再生産者」
③ ア「出会いの場のビジョン」 イ「文化と知識の創造者としての子ども」
④ ア「出会いの場のビジョン」 イ「自然としての子ども」・「科学的な子ども」


予想問題5 戦前から戦後にかけての幼児教育の変遷について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
①明治初期の日本の幼稚園は、このフレーベルの幼稚園を、学校教育のイメージで取り入れた。当初の保育科目は、恩物を中心に、計数、博物理解、唱歌、説話、体操、遊戯を加えて構成され、小学校の時間割のように配置された。
②1917 年から東京女子高等師範学校附属幼稚園の主事を務めた倉橋惣三は、幼児の教育は「生活本位」でなければならないとし、実生活に即した活動の中で知性の涵養をはかるべきであると主張した。
③1956 年の幼稚園教育要領では、小学校教育との一貫性が強調され、「健康」「社会」「自然」「言語」「音楽リズム」「絵画製作」の六領域が設定され、幼児の知性の早期開発が目指された。
④1989 年の幼稚園指導要領の改訂では、六領域にかわって「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」という五領域が採用され、小学校の教科とは明確に異なる領域の概念が導入されることによって、遊びを通した発達と学習という幼児教育の固有性が前面に出された。




解答
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ②
予想問題4 ③
予想問題5 ②


第7章
前回出題されたテーマは、「現代の子どもや家族を取り巻く環境の変化や特徴」が2問、「幼稚園や認定こども園に求められる保護者への支援」が1問、計3問が出題されました。

予想問題1【過去問】 現在,幼稚園や認定こども園における子育て支援のより一層の充実が求められていることの背景となる,現代の子どもや家族を取り巻く環境の変化や特徴として,次のうちから,適切でないものを選べ。
① 少子化
② 地域共同体の子育て機能の低下
③ 家庭の子育て機能の低下
④ 働く保護者の減少

予想問題2【過去問】 現代の社会状況を踏まえ,幼稚園や認定こども園に求められる保護者への支援として次のうちから,適切でないものを選べ。
① 園児の日々の様子の伝達などを通して保護者と相互理解を図ること
② 保護者が園に関わらなくてもすむようにすること
③ 保護者同士が相互理解できるように配慮すること
④ 障害や発達上の課題が見られる場合に関係機関と連携したり個別支援を行うこと


予想問題3【過去問】 現在,幼稚園や認定こども園における子育て支援のより一層の充実が求められている。このことの背景となる,子どもや家族を取り巻く環境の変化や特徴として,次のうちから,適切でないものを選べ。
① 家族の形態や背景の多様化
② 子育て世帯の減少
③ 三世代世帯の増加
④ 子育て不安・負担感


予想問題4 グローバル化や情報化の急速な進展、少子高齢化の深刻化等を背景に、将来の変化を予測することが困難な時代において教育に求められているものについて述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
①子どもたちが自ら主体的に生涯を生き抜く力の育成が求められている。
②教育課程が学校や園に閉じるのではなく、社会や地域とのつながりを大切にした「社会に開かれた教育課程」であることが重視されている。
③将来、高度な最先端技術を習得できるような資質や他者との競争を勝ち抜く精神力を、幼児期から培うことが重要だとされている。
④幼稚園や認定こども園が、地域における幼児教育・保育のセンターとしての役割を担うことが期待されている。

予想問題5 幼児教育・保育施設における保護者の子育て支援、ならびに地域子育て支援のより一層の充実が求められている背景として、現代の子どもや家族を取り巻く環境の変化や特徴として指摘されていることについて次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
①少子化が深刻で、子育て世帯も減少している。厚生労働省の調査によると、18 歳未満の子どもがいる世帯は、1986 年には46.2 % であったが、2016 年には23.4%になっている
②働く母親の増加に伴い、保育ニーズの増加が顕著になっている。特に低年齢児の保育ニーズが増大している。
③地域で親が孤立しがちな状況に加えて、子育てへの準備が十分ではないままに親になる場合も多く、子育てに負担や不安を抱える親が増えている。
④家族の形態が多様であることへの認識の深まりや、日本の子どもの相対的貧困率が先進諸国なかでは比較的低い方であることで、子育てにおける経済的な格差の影響は比較的少ないと指摘されている。


予想問題6 園と地域の関係を考える上で非常に参考になるイタリアのレッジョ・エミリア市の実践において、乳児保育所や幼児学校はどう捉えられているのか、①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
①将来的に市の発展・繁栄を支える人材を育成するもっとも初歩的な段階
②まちづくりの拠点、地域コミュニティ再生の拠点
③教育をめぐってともに考え、議論を交わすために開かれた公共空間
④子ども、教師、保護者などすべての参加者がアイディアを共有し、対話しながら、新たな知や文化を創造する場



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ③
予想問題4 ③
予想問題5 ④
予想問題6 ①


第8章
前回出題されたテーマは、「子ども・子育て支援新制度」、「日本の幼児教育・保育制度の経緯」、「幼稚園や認定こども園と地域との関係」、「幼児教育・保育における自治体の役割」、の4問でした。

予想問題1【過去問】 現代の社会状況を踏まえ,幼稚園や認定こども園と地域との関係として次のうちから,適切でないものを選べ。
① 園が地域とはつながりをもたないこと。
② 子どもたちが地域の文化について学ぶこと。
③ 子どもたちが暮らしの場として地域に愛着をもつようにすること。
④ 園がまちづくりの拠点となること。


予想問題2【過去問】 日本の幼児教育・保育制度の経緯について述べた次のうちから正しいものを選べ。
① 第二次世界大戦後の 1947(昭和 22)年に,日本ではじめての幼稚園としてお茶の水女子大学附属幼稚園が設置された。
② 保育所は第二次世界大戦前には教育施設として全国に普及したが,戦後に福祉施設に転換し,旧文部省から旧厚生省に所管が移された。
③ 2006(平成 18)年に「就学前の子どもに関する教育,保育等の総合的な提供の推進に関する法律」が施行され,幼稚園と保育所の機能をあわせもつ認定こども園が設けられた。
④ 認定こども園は幼稚園・保育所から移行するための手続きが簡素化されていたため,制度創設から約 3年後には当初の予想を超える数の認定こども園が設置された。


予想問題3【過去問】 2015(平成 27)年度から施行された子ども・子育て支援新制度について述べた次のうちから,正しいものを選べ。
① 子ども・子育て支援新制度では小学校就学前の子どもの教育・保育・子育て支援を一体的に提供する単一の施設として,幼保連携型認定こども園という枠組みが設けられた。
② 私立幼稚園は子ども・子育て支援新制度の適用を受けず,全ての園が従来からの私学助成を継続することになった。
③ 地域子ども子育て支援事業は利用者支援事業,一時預かり事業,乳児家庭全戸訪問事業の 3つの事業があり,都道府県がこれらの事業すべての実施を行う。
④ 子ども・子育て支援新制度では地域型保育給付が拡大され,新たに幼稚園,保育所,認定こども園が給付を受けることになった。


予想問題4【過去問】 幼児教育・保育における自治体の役割について述べた次のうちから,正しいものを選べ。

① 認定こども園の設置認可は国が行うが,幼稚園,保育所に関しては都道府県が独自に設置認可を行っている。
② 市町村は,個々の子どもに対する保育認定の他,認可保育所や認定こども園の利用調整,保育料の設定などを行っている。
③ 市町村が設置する幼稚園の職員は義務教育諸学校と同じく県費負担教職員制度であるため,その職員の採用・異動や研修は全て都道府県が行う。
④ 都道府県教育委員会は,幼児教育を担当する指導主事を置くことが義務づけられており,その多くは公立幼稚園や公立保育所の職員を経験した者が占めている。


予想問題5 幼児教育の制度的しくみとその変遷について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。①急激な少子化の進行や教育・保育のニーズの多様化に対応するために、「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」(認定こども園法)が施行され、認定こども園が創設(2006 年)された。
②認定こども園法施行後、国の財政支援のもとに認定こども園の設立が相次ぎ、幼保の一元化を目指した幼児教育の改革に大きく踏み出した。
③2009 年に成立した民主党政権は当初、学校教育と保育を総合的に提供する総合こども園を新設置し、すべての保育所を総合こども園に移行する方向を示したが、当時野党であった自民党・公明党の反対で実現しなかった。
④2012年8 月に子ども・子育て関連3 法(子ども・子育て支援法改正認定こども園法など)が成立し、2015 年度から新しく子ども・子育て支援新制度が施行された。


予想問題6 2015 年度に施行された新しい子ども・子育て支援新制度のポイントとして次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
①これまで認定こども園、幼稚園、保育所でそれぞれ異なっていた財政支援のしくみを「施設型給付」として一本化した。
②幼保連携型認定こども園を、小学校就学前の子どもの教育・保育・子育て支援を一体的に提供する単一の施設、教育基本法第6 条に基づく「学校」として位置づけた。
③地域子ども・子育て支援事業は、国の財政的な理由から教育・保育施設を利用する子どもの家庭だけとどまり、在宅の子育て家庭を対象とする事業は、市町村の財政事情に応じて実施することとなった。
④制度ごとにバラバラな政府の推進体制を整備(内閣府に子ども・子育て本部を設置)することが明確化され、また国に子ども・子育て支援会議を設置し、自治体もその設置を努力義務とした。


予想問題7 子ども・子育て支援新制度新制度施行後の動向について述べた次の①~④の中で正しいものを一つ選びなさい。
①新制度の施行後、認定こども園は施行前と比べて減少傾向にあり、保育の受け入れ枠は2013~2017 年度の4 年間で10万人減少し、283.6 万人となっている。
②新制度施行後も、都市部では依然として待機児童問題は大きな課題となっており、一定の改善はみられるが必ずしも解決には至っていないのが現状である。
③保育の量拡大に伴い、公共機関などで幼児教育にかかわる研修会などが盛んに行われ、保育の質も次第に向上しつつある。
④財源については年間で約1 兆1000 億円が必要とされるが、子育て支援を最優先する現政権による施策のもと、2018 年初頭の時点では安定的に確保できている。



解答
予想問題1 ①
予想問題2 ③
予想問題3 ①
予想問題4 ②
予想問題5 ②
予想問題6 ③
予想問題7 ②


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18年度冬・傾向と対策⑧「小学校外国語教育教授基礎論」

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この科目はテキストがありません。新科目のために、夏はテキストが間に合わなかったのではという憶測もありましたが、今期もテキストがないということは、「資料」をもとに講義するのが基本仕様の科目ということですね。これは、受講者目線からすると、通信制の免許更新にしては少し残念な点でもあります。
ただ、うれしいことに夏期の伴走中に受講者のねんねこさまとMyさまから講義メモが届き、メモがとれずに「ボー」としか受講できない私のような受講生にとっては、まさに地獄に仏、「外国語教育」に「ねんねこメモ」・「Myメモ」でした。これらの「メモ」がテキスト以上の学習効果を発揮したのは受講者のコメントからも明らかでした。改めてねんねこ様とMy様に感謝です。ありがとうございました。
ところで、昨夏の初めての出題は、最初だけに、土曜日が奇数章2問、偶数章1問、日曜日が偶数章2問、奇数章1問の出題でした。まだ2回目ですので今期の出題も同じパターンだろうと予想されます。
内容的には、低学年対象の「外国語活動」と高学年対象の「外国語教育」の内容の違いや、小学校と中学校の外国語教育の違いなどについての理解、子どもの言語習得過程についての理解などが試されます。異色なのは、「英文の理解」を試す形式の問題も出題され物議を醸しました。
今期は、夏に出題された過去問と、前期の「傾向と対策」で管理人がねんねこメモを参考につくったオリジナル予想問題を「傾向と対策」に変えます。
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第1章
前回出題されたのは、「小学校外国語活動実施状況調査」にかかわる問題が2問、「小学校学習指導要領に記されている外国語活動の領域」の問題の計3問でした。

予想問題1【過去問】 「平成26年度 小学校外国語活動実施状況調査(文部科学省)」から明らかになったものはどれか,次のうちからもっとも適切なものを選べ。
① 小学校の外国語活動を通して,児童の書く力の基礎が培われた。
② 小学校の外国語活動を通して,児童が他教科の学習に対しても意欲的になった。
③ 小学校の外国語活動を通して,児童の読む力の基礎が培われた。
④ 小学校の外国語活動を通して,児童の学習意欲などが高まった。


予想問題2【過去問】 小学校学習指導要領(平成29年3月告示)における外国語活動では,「各言語の目標及び内容等」として,英語に関して目標と内容が記されている。記されている領域について適切なものを,次のうちから選べ。
① 「聞くこと」「読むこと」「話すこと」「書くこと」
② 「聞くこと」「読むこと」「話すこと[やり取り]」「話すこと[発表]」「書くこと」
③ 「聞くこと」「話すこと[やり取り]」「話すこと[発表]」
④ 「聞くこと」「読むこと」「話すこと[やり取り]」「話すこと[発表]」


予想問題3【過去問】 「平成26年度 小学校外国語活動実施状況調査(文部科学省)」では,中学校教員の65.3%が中学校1年生の生徒に,外国語活動導入前に比べて「成果や変容がとてもみられた」と回答している。「成果や変容」としてあげられるものはどれか,次のうちから適切なものを選びなさい。
① 英語の音声に慣れ親しんでいる。
② 英語の文章を書けるようになっている。
③ 英語の文章を読めるようになっている。
④ 基本的な文法の知識を身に付けている。

予想問題4 「英語教育改革の在り方に関する有識者会議」(平成26年)の中で議論された今後の英語教育改革の背景について、次の①~④の中で適切でないものを選びなさい。
①社会の急速なグローバル化の進展の中で、英語力の一層の充実は我が国にとって極めて重要な問題であり、これからは、国民一人一人にとって、異文化理解や異文化コミュニケーションはますます重要になる。
②グローバル化の進展の中で、国際共通語である英語力の向上は日本の将来にとって不可欠であり、アジアの中でトップクラスの英語力を目指すべきである。
③社会のグローバル化の進展への対応は、英語さえ習得すればよいということではない。我が国の歴史・文化等の教養とともに、思考力・判断力・表現力等を備えることにより、情報や考えなどを積極的に発信し、相手とのコミュケーションができなければならない。
④2050(平成62)年頃には、我が国は、多文化・多言語・多民族の人たちが、協調と競争する国際的な環境の中にあることが予想され、島国の日本では人々が英語をはじめとする外国語を日常的に使用する機会こそは限られるが、ビジネス場面においては外国語を用いたコミュニケーションを行う機会が格段に増えることが想定される。

予想問題5 中高を含めた外国語教育の課題について述べた①~④の中で適切でないものをひとつ選びなさい。
①英語教育の充実に当たり、「ことば」への関心を高める工夫によって更に外国語の効果的運用に必要な能力を伸ばすという視点が重要である。そのため、とくに日本語と英語の相違への気づきを導き出すために「文法」を教えることを重視する。
②英語を「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を活用して実際のコミュニケーションを行う言語活動を一層重視し、小・中・高等学校を通じて、授業で発音・語彙・文法等の間違いを恐れず、積極的に英語を使おうとする態度を育成することと、英語を用いてコミュニケーションを図る体験を積むことが必要である。
③小学校では、これまでの実践を踏まえながら、中学年から「外国語活動」を開始し、音声に慣れ親しませながら、コミュニケーション能力の素地を養い、高学年では身近なことについて基本的な表現によって「聞く」「話す」に加え、積極的に「読む」「書く」の態度の育成を含めたコミュニケーション能力の基礎を養う。
④各学校種での指導改善は進んでいるものの、学校間の接続(小・中連携、中・高連携)が十分とは言えず、進学後に、それまでの学習内容を発展的に生かすことができていない状況が多いため、相互乗り入れ授業、カリキュラムづくり、指導計画作成などを行う合同研修など実質的な連携促進が必要である。

予想問題6 小学校新学習指導要領に示される中学年・外国語活動の目標と高学年・外国語の目標において、共通のものを次の①~④から選びなさい。
① 外国語を通して、言語や文化につい体験的理解深め、外国語の音声や基本的な表現違い等に気づくとともに、外国語の音声や基本的な表現慣れ親しむようにする。
② 外国語を通して、言語やその背景にある文化に対する理解を深め、相手に配慮しながら、主体的に外国語を用いてコミュニケーションを図ろうとする態度を養う。
③ 身近で簡単な事柄について、外国語で聞いたり話したりして自分の考えや気持ちなどを伝え合う力の素地を養う。
④ 外国語の音声や文字、語彙、表現、文構造、言語の働きなどについて、日本語と外国語との違いに気づき、これらの知識を理解するとともに、読むこと、書くことに慣れ親しみ、聞くこと、読むこと、話すこと、書くことによる実際のコミュニケーションにおいて活用できる基礎的な技能を身に付けるようにする。


予想問題7 次の文は、小学校新学習指導要領に示される高学年における目標の一部である。(  )内に入る語句の組み合わせとして正しいもの①~④の中から選びなさい。
「・・・( ア )で十分に慣れ親しんだ外国語の語彙や基本的な表現を( イ )しながら読んだり、( ウ )を意識しながら書いたりして、自分の考えや気持ちなどを伝え合うことができる基礎的な力を養う。」

① ア 音声    イ 理解     ウ 語順
② ア 文章    イ 推測     ウ 意味
③ ア 音声    イ 推測     ウ 語順
④ ア 文字    イ 音読     ウ 発音


予想問題8 小学校中学年と高学年のそれぞれの外国語活動・教育における4技能とその領域について、次の①~④の中から正しい組み合わせを選びなさい。
① 中学年:聞くこと ・話すこと [やり取り] ・話すこと [発表]
 高学年:聞くこと ・読むこと ・話すこと [発表] ・書くこと
② 中学年:聞くこと ・話すこと [やり取り]
  高学年:聞くこと ・読むこと ・話すこと [やり取り] ・話すこと [発表] ・書くこと
③ 中学年:聞くこと ・話すこと [やり取り] ・話すこと [発表]
  高学年:聞くこと ・読むこと ・話すこと [やり取り] ・話すこと [発表]
④ 中学年:聞くこと ・話すこと [やり取り] ・話すこと [発表]
  高学年:聞くこと ・読むこと ・話すこと [やり取り] ・話すこと [発表] ・書くこと


予想問題9 現時点での日本の学校における外国語教育の課題と言える点について述べた①~④の中で適切でないものをひとつ選びなさい。
① 学年が上がるにつれて英語の好きな生徒が減る傾向にある。
② 中学校卒業の段階ではおおむね期待される英語力が身についているが、高校の卒業段階では、身についていない。
③ 中学校では、「話したり書いたり」する発表技能が身についていない。
④ 高等学校においては、「技能統合型」(ディベート、ディスカッションなど)の力が身についていない。

予想問題10 中学年外国語活動の「目標」について述べた次の①~④の中で、適切でないものを一つ選びなさい。
①思考力,判断力,表現力等については、中学年外国語活動は、「意味のあるやり取りを行い、思考を働かせ、判断し、表現する」が目標である。
②学びに向かう力,人間性等については、中学年外国語活動では「言語や国の多様性の尊重する」ことが目標である。
③聞くことに関しては、中学年外国語活動では、聞き取るようにする、わかるようにすることが目標であり、あくまで言語に慣れ親しむことを重要視する。
④文字に関しては、中学年外国語活動では、最低限、アルファベットを読むこと・書くことができるようになることが目標である。


予想問題11 高学年外国語教育の「目標」について述べた次の①~④の中で、正しいものを一つ選びなさい。
① 話すこと(発表)においては、人前で実物を見せながら発表するようにする。
② 話すこと(やり取り)においては、日常生活に関する身近で簡単な事柄について,自分の考えや気持ちなどを伝え合うことができるようにする。
③ 読むことにおいては、文字を識別・発音できるようにするとともに、音声とは直接関係な、く簡単な語句や基本的な表現の意味が分かるようにする。
④ 書くことにおいては、音声とは直接関係なく、自分のことや身近で簡単な事柄について,簡単な語句や基本的な表現を用いて書くことができるようにする。


予想問題12 次期学習指導要領等に向けた中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会のまとめ(報告 平成28年8月26日)の内容について述べた次の①~④の中で適切でないもの一つを選びなさい。
① 中学年外国語活動は、年間35単位時間行い、コミュニケーション能力の素地を養うための活動をその目的とする。
② 高学年教科外国語は、年間70単位時間行い、コミュニケーション能力の基礎を養うことをその目的とする。
③ 中学年外国語活動では、1単位時間45分のまとまった授業よりも、短時間学習のほうが学習効果は高い。
④ 高学年教科外国語では、市町村の実態に応じて、課外活動を単位時間の中に含めることも検討する必要がある。




解答
予想問題1 ④
予想問題2 ③
予想問題3 ①
予想問題4 ④
予想問題5 ①
予想問題6 ②
予想問題7 ③
予想問題8 ④
予想問題9 ②
予想問題10 ④
予想問題11 ②
予想問題12 ③



第2章
前回出題されたテーマは、「子どもがことばを学ぶ際の特徴」2問、「第一言語習得と外国語習得」の3問でした。子どもの言語学習の特徴については英文の穴埋め問題で、基本的な英語力も問う問題でした。

予想問題1【過去問】 以下の文の(A)及び(B)に入る語の組み合わせとして適切なものを,次のうちから選べ。
Children learn language through lots of ( A ) exposure and practice; and children do not learn language through explicit ( B ) explanation
① A: grammatical B: meaningful
② A: rhythmical  B: technical
③ A: meaningful  B: grammatical
④ A: technical   B: rhythmical


予想問題2【過去問】 子供の学び方の特徴としてあげられた「類推する力」について適切なものを,次のうちから選べ。
① 場面や文脈の中で英語を使うより,機械的な練習が重要である。
② 子供が誤解なく意味と音を結びつけやすいよう,教材・教具作成時には配慮することが重要である。
③ 子供は,まわりの状況よりも言葉から多くの情報を得ている。
④ 授業の時間を有効に使うためにも,大人が日本語で意味を教えることが重要である。


予想問題3【過去問】 次の文のうち正しいものを選べ。
① 第一言語習得で得られた知見は,第二言語習得にそのまま応用できる。
② 目標言語が話されている社会で,その目標言語を学ぶことを外国語習得という。
③ 目標言語が話されていない社会で,その目標言語を学ぶことを第二言語習得という。
④ 目標言語が話されていない社会で,その目標言語を学ぶことを外国語習得という。


予想問題4 子どもがことばを学ぶ際の特徴について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 子どもは、使いながらことばを身に付ける。
② 子どもは、わかりやすい文法的な説明を通してことばを学んでいく。
③ 子どもは、意味のあることばに晒され、意味がある練習を効果的にすることでことばを学ぶ。
④ 子どもは、豊かな言語活動を通じてことばを学んでいく。

予想問題5 言語学習には豊かな言語活動が必要である。次の①~④の中で、その例として適切でないものを一つ選びなさい。
① 教師と子どもの間でやりとりをする。
② 状況や文脈から何を言っているのかを類推させる。
③ 失敗しないようできるだけ正しく表現させる。
④ 子どもたち同士でやりとりをさせる。


予想問題6 言語学習における子どもの理解の特徴について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 子どもは、大人が話す内容や指示の意味や目的を、能動的に理解しようとしている。
② 教師や級友が話したり、物語の中に書かれたりしている新しい言語を、子どもは、状況や文脈から類推して理解している。
③ 子どもは、言語外情報を利用することで、どんな言葉が話されているかよりもすばやく状況そのものを理解している。
④ 子どもは、話されている言語が日本語ではどういう意味なのかを状況から類推し対比させながら理解しようとしている。


予想問題7 言語学習における子どもの理解の特徴について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
①子どもは、大人が話す内容や指示の意味や目的を、能動的に理解しようとしている。
②教師や級友が話したり、物語の中に書かれたりしている新しい言語を、子どもは、状況や文脈から類推して理解している。
③子どもは、言語外情報を利用することで、どんな言葉が話されているかよりもすばやく状況そのものを理解している。
④子どもは、話されている言語が日本語ではどういう意味なのかを状況から類推し対比させながら理解しようとしている。


予想問題8 子どもの言語学習の特徴を述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
①子どもの言語学習には、新しい言語の意味を直感的につかむ力と、新しい言語の音韻システムに適応する力に優れている点が有利に働く。
②歌や押韻のある詩や物語など外国語の自然なリズムをとらえている豊かなインプット教材を使うことが大切である。
③母語の発達とともに、外国語との比較ができるようになり、母語と異なる外国語の文法的な構造への理解が自然に進むようになる。
④新しい言語を知ることにより、子どもたちの言語そのものへの興味・関心を湧き立たせることができる。


予想問題9 子どもの言語の学び方の特徴について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 子どもは大量の言葉にさらされ、大量の意味のある(meaningful)練習を通して言語を学ぶ。
② 子どもは、明示的な文法説明を通して言語を学ぶ。
③ 子どもは、素早く状況を理解し類推する力を多分に活用している。
④ 子どもは音声に敏感で、意味を直感的につかむこと、新しい言語の音韻システムに適応する力が優れている。

予想問題10 言語を学ぶことで起こる言語への気づきについて述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 外国語に触れることで、母語を客観的に見る機会に恵まれる。
② 外国語と母国語のそれぞれの対象の捉え方や概念の違いなどに気づく。
③ 言語への関心は、文化・慣習への関心へつながる。
④ 指導者の言語への関心度と子どもたちの気づきや学びへ姿勢は直接関係しない。


解答
予想問題1 ③
予想問題2 ②
予想問題3 ④
予想問題4 ②
予想問題5 ③
予想問題6 ④
予想問題7 ④
予想問題8 ③
予想問題9 ②
予想問題10 ④


第3章
前回出題されたテーマは、「沈黙期」、「豊かなインプット」、「言語間の距離」の3つ、合計3問の出題でした。特に「豊かなインプット」は英文解釈的な問題でした。

予想問題1【過去問】 「沈黙期」の説明としてもっとも適切なものを,次のうちから選べ。
① 赤ちゃんは,言葉を発しないけれども,言葉を蓄える期間,つまり黙って聞いている期間があり,それを「沈黙期」という。
② 教師が質問したあとに,学習者が答えるまでには少し考える時間が必要であり,それを「沈黙期」という。
③ 英語の学習においては沈黙して集中する期間が必要であり,それを「沈黙期」という。
④ 言葉を発したあとに,それをモニターするまでには時間が必要であり,それを「沈黙期」という。


予想問題2【過去問】 次の文の内容として適切なものを,次のうちから選びなさい。
It is a good idea for the teacher to use rich input, i.e. songs, rhymes, rhythmical stories, which captures the natural rhythm of English.
① 豊かなインプットを与えるために歌だけ扱えばよいと述べている。
② 英語の自然なリズムをとらえている歌やライムを,豊かなインプットととらえている。
③ 歌やライムなどを取り入れるかどうかは,教師が判断するべきだと述べている。
④ 教師のひらめきを活用することが重要だと述べている。


予想問題3【過去問】 言語習得研究における「言語間の距離」の説明として最も適切なものを,次のうちから選べ。
① 世界の言語は地域ごとに似た言語が集まっている。地域が離れていれば,その距離に比例して言語の異なり度は大きい。
② 英語の単語と単語の間には日本語とは異なり単語の間にスペースが必要である。
③ 第二言語を習得する場合は母語と目標言語がどの程度異なっているか(又は似ているか)が習得の難しさ(またはし易さ)と関係している。
④ 外国語を学習する人にとっては,その外国語を母語としている人との距離間がつかみにくい。


予想問題4 第二言語の習得に影響を与える要因としてあげられる次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 年齢
② 学習指導法
③ 適性・知能
④ 政治情勢


予想問題5 子どもには、言語習得の過程において、認知的・心理的な柔軟性があると言われるが、特に小学校の低学年にみられるその具体的な表れについて次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 子どもには、心理的プレッシャーが少ない。
② 子どもは、わかっていなくても手を挙げて挑戦しようとする。
③ 子どもは、いったん興味を抱くと、その分野ばかりの記憶能力が増すという傾向にある。
④ 子どもは、じゅうぶんには理解できていなくてもまねることに長けている。

予想問題6 年齢にふさわしい指導法として次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① この場所にないものより、この場所にあるものを指導する。
② 抽象的なことよりも具体的なことを指導する。
③ 昨日のことより、今日のことを指導する。
④ 全体的なことよりも、細部をきめ細かに指導する。


予想問題7 小学校外国語の指導において留意すべきことは何か、次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
①沈黙期におけるインプットの重要性から、外国語の音声を十分聞かせることも必要である。
②インプットと心の状態は直接関係ないので、情意面の配慮はそれほど必要ない。
③発話をすることによって、自分がわからない単語や表現があることに気づき、
言語学習は次の段階へと進んでいくので、アウトプットが重要である。
④学習者と指導者、または学習者同士の相互交流が言葉の発達に重要なのでなるべくインタラクションの機会を保障する必要がある。


予想問題8 次の外国語教授法(ア)とその内容を説明する語句(イ)の組み合わせの中で、正しいものを一つ選びなさい。
①ア The Grammar Translation Method 
 イ 構造言語学と行動主義心理学が理論的な基盤
②ア Communicative Language Teaching
 イ パーマー (H. Palmer) によって提唱された音声を重要視する教授法
③ア The Natural Approach
イ 「インプット仮説」や「情意フィルター仮説」など5つの仮説
④ア Task-based Language Teaching
 イ 教材や教科の内容を目標言語で指導しながら、結果的に目標言語の技能を身に付けさせようとする教授法


予想問題9 子どもは大人よりも第2言語の修得が容易であると言われている。その要因について述べた次の①~④の中で正しいものを一つ選びなさい。
① 子どもは大人より、心理的、認知的な柔軟性に富んでいるので未知なものへの挑戦や行動が容易にできる。
② 子どもはまだ第1言語である母国語の修得が不十分な分、第2言語に対する心理的垣根が低く大人より簡単に受け入れられる。
③ 大人の第2言語の修得には社会的立場の違いによる心理的な要因が邪魔をするが、子どもはみなお互いに対等な関係なので集団での学びに心理的抵抗が少ない。
④ 第2言語習得には、絵本などの比較的簡単で内容的に興味を引く教材がふさわしいので、子どものほうが有利になる。

予想問題10 次の外国語教授法(ア)とその内容を説明する語句(イ)の組み合わせの中で、不適切な組み合わせを一つ選びなさい。
① ア The Oral Method 
 イ パーマー (H. Palmer) によって提唱された音声を重要視する教授法
② ア The Audio-lingual Method
  イ 構造言語学と行動主義心理学が理論的な基盤
③ ア Task-based Language Teaching
 イ アウトプットやインタラクションの重要性を強調
④ ア Content-based Language Teaching
  イ 獲得/学習分離仮説、モニター仮説、自然習得順序仮説、インプット仮説、情意フィルター仮説 


解答
予想問題1 ①
予想問題2 ②
予想問題3 ③
予想問題4 ④
予想問題5 ③
予想問題6 ④
予想問題7 ②
予想問題8 ③
予想問題9 ①
予想問題10 ④


第4章 
前回出題されたテーマは、「子供が言葉を学ぶ時の心理的・認知」、「児童とのやり取り」、「英語の読み書きの指導に関するトップダウン的アプローチ」でした。

予想問題1【過去問】 子供が言葉を学ぶ時の心理的・認知的な傾向として正しいものを,次のうちから選べ。
① 子供は言葉をチャンク(塊)として捉える傾向がある。
② 子供は言葉を分析的に捉える傾向がある。
③ 子供は言葉を場面に依存しないで理解しようとする傾向がある。
④ 子供は言葉を抽象化して理解しようとする傾向がある。


予想問題2【過去問】 児童とのやり取りについて適切でないものを,次のうちから選びなさい。
① たとえ教室の中でも,児童には教師や友達と真の情報交換を行う経験をすることが重要である。
② 教師の働きかけに対して,児童はフルセンテンスで反応するまえに,表情や日本語や英単語のみで反応することがある。
③ 児童が心から言いたくなる・聞きたくなる場面を作ることが重要であり,そのためには指導者の児童理解が必要である。
④ 児童の発話があっているか判断するのが難しいので,教師の働きかけに対して,児童は決められた文を言わなければならない。


予想問題3【過去問】 英語の読み書きの指導に関するトップダウン的アプローチの説明として正しいものを,次のうちから選べ。
① 文字とそれに対応する音の関係をルールとして示しながら,学習者が英語の文字を音声化できるように指導する。
② 絵本や教室の掲示物などを通して,文字に触れさせ,英語の文字と音の関係について自然に学習させる。
③ 大文字から指導し,次に小文字を指導する。
④ 大文字と小文字を同時に指導する。


予想問題4 外国語の授業における子どもから反応を引き出す場面づくりと子どもの反応に対応する場面づくりについて、次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 言葉を聞きたくなる、思わず言いたくなるような場面をつくる。
② 繰り返し何回も英語表現を聞かせ、児童からの反応が少しずつ英語になるように導く。
③ 子どもの発話には、日本語、英単語、英語の文など様々あるが、しぐさ・表情は含まれない。
④ 子どもの試行錯誤を受け入れつつ、正しい英文を聞かせ返して子供の中にためていく。


予想問題5 小学校の音声指導、語彙指導、文法指導の特徴について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 小学校では文法的に正しい音声を蓄えさせる。
② 自然な音の流れを大切にする。
③ 児童の生活にかかわる語彙にたくさん触れさせる。
④ 読んでわかる・聞いてわかる語彙としての「受容語彙」と、話して・書いて使える語彙としての「発表語彙」をバランスよく蓄えさせる。


予想問題6 教師の授業での英語使用について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 授業中に教師が話す英語はそのまま児童へのインプットでもあり、豊かなインプットがアウトプットにつながる。
② 極力正確な英語を使おうとすると、かえって自然なインプットにならないので、間違ってもいいくらいの気軽な気持ちで臨む。
③ レッスンで中心となる英語表現を中心に、事前に周到に準備して授業に臨む。
④ ジェスチャーや表情などのノンバーバル・コミュニケーションも意識して使い、子どもが、意味と音を結び付けやすくする。


予想問題7 教師の英語力・教師の授業での英語使用について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① ノンバーバル・コミュニケーションの手法は、どんな文化的な背景があってもほぼ共通なので、躊躇することなく積極的に取り入れたい。
② 教師が英語を丁寧に使うことが文法への態度につながる。
③ ALTとの打ち合わせの機会を利用して、英語を使っての指導力を高めることができる。
④ 授業場面に特定に使われる英語表現(Classroom English )を使うと、場面と結び付けやすく、子供たちも何が言われているのか類推しやすい。


予想問題8 文字(読む・書く)の指導について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 英語も日本語と同じように文字さえ読めれば単語も読めるようになる。
② 小学校新学習指導要領では、中学年は音声を中心として英語に慣れ親しみ、高学年で、文字や単語の認識・文構造についての気づきを目的としている。
③ フォニックスとは、発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法で、アルファベット毎の発音を先に学ぶことで、知らない単語でも、耳で聞いただけでスペリングがわかり、正しく書くことができようになる。
④ ホールランゲージ・アプローチは、たくさんの本や文字情報などに自然に触れることにより、その文脈や意味、関連した体験を活用しながら、読みを習得していこうというアプローチである。



解答
予想問題1 ①
予想問題2 ④
予想問題3 ②
予想問題4 ③
予想問題5 ④
予想問題6 ②
予想問題7 ①
予想問題8 ①


第5章 
前回出題されたテーマは、「他教科の内容を題材として扱うこと」、「1時間の指導案を考える際に大切なこと」、「題材を選ぶ視点」の3問でした。

予想問題1【過去問】 他教科の内容を題材として扱うことについて適切なものを,次のうちから選べ。
① 他教科の既習の内容を題材として扱う。
② 他教科の未習の内容を題材として扱う。
③ 他教科の内容を扱うことで児童の負担がふえるので扱わない。
④ 他教科の内容を目標言語で指導することを反転学習という。


予想問題2【過去問】 1時間の指導案を考える際に大切なこととして適切なものを,次のうちから選べ。
① 文構造を理解することが英語の習得には大切である。したがって文構造を理解させるためのワークシートを最初に作ることが大切である。
② 教科書に沿って授業をしていけば最終的には単元のゴールに到達すると考えるとよい。したがって本時の授業を構想することに集中することが大切である。
③ 最初に学年最後のゴールを確認し,次に年間指導計画を眺め,その次に単元の狙いを確認し,本時はどのように授業を行うかを考えるとよい。
④ 児童の興味関心のあることを先に行い,だんだんと児童の興味関心から離れていく活動になるように1時間の指導案を考えるとよい。


予想問題3【過去問】 題材を選ぶ視点について適切でないものを,次のうちから選べ。
① 他教科の内容を扱う。
② 児童の発達段階にあったものを扱う。
③ 児童の興味関心にあったものを扱う。
④ 盛り上がりそうな題材を扱う。


予想問題4 生き生きとした言語経験へ導く授業の題材設定について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 例えば中学年ならお買い物ごっこ、高学年ならいろいろな国の通貨を日本円に換算するなど、児童の発達段階に合ったものを選ぶ。
② 年間を通して誰かがどこかでおもしろいと思えるように、児童の興味関心に合ったものを選ぶ。
③ 既知のことだと学びやすいので。他教科等で扱った内容のものや全員が知っている、教師にもなじみのある内容のものを選ぶ。
④ 児童が「楽しい」と思うことが第1なので、盛り上がることを最優先してゲーム形式で活動できるものを選ぶ。

予想問題5 次の①~④の教材の役割(ア)とその具体的例(イ)の組み合わせの中で正しいものを一つ選びなさい。
① ア 視覚情報を提供する    イ いろいろな絵を描いたプリントを使用し、それそれの絵の値段を当てさせる。
② ア 言語使用を促進する   イ 歌詞カード
③ ア 音声を提供する    イ 教師、ALT、CD等、いろいろな音声の英語を聞かせる
④ ア 文字を提供する    イ 絵カード / 実物 / ジェスチャー


予想問題6 教材として絵本を選定する際に留意すべきことについて述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 児童の発達段階に合ったもの選ぶ。
② 英語でやり取りがしやすいもの選ぶ。
③ 先生自身が好きな絵本を選ぶ
④ 聞き取りやすいようになるべく単調でリズムがないものを選ぶ。

予想問題7 音声教材を選定する際に留意すべきことについて述べた次の①~④の中で正しいものを一つ選びなさい。
① 多様な英語に接することができるように独特な発音やリズムのあるものを選ぶ。
② 文の長さやスピードが、子供の実態に合うように選定する
③ 教師の声は聞き慣れ過ぎているので録音教材としては使わない。
④ 児童に適度の間を与えられるように前奏や間奏が長い教材を選ぶ。

予想問題8 年間指導計画・単元計画ついて述べた次の①~④の中で正しいものを一つ選びなさい。
① 年間指導計画とは、どのような内容をいつ頃教えるのか、どのような準備をいつ頃にするのか、を示すものである。
②年間指導計画の内容には、1. 目標 2. 学習内容 3. 指導法 4. 活動 5. 教材
がある。
③5時間の単元計画は、1時間ごとに目標を定め、5時間分をひとまとめにして評価規準を設定する。
④バックワードデザイン(逆向き設計)でいったん単元計画を立てたら、児童の様子とは関係なく、できる限りそれに沿って計画通りに実行し単元の目標を達成する。



解答
予想問題1 ①
予想問題2 ③
予想問題3 ④
予想問題4 ④
予想問題5 ③
予想問題6 ④
予想問題7 ②
予想問題8 ①


第6章
前回出題されたテーマは、「授業づくりの留意点」、「1時間の授業づくりにおいて配慮しなければならないこと」、「単元計画」の3問でした。

予想問題1【過去問】 授業づくりの留意点として,適切なものを次のうちから選べ。
① 子供が好きな活動を優先的に行うとよい。
② 授業が盛り上がる活動を優先的に行うとよい。
③ ドリル的な学習にならないよう,ゲーム的な要素を取り入れた活動をたくさん行うとよい。
④ 一つひとつの活動の目的と,その配列について,子供の思考の流れに沿っているかを考える必要がある。

予想問題2【過去問】 1時間の授業づくりにおいて配慮しなければならないこととして適切なものを,次のうちから選べ。
① 「文法や語彙はコミュニケーションを支えるもの」であり,文法や語彙を覚えること自体が目的ではないことに注意して1時間の授業をつくっていくことが大切である。
② まずは目標となる表現を十分に理解させることを考えることである。時間に余裕があればコミュニケーション活動を考えるとよい。
③ 文法を理解させるには場面や文脈とは切り離して指導することが重要であることを認識して1時間の授業を考えることが大切である。
④ 1時間の授業といっても,それは活動としては十分な時間ではない。まずは,表現や語彙を指導する時間と考えて,コミュニケーション活動は時間に余裕ができた時に行えばよい。


予想問題3【過去問】 単元計画を立てる際に適切でないものを,次のうちから選べ。
① 単元の目標を踏まえ,単元終末の活動を設定することが大切である。
② 文部科学省が作成した児童用教材例を活用しながら授業を行う際には,文部科学省が作成しホームページに掲載している単元計画を参考に,児童の実態に合わせて単元計画を工夫することが大切である。
③ 文部科学省が作成した児童用教材例を活用しながら授業を行う際には,文部科学省が作成しホームページに掲載している単元計画通りに進めなければならない。
④ 子供と単元終末のゴールを共有することが大切である。


予想問題4 次の文は、新しい学習指導要領において、すべての教科に共通する資質・能力の柱として挙げられている3つの要素を示している。(   )に当てはまる語の組み合わせとして正しいものを①~④の中から選びなさい。
何を理解しているか、何ができるか(「ア」の習得)
理解していること・できることをどう使うか(「イ」の育成)
どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか(「ウ」の涵養)
① ア 学力・技術 イ批判力・決断力・表現力等 ウ 学びに向かう力・道徳性等
② ア 知識・技能 イ思考力・決断力・想像力等 ウ 人とかかわる力・人間性等
③ ア 学力・技量 イ思考力・判断力・想像力等 ウ 人とかかわる力・道徳性等
④ ア 知識・技能 イ思考力・判断力・表現力等 ウ 学びに向かう力・人間性等

予想問題5 単元計画の作成について述べた次の①~④の中から不適切なものを一つ選びなさい。
① 学校目標、外国語活動の年間指導計画、児童の実態を確認して作成する。
② 単元の目標は、学習指導要領に基づき、指導マニュアルを参考に作成する。
③ 評価規準は、設定した目標に照らして設定する。
④ 単元の最後に子供がどのような姿になることを期待するかという視点から始めるバックワード・デザインで作成する。


予想問題6 目標が達成できたかを評価規準にそって見取るための活動として①~④の中から正しいものを選びなさい。
① 児童の活動の際の行動観察と振り返りカードの点検・分析
② 単元の最後に実施する一斉テスト。
③ 単元の目標に沿った活動を、別室で教員と個別に実施する。 
④ 毎時間の終わりに行う児童相互の評価アンケート。

予想問題7 「小学校外国語活動研修ガイドブック」(H20 文部科学省)に示される授業構成上の注意点を示した次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
① 活動の流れに注意し、さまざまな活動をさまざまな形態でバランスよく配置する。
② CD, DVD 等の多様な機器類の助けを借りてじゅうぶんなインプットを行う。
③ 授業は集団指導として行うので、ALTと児童との個別のやりとりはなるべく避ける。
④ もう少しやりたい、続けたいという余韻を残して終わると、次の活動に繋がる。

予想問題8 外国語の授業の基本的な流れを説明した次の①~④の中から適切でないものを一つ選びなさい。
① ウォームアップとして簡単なゲーム等で緊張をほぐすのがよい。
② 導入・展開部分では、既習事項や表現をスパイラルに活動に取り入れる。
③ 展開部分では、単なるゲームや表現の暗記に終わることのないよう、本当に言いたい、伝えたいと思う活動を通して、友達の新たな一面を発見できるようにするとよい。
④ 最後のまとめでは、教師が授業のポイントを口頭で簡潔に説明するとともに、学習集団に対する評価コメントを行う。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ①
予想問題3 ③
予想問題4 ④
予想問題5 ②
予想問題6 ①
予想問題7 ③
予想問題8 ④


第7章
前回出題されたテーマは、「外国語活動及び,外国語科の授業を行う上での留意点」が2問、「言語活動」1問の計3問でした。

予想問題1【過去問】 外国語活動及び,外国語科の授業を行う上での留意点として,最も適切なものを次のうちから選べ。
① 指導者は,子供が十分理解できるよう,英語で指示をした後,日本語でも指示をするとよい。
② 指導者は,できるだけ英語を使って,子供と簡単なコミュニケーションをとるようにすることが大切である。
③ 指導者は,1時間の授業の中で,指導者が英語を使う時間をできるだけ多く確保することが大切である。
④ 指導者は,指示や授業を運営するために必要ないわゆる「教室英語」だけを使っていればよい。


予想問題2【過去問】 小学校学習指導要領(平成29年3月告示)に示された外国語活動及び,外国語の目標には「言語活動を通して」と記されています。この「言語活動」について,次のうちから適切なものを選べ。
① 言語材料について理解したり練習したりする活動である。
② 実際に英語を使って互いの考えや気持ちを伝え合う活動である。
③ よいコミュニケーションとはどのようなことかを子供が日本語で討議をする活動である。
④ 子供が,言語材料について説明を聞く活動である。


予想問題3【過去問】 外国語活動及び,外国語科の授業を行う上での留意点として,もっとも適切なものを次のうちから選びなさい。
① 指導者は,その時間に扱う言語材料に子供が理解できるように,十分に日本語で説明をする時間を確保することが大切である。
② 指導者は,その時間に扱う言語材料のほかに,それまでに扱った言語材料についても把握し,常にそれらを使って子供とやり取りをすることが大切である。
③ 指導者は,その時間に扱う言語材料のみを使って子供がやり取りできるよう指導することが大切である。
④ 指導者は,前時に扱った言語材料を子供が覚えているかどうかを,毎時間テストをして確かめることが大切である。


予想問題4 講義の中で紹介された小学校外国語教育の授業づくりの視点について述べた次の①~④の中から適切でないものを一つ選びなさい。
① 単元を見通した課題を設定し、児童に把握させているか。
② ひとつひとつの活動の目的が明確であるか。
③ 英語の使用量は適切か。
④ 一回一回の授業を完結させ、次の授業と繋がらないようにしているか。

予想問題5 講義の中で紹介された小学校外国語教育の授業づくりの視点について述べた次の①~④の中から適切でないものを一つ選びなさい。
① 意味ある内容のやりとりを児童と行っているか。
② 児童が英語表現を繰り返し使いながら身に付けられるよう、授業の中で既習表現を想起させる指導をしているか。
③ 児童のミスには厳格に対処しているか、また活動が円滑に行えるように、教師が毅然とした態度で教室を管理しているか。
④ 「読むこと」→「書くこと」の順序性を踏まえて、スモールステップで指導しているか。

予想問題6 「読むこと」「書くこと」の指導について述べた次の①~④の中から適切でないものをひとつ選びなさい。
① 「聞く」「話す」活動で十分に慣れ親しんだ語句について、その語句などが示すイメージ(絵や写真)と一緒に提示する。
② 「読むこと」と「書くこと」は同時進行で指導したほうが効果が高まる。
③ 語句は、その示すイメージを持って「書き写す」
④ 文は、自分が伝えたい内容を理解して「書き写す」


予想問題7 小学校外国語教育を担当する教師に求められることとして次の①~④の中から適切でないものを一つ選びなさい。
① 児童の興味・関心を知っている
② 児童の興味・関心を引き出すことができる。
③ 演繹的な指導法をより多く取り入れる。
④ 意味ある内容のやりとりをすることが大切だという気持ちで教室に行く。 


解答
予想問題1 ②
予想問題2 ②
予想問題3 ②
予想問題4 ④
予想問題5 ③
予想問題6 ②
予想問題7 ③


第8章
前回出題されたテーマは、「外国語活動及び,外国語科の授業を行う上での留意点」が2問、「高学年用教材 We Can!について」が1問でした。

予想問題1【過去問】 外国語活動及び,外国語科の授業を行う上で,次のうちから適切でないものを選べ。
① 言語材料について理解したり練習したりする言語活動を十分に設定することが大切である。
② 実際に英語を使って互いの考えや気持ちを伝え合う言語活動を十分に設定することが大切である。
③ 授業が,発音練習や,歌だけで終わることがないようにすることが大切である。
④ 指導者も英語を使って考えや気持ちを子供と伝え合うことが大切である。

予想問題2【過去問】 外国語活動及び,外国語科の授業を行う上での留意点として,もっとも適切なものを次のうちから選べ。
① 子供が英語でやり取りをする機会を保障することが欠かせない。
② 指導者が,英語を使う機会をできるだけ設定することが欠かせない。
③ 間違った英語でやり取りする可能性があるので,子供同士による英語でのやり取りは設定しない。
④ 子供が活動のやり方を十分に理解できるように,指導者は日本語で説明をすることが欠かせない。


予想問題3【過去問】小学校学習指導要領(平成29年3月告示)に示された外国語活動及び,外国語の目標や内容に沿って作成された高学年用教材 We Can!について,次のうちから適切なものを選べ。
① この教材は,中学年において35時間ずつ,外国語活動を経験した子供を対象としたものである。
② この教材は,高学年になって初めて外国語に触れる子供を対象としたものである。
③ この教材は,中学年において移行措置で示された15時間ずつ,外国語活動を経験した子供を対象としたものである。
④ この教材は,中学年において35時間ずつ,教科外国語を経験した子供を対象としたものである。


予想問題4 新しい科目「外国語科」(高学年)用のテキストは何か。次の①~④の中から正しいものを一つ選びなさい。
① Hi, friends! 1
② Hi, friends! 2
③ We Can! 1 & 2
④ Let’s Try! 1 & 2


予想問題5 Hi, friends!とWe Can!・ Let’s Try!の相違点について述べた次の①~④の中から適切でないものを一つ選びなさい。
①WC!やLT!では、 Let’s Listen や Let’s Watch & Thinkなどの聞いてわかる活動をHF!より多く設定している。
② HF!よりも内容が豊富な分、LT!やWC!ではイラストが少なくなっている。
③ 児童が、自分の考えや気持ちを表現する言語活動をより多く設定している。
④ WC!には、細かな段階を踏んだ、読むこと・書くことの活動を設定している。

予想問題6 Let’s Watch & Thinkの活動内容を説明した次の①~④の中から適切でないものを一つ選びなさい。
① 字幕付きの映像を見ながら外国語との相違について気づかせる活動
② 場面設定から使われている語句や表現の意味を推測し、語句や表現に出会わせる活動
③ 単元や先の見通しをもつための活動
④ 映像資料を視聴して考える活動


予想問題7 Small Talkの活動内容を説明した次の①~④の中から適切でないものを一つ選びなさい。 ① 毎時間1回、設定されている。
② 既習表現を繰り返し使って自分の考えや気持ちを伝え合う。
③ 5年生ではインプット中心で、指導者と子どものやり取りが中心となる。
④ 対話を長く続ける方法を身に付けることも目的のひとつである。

予想問題8 Small Talkの指導上の留意点について述べた次の①~④の中から正しいものを一つ選びなさい。 
①「I like…を使おう」等、なるべく具体的な表現を児童に与えながら指導する。
② その時間に学んだことの定着を図るために、使用する表現はその時間に学んだ表現に限定する。
③ ペアによる会話練習は、なるべく一問一答にし、なるべく多くの人と対話できるようにする。
④ 児童が自分の表現したいことをうまく言えなかったと言ったら、教師が周りの児童に「こう言いたかったらどんな表現があるだろう」と尋ねてみる。



解答
予想問題1 ①
予想問題2 ①
予想問題3 ①
予想問題4 ③
予想問題5 ②
予想問題6 ①
予想問題7 ①
予想問題8 ④


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第1章
前回出題されたテーマは、「学校教育法第37条が定める事務職員の規定」、「自主的・自律的な学校経営」、「組織としての学校」、「教育課程の基準の見直しに関わる事項とその時期」の4問でした。

予想問題1 2017(平成29)年の学習指導要領改訂の基本的方針を示した中央教育審議会答申(2016(平成28)年12 月21 日)は、学校についてどのように述べているか、次の中で適切でないものを選びなさい。
①学校は、今を生きる子供たちにとって,未来の社会に向けた準備段階としての場である。
②学校は、集団の中で個が競い合いながら切磋琢磨して知性を磨く場である。
③学校は、現実の社会との関わりの中で,毎日の生活を築き上げていく場である。
④学校そのものが,子供たちや教職員,保護者,地域の人々などから構成される一つの社会である。


予想問題2 「2016年答申」が,2030 年を見据えながら,学校教育を通じて育てたい子供たちの姿としてあげた次の中から適切でないものを選びなさい。
①社会的・職業的に自立した人間として,我が国や郷土の伝統や文化よりもさらに広いグローバルな視野に立脚して物事を考え、進めていくことができること。
②理想を実現しようとする高い志や意欲を持って,主体的に学びに向かい,必要な情報を判断し,自ら知識を深めて個性や能力を伸ばし,人生を切り拓いていくことができること
③対話や議論を通じて,自分の考えを根拠とともに伝えるとともに,他者の考えを理解し,多様な人々と協働したりしていくことができること。
④変化の激しい社会の中でも,感性を豊かに働かせながら,よりよい人生や社会の在り方を考え,試行錯誤しながら問題を発見・解決し,新たな価値を創造していくことができること。


予想問題3 2017(平成29)年改訂の学習指導要領が掲げる「社会に開かれた教育課程」の実現ための3つの手立てとして適切でないものを選びなさい。
①「学びの地図」(学習指導要領等の枠組みの見直し)
②「 主体的・対話的で深い学び」(「アクティブ・ラーニング」)
③「学びの共同体」
④「カリキュラム・マネジメント」


予想問題4【過去問】 学校教育法第37条が定める事務職員の規定について,次のうちから,正しいものを選べ。

① 事務職員は,校長・教頭を助け,事務をつかさどる。
② 事務職員は,事務をつかさどる。
③ 事務職員は,教頭を補佐し,事務に従事する。
④ 事務職員は,校長・教頭を補佐し,校務を統括する。


予想問題5【過去問】 次のうちから,誤っているものを選べ。
① 自主的・自律的な学校経営を進めるにあたっては,校長のリーダーシップの発揮が大きな位置を占める。
② 中央教育審議会答申「今後の地方教育行政の在り方について」(1998年)では、学校の自主性・自律性を強調し,人事や予算,教育課程の編成などの裁量権限拡大を提起した。
③ 学校の自主性・自律性は,学校経営学の基本概念をなすもので,教育委員会と学校の関係をはじめ,保護者や地域住民と学校との関係が議論された。
④ 学校の裁量権限拡大に応じた制度や仕組みを整備するにあたり、多くの教育委員会が学校管理規則を廃止した。


予想問題6【過去問】 このたびの教育課程の基準の見直しに関わる事項とその時期について,次のうちから誤っているものを選べ。
① 平成26年11月,文部科学大臣が「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」を諮問した。
② 平成28年11月,文部科学省が幼稚園教育要領,小学校学習指導要領,中学校学習指導要領を改訂し告示した。
③ 平成28年12月,中央教育審議会が,「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」)を出した。
④ 平成30年3月,文部科学省が高等学校の学習指導要領を改訂し告示した。


予想問題7【過去問】 社会の変化に応じて必要とされる人材を育成することを目指して学習指導要領は改訂されてきた。これからの社会に求められる人材として最も適切なものを次のうちから選べ。
① 指示されたことその通りに的確に間違いなくやりこなす人材。
② 他者の意見は受け入れず,自分の考えにこだわり続ける人材。
③ 問題の解決に多様な他者と協働して立ち向かい,最適な解決方法を探り出していく人材。
④ 自分の考えに固執し,決めたことは何があっても変えずにやり抜く人材。



解答
予想問題1 ②
予想問題2 ①
予想問題3 ③
予想問題4 ②
予想問題5 ④
予想問題6 ②
予想問題7 ③


第2章
前回出題されたテーマは、「学習指導要領総則の解説書に記された教育課程の定義」、「教育課程の編成」の2問でした。

予想問題1 改訂学習指導要領の総則に示されている生きる力としての「資質・能力」について述べた中から適切でないものを選びなさい。① 知識及び技能が習得されるようにする。
② 思考力,判断力,表現力等を育成する。
③ 「批判的思考(critical thinking)」による批判的な学びを大切にする。
④ 学びに向かう力,人間性等を涵養する。


予想問題2 「答申」の指摘する教育課程における「学習内容(コンテンツ)」と「資質・能力(コンピテンシー)」との関係について,次の中から正しいものを選びなさい。
①「内容(コンテンツ)」があっての「資質・能力(コンピテンシー)」であるので、まず内容を重視すべき。
②「内容」を習得させることが目的ではなく、「資質・能力」の育成がそもそもの目的であるので資質・能力を重視すべき。
③「内容」と「資質・能力」は,ともに重要であり,相互に関係し合うものである。
④「内容」と「資質・能力」のどちらを重要視するかは教育課程を作成する主体が判断すべきものである。


予想問題3【過去問】 学校の経営戦略について述べた次の中から適切でないものを選びなさい。
①学校の経営戦略は,学校をとりまく環境の変化に対応して組織の有する諸資源の配分を総合的に見定める考え方や方法である。
② 学校の経営戦略とは,学校の教育計画や経営計画などの作成をはじめマネジメント全般に方向性を示す羅針盤にあたるものである。
③ 学校の経営戦略とは,教育委員会と教職員組合がそれぞれ作成した,教育財政,人的配置,勤務条件の改善,職場環境の整備などに関する指針を寄せ集めたものである。
④ 学校の経営戦略とは,学校の教育目標の達成に向けて,教職員の編成,教材・教具の整備,予算の計上,情報の収集,時間の確保などを図る発想であり手立てである。


予想問題4【過去問】 学習指導要領総則の解説書に記された教育課程の定義について,次のうちから正しいものを選べ。
① 学校教育のめざす資質・能力を達成するために,教育の内容を児童の心身の発達に応じ,教職員定数との関連において,総合的に組織した学校の教育計画である。
② 学校教育のグランドデザインを達成するために,教育の内容を児童の心身の発達に応じ,年間行事計画との関連において,学年別に組織した学校の教育計画である。
③ 学校教育の目的や目標を達成するために,教育の内容を児童の心身の発達に応じ,日課表や週時程との関連において,各教科等別に組織した学校の教育計画である。
④ 学校教育の目的や目標を達成するために,教育の内容を児童の心身の発達に応じ,授業時数との関連において,総合的に組織した学校の教育計画である。


予想問題5【過去問】 次の文章について,(ア)及び(イ)に入る語句として正しいものを,次のうちから選べ。
教育課程は,各教科をはじめ特別活動などの目標や内容を示した (ア) をもとに,(イ) において編成するものとされている。
①(ア)学校教育法 (イ)文部科学省
②(ア)学校教育法施行規則 (イ)市町村教育委員会
③(ア)学校教育法施行令 (イ)都道府県教育委員会
④(ア)学習指導要領 (イ)各学校



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ③
予想問題3 ③
予想問題4 ④
予想問題5 ④


第3章
前回出題されたテーマは、「アクティブ・ラーニングの視点」の1問でした。

予想問題1 新学習指導要領においては、「アクティブ・ラーニング」のことを日本語で何と言い表しているか、次の(  )内に当てはまる語の組み合わせとして①~④の中から最も適切なものを選びなさい。
「( ア )・( イ )で( ウ )学び」 
① ア.主体的 イ.対話的  ウ.広い
② ア.自主的 イ.会話的  ウ.深い
③ ア 主体的 イ.対話的  ウ.深い
④ ア.活動的 イ.応答的  ウ.濃い


予想問題2 「主体的な学び」にとって重要な「振り返り」の意味について、次の①~④の中から適切でないものを一つ選びなさい。 
①学習内容を確認する
②学習内容を現在や過去の学習内容と関係づけたり,一般化したりする
③自己変容を自覚する 
④授業を評価する。

 
予想問題3 「対話的な学び」を実現するために配慮したい事柄として、次の①~④の中から適切でないものを一つ選びなさい。
①授業集団内の生徒相互の関係性がどうなっているか。
②子どもがどのような知識や情報を持っているか。
③持っている知識や情報をどのように処理するか。
④どのような成果物を期待しているか。


予想問題4 「深い学び」の実現について述べた次の①~④の中から適切でないものを一つ選びなさい。
①「深い学び」については,これまで以上に学びのプロセスを意識することが求められる。
②「深い学び」は,「主体的な学び」「対話的な学び」よりも授業づくりにおいて具体的にイメージしやすく実現しやすい。
③「深い学び」の実現のためには,身に付けた知識や技能を活用したり,発揮したりして関連づけることが大切になる。
④「深い学び」の実現によって、学びに向かう力・人間性等は,学びの意義を実感し,心地よい手応え感覚とつながり人生や社会に生かせる安定的で持続的な資質・能力となることが期待できる。


予想問題5【過去問】 中央教育審議会の答申では,実際の社会で活用できる資質・能力を育成するために,アクティブ・ラーニングの視点による授業改善を示している。どのような視点が必要であるとしているか。次のうちから,誤っているものを選びなさい。
① 主体的な学び
② 協働的な学び
③ 対話的な学び
④ 深い学び



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ④
予想問題3 ①
予想問題4 ②
予想問題5 ②


第4章
前回出題されたテーマは、「第2 回国際教員指導環境調査(TALIS:Teaching and Learning International Survey)の結果」が3問、「「チーム学校」答申の内容」の計4問でした。

予想問題1 「チーム学校」に関する議論の背景となった教員の多忙化問題にかかわる2014 年,OECD(経済協力開発機構)による第2 回国際教員指導環境調査(TALIS:Teaching and Learning International Survey)の結果について述べた次の①~④の中で正しいものを一つ選びなさい。
①日本の教員の「仕事時間の合計」は,他国と比べて著しく長いことが明らかとなったが、特に「授業」にかける時間が他国よりも長いことが特徴である。
②日本の教員の「授業の計画・準備」にかける時間は,他国に比べて大きく上回っている。
③特に「課題活動(スポーツ・文化)」(部活動)の上回り方は大きく、教員の「仕事時間
の合計」を大きく押し上げている要因といえる。
④授業や授業準備以外の「一般的事務業務」については他国を下回っている。


予想問題2 「チーム学校」答申の中で指摘されていることについて述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
①「チーム学校」では、ミドルリーダーを中心としたリゾーム型の指導体制で学校のマネジメントを強化し,組織として教育活動に取り組む体制を創り上げることが必要である。
②「チーム学校」では、教員は,教員の本務である授業や児童生徒に対する直接的な生徒指導等の業務に集中できる体制にしていくべきである。
③年々,困難性が増している生徒指導や生徒相談の領域は,「心理や福祉等の専門スタッフ」の支援が必要であり,教員も専門スタッフも「チーム学校」の一員として,目的を共有することが求められる
④教員及び職員・専門スタッフ等の職務内容および権限と責任を明確化し,役割や業務を校務分掌組織にしっかり位置づけることが必要である。


予想問題3 「チーム学校」答申以後、法的に位置づけられるようになった教員以外の専門能力スタッフとして適切でないものを次の①~④の中から一つ選びなさい。
①スクールカウンセラー
②スクールソーシャルワーカー
③部活動指導員
④ICT 支援員


予想問題4 TALISの調査について、次のように説明されている。(A)にあてはまるものを, 以下の選択肢より選べ。
OECD国際教員指導環境調査(TALIS2013)によると,日本の教員の1週間当たりの勤務時間は参加国最長(日本53.9時間,参加国平均38.3時間)であり,その中でも,(A) の指導時間が特に長い(日本7.7時間、参加国平均2.1時間)とされ,教員の多忙化が指摘されている。
① 課外活動(スポーツ・文化活動)
② ボランティア活動(自発的・自治的活動)
③ 学級活動(学級会・係活動)
④ 特別活動(児童・生徒会活動)


予想問題5【過去問】 「チーム学校」答申の内容について,次のうちから誤っているものを選べ。
① 個々の教員が個別に教育活動に取り組むのではなく,校長のリーダーシップの下,学校のマネジメントを強化し,組織として教育活動に取り組むことが必要である。
② 教員及び職員・専門スタッフ等の職務内容および権限と責任を明確化し,役割や業務を校務分掌組織にしっかり位置づけることが必要である。
③ 教員以外の心理や福祉の専門スタッフを置かずに,教員が本務である授業以外の支援的な業務などのあらゆる業務をチームとして担うことが求められている。
④ 心理や福祉等の専門スタッフの支援が必要であり,教員も専門スタッフも「チーム学校」の一員として,目的を共有し,取組の方向性をそろえることが求められる。


予想問題6【過去問】 2014年のOECD(経済協力開発機構)による第2回国際教員指導環境調査(TALIS:Teaching and Learning International Survey)の結果について,次のうちから,誤っているものを選べ。
① 日本の教員の「仕事時間の合計」は,他国と比べて著しく長いことが明らかとなった。
② 日本の教員の「授業の計画・準備」にかける時間は,やや上回っているがそれほど大きな違いはない。
③ 日本の教員の「課外活動(スポーツ・文化)」及び「一般的事務業務」にかける時間は他国よりも上回っている。
④ 日本の教員の「授業」そのものにかける時間は,他国よりも大幅に上回っており,本務である「授業」の時間そのものの長さが長時間労働の原因となっている。


予想問題7【過去問】 2014年のOECD(経済協力開発機構)による第2回国際教員指導環境調査(TALIS:Teaching and Learning International Survey)の結果について,次のうちから,正しいものを選べ。
① 日本の教員の「仕事時間の合計」は,他国と比べて著しく短いことが明らかとなり,他国と比べると日本の教員は多忙化しているとは全く指摘されていない。
② 日本の教員の「授業の計画・準備」にかける時間は,やや上回っているが,他国と比べるとそれほど大きな違いはない。
③ 日本の教員の「課題活動(スポーツ・文化)」にかける時間は,他国よりも著しく下回っており,いわゆる部活動等の負担は非常に少ない。
④ 日本の教員の「一般的事務業務」にかける時間は,他国よりも著しく下回っており,授業以外の事務業務に関する負担は非常に少ない。



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ①
予想問題3 ④
予想問題4 ①
予想問題5 ③
予想問題6 ④
予想問題7 ②


第5章
前回出題されたテーマは、「教育基本法第1条」、「近年の学校における健康問題」、「学校保健安全法」の3問でした。

予想問題1【過去問】 次のうちから誤っているものを選べ。

① 教育基本法,第1条「教育の目的」では,「教育は,人格の完成を目指し,平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない。」とされている。
② 学校においては,「生涯にわたって健康を獲得し続ける子どもの能力」の育成が重要である。
③ 教育という場である学校が子どもと教職員にとって健康的な環境であることは大切である。
④ 学校教育法は,学校において保護者と連携・協力して家庭学習の手引きを作成しなければならないと定めている。


予想問題2【過去問】 次のうちから誤っているものを選べ。
① 学校保健活動は,学校保健安全法(2009年4月施行)に基づき,「学校保健計画」「学校安全計画」として具現化される。
② 学校保健計画並びに学校安全計画の内容については,保護者等の関係者に周知を図る必要はない。
③ 同じ地域にあるいくつかの学校が一緒になって行う地域学校保健委員会などがある地域もある。
④ 学校保健活動は,学校長・保健主事・養護教諭を中核として,学校の教職員全体が児童生徒,保護者,地域住民,学校三師(学校医,学校歯科医,学校薬剤師)等と協働で進めていく。


予想問題3【過去問】 教職員の健康に関して説明している次のうちから誤っているものを選べ。
① 教員在職者に占める病気休養者の割合は,1%程度である。
② 精神疾患の割合は,過去10年間で10倍となっている。
③ 近年,精神疾患は,病気休養者の6割を超えている。
④ 精神疾患による休職発令時点での所属校における勤務年数は,2年未満が約半数を占めている。 


予想問題4【過去問】 教育基本法第1条には「教育は,人格の完成を目指し,平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた( )国民の育成を期して行われなければならない。」と記述されている。( )に当てはまるものを,次のうちから選べ。
① 倫理観に富んだ
② 心身ともに健康な
③ 愛国心を持つ
④ 自律心が旺盛な


予想問題5【過去問】 近年の学校における健康問題について正しいものを,次のうちから選べ。
① う歯も裸眼視力1.0未満も増加傾向にある。
② う歯は増加傾向にあるが裸眼視力1.0未満は減少傾向にある。
③ う歯は減少傾向にあるが裸眼視力1.0未満は増加傾向にある。
④ う歯も裸眼視力1.0未満も減少傾向にある。


予想問題6【過去問】 第一条に「この法律は,学校における児童生徒等及び職員の健康の保持増進を図るため,学校における保健管理に関し必要な事項を定めるとともに,学校における教育活動が安全な環境において実施され,児童生徒等の安全の確保が図られるよう,学校における安全管理に関し必要な事項を定め,もつて学校教育の円滑な実施とその成果の確保に資することを目的とする。」とある法令は何か。正しいものを,次のうちから選べ。
① 学校保健管理法
② 学校教育法
③ 学校保健安全法
④ 学校環境衛生基準 



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ②
予想問題4 ②
予想問題5 ③
予想問題6 ③


第6章
前回出題されたテーマは、「働き方改革」、「学校現場における業務改善のためのガイドライン」の2問でした。

予想問題1 「教員勤務実態調査(平成28 年度)の集計(速報値)について」及びその後の追加分析によって明らかになった教員の勤務実態として、①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
①小・中学校ともに,年齢階層が若いほど勤務時間が長いが,いずれの年齢階層でも10 年前と比較して勤務時間が増加している。
②中学校において土日の「部活動」に従事する時間については,10 年前よりもほぼ倍増(1時間6 分から2時間10 分)している。
③年齢が高いほど,性別では女性と比べて男性が,メンタルヘルスの状態は不良となる傾向がみられる。
④勤務時間が長くなるほど量的負荷,質的負荷が高く,また,勤務時間依存的にメンタルヘルスの状態は不良となる。


予想問題2 平成27 年7 月の「学校現場における業務改善のためのガイドライン」で示された,業務改善の基本的な考え方と改善策の方向性について、①~④の中で適切でないもの一つ選びなさい。
①教員と事務職員等との役割分担などチームとしての学校づくり
②子供と向き合う時間を確保し質の高い授業づくりに専念する環境づくり
③地域との協働の推進による学校を応援・支援する体制づくり
④塾などの教育産業との連携や協同による教育活動の効率化


予想問題3 学校のマネジメント力強化ための学校事務職員の在り方について述べた次の①~④の中で適切でないものを一つ選びなさい。
①平成29 年4 月に学校教育法等が改正され,事務職員の職務規定が,それまでの「つかさどるる」から「従事する」と見直された趣旨を理解する必要がある。
②学校におけるマネジメント機能を十分に発揮できるようにするため,事務職員がより主体的・積極的に,業務改善をはじめとする校務運営に参画することが必要となっている。
③事務職員の勤務の実情を踏まえつつ,過度に業務が集中することにならないよう,法制化された共同学校事務室の活用や,庶務事務システムの導入等により,事務処理の効率化等を図りつつ,教師の事務負担の軽減を進めるべきである。
④採用から研修等を通じた事務職員のキャリア形成の中で,事務職員の資質・能力,意欲の向上のための取組を進めるべきである


予想問題4【過去問】 働き方改革をめぐり,政府全体として,以下のような動きがある。「A」,「B」それぞれにあてはまるものとして,次のうちから選べ。
平成28年9月から「A」において,長時間労働の是正も含めた働き方改革について議論が開始され,平成29年3月に「B」が策定されたところである。さらに,平成30年6月29日,参議院本会議において働き方改革法案が可決・成立した。
① A.「働き方改革実現会議」 B.「働き方改革実行計画」
② A.「遊び方改革実現会議」 B.「遊び方改革実行計画」
③ A.「生き方改革実現会議」 B.「生き方改革実行計画」
④ A.「学び方改革実現会議」 B.「学び方改革実行計画」


予想問題5【過去問】 平成27年7月,「学校現場における業務改善のためのガイドライン」が作成され,業務改善の基本的な考え方と改善策の方向性について,次の点が示された。このうち(A)にあてはまるものを選べ。
1.校長のリーダーシップによる学校の組織的マネジメント
2.教員と事務職員等との役割分担などチームとしての学校づくり
3.( A )
4.地域との協働の推進による学校を応援・支援する体制づくり
5.教育委員会による率先した学校サポートの体制づくり
の5つの観点で整理し,改善の方向性を示した。
① 子供と向き合う時間を確保し質の高い授業づくりに専念する環境づくり
② 子供と向き合う時間を確保し質の高い学級経営に専念する環境づくり
③ 子供と遊ぶ時間を確保し質の高い学級づくりに専念する環境づくり
④ 子供の相談に応じる時間を確保し質の高い教育相談に専念する環境づくり



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ④
予想問題3 ①
予想問題4 ①
予想問題5 ①


第7章
前回出題されたテーマは、「『釜石の奇跡』の要因」、「大川小学校の犠牲が多かった最大の要因」、「マニュアルが重要な理由」の3問でした。

予想問題1【過去問】 大津波発生時の心得について,正しいものを選べ。
① 一刻を争うので,「1分でも早く1センチでも高い所へ」逃げる。
② 時間がかかってもいいから,近くにいる人を誘って逃げる。
③ 時間に関係なく,出来るだけ多くの人の意見を聞いて,逃げる方向を決めるべきである。
④ 高い所に逃げるには,時間がかかるので高い所に逃げるべきではない。


予想問題2【過去問】 大規模災害発生時におけるリ一ダーの判断は重要であるが,次のうちから,正しいものを選べ。
① リーダーの判断は,多くの人命に直結するので,何よりも「早さ」を優先すべきである。
② 大切な判断なので,時間がかかってもいいから多くの人の話を聞いて,行うこと。
③ 特に大津波の時などは,「高い所へ」よりも走りやすい平坦なところへ避難すべきである。
④ 一刻を争う状況ではあるが,時間はかかっても通常の訓練通り避難すること。


予想問題3【過去問】 防災教育の重要性について,誤っているものを選べ。
① 大規模災害は,たびたび来るものではないので,防災教育は時折やればよい。
② 地道な防災教育の積み重ねが「いざ」と言う時に力を発揮するので,常に行う必要がある。
③ 良いマニュアルを作っても,これを効果的に生かすためには,常に防災教育をすることが必要である。
④ とっさの時に効果的な対応をするためには,常に防災教育と訓練が大切である。


予想問題4 いじめの本質について述べた次の①~④について適切でないものを一つ選びなさい。
①いじめはどこにでもあるものである
②いじめは必ずなくすことができる。
③いじめは掘り起こせば出てきて,掘り起こさなければ出てこない
④「いじめ」と「悪ふざけ・からかい・悪質ないたずら・いびり」との区別,「いじめ」と「喧嘩・校内暴力」との区別などが非常に難しい。


予想問題2【過去問】 東日本大震災で起こった「釜石の奇跡」の要因と異なる記述を,次のうちから選べ。
① 全校生徒が集まるまで、整列・点呼を徹底した。
② 校内放送は地震による停電のため不可能であった。
③ リーダーの直感で高台に逃げる指示を出した。
④ 避難訓練どおりに行動した。


予想問題6【過去問】 東日本大震災において,大川小学校で多くの犠牲者が出てしまった最大の要因と思われるものを次のうちから選べ。
① 校長が不在だったから。
② 木が倒れてきて危険だったから。
③ 防災マニュアルにミスがあったから。
④ 避難呼びかけがあったにも関わらず,グラウンドで話合いに時間を費やしてしまったから。


予想問題7【過去問】 マニュアルが重要な理由として,次のうちから,適当でないものを選べ。
① 仕事,作業の準則を示す。
② 事故発生時に正しく仕事をしていた証明になる。
③ 法的にも証明となる。
④ 点呼時に役立つ。



解答
予想問題1 ①
予想問題2 ①
予想問題3 ①
予想問題4 ②
予想問題5 ①
予想問題6 ④
予想問題7 ④


第8章
前回出題されたテーマは、「学校運営協議会・学校評議員・地域に開かれた学校等」マルチ問題3問でした。問題のひとつは正答が2つあり出題ミスだと思われます。

予想問題1【過去問】 次のうちから,正しいものを選べ。
① 学校評議員は,各学校の保護者が投票によって選出した代表5名から成る。
② 学校評議員制度は,教育の素人である一般の地域住民や保護者が学校の運営に意見を述べる,日本で初めての制度だといえる。
③ 学校運営協議会は,各学校の地域住民と保護者が投票によって選出した代表5名から成る。
④ 1989年の小学校学習指導要領改訂で「生活科」が新設されたことにより,学校評議員が制度化された。 

予想問題2【過去問】 誤っているものを選べ。
① 学校週6日制から週5日制への移行過程において,学校・家庭・地域社会の連携が広く関心を集めていた。
② 学校運営協議会は,教育課程編成その他の学校運営の基本的方針について承認する権限がある。
③ 学校評議員は,学校運営および教職員人事について教育委員会に意見を述べることができる。
④ 学校運営協議会は,地域の住民や保護者のニーズを学校運営により一層的確に反映させる仕組みの導入という趣旨で制度化された。


予想問題3【過去問】 次のうちから,正しいものを選べ。
① 学校運営協議会は,教育課程編成その他の学校運営の基本的方針について承認する権限がある。
② 学校運営協議会は,戦後まもなくの時期にアメリカから紹介されて法制化された。
③ 学校評議員は,各学校の保護者が投票によって選出した代表から成る。
④ 学校評議員は,校長に対して教育課程編成と教員人事について地域住民の意向を述べる役割を負う。


予想問題4【過去問】 次のうちから正しいものを選べ。① 学校運営協議会をもつ地域運営学校(コミュニティ・スクール)が制度化されたのは,2004年からである。
② 2007年の学校教育法改正で学校評価が法的根拠を得たことにより,学校評議員は制度化された。
③ 学校運営協議会をもつ学校では,校長は年度初めに校内人事について学校運営協議会の承認を得なければならない。
④ 2017年の学習指導要領改訂で「社会に開かれた教育課程」が掲げられたことにより,学校運営協議会をすべての学校に設置しなければならないとされた。


予想問題5【過去問】 次のうちから正しいものを選べ。
① 学校評議員は,各学校の保護者が投票によって選出した代表5名から成る。
② 2017年の学習指導要領改訂で「社会に開かれた教育課程」が掲げられたことにより,
学校評議員が制度化された。
③ 学校運営協議会は,各学校の地域住民と保護者が投票によって選出した代表5名か
ら成る。
④ 2015年の中央教育審議会答申を受けて,「地域とともにある学校づくり」と「学校 を
核とした地域づくり」を見据えて「地域学校協働活動」が推進されつつある。


予想問題6【過去問】 次のうちから不適切なものを選べ。
① 「開かれた学校」を推進する様々な取り組みは,1980年代以降に活発に取り組まれてきた。
② 学校の職員会議で承認されれば,どの学校でも学校運営協議会をもつ地域運営学校(コミュニティ・スクール)になることができる。
③ 学校運営協議会は,教職員の任用(採用・転任)等について,任命権者に意見を述べることができる。
④ 1987年の臨時教育審議会答申で学校・家庭・地域の協力関係の確立が提言されたことにより,地域学校協働本部が設置されることになった。


解答
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ①
予想問題4 ①
予想問題5 ④
予想問題6 ②、④(この問題には解答は2つあります。出題ミスだと思われます。)


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ドジさん

Author:ドジさん
教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
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