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傾向と対策(5) 情報社会に対応した学校教育

傾向と対策(5) 情報社会に対応した学校教育

ごめんなさい。当初の予定と順番が違いますが、「情報教育」の傾向と対策を先にやってしまいますね。
これまでも何度もこのブログで指摘してきましたが、「情報教育」の問題が何故、簡単なのかというと、ほとんどの問題が「虫食い」、つまり、空所補充問題だからです。虫食い箇所は1箇所ないし2箇所。問題として使われる文章は毎回同じで、毎回すこしずつ「虫食い」箇所を変えています。(しかし、さすがにここへきて使い回しのパターンも出てきましたが)
虫食い箇所は、非常に簡単な語句で、初めてみる文章でもちょっと常識を働かせれば(常識以下かも)わかるものです。その上、はずれの他の3つの解答例が、「明らかに変」というのが多いので、迷いようがありません。が、簡単とはいっても、原文を知っているか知らないかでは自分の解答への信頼感がまったく違います。ここに出した原文は暗記しなくてもいいので、文の流れだけ頭に入れておきましょう。

以下、問ごとに虫食いに使われる文章と、虫食いになる箇所を赤字で示します。
たいして重要でもないことばが虫食いになっていることがわかると思います。


問1 その1
「情報」は本質的には受け取る人意味のある内容のことであり,聞き流しても構わない内容は「情報」ではない。受け取る人意味のある内容として受けた場合に,送る人と受け取る人との間にコミュニケーションが成立したと言う。 

問1 その2
情報を送る側が明らかにであり,伝える努力を直接的に行なっている場合,これをとの間のコミュニケーションと呼ぶ。


問1 その3
情報を送る側が人間の集団であり,多数の人に伝える努力を行なっている場合,この形態をマスコミュニケーションと呼ぶ。

問2  新小学校学習指導要領(平成20年3月改訂)におけるICT活用の位置づけに関する次に示す文章(第1章総則から抜粋)
各教科等の指導に当たっては,児童がコンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段に慣れ親しみ,コンピュータで文字を入力するなどの基本的な操作や情報モラルを身に付け,適切に活用できるようにするための学習活動を充実するとともに,これらの情報手段に加え視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること

問3 その1
実物投影機やプロジェクターといったICT機器を活用すれば,子どもたちが使っているものと同じものを,瞬時に大きく映して提示することができる。

問3 その2
教師が児童の様子や板書などの授業記録をデジタルカメラで保存しておくことは,自分の授業の振り返りになり,授業改善のためのデータとして活用することもできる。

問3 その3
デジタルコンテンツは,何度でも繰り返し再生できるので,つまずきが生じた時に,必要な子どもに見せることができる。

問4
情報活用の実践力では,「課題や目的に応じた情報手段の適切な活用」「必要な情報の主体的な収集・判断・表現・処理・創造」「受け手状況などを踏まえた発信・伝達能力」を培うことが重要である。

問5
「情報」の概念を中心とした教育の難しさの理由の主なものは,
1.「情報」が抽象概念であること
2.個々人の「社会」が経験とともにしか拡がらないこと
3.推論の能力も経験が必要であること
などである。このうちで,児童・生徒の発達段階と現実との関係でとくに問題と
なるのはである


この他、問5は普通の四択問題として、高校の共通科目「情報」についての問題が出されます。
旧の指導要領では、「情報」は、「情報A」「情報B」「情報C」の3科目で選択必履修、未履修問題が起こった教科でもあります。現行指導要領では共通科目としての「情報」は、「社会と情報」「情報の科学」の2つで、選択必履修となっています。共通科目以外にも専門科目としての「情報」が設定されていますが、職業高校以外はほとんどカリキュラムには入っていません。というようなことを知っていれば充分でしょう。

問6  「新小学校学習指導要領解説総則編」(第3章第5節9から抜粋)
情報発信による他人や社会への影響について考えさせる学習活動,ネットワーク上のルールやマナーを守ることの意味について考えさせる学習活動,情報には自他の権利があることを考えさせる学習活動,情報には誤ったものや危険なものがあることを考えさせる学習活動,健康を害するような行動について考えさせる学習活動などを通じて,情報モラルを確実に身に付けさせるようにすることが必要である。

問7  「教育の情報化に関する手引」(6章第1節校務の情報化の目的」から抜粋)
校務の情報化の目的は,効率的な校務処理とその結果生み出される教育活動の質の改善にある。校務が効率的に遂行できるようになることで,教職員が児童生徒の指導に対してより多くの時間を割くことが可能となる。また,各種情報の分析や共有により, 今まで以上に細部まで行き届いた学習指導や生徒指導などの教育活動が実現できるなど,様々な恩恵を受けることができる。このように校務の情報化は,ますます進展する情報社会において,ICTを有効に活用して,よりよい教育を実現させるためのものである

問8  新学習指導要領のポイント7項目
1.改正教育基本法等を踏まえた学習指導要領
2.「生きる力」という理念の共有
3.基礎的・基本的な知識・技能の習得
4.思考力・判断力・表現力等の育成
5.確かな学力の確立のための必要な授業時数の確保
6.学習意欲の向上や学習習慣の確立
7.豊かな心や健やかな体の育成の指導の充実
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