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「傾向と対策」にあたって

迷いながらも皆さんからの声にならない声が聞こえてくるので、今期も「傾向と対策」をなんとかやってみようかと思います。
(このブログの「カテゴリ」で、過去の「傾向と対策」も併せて是非参照してみてください。)
何度も言いますが、今年度から免許法が改訂されて、選択必修科目ができたことで、玉突き的にいろいろな変化がありました。夏期の受講生が一番驚いたのは、修了認定試験の「まさかの12問」でした。
それまでの修了認定試験は、各章1問で、必修科目が15問、選択科目が8問でした。それが、必修・選択含めてすべて12問となりました。ということはすべてのテキストが8章立てになったわけですので、2問出題される章が半数あることになります。何故問題数が増えたのかは定かではありません。憶測としては、アンケートで「問題数が少なすぎる」という生真面目な受講者からの声が多かったという説。「問題数が少なすぎる」という文科省からの指導があったという説、いろいろ考えられます。確かに「あれだけ講習を視聴して、試験勉強をしてたったの8問かよ」という感覚はあります。一つ一つの問題の評価比重が重くなりすぎる、という問題もあるでしょう。でも、受験番号の記入も含めて3分で終わってしまうような試験は個人的にはなかなか素晴らしいと思ってました。ほんとはありえない免許更新制度ですから。
ということはさておいて、さっそく必修科目「教育の最新事情」から行ってみましょう。
この科目は、土曜日試験が奇数章2問出題、偶数章1問出題で合計8問、日曜日はその反対に、偶数章2問出題、奇数章1問出題、というやりかたで12問出題としていました。
今期がどうなるかはわかりません。このことに関しても、今期の受講者は、未だ「guinea pig」ということになるんでしょうね。
新傾向の問題は(このブログで「新傾向の問題」というのは「今まで出題されたことのない新しい問題」という意味で使います)、2問出題のうちのどちらか片方が新傾向という感じで(例外もあります)、土日ともそれぞれ12問中5問ずつ出題されていました。今期もこんな感じで出題されるのではないかと予想されます。
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教育の最新事情(1)

問1
この章でこれまで出題されてきた問題は、「学びの専門家としての教師とは」「日本の社会や教育の状況」のどちらか、もしくは微妙に両者が入り混じった問題です。出題される可能性が高い順に並べておきます。最後に新傾向の問題も入れておきます。

予想問題1 次の①~④の文章のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 教師の適応的熟達とは,授業において状況に敏感に反応して判断し行動できることである。
② 学校におけるリーダーシップとは,管理職がどれだけ教員を上手に掌握するかの指導力のことである。
③ 学びの専門家としての教師とは,教員採用試験等で学力が高い教師を採用すべきという考え方に基づくものである。
④学びの専門家としての教師とは,教師は学習指導に専念し,学級経営や生活指導は他の専門家に委ねるべきという考え方である。


予想問題2 日本の社会や教育状況について述べた,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 日本が明治以来行ってきた校内研修での授業研究は,教師の専門的学習の場として世界の国々に広がってきている。
② 知識基盤社会において教師は、最新の情報にアクセスできる力が求められる。
③ 経済格差による学力格差は,学校間格差をも生み出している。
④ 教育過程の質として,子どもの居場所感と没頭できる学習時間の保障が求められている。


予想問題3 現在の社会状況における学校教育について述べた,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。           
①近代化が進む現代日本では,基礎基本の徹底と知識量の拡大が求められている。
②知識基盤社会では,基礎的知識の深い理解が求められている。
③近年、日本の子どもたちの貧困格差が拡大し、学力保障が学校に求められてきている。
④情報化がすすむ現代,学校で使用する機材や学習環境の変化が求められている。


予想問題4 教育の質向上について,次の①~④のうちから,適切でないもの を一つ選べ。
① 教育の質の向上には、構造の質とともに教育過程の質向上を図らねばならない。
② 教育の質の向上を量る最良の指標は,学力テストの平均点がどれだけ上がったかである。
③ 教育の質の向上には,地方自治体や地域、学校の連携が必要である。
④ 教育の質向上には,生徒が学ぶ内容の高度化が期待される。


※夏期出題の新傾向の問題はこんな問題で、今期も使いまわされる可能性があります。新傾向の問題といっても、常識で考えればわかる程度の難易度ですので安心してください。

解答
予想問題1 ①
予想問題2 ②
予想問題3 ①
予想問題4 ②


教育の最新事情(2)

問2
夏期のこの章の予想はみごとにはずれてしまい、過去問として「人格的リーダーシップ」と「制度的リーダーシップ」が出題されてしまいました。だからこそ、今期は、次のどれかが出題されると予想。

予想問題1 OECD加盟国における公立義務教育学校の教員給与に関して,次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 日本の教員給与の最高額と初任給との差は,OECD加盟国の中では比較的小さい。
② 日本の教員給与の最高額は,OECD加盟国の中では比較的低い。
③ 日本の教員給与の最高額と初任給との差は,OECD加盟国の中では比較的大きい。
④ 日本の教員給与の初任給は,OECD加盟国の中では比較的高い。

予想問題2 日本の少年漫画に描かれた教師像について,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 高度成長期以前の少年漫画には,大人の文化を具現化する「師範的教師」の姿が読み取れる。
② 高度成長期以降1980年代にかけての少年漫画には,子どもの文化と触れ合う「仲間教師」の姿が読み取れる。
③ 80年代半ば以降から90年代にかけての少年漫画には,既成の秩序から逸脱する「アウトロー的」教師の姿が読み取れる。
④ 少年漫画に登場する教師の姿はあくまで虚像であり時代や社会との関連性がないので、その中に教師像の変化を読み取れない。

予想問題3 教師論の3分類・「人格論」「職業論」「教育行為論」で、次の①~④のうちで「人格論」には含まれないものを選べ。
① 沢柳政太郎『教育者の精神』1895年
② 福沢諭吉『学問のすすめ』1872年
③ 櫻井賢三『現代の教育者』1926年
④ 三浦修吾『学校教師論』1917年


以下が新傾向の問題
予想問題4 教師の職業モデルについての説明として,次の①~④のうちから,適切でないもの を選べ。
① 「私」の求めに応じて、「私」がその報酬を支払う=「師匠」(知識の商人)
② 「公」の求めに応じて、「公」がその報酬を支払う=「学校教員」(国家の教育事業を請け負う准官吏)
③ 「私」の求めに応じて、「公」がその報酬を支払う=「学校の先生」(教育サービスを提供する公務員)
④ 「公」の求めに応じて、「私」がその報酬を支払う=教師の職業モデルとしてありえない。


以下のような広範囲にわたる問題(「マルチ問題」と命名)も冬期から出題される傾向にあります。
予想問題5 次の①~④のうちから,適切でないもの を一つ選べ。
① 1971(昭和 46)年の中央教育審議会答申のなかで、教員の養成と採用と研修に一貫性をもたせた資質能力の向上が提言された。
②「教師の教育行為論」が求められるようになったのは学校の在り方が変わりはじめた高度経済成長期にはいった頃からである。
③ 職業が職業として成立するためには,その職業行為に対し受ける側からのプラスの評価の見返りとして報酬が支払われることが必要である。
④ 教員の給与は,社会における教師の地位や仕事に対しての社会的評価を示す指標となりうる。


正解
予想問題1 ③
予想問題2 ④
予想問題3 ②
予想問題4 ④
予想問題5 ②


教育の最新事情(3)

問3
この問題は、夏が「教師の専門性」にかかわる問題、冬が「教師の研修」「教師の資質能力」の問題が出題される傾向にあります。昨夏は、過去問から「教師の専門性」にかかわる問題が2題出題され、ちょっとだけ新傾向の「現職研修」の問題も出題されました。
予想問題として、次の2つを挙げておきます。

予想問題1 教師の研修について述べた,次の①~④のうちから適切でないものを一つ選べ。
① 法律で定められた研修は,初任者研修,10年経験者研修,指導改善研修である。
② 教師の多忙化防止のために,校内研修はなるべく少なくすべきである。
③ 全国にある「教育センター」では,様々な研修プログラムを必要に応じて活用できる。
④ 研修の重要性を強調するものとして、教育公務員特例法には「職責を遂行するために,絶えず研究と修養に努めなければならない」と示されている。


予想問題2 教師の「資質・能力」について述べた,次の①~④の記述のうちから適切でないものを一つ選べ。
① 教師の「資質・能力」は生まれつきのものだから変えようがない。
② 教師の「資質」は,個人の人間性に根ざしたやや固定的な「資質」部分と,学習によって変化し成長していく「能力」部分から成る。
③ 教師の「資質・能力」の発達は,自己を成長させようとする探究心に支えられている。
④ 現代の学校では,教職にかかわる一般的な知識・技術だけでなく,実際に問題解決に当たる技能が求められる。


解答
予想問題1 ②(本音では○)
予想問題2 ①

教育の最新事情(4)

問4
昨夏は、「少子化の影響」」と「学校教育における学習の基本的特徴」が過去問として使い回されました。今期は「現代日本の子どもを囲む特徴」と、再び「学校教育における学習の基本的特徴」が、そして昨夏、新傾向として出題された「現代日本の少子化事情」が今期も使われる可能性があります。

予想問題1 現代日本の子どもを囲む特徴として、適切でないものを一つ選べ。
① 少子化が進み、地域に子どもが少ない。
② テレビゲームやスマホ利用が低年齢化している。
③ 保育所の待機児童の問題でわかるように、乳幼児数が増加している。
④ 子どもの友人関係が学校のクラスを中心としている。


予想問題2  学校教育における学習の基本的特徴について、適切でないものを一つ選べ。
① 子どもは何も知らない状態にあるととらえて,白紙状態から教えることが大切である。
② 学習活動により取り入れた知識と自分が持っている他の知識を結びつけ,知識のネットワークを構成する。
③ 多くの知識や技能は繰り返し学ぶことによって定着する。
④ 自己の認識についての自覚を持つことが学習方略を適切に選ぶのに有効である。


予想問題3 現代日本の少子化事情について、適切でないもの を一つ選べ。
① 現代日本の大きな特徴は少子化が進み、その改善の見通しがないことである。
② 合計特殊出生率は女性一人あたりの数で、1 を超えていれば少子化とは言わない。
③ 最近の合計特殊出生率は 1. 3 前後である。
④ 合計特殊出生率は上がってきていているが、少子化改善の見込みがあるほどではない。



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ①
予想問題3 ②

教育の最新事情(5)

問5
第5章は「子どもの脳の発達科学」という新しい章立てでした。出題は、「子どもの脳の発達」「脳の基本的知識」「前頭葉の発達」でした。それらの問題と、前回管理人が頑張ってつくったオリジナル予想問題(少しむずかしめです)を対策問題とします。
最初の3問が実際に出された問題です。

予想問題1 子どもの脳の発達について述べた次のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 子どもの脳は,生まれたときには既に完成している。
② 脳の各領域は,それぞれ違うタイミングで発達する。
③ 脳の発達的変化は,生後 3 年間で終わりを告げる。
④ 子どもの脳は,生まれる前にはほとんど変化しない。

予想問題2 次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ
① 脳などの中枢神経系は,神経細胞(ニューロン)のみからつくられている。
② 大脳皮質は,前頭葉,側頭葉,頭頂葉,脳幹からなる。
③ ニューロンとニューロンは,シナプスを介してつながっている。
④ 大脳皮質の各領域と認知機能はつながっていない。


予想問題3 次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ
① 青年は,児童や成人よりも,自己制御が難しい傾向にある。
② 自己制御には,前頭前野のみが関係している。
③ 前頭前野の活動は,皮質下の線条体の活動に影響を及ぼさない。
④ 皮質下の線条体の活動は、児童期に最も激しい。



予想問題4 次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
①大脳皮質は出生時において基本的構造が形成され、出生後に著しい変化を遂げる。
②視覚情報を処理する後頭葉は早い時期にピークを迎え,その後減少に転じるのに対して前頭葉は相対的に遅い時期にピークを迎えてその後に減少に転じる。
③社会脳とは,社会的行動や他者理解などに関わる脳内機構のことを指す。
④幼児期頃から心の理論(他者の行動からその心的状態を推測する能力)に関わる脳内ネットワークが形成され始めるが,十分に機能するようになるのは前期青年期以降である。


予想問題5 次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
①道徳性判断をする際の脳活動を計測すると,側頭- 頭頂接合部などの社会脳の一部領域が活動することが示されている。
②近年の研究で、生後半年程度の乳児が,道徳性の萌芽ともいえる,善悪の判断をできる可能性が示されている
③思考や創造性と関わる領域である前頭前野は、乳幼児期にその発達が始まるものの,青年期にその発達がピークを迎え、その後次第に後退していく。
④目標到達のために行動を柔軟に制御する能力である実行機能は,幼児期頃から,前頭前野の成熟に伴って発達する。

予想問題6 次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
①実行機能は,児童期の学力や社会的スキルに重要な影響を与えるため,幼児期から児童期にかけて実行機能に問題を抱える場合には支援が必要である。
②国外の研究から,貧困層の子どもは実行機能の発達に問題を抱えることが示されている。
③自己制御と関わる前頭前野は,幼児期や児童期よりも,青年期の方が発達している。
④青年期に自分を制御できないことがあるのは、自己制御に関わる前頭前野の発達が遅れているケースである。

予想問題7 次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
①一般に,乳幼児期には,目の前の他者からよりもメディアからの方が学習は促進されやすい。
②デジタル機器を用いると,視覚情報に弱い子どもが聴覚情報によって内容を補うことができるなどのメリットがある。
③研究によると、文字を書かせることと文字に対する認識の向上に直接の関連性はないことが明らかになった。
④最近見かける、脳科学と子育てや教育を関連付けた書物などは、科学的に子どもの発達や教育を考えるのに大いに参考になる。




正解
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ①
予想問題4 ④
予想問題5 ③
予想問題6 ④
予想問題7 ②


教育の最新事情(6)

問6
ここは、唯一、新傾向問題が出題されなかった章です。したがって予想がほぼ当たりました。今期も過去問の使い回しを前提に、最近は3つくらいのパターンで出題しているので前回出題の問題がまた出される可能性も考えて、下記を予想問題とします。

予想問題1 特別支援教育の学校支援体制について述べた,次の①~④のうちから適切でないものを一つ選べ。
① 特別支援教育コーディネーターの役割は主に、校内の役割,外部との連絡調整,保護者の相談窓口の3つである。
② 特別支援が必要な子どもがいる学級の担任は,個別の指導計画と支援員の配置計画を作成する責任を負う。
③校内委員会は,支援の必要な子どもの個別の指導計画を作成し,学校全体の共通理解のもと,実際に支援を行い,再度,支援の評価検討を行う。
④ 通常の学校には,地域の教育委員会や特別支援学校から専門的な知識のある相談員が支援のために巡回することになっている。


予想問題2 インクルーシブ教育に関して適切でないものを一つ選べ。
① 障害者の権利に関する条約とは,あらゆる障害のある人の尊厳と権利を守るための条約である。
② 障害があることを理由に普通教育から排除してはいけないという意識が共有されるようになった。
③ 移動に車いすが必要な生徒がいる場合,合理的配慮の観点から,学校は必ずエレベーターの設置が義務付けられている。
④ 合理的配慮の定義とは、「障害者が他の者と平等にすべての人権及び基本的自由を享有し,又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって,特定の場面において必要とされるものであり,かつ,均衡を逸した又は過度の負担を課さないもの」である。


予想問題3 発達障害とはどのような子どもたちのことか。次の①~④のうちから適切でないものを一つ選べ。
① 文部省の学習障害の定義は,「学習障害とは基本的には全般的な知的発達に遅れはないが,聞く・話す・読む・書く・計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである」。
② 文科省の注意欠陥多動性障害の定義は,「ADHDとは,年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力及び/又は衝動性,多動性を特徴とする行動の障害,社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである」。
③ 文科省の注意欠陥多動性障害の定義は,「ADHDとは,年齢あるいは発達に不釣り合いな不注意のみを特徴とする行動の障害で,社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである」。
④ 文科省によると「高機能自閉症(高機能自閉スペクトラム症)とは3歳くらいまでに現れ,他人との社会的関係の形成の困難さ,言葉の発達の遅れ,興味や関心が狭く特定のものにこだわることを特徴とする行動の障害である自閉症のうち,知的発達の遅れをともなわないもの」をいう。


予想問題4  発達障害の子どもを含む通常の学級の子どもたちに対する3段階の支援の実際について述べた,次の①~④のうちから適切でないものを一つ選べ。
① 一次的援助サービスとは,どのような子どもにとってもわかりやすい授業を行うなど,全員の子どもたちに対して支援的に関わることである。
② 二次的援助サービスとは,不登校傾向であったり,授業中さえない顔をしたりなど,支援の必要な気配がある子どもに対して支援的に関わることである。
③ 三次的援助サービスとは,支援が必要なことが明らかである子どもに対して,個別や小集団で手厚い支援を行うことである。
④ 一次的援助サービス,二次的援助サービス,三次的援助サービスの中で,すべての子どもたちに支援的に関わる必要はない。

予想問題5 日本は,2007年4月より特殊教育から特別支援教育へ転換した。その後の状況について述べた,次の①~④のうちから適切でないものを一つ選べ。
① 障害を持つ子どもの教育は,特別支援学校,特別支援学級などの区別された特別な場においてのみを行うようになった。
② 障害を持つ子どもは通常学級にもいるので,学校全体で支援体制を整える必要がある。
③ 2002年文科省の調査では,通常学級における支援の必要な子どもたちの割合は6.3%,2012年では6.5%とされた。
④ 2012年調査では,支援の必要な子どもたちの割合は、小学校1年生では9.8%,中学3年生では3.2%とされた。


正解
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ③
予想問題4 ④
予想問題5 ①


ヒント!
どの問題にも共通ですが、誤4択問題の正解を探す場合、「のみ」とか「だけ」「しか」「すべてが~ではない」などの限定するような言葉が含まれている選択肢が正解であることが多いので、この辺にも注目してみましょう!

教育の最新事情(7)

問7
ここは、夏期は、「親子関係」「社会性と自己本位的行動」の問題に、新傾向問題として「集団遊び」の問題が出題されました。今期は「私生活化」「集団指導と集団活動」が出題されると予想。そしてもしかしたら出題されるかもしれない「学校教育と生徒指導」と念のために前回初出題の「集団遊び」も付け加えておきます。

予想問題1 私生活化についての次の①~④のうちから,正しいものを選べ。
① 私生活化とは,公的なことよりも私的なことを優先させる態度をいう。
② 私生活化とは,公的なことにも私的なことにも強い関心を抱き、その関心に沿って行する態度をいう。
③ 私生活化とは,公的なことにも私的なことにもまったく無関心な態度をいう。
④ 私生活化とは,私生活を犠牲にしてでも社会に貢献しようとする態度をいう。


予想問題2 集団指導と集団活動について述べた,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 集団指導とは集団での活動を通して子どもたちを社会化していく教育活動である。
② 子どもは、集団活動における対人関係を通して他者性を意識し,自己をコントロールできるようになり集団活動のルールを理解するようになる。
③ コミュニケーション能力は,集団生活と関係なく子どもが自分一人で自然と身につけていくものである。
④ 子どもは,集団での活動や生活を通してリーダーシップやフォロアーシップについて理解するようになる。

予想問題3 学校教育と生徒指導について次の①~④のうちから,適切でないものを選べ。
① 学校教育の特徴は、子どもたちが集団生活を送ることである。
② 社会化とは,所属する集団の価値や行動様式を、他者とかかわりあいながら習得していく過程を指す。
③ 個別指導とは個々の児童・生徒を対象に行う指導である。
④ 集団指導とは問題行動をおこす可能性を持った子どもを対象にした指導である。


予想問題4 次の文の A および B に当てはまる適切な用語の組み合わせについて,次の①~④のうちから一つ選べ。
子どもたちが集団的遊びを楽しいと感じるのは、集団的遊びが( A )をもたらすからである。その( A )によって子どもの関係性が変わり、相互に親密性を深めていく。しかし、本来子どもたちの意見や要求は多様であるから集団的遊びを通じて、子どもたちは互いに( B )することをまなばなければならない。こうした( B ) するということは相手の立場や意見を自分のなかに取り入れていくことを意味するので、子どもの発達にとってはとても大切である。
① A 集団的経験 B 同調
② A 集団的態度 B 譲歩
③ A 集団的興奮 B 妥協
④ A 集団的感情 B 和解



正解
予想問題1 ①
予想問題2 ③
予想問題3 ④
予想問題4 ③


教育の最新事情(8)

問8
前回は、前々回に引き続いて「教育相談の実際」と「教師とカウンセラーについて」が出題され、新傾向問題として「生徒理解に必要な教師の態度」が出題されました。今期はまた同じ問題が出題される可能性も残しつつ、「学校内・外との連携」「子どもたちの問題行動」のいずれかと予想します。新傾向問題も加えておきます。

予想問題1 学校内・外との連携について、適切でないものを一つ選べ。
① 教師の専門性を超える事態の場合は、適切な専門機関につなぐことが求められる。
② 学校と家庭,専門機関が互いに情報を共有しながら連携する必要がある。
③ 子どもの問題の多様化に伴い,教師にもアセスメントの力が必要になってきた。
④ 専門性を異にする担任教師と養護教諭は,別々に指導する必要がある。

予想問題2 子どもたちの「問題行動」について述べた,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 子どもの「問題行動」にこめられたメッセージを理解する必要がある。
②「反社会的行動」とは他者や社会に攻撃性を向けるものをいう。
③ 過敏性大腸症候群や円形脱毛症という子どもの表れは,「行動化」として分類される。
④ 子どもが悩みを語らない背後には、プライドや大人への不信,気遣いなどがある。


予想問題3  教育相談の実際について、適切でないものを一つ選べ。
① 子どもたちの話す言葉は,本音が隠されたタテマエである場合もある。
② 傾聴とは,言葉に隠されたものに耳と心を傾けることである。
③ 人と人の対等な信頼関係が教育相談には必要である。
④ 教育相談で子どもに言葉が出てこないときはすぐに援助する必要がある。


予想問題4 教師とカウンセラーについて述べた,次の①~④の記述のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 子どもと日常生活を共にしている教師は,問題の早期発見もしやすい。
② 教師とカウンセラーはその目指すところが違うので,兼務すべきでない。
④ 教師には,集団への関わりと個に対する関わりの双方が求められる。
⑤ 教育の現場においては,相談活動も教師の役割のひとつと考えられる。


予想問題5 生徒理解に必要な教師の態度について適切なものを一つ選べ。
① 教師に対する暴力や反抗などを「非社会的行動」という。
② 子どもの問題行動は「消し去る」ことをまず第一に考えるべきである。
③ 子どもの話を「聴く」ときには,言葉の裏にある気持ちを理解する必要がある。
④ 教師の勝手な決めつけになるので、生徒の行動の裏にある意味を読み取らないほ
うがいい。




予想問題1 ④
予想問題2 ③
予想問題3 ④
予想問題4 ②
予想問題5 ③


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Author:ドジさん
教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
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