FC2ブログ

問1 教師とスクールカウンセラーの関係

問1 教師とスクールカウンセラーの関係についての記述で一番重要なものを選ぶ問題
①専門性の相互理解と連携 ②相互の意見表明 ③役割分担の明確化 ④子どもの尊重

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルB
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

簡単なようで「う~ん」と考えてしまう問題。まず、④は教師にとってもカウンセラーにとっても大事なことには違いないですが、問題は「関係について」ですからそもそもの問題の趣旨と違います。この辺でひっかかると後がきついかも。②も必要なことかもしれませんが、「一番重要」かどうか。お互いに意見を主張し合って言い争いをしても不毛です。③の役割分担をはっきりさせることでかえってお互いの関係を疎遠になったり、教師がカウンセラーにまかせっきりにする、ということも起こってきます。①のことは1章よりもどちらかというと2章で出てくることですが、教師とカウンセラーがお互いの専門性を理解しながら協働することでお互いの理解や子どもに対する理解が深まる、とあります。したがって
正解は①
これは1,2章にまたがる問題と言っていいかもしれません。講師はそれぞれ違うんですが。いきなり臨床心理学の日本のパイオニアといわれる河合隼雄氏の名前が登場してきます。臨床心理士資格認定協会をつくり、大学院を出なければ資格試験が受けられないなんて制度をつくっちゃったりして。彼は臨床心理士を権威付けたかったのでしょうか。6年間も勉強しなきゃなれないって何なの?臨床でしょ?大学院出て資格取ったってそれで生活していける保証はないわけだし。臨床心理士の仕事の難しさと大切さを理解した上で尚残るもわもわとした疑問であります。・・・大学院かよ・・・
スポンサーサイト



問2 教師とスクールカウンセラーの連携

問2 教師とスクールカウンセラーの連携についての記述で正しいものを選ぶ問題
①原因を探り出すことがカウンセリングの目的 ②守秘義務を持つカウンセラーはいかなる情報も明かさない。
③スクールカウンセラーと接触している子どもにも教師は今まで通り接する。④教師自身のことをスクールカウンセラーに相談してはいけない。

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルC
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

常識的にわかる問題だと思います。たぶん。①については視聴の中で講師が「原因探しよりは今できることを考える」と言っていますからバツ。このほかにも他の章で「悪者探しをしない」という言い方もされていてカウンセリングには大事なことですね。②は、「自傷他害の危険があるなどの緊急の場合」は情報を伝える場合があるのでバツ。④は、心身の不調を訴える教師が増えていて、身近な「ケアテーカー」としてのスクールカウンセラーの活用が述べられいますからバツ。③について、子どもの問題をスクールカウンセラーに任せていまい、子どもに関わる意欲がなくなるという問題が指摘されているのでマル。
正解は③
この講師、スクールカウンセラーと講師との連携について、お互いの「文化」の相違を尊重し合い、「子どもの成長に資する」という共通点で協働していくことが大事だと訴えてます。それって、教師同士の連携にもいえることじゃあないかなって思います。いろんなタイプの教師がいて、お互いの違いを認め合いながら「子どもの成長」という目的で協働する。それはきっとすごい「学校力」になるはずです。いわばハーモニーの力ですよ。そしてそれを引き出すのがリーダーたる管理職の役目、じゃあないっすか?

問3 緊急事態への対応

問3 緊急事態への対応について正しいものを選ぶ問題
①PTSDはごく軽度でも医療支援が必要 ②子どもへの対応は専門家支援チームに任す ③外傷体験を話したがる子には話させる ④心の傷の早期発見のため一刻も早い全員面接が必要

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルB
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

PTSD(外傷後ストレス障害)のことをあまりよく知らなかった私にはなるほどと思えることが多かった。①について、PSTDの軽い症状は誰でも起こりうるし、むしろ健康度を示すものであるという。つまり「心の傷」への自然な防衛反応というわけ。だからバツ。 ②任せちゃあいけないのです。現場の状況を一番よく知っているのはその学校の教師だから、専門家と連携してやらなくちゃいけない。③と④、外傷体験を語ることを「デブリーフィング」というらしい。これは、話そうとする子には心的外傷の回復に効果があるが、いきなり全員面接で、話したくない子に無理やり話させると2次的外傷を引き起こすことがあるという。なるほど。したがって、
正解は③
ずっと以前、緊急事態が起こった学校で子どもたちから「こんなことがしたい」という声がいろいろ出てきた時、学校に入っていた専門家チームに「子どもたちがこういうことをやりたいと言っていますがいいでしょうか?」となんでもかんでもお伺いを立てていたという話を聞いた。教師もとまどってしまうのはわかるが、教師自身が主体的に状況判断ができるように普段から心がけたいものだと思う。そうでないと専門家チームも「そんなことくらい自分で判断しなよ」とたまったものではない。

問4 不登校

問4 不登校への対応についての記述で正しいものを選ぶ問題
①常に家族関係に踏み込む指導が必要 ②必ず保護者から生育歴を聞き取る ③怠学傾向も不登校としての理解が必要 ④教育相談担当が中心で担任が補佐的指導

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルB
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

①、②の中にあるような「常に」とか「必ず」とかいう副詞が含まれる文は、だいたいは間違い選択肢と考えていいでしょう。これはどの科目の修了認定試験にも共通していますね。問題を作る立場になってみればわかります。そういう言葉を入れればすぐに間違いの文ができちゃいますから。不登校の「犯人探し」で家族関係に土足で踏み込む人がいますが、これはNG。というより、家族関係に必ずしも原因があるとは限りません。不登校の原因はひとそれぞれで異なります。原因を探ることにそう意味があるとは思えません。テキストには、「親の苦悩を想像する力」を強調しています。④について、不登校は、誰かに任せきりにするのではなく、教職員一人ひとりが多様な方法で、子どもを多面的にとらえながら協働して取り組む必要があるのでマル。したがって、
正解は③
「怠け」か不登校かという区分そのものが意味をもたなくなっています。意識はしていなくても学校で学ぶことの意味を見いだせないで浮遊する子どもが増えています。この講師の言う、「『新しい不登校』問題は、学ぶこと、生きることの意味をどう子どもたちに伝えるのかを社会全体に問うている」という見方は秀逸です。

問5 自閉性障害

問5 自閉性障害の特徴ではないものを選ぶ問題
①対人関係の質的障害  ②家族関係の質的特徴 ③コミュニケーション障害 ④こだわりの傾向

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルC
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

自閉性障害について少しでも前知識があればすぐにわかる問題。ていうか②はどう考えても意味不明なんですけど。ということで
正解は②
講習の最後にある「発達障害への関わりの三層構造」っていうの、とっても大事なことだと思います。また広汎性発達障害(アスペルガー等)の特徴のひとつ「自分や人の気持ちをうまくつかめない」というのは「空気読めないやつ」ということでいじめ・迫害の対象になりやすいといえます。非常にむずかしい指導になりますが、発達障害の可能性を含めた子ども把握は、きっと集団指導の助けになると思います。

問6 保護者への対応

問6 保護者への対応について正しいものを選ぶ問題
①保護者には子ども時代の被害経験が残っている場合がある  ②子ども時代に教師に反抗した保護者でも今は後悔している ③保護者のメンタルヘルスの問題は明らかにすべき ④夫婦間のDVは希なので心配する必要はない

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルC
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

これは消去法で簡単にわかる問題かも。②と④は笑っちゃうような内容で当然バツ。①と③で迷うかもしれないが、③の問題は、そういう可能性を考えておく必要はあるにしても、保護者の状況や心情を考えずに「明らかにすべき」ものではないでしょう。ちなみに「~べきである」という表現も間違い選択肢の典型です。講習では①の具体的な実践例を時間をかけて紹介しています。したがって
正解は①
「むずかしい保護者」というのは実は自分自身がむずかしい状況を背景にかかえている保護者であると捉えることができます。つまり子どもたち同様「困らせる保護者」は「困っている保護者」と捉え直し、その背景にある困難さに寄り添いながら、「ほどよく理解する」という距離感で対応することが大切です。この講師は、最後にその「ほどよく理解する」ことの具体的方法を4点にまとめていますが、これ、ひとつひとつがとっても大事なことだと思います。4,5,6章の講師、放送大学の「当たり講師」のひとりです。蛇足ですが、「モンペ(モンスターペアレント)」という言い方があります。これはもともとアメリカで子どもを虐待している親に対する呼称だそうです。学校に文句を言ってくる親を「モンペ」と呼ぶのはやめましょう。

問7 保育カウンセラー

問7 保育カウンセラーの仕事について正しくないものを選ぶ問題
①地域の保護者の個別面談 ②保護者の個別面談 ③幼児の行動観察 ④幼児の個別指導

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルA
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

スクールカウンセリングでは、唯一Aレベル問題。何故かと言えば、正答は視聴内容からの出題だから。そもそも「保育カウンセラー」というのも私には初耳でした。保育カウンセラーの業務には、保護者や保育者への支援の他、地域の未就園児の保護者への相談にのるという仕事もあるようです。それから保育カウンセラーは、小学生以上と異なり、直接に幼児に対して相談指導をすることはないようです。発達段階からして幼児への直接的指導はできないみたいです。幼児の行動観察をしながら保育者と連携して子どもの発達にかかわる、それが保育カウンセラーだそうです。したがって

正解は④

問8 カウンセラーの配置

問8 すべての小学校・幼稚園・保育園にカウンセラーの配置が必要な理由で正しくないものを選ぶ問題
①自信のない教師の増加 ②子ども問題が低年齢化 ③幼年期のしつけ強化 ④子育てに不安な保護者の増加

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルC
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

②と④はすぐに正しいとわかるレベルの選択肢。①は、「そうかなぁ?」と思わず考えてしまうかも。視聴の中ではそう言っているかもしれないけど、テキストにははっきり書かれていません。ただ、これまでの日本の教育を「子どもへの接し方が画一的になりがちで個々の子どもたちをないがしろにしてきた」と批判的に論じていることからすると、①はマルでしょう。でも、それがわからなくても、③の「しつけ強化」というのが「スクールカウンセリング」とは相容れないものと気づけば、①の迷いは無視できます。というわけで
正解は③
科目講習の最後で、スクールカウンセラーと教員がそれぞれの専門性を尊重し、信頼し合い協働して子どもたちの成長にかかわっていくことがあらためて強調されています。講師は「個を尊重し合い、自律と共生のあるところにこそ、人類の未来は保証される」とまで言っていますが、決しておおげさではない、そう思います。「スクールカウンセリング」、選択科目としてお勧めですよ。

まとめ

以上8問をまとめると

レベルA問題: 問7(第7章) 以上1問
レベルB問題: 問1(第1章),問3(第3章),問4(第4章) 以上3問
レベルC問題: 問2(第2章),問5(第5章),問6(第6章),問8(第8章) 以上4問
レベルD問題: なし 以上0問

8問中5問正解で合格ですから、な~んにもやらないでも合格する確率は80%くらいかな。(変な確率)「常識でできる」と言っても微妙な問題が多いから、一応、視聴もテキストも一通りは流してでもやったほうがいいでしょう。それにこの科目は過去問分析でも触れましたが、受講してよかったと思える内容が多かったです。(だからと言って免許更新制に正当化の理由を与えたくはありませんけど。)「傾向と対策」で、問題ごと(章ごと)、講師ごとに難易度があると言いましたが、う~ん、この科目に限っては、講師4人ともそれほど大差はないような気がします。Aレベル問題だった問8は、たまたま「保育カウンセリング」というあまりなじみのないトピックだったということかもしれません。総じて、ばかばかしいほど簡単な問題はでないけど、普通にやればできるし、やるだけの価値はあるということで、受講はお勧めです。
プロフィール

ドジさん

Author:ドジさん
教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
「テキトー」講習で
100%合格!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR
訪問者数
カテゴリ