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現代の生徒指導(1)

こちらのページも合わせてご覧ください。

冬期・現代の生徒指導・傾向と対策
夏期・現代の生徒指導・傾向と対策


やっと重い腰を上げて、今期の「傾向と対策」に取り掛かり始めました。
まずは、テキストの一部にまたは全面的にリニューアルされた部分がある科目から。
まずは、「現代の生徒指導」。
って始めたら、いつものくせで、とたんにやる気が失せています。
変更部分を特定するにはテキストを読み込まなければなりません。
しかし、何度も言いますが、放送大学の免許更新講習のテキスト(全部が全部そうではありませんが)、
あまりにくだらなさすぎ、レベル低すぎ・・・
腹が立つやらあきれるやらで、いきなり読む気なくしてます。
テキスト読まずに傾向と対策だけならなんとか続けられるかもですが、
さすがにきつい・・・。

気を取り直して
とりあえず第1章の変更点から。

1.
新:特別活動の時間のみならず授業中(学習指導時)においても,あるいは昼食時,清掃時,休憩時間などにおいても規範的文化を取得していく。その意味では学校での集団生活自体が生徒指導であると言ってもよい。

旧:学校生活自体が集団生活であるから,その意味では規範的文化は学校生活のあらゆる領域で習得されていく。しかしその全ての領域が規範的文化の習得を目的としたものではない。学校教育には規範的文化の習得を目的に学級活動,生徒会活動,クラブ活動,学校行事といった集団活動が設けられている。こうした集団活動の指導を中心に規範的文化を習得させていくのが生徒指導である。


旧のテキストでは、「生徒指導」の領域を「学習指導」と一応区別していましたが、新では学校での教育活動のすべてを「生徒指導」の領域とするように改めています。たぶん学習指導要領に合わせたのだと考えられます。

ここで管理人の陰口:「生徒指導」ってことば嫌いですが(「生活指導」のほうがいい)、そもそもその目的が「規範的文化の習得」というのがおかしい。そりゃ、集団生活の基本的なモラルを学ぶということはありますが、自分たちの生活を自分たちで創造的に作り直すとか、人間関係をより平和的なものに編み直すとか、おとなの価値を乗り越えるものを生み出すことにこそ教育的価値があるのだと思うからです。


2.これは新たに付け加えられた部分です。
「学級集団は学習指導と生徒指導を効果的に達成していくために組織された集団であり,水平的関係(児童 ・ 生徒関係)と垂直的関係(教師生徒関係)から成る。」

「学級集団」の定義づけをしています。


ここで管理人の陰口:「学級集団」て、子どもたちで成る、子どもたちの集団のことです。そこにまるで、教師も「学級集団」の一員のように教師と子どもの「垂直的関係」を入れることは論理的に間違ってます。

3.どうでもよさそうな付け足し部分
旧:教師は教育者であると同時に管理者でもある。だから学習指導にしろ生徒指導にしろ指導効果を高めていくためには,教師はリーダーとして影響力を行使し(リーダーシップ),学級集団をまとめ,管理していかなければならない。

新:教師は教育者であり,指導者であり,かつ管理者であるから学習指導と生徒指導の指導効果を高めていくために教師はリーダーシップを発揮して学級集団をまとめ,管理していかなければならない。

「教育者」と「管理者」の間に「指導者」を入れてきました。

ここで管理人の陰口:教育には「指導」的な要素と「管理」的な要素がある、というのはわかります。したがって「教育者」とは「指導者」であり同時に「管理者」であると。しかし、教育における「指導」とは何か、「管理」とは何かが何も示されていない中でのこの追加は意味がありません。私的に言えば、「自分たちの生活を自分たちで創造的に作り直すとか、人間関係をより平和的なものに編み直す」ことを目的として生徒集団や個々の生徒に働きかける教育的行為を「指導」といい、そういう指導を成り立たせる前提の舞台をつくることを「管理」と呼びます。たとえば、上記の目的で子どもたちに「話し合い」をさせるのは「指導」で、「とりあえずみんな席につこう」とか「他の子の話はちゃんと聞こう」とか指示したり呼びかけたりするのを「管理」ととらえます。

4.
新:「(2)学級集団の構造」の見出しをつくって「インフォーマルな下位集団」について解説
 「インフォーマルな下位集団 集団内でのみ通用する逸脱的なインフォーマル規範(暗黙の了解など)を作り出している場合もある。」「観察法によって学級集団内の対人関係を把握することもできる」
を追加


ここで管理人の陰口:別に当たり前のことで教師なら誰だって知っていること。

5.
「三隅二不二の PM 理論」「グッドとエバートソンの研究」「「教室のピグマリオン」は多少の表現を変えたり図を削除したり、表を作り変えたりした程度。

ここで管理人の陰口:しかし、なぜこうした研究のことを紹介しているのか、そもそもこれらの調査研究の前提となる調査項目自体も意味不明な点が多いです。たとえばPM理論は、教師のリーダーシップを(performance)の機能と集団成員相互の連帯性を促進して集団を維持・強化する集団維持(maintenance)に腑分けしていますが、それぞれ具体的にはどういうことなのか、わかりずらい。「目的に向けての方向付け」と「子どもの理解と情緒安定に努める」と言われたってどこがどうちがうのか・・・
「グッドとエバートソンの研究」の②無関心(父兄の不意の相談に準備のできていない生徒)って、日本語が意味不明。たぶん翻訳しただけなんだろうけど、だれか意味の分かる人教えてください。それから「父兄」って言い方、もうこれだけでこの講師の品性がわかってしまいます。「父兄」ってことば、今でも普通に使う人、いますけど、「保護者」と言いましょう。「父兄」というのは旧民法化での表現で、封建的な家父長制をあらわす典型的なことばです。「母」とか「姉」がなんで入らないんだ、っていう問題。それからご承知のように保護者が「家族」である、ということも決して当たり前ではないということも考えなくてはいけない。
 それから「教室のピグマリオン」って、結局「教師好みの児童生徒は伸びる」から、生徒・児童を平等に扱いましょう、ってことを言いたいのだろうか。だとしたら、あまりに単純すぎる。

で、ここからが肝心の傾向と対策
いろいろと愚痴を含めて、テキストの変更点を述べてきましたが、問題そのものに変化はなさそうです。

問1
冬期出題
(土)「教師生徒関係の問題」(誤四択)
(日)「教師のリーダーシップ行動」(正四択)

正解選択肢は、
(土)「教師の指導態度によって生徒の学習意欲や学習態度が異なることはない。」
(日)「教師のリーダーシップ行動は,児童・生徒の学校モラールに大きな影響を与える。」


いずれも使い回し問題で、他の選択肢との関係ですぐ答えが見つかる問題でした。

今期の予想はまず、「学級集団」が土日のどちらかで必ず出るということ。これは誤四択の問題で、下記が×だとわかればOK。
「 学級集団には,インフォーマルなさまざまな下位集団が存在するが、教師はそれを把握しておく必要はない。」

もうひとつは「教師のリーダーシップ行動」の別バージョンが出ると予想。下記が○だとわかればOK。
「教師のリーダーシップ行動には,学級集団の目標達成機能と学級集団維持の機能の両方必要である。」

保険としてあとひとつ、前回も予想したこれ。

例題1 次の文中の(ア)、(イ)に当てはまる適切な語の組み合わせを一つ選べ。
学校が伝達する文化は、社会生活に必要な知識・技術をいう( ア)と、社会生活に必要な価値・信念・態度・行動様式をいう( イ)とに分けられる。
この区分にしたがって学校の教育活動は,学習指導と生徒指導とに分けられている。
1.(ア)規範的文化- (イ)生活的文化
2.(ア)認知的文化- (イ)規範的文化
3.(ア)規範的文化- (イ)認知的文化

4.(ア)認知的文化- (イ)生活的文化

例題1
解答2
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現代の生徒指導(2)

この第2章の講師は第1章と同じです。
次のようにいくつかの記述に追加・変更点がありますが、いずれも教育観・生徒観の面で劣化していると思われます。
1.近年の生活水準や栄養状態の向上によって身体的には早熟となり,その一方で親の過保護や過干渉,教育期間の延長などによって自我の確立といった精神的成熟は遅くなり,また自立した社会人としての役割と責任を担うといった社会的成熟はさらに遅くなっている。身体的成熟,精神的成熟,社会的成熟のアンバランスが平衡を失った行動を誘発し,暴力的,破壊的,誇示的な極端な問題行動に駆り立てるのである。

 
管理人のつっこみ:
「近年」ていつ?20世紀のこと?今は子どもの貧困の問題が重要じゃあないの?だれでも「暴力的,破壊的,誇示的な極端な問題行動」を起こすの?一般化できるの?


2.こうした反社会的問題行動と非社会的問題行動とは表面上は異質のように見えるけれども,しかしいずれも大人への過渡期という精神的に不安定な時期にある子どもの,社会的背景を同じくした同質的な問題行動だといってよい。家出が非行・犯罪を生み,不登校が家庭内暴力と結びつき,怠学が盛り場徘徊や不健全娯楽と結びつく。

 管理人のつっこみ:家出=犯罪 不登校=家庭内暴力  退学=不健全娯楽 って、 この人、本当に教育学者なの? 

3.「報酬 = 処罰のメカニズム」ということばがなくなって、同調的行動を奨励する積極的サンクション(賞賛・報酬)・逸脱的行動を抑制する消極的サンクション(罰則 ・ 処罰)が登場。言っていることは同じ。

この講師の教育観や生徒・児童観は、マジで間違ってます。途中、お飾りのように「共感」とか「受容」とか入れてますが、たぶん本人全然わかっていません。「親の愛情」を持ち出す人は、今の保護者がおかれている悲惨な社会的状況が視野に入らず、たぶん保護者との関係を悪くしていきます。教師集団が「不統一では困る」と息巻きますが、多様な教師が協働しながら多様な生徒へのアプローチをすることこそが大事であって、この講師のような教師集団のとらえ方はかえって学校を息苦しくし、しまいに教師のメンタルヘルスの問題を引き起こします。

さて、肝心の傾向と対策は、
冬期出題

(土)「生徒指導における操作」(適語補充・1箇所)
(日)「問題行動とは」(空所2箇所補充)

正解は、
(土)「報酬 = 処罰のメカニズム」
(日)「(ア)反社会的問題行動(イ)非社会的問題行動」


(日)は使い回し問題ですが、(土)は、初めて出題された問題です。でも、今期のテキストからこの正解のことばが消えたのでもう出題はされないと判断できます。


今期の出題は、昨夏に出題された次のどちらかと以下の例題のいずれかです。
1.「少年法の定義」(誤四択)2.「教師集団と生徒指導」(正四択)
正解選択肢は、
1.「現行少年法でいう非行少年とは,犯罪少年,触法少年のことであり,虞犯少年は非行少年に該当しないとされている。」
2.「生徒指導を進めていくためには,個々の教師の受容と共感的な態度も必要であるが,教師集団としてまとまった,統一的な対応も必要である。」


例題1 「子どもの問題行動と生徒指導」別バージョン 子どもの問題行動と生徒指導について,適切でないものを一つ選べ。
1.生徒指導は,生徒自身の性格・態度・行動を変容させていく仕事であるため、教師は生徒に対して明確な行動基準を示さなければならない。
2. 子どもの問題行動はさまざまだから、教師全員が同一歩調をとる必要はない。
3. 生徒指導には,問題行動の対策や防止という消極的生徒指導と,子どもの人格的発達を促す積極的生徒指導とがある。
4. 子どもが自分で問題を解決していけるよう教師は許容的な態度で子どもに接し,子どもの立場に立って共感的に理解する必要がある。

例題2 次の文中の(ア)、(イ)に当てはまる適切な語の組み合わせを一つ選べ。
ある行動を励まし,ある行動を思いとどまらせる手段を「サンクション」(sanction)という。サンクションには( ア )を奨励する( イ )サンクション(賞賛・報酬)と( ウ )を抑制する( エ )サンクション(罰則 ・ 処罰)がある。
1.(ア)逸脱的行動- (イ)消極的 (ウ)同調的行動- (エ)積極的
2.(ア)逸脱的行動- (イ)積極的 (ウ)同調的行動- (エ)消極的
3.(ア)同調的行動- (イ)積極的 (ウ)逸脱的行動- (エ)消極的
4.(ア)同調的行動- (イ)消極的 (ウ)逸脱的行動- (エ)積極的 
          


例題1 解答2(でもホントは○)
例題2 解答3

現代の生徒指導(3)

いよいよ講師交代の第3章と第4章。
まずこの新しい講師は、昨年の夏期に必修の「教育の最新事情」がリニューアルされた時から新たに第6章「子どもの問題行動と教育相談」も担当しています。個人的には説明が以前の講師よりはわかりやすいくなっているように思えます。
出題傾向はもちろん交代したばかりなのでつかめませんが、昨夏からの必修の出題傾向からすると、前任者とは全く異なる問題を出題する(まあ、これは当たり前)、かなり常識的な問題を出題するという傾向です。
ただ、春の問題では非常に微妙な選択肢を出して、これが前期では話題を呼び、「もっともむずかしいと受検者が感じた問題」となった、というエピソードがあります。(もちろんこのブログ上だけの話ですけどね)興味ある方は、今年の春の問題にかかわるコメントを探してご覧ください。
ですから、「常識的な問題ではあるが、表現が微妙な問題が出題される」、と覚悟しておいたほうがいいかもしれません。
これまでの必修の出題問題から予想すると「誤四択」形式での出題だと予想されます。ちなみに一般的には「正四択」形式よりは「誤四択」形式のほうがやさしいと言われます。(一番簡単な形式は「適語補充選択問題」)
管理人が、ない知恵をしぼって、この講師の出題しそうな問題を予想しましたので、やってみてください。


第3章
予想問題1 思春期について述べた次の①~④の記述の中で適切でないものを選べ。(この設問の出し方、この講師の真似をしてます。細かいでしょう?)
① 年齢的には小学校高学年頃から中学・高校生くらいまでを含み込む。
② 思春期の最も大きな特徴は,「子どもとおとなの境界線上にある過渡期」ということである。
③ 思春期は、成長と成熟のアンバランスと,そこから生じる不安定さをその特徴とする
④ 第二次性徴は、思春期のはじまりと見られているがその受け取り方はおおむねどの子どもも同じである。


予想問題2 思春期の子どもの特徴として次の①~④の記述の中で適切でないものを選べ。
① 未知の大人の世界に足を踏み入れる不安を抱える子どもも少なくない。
② 自己認識が強まり,自分があたかも世界の中心であるかのように振る舞うようになる。
③ 自と他を過度に意識し,人と比較する中で自己嫌悪に陥る子どもたちも少なくない。
④ 親や教師,社会の権威一般に対して攻撃,批判,嫌悪,いらだちという態度を示す。

予想問題3 思春期の親子関係について次の①~④の記述の中で適切でないものを選べ。
① 親と子どもが必死でぶつかり合う中で,子どもは社会の厳しさや人生の不条理を学んでいく。
② 反抗期というのは,それまでのタテ関係(育てる-育てられる関係)をヨコ関係(対等な人間同士の関係)に結びかえる作業でもある。
③ 子ども時代の親子関係を温存したまま,思春期・青年期を越え,成人期に入ってもそのままという親子関係が理想的である。
④ 親子が対等な人間同士の関係になる過程は、子どもが、「親にとっていい子にならなければ」という自分自身への期待を縮小していく作業でもある。


予想問題4 現代の思春期の友人関係の特徴について次の①~④の記述の中で適切でないものを選べ。
① 近年,友だちとのつきあいに疲れている子どもたちが増えている。
② 学級という空間には「疎外」と「癒し」が共存し,非常に複雑な人間関係が教室のいたる所に渦巻いている
③ ラインやチャットなどの交流手段が増えたことによって、子たちの関係がより親密で豊かになる可能性がある。
④ 今の子どもたちが、友人間で適当に距離を保ちながら,互いの気持ちに踏み込まないのは,自分の心の弱い部分を守るための“鎧”だともいえる。


正解
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ③
予想問題4 ③

現代の生徒指導(4)

第4章は、テーマ、内容ともまったく変わり、「不登校」に特化した内容となっています。第3章と同じ講師ですから、出題の傾向も第3章と同じであろうと予想します。過去問がありませんので、ここも私がつくった予想問題で対策にお役立てください。

予想問題1 近年の不登校の特徴について述べた,次の①~④の記述のうちから,適切でないものを一つ選べ。
①不登校の数は2002 年をピークに減少傾向にあるが、不登校の質は多様化する一途にある。
②不登校のきっかけとして多く挙げられるのにいじめを含む友だち関係がある。
③発達障がいの子どもへの理解や支援が十分になされず、二次障害による不登校が問題になっている。
④「無気力型不登校」と言われるタイプがあり、無気力の背景にある問題を見つけ解決していくような支援が求められる。

予想問題2 不登校の背景について述べた,次の①~④の記述のうちから,適切でないものを一つ選べ。
①保護者の虐待(とくにネグレクト)が不登校の下地となっているケースがある。
②保護者の精神的な病理(鬱病や精神障がい)が直接的に子どもに影響を及ぼすことは少ないが不登校の遠因となるケースもある。
③親の過保護・過干渉,過剰期待が子どもを苦しめ,生きる力そのものを奪ってしまうようケースもある。
④,貧困やリストラなどから,子どもが安心して学校に通える状況が阻害されているようなケースも少なくない。

予想問題3 不登校に対する指導の基本的な考え方について述べた,次の①~④の記述のうちから,適切でないものを一つ選べ。
①不登校児童生徒が、自らの学校・学級の一員として関係の糸を切らないよう,不登校児童生徒やその保護者との関わりを持ち続ける。
②校内での情報共有のために,不登校児童生徒についての個別の指導記録を作成する
③担任教師一人が抱え込むのではなく,協力支援体制を組み,チームで互いに支え合いながらの連携・協働する。
④保護者が「学校との関係が切れること」への不安を抱かないように、外部の専門機関に支援を仰ぐことはなるべく避ける。

解答
予想問題1 ①
予想問題2 ②
予想問題3 ④

現代の生徒指導(5)

第5章は、講師の変更はありませんが、テーマ・内容がまったく変わり、「いじめ」に特化されています。
この講師の過去の出題傾向をみると、研究者っぽく耳慣れない横文字の言葉などについての問題が出されるケースが多かったようです。でもさすがに「いじめ」にかかわるこの章ではその傾向は少ないかも、と思って読んでみたら相変わらず外国の研究者からの無駄と思われるような引用がありましたね。(それにテキストの校正もちゃんとできてないし・・・)
書いている内容も表層的なことは多くてなんだかなあ、という感じ。でもまあ、試験の難易度は「普通」といったところになるのでしょうか。
一応、予想問題をつくってみました。講義の中で紹介されている「オルヴェウスのいじめ定義」や「オルヴェウスのいじめ防止プログラム」などは、個人的にはどうでもいいので予想問題には出しませんでしたが、出題されるかもしれないのでチェックだけしておいてください。

予想問題1 いじめを理解する上で、次の①~④の記述のうちから,正しいものを一つ選べ。
①いじめは、いつの時代にもあるものでその対策を講じる必要はない。
②いじめは、いじめを受ける当事者に原因がある場合は多い。
③いじめが起こる背景として、学級のあり方も影響している。
④いじめの心理的な影響は深刻であるが、成人期まで続くことはまれである。

予想問題2 平成25 年に施行された「いじめ防止対策推進法」について述べた,次の①~④の記述のうちから,適切でないものを一つ選べ。
①「いじめの防止等のための対策に関する基本的な方針」は、国がその策定の義務を負う、とされた。
②地方公共団体は,関係機関の連携のため,学校,教育委員会,児童相談所,法務局,
警察その他による「いじめ問題対策連絡協議会」を設置できる、とされた。
③学校設置者と学校の基本対策として,○道徳教育等の充実,○早期発見のための措置,○相談体制の整備,○インターネットを介したいじめへの対策推進、が定めらた。
④学校では,いじめ対策に,複数の教職員,心理,福祉等の専門家その他による組織設置が定められた。


予想問題3 いじめの予防と対策について述べた,次の①~④の記述のうちから,適切でないものを一つ選べ。
①「いじめアンケート」では,SC などアンケート調査に専門知識のある職員を含めて内容を検討することが重要である。
②いじめを個対個の問題に限定せず,学級・学校運営を見直すことが重要である。
③いじめに直面すると,保護者と学校が対立しやすいので、第3者機関を間に入れて対応すべきである。
④いじめへの対応には,SC はじめ児童館や民生委員,児童相談所,警察など地域支援を有効に活用する積極的なチーム支援が欠かせない。


解答
予想問題1 ③
予想問題2 ①
予想問題3 ③

現代の生徒指導(6)

第6章の担当は、第5章の講師と同じですが、旧のテキストの第5章のテーマ「子どもの心と学校・学級環境」と第6章のテーマ「生徒指導と学校・学級づくり」を内容的に合体させて新6章「生徒指導と学校・学級づくり」にしてあります。したがって、この新第6章の傾向と対策は、旧の第5章、第6章の傾向と対策をそのまま使えるのではと考えます。

例題1 学級アセスメントについて,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① Q‐U学級満足感尺度は,学級アセスメントのためのツールである。
② 学級全体と児童生徒個人のアセスメントソフト・アセスは,学級アセスメントのためのツールである。
③ 学級風土質問紙は,学級アセスメントのためのツールである。
④ TEG(東大式エゴグラム)は,学級アセスメントのためのツールである。

例題2 学級アセスメントについて,次の①~④のうちから,もっとも適切なものを一つ選べ。
① 学級アセスメントは,学級担任の判断だけで行える。
② 学級アセスメントを行うにも,管理職の理解など組織の協力が必要である。
③ 学級アセスメントは,特別なツールがないと行えない。
④ 学級アセスメントは,学年で行う必要はない。


例題3 学級風土について,次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 学級風土は,主に学級の物理的な側面を指す。
② 学級風土は,主に学級の心理社会的な側面を指す。
③ 学級風土は,どの学級にも共通している。
④ 学級風土は,リーダーが交代しても不変である。


例題4 McLeanの意欲的な学級について,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 意欲的な学級を形成する要素の一つは,所有感である。
② 意欲的な学級を形成する要素の一つは,有能感である。
③ 意欲的な学級を形成する要素の一つは,主体性である。
④ 意欲的な学級を形成する要素の一つは,所属感である。

例題5 レジリエンシイについて,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① レジリエンシイ=抵抗する力
② レジリエンシイ=打たれ強さ
③ レジリエンシイ=弾力性
④ レジリエンシイ=回復力


例題6 組織的に行う生徒指導について,次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 生徒指導には,チーム援助はなじまない。
② 生徒指導においても,同僚性は重要である。
③ 生徒指導では,事後処理が中心なので予防・成長促進の考えは不要である。
④ 生徒指導では,不登校支援など,組織レベルよりも個人レベルの対応が重要である。

解答
例題1 ④
例題2 ②
例題3 ②
例題4 ①
例題5 ①
例題6 ②

現代の生徒指導(7)

第7章は、ごくマイナーなチェンジです。まず「ケータイ」という表現が「スマホ」に変換されているのがポイントです。(中に明らかに変換し忘れと思われる箇所アリ)それにともない、記述も若干新しい情報に入れ変えてあります。本質的なものではありません。あとは、最後の小見出し「2) 生徒・保護者・学校の三者・・・」の部分が付け加えられた、というくらいでしょうか。
したがって、問題の傾向もこれまでと同じで「ケータイ」を「スマホ」に変えるくらいで難易度も今まで通り低いものになるでしょう。

例題1「コミュニケーション」について,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① コミュニケーションは大きく分けて「ヒューマン・コミュニケーション」と「マス・コミュニケーション」そして「メディア・コミュニケーション」の三つに分類きる。
② 「マス・コミュニケーション」は,新聞やラジオそしてテレビなどによって不特定多数の人々に多くの情報を提供する。
③ 「メディア・コミュニケーション」では,パソコンやスマホといった新たな器機によって,インターネットを通じた双方向の情報交換が大きな位置を占めている。
④ 現代では「メディア・コミュニケーション」以上に「マス・コミュニケーション」がますます発展して大きな影響力を発揮している。

例題2 「ヒューマン・コミュニケーション」について,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 「ヒューマン・コミュニケーション」は面接的な対人関係であり,人類にとって最も古くからあるコミュニケーションの形態である。
② 「ヒューマン・コミュニケーション」は言葉を介さずに身振りや表情など身体の細かな動きによって意味を伝えるという側面を含んでいる。
③ スマホに依存することは「ヒューマン・コミュニケーション」の能力を高めることになる。
④ 現代の青少年がもっと重視すべきは「メディア・コミュニケーション」よりも「ヒューマン・コミュニケーション」である。

例題3「スマホ」について,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 2010 年代になると,ケータイの多くはパソコン機能に近いスマホに取って代わられるようになった。
② スマホの技術変化は驚くほどの速度で進み,使用する人々の態度もスマホに適切に対処できている。
③ スマホに関するネチケットはもっと守られるべきである。
④ 小・中・高校生にとって私物であるスマホの管理責任者は保護者である。

解答
例題1 ④
例題2 ③
例題3 ②

現代の生徒指導(8)

第8章は、旧は「スクールソーシャルワーク(SSW)」だったものに、冒頭部分に一般的なサポートネットワークや保健室の養護教諭の役割などを加えて「サポートネットワーク」をテーマにしています。しかし、内容的にはSSWのことが中心で、その意味では試験の傾向と対策もこれまでと大差はないと考えられます。付け加えられるとしたら、選択肢の中にサポートネットワークのひとつとして保健室の養護教諭の役割が入るくらいでしょう。

例題1 「スクールソーシャルワーク」の歴史について、次の中から適切でないものを一つ選べ。
1.アメリカで、貧困家庭の不就学や児童労働といった問題に対応するために20世紀冒頭に始まった「訪問教師」活動がスクールソーシャルワークの始まりである。
2.アメリカの「訪問教師」の役割は、子どもの問題を探るだけでなく、それを改善するために家庭・学校・地域の連携をはかることに重きをおいた。
3. アメリカの「訪問教師」は、1940年代には「スクールソーシャルワーカー」という呼称になった。
4.日本では貧しい家庭や長欠児童のために地域に入る「訪問教師」は、これまで存在しなかった。

例題2これまでの生徒指導が陥りやすかった点について、次の中から適切でないものを一つ選べ。
1.問題行動を類別して対策を講じる傾向が強く、個々の子どもに応じて発達を支援するという発想が弱かった。
2.子どもの観察が学校内のみで、一面的になりやすく、家庭や地域での子どもの様子を観察することが弱かった。
3.集団生活のルールを守らせることが前面に出てしまい、教師の方針や価値観を子どもたちに押しつけがちな傾向があった。
4. 教師の仕事は授業での学習指導だけであるから、それ以外の生徒指導をないがしろにしてきた。

例題3 「スクールソーシャルワーカー」について,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 2008年度から文科省はスクールソーシャルワーカー活用事業をスタートした。
② スクールソーシャルワーカーの配置は、社会福祉士などの専門家がいることによってはじめて可能になる。
③ スクールソーシャルワーカーは,校内で開かれる「支援ケース会議」のコーディネーター役になることが期待されている。
④ スクールソーシャルワーカーの活動は,教師が授業に打ち込めるように,生徒指導上の負担を軽減することにつながる。


解答
例題1 ④
例題2 ④
例題3 ②

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Author:ドジさん
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