FC2ブログ

2017年度夏期講習・傾向と対策にあたって

視聴が始まって10日あまり、もうすでにすべての受講科目の視聴を終えた「強者」もいらっしゃるように聞きます。7月が終わらないうちにすでに復習モード、修了認定試験準備モードに入ってらっしゃるということでしょうか。「ええー!」と驚いている方、ご心配はいりませんよ。まだまだこれからが本番。「2倍速モード視聴」で上手に時間を節約すれば、8月8日(火)17時の受講確認入力の締め切りに十分間に合います。できたら、今月中には視聴を終わって、8月は復習モード・対策モードに入りたいですね。
 さて、私からできるサポート、「今期の傾向と対策」を順次提示したいと思います。管理人は8月に入ると公私ともに忙しくなりますので、みなさんの視聴ペースに併せて、今月中には全科目の「傾向と対策」ができればいいなと考えております。あてにしないで時折ブログをチェックしてくださいね。
「傾向と対策」と申しましても、たいしたことができるわけではありません。すでにご承知のように、昨夏より免許法が改訂され、選択必修科目ができたことで、修了認定試験にも玉突き的にいろいろな変化がありました。昨年夏期受講生にとっての一番の驚きは、それまでの修了認定試験、必修15問(テキスト15章)、選択8問(テキスト8章)の出題から、すべて「まさかの12問出題」(テキスト8章)でした。
テキストはすべて8章立てで、問題数が12問ですから、当然、2問出題される章があるということです。そして、これまでの4回(夏・春2回ずつ)から見る出題方法のもっとも基本的なパターンが、土曜組・奇数章2問、日曜組・偶数章2問というものです。「教育政策」以外のすべての科目がこれに該当します。このパターンはおそらく今期も継続すると思われますので、土曜組は奇数章を日曜組は偶数章を、相対的により多くの時間を割いて復習しておいた方がいい、というのがまず「傾向と対策」のひとつめとなります。
唯一、この原則にあてはまらない「教育政策」の出題パターンはというと、実に、まったく傾向がつかめません。ランダムです。一応、今までの4回の試験の出題された章を網羅してみます。
昨夏(土)1248 (日)1257 今春(土)2478 (日)1578 
土曜日が偶数問ぽくて、日曜日が奇数問ぽいとは言えますが、まあ、不規則です。 強いて気が付く点を言えば、いずれの試験も、第3章と第6章は1問しか出題されていないということです。これは、章を担当する出題者の意向(「2種類も作れっかよ!ざけんな!」)かもしれません。ただし、今後もこの傾向が続くかの保証はありません。
 さて、次に、過去問ではない、いわゆる「新傾向」の問題が出題されるパターンですが、基本的には2問出題される章のどちらかに「新傾向」の問題が出題されるという傾向があります。ところが、これも「傾向がある」と言えるだけで、2問とも過去問であったり、逆に2問とも「新傾向」であったりします。これもなかなか読めません。
 これまでの4回の修了認定試験における「新傾向」問題の出題割合を科目別にみてみると以下の通りです。
「教育の最新事情」40%、「教育政策」31%、「学校経営」42%、「生徒指導」48%、「SC」38%、「環境教育」33%、「情報教育」27%、「外国語」、33%
ちなみに各回の「新傾向」の出題数の増減はほとんどみられませんでした。
ひとつだけ注目したいのは、情報教育の今春日曜組の問題で、昨夏以降に出題された「新傾向」問題が初めて使い回された、ということです。(したがって「新傾向」問題なし)
リニューアルから1年が経過し、4回の試験を経て、情報教育にみられるようにいよいよ過去問使い回しモードに入るか!?という期待感が高まり、注目される今期の修了認定試験です。「狭い試験範囲の中で、違う問題を作り続けるのはもう勘弁!」と嘆く出題者が現れることが期待されますね。
ということで、今期は、「使い回しモード突入」に大いに期待をし、これまでの新傾向問題を「予想問題」として付け加えることで「傾向と対策」に変えたいと思います。

腹心の友キャンペーン実施中!
スポンサーサイト



傾向と対策1 教育の最新事情


リニューアルされてから4回の試験がありました。この傾向と対策では、どの科目においても、昨夏の土曜日の問題を「1」、日曜日の問題を「2」、昨春の土曜日問題を「3」、日曜問題を「4」と表記することにします。
まず手始めは、必修科目「教育の最新事情」です。
この科目は、全12問中、1、3が奇数章2問出題、偶数章1問出題、2、4はその反対に、偶数章2問出題、奇数章1問出題で、規則的でした。この出題方法は今期も同様と予想します。
新傾向の問題は(このブログで「新傾向の問題」というのは「今まで出題されたことのない新しい問題」という意味で使います)、2問出題のうちのどちらか片方が新傾向という感じですが結構例外もありました。(1から4まで第6章はすべて過去問から出題されています。)第5章は、テキストのリニューアルにともなって新設された章なので当然「新傾向問題」となりますので、全体としては40%が新傾向問題でした。


第1章
この章でこれまで出題されてきた問題は、「学びの専門家としての教師とは」と「日本の社会や教育の状況」のどちらか、そして新な傾向として「教育・学びの質」の問題が入ってきています。基本的には簡単な問題が多いですが、ちょっと考え込んでしまいそうな選択肢がありますので注意が必要です。出題される可能性が高い順に並べておきます。

予想問題1
現在の社会状況における学校教育について適切でないものを選べ。 
          
① 近代化が進む現代日本では,基礎基本の徹底と知識量の拡大が求められている。
② 知識基盤社会では,基礎的知識の深い理解が求められている。
③ 近年、日本の子どもたちの貧困格差が拡大し、学力保障が学校に求められてきている。
④ 情報化がすすむ現代,学校で使用する機材や学習環境の変化が求められている。


予想問題2
教師が学びの専門家であるといわれる点について適切でないものを選べ。
①心理学の最新の学習理論を学び,それを説明できる専門家になることが求められている。
②子どもの学びの過程について教師相互が学び合うことが求められている。
③IT機材等の変化を学んでそれを使える専門家の養成が求められている。
④子どもたちの変化に対応するために、学びの質を問う姿勢が求められている。


予想問題3 日本の社会や教育状況について適切でないものを選べ。
① 明治以来行ってきた日本の校内研修での授業研究は,教師の専門的力量向上の場として世界に広がってきている。
② 知識基盤社会において教師は、最新の情報にアクセスできる力が求められる。
③ 経済格差による学力格差は,学校間格差をも生み出している。
④ 教育過程の質として,子どもの居場所感と没頭できる学習時間の保障が求められている。

予想問題4 教育の質向上について,適切でないもの を選べ。
① 教育の質の向上には、構造の質とともに教育過程の質向上を図らねばならない。
② 教育の質の向上を量る最良の指標は,学力テストの平均点がどれだけ上がったかである。
③ 教育の質の向上には,地方自治体や地域、学校の連携が必要である。
④ 教育の質向上には,生徒が学ぶ内容の高度化が期待される。

予想問題5 教職専門性について,次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 専門職の条件の一つが長期にわたる専門職訓練であるから,教師の場合も教員養成
段階だけでなく,実際の教職活動段階でも常に専門性の成長発達を図ることが重要である。

② 教職専門性は,教員採用試験に合格すればそれで十分に保持されている。
③ 教職専門性に関する世界の論議は,教師個人の専門的知識と技術を対象にするという点で一貫して変わりがない。
④ 教職専門性に関する世界の論議は,教職がどれだけ専門職として認められるかという〈地位〉問題に集中され続けている。


予想問題6 教職専門性について述べた,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。           
① 専門職である教師の場合も教員養成段階だけでなく,実際の教職活動段階でも常に専門性の成長発達を図ることが重要である。
② 教職専門性は,教員採用試験に合格すれば十分に保持されているといえる。
③ 近年の教職専門性に関する世界の論議は,教師個人よりも教師の協働性による学校改善を通じた専門性の実現過程に関心を向けている。
④ 教職専門性に関する世界の論議は,教職がどれだけ専門職として認められるかという〈地位〉問題から,教育行為にどれだけの専門的知識・技能を用いるかという教師の〈役割〉問題へとその対象を移してきた。



解答
予想問題1 ①
予想問題2 ①
予想問題3 ②
予想問題4 ②
予想問題5 ①
予想問題6 ②


第2章
過去問としては久々に「教員の給与」にかかわるものが出題されると予想。あとは、いよいよ、「新傾向問題」の使い回し開始と読んでの予想問題。

予想問題1 OECD加盟国における公立義務教育学校の教員給与に関して,正しいものを選べ。
① 日本の教員給与の最高額と初任給との差は,OECD加盟国の中では比較的小さい。
② 日本の教員給与の最高額は,OECD加盟国の中では比較的低い。
③ 日本の教員給与の最高額と初任給との差は,OECD加盟国の中では比較的大きい。
④ 日本の教員給与の初任給は,OECD加盟国の中では比較的高い。


予想問題2 わが国における公立義務教育学校の教員給与について,適切でないものを選べ。
① 都道府県の財政から支払われ、の三分の一が国庫負担である。
② 日本の教員給与は,OECD加盟国の中でも低い方である。
③ わが国の教員給与の最高額と初任給との差は,OECD加盟国の中では大きい方である。
④超過勤務手当の代わりに,一律4パーセントの教職調整額が支払われている。

予想問題3 次の文章中A , B , C , D には,(ア)「人格的リーダーシップ」,または(イ)「制度的リーダーシップ」という語句が入る。組み合わせとして正しいものを選べ。
江戸時代の寺子屋の師匠」と明治時代の学校制度発足後の「教員」との違いを考えるときに,社会学者ウィラード・ウォーラーが提案した(A) と(B) という概念が参考になる。ウォーラーは,「相異なる人間同志の結びつきから必然的に生じる」指導を(C) ,「はじめに支配と服従についての制度があって,その制度が定める型にしたがって行われる」指導を(D )と名付けた。
① A (ア) B (イ) C (ア) D (イ)
② A (イ) B (イ) C (ア) D (ア)
③ A (ア) B (ア) C (イ) D (イ)
④ A (ア) B (イ) C (イ) D (ア)


予想問題4 教師の職業モデルについての説明として,適切でないものを選べ。
① 「私」の求めに応じて、「私」がその報酬を支払う=「師匠」(知識の商人)
② 「公」の求めに応じて、「公」がその報酬を支払う=「学校教員」(国家の教育事業を請け負う准官吏)
③ 「私」の求めに応じて、「公」がその報酬を支払う=「学校の先生」(教育サービスを提供する公務員)
④ 「公」の求めに応じて、「私」がその報酬を支払う=教師の職業モデルとしてはありえない。


予想問題5 次の①~④のうちから,適切でないもの を選べ。
① 1971(昭和 46)年の中央教育審議会答申のなかで、教員の養成と採用と研修に一貫性をもたせた資質能力の向上が提言された。
②「教師の教育行為論」が求められるようになったのは学校の在り方が変わりはじめた高度経済成長期にはいった頃からである。
③ 職業が職業として成立するためには,その職業行為に対し受ける側からのプラスの評価の見返りとして報酬が支払われることが必要である。
④ 教員の給与は,社会における教師の地位や仕事に対しての社会的評価を示す指標となりうる。


正解
予想問題1 ③
予想問題2 ②
予想問題3 ①
予想問題4 ④
予想問題5 ②


第3章
この章は、「教師の専門性」にかかわる問題、「教師の研修」か「教師の資質能力」の問題、「現職研修」の問題が、比較的に予想しやすい順番で出題されています。
ということで、予想問題として、次の4つを挙げておきます。

予想問題1 教師の研修について述べた次のうちから適切でないものを選べ。
① 法律で定められた研修は,初任者研修,10年経験者研修,指導改善研修である。
② 教師の多忙化防止のために,校内研修はなるべく少なくすべきである。
③ 全国にある「教育センター」では,様々な研修プログラムを必要に応じて活用できる。
④ 研修の重要性を強調するものとして、教育公務員特例法には「職責を遂行するために,絶えず研究と修養に努めなければならない」と示されている。


予想問題2 教師の現職研修について正しいものを選べ。
① 法定の現職研修は,初任者研修のみである。
② 多忙な教師にとって校内研修は負担が多く、なるべく少なくすべきである。
③ 全国各地の(総合教育センター,教職員研修センターなど)では,多種多様な研修プログラムを必要に応じて活用できる。
④ 現職研修としては,教師個人の自主研修のことだけを考えればよい。


予想問題3 教職専門性の発達について適切でないものを選べ。
① 教職専門性の発達は,「資質能力向上」ということばとほぼ等しい。
② 教職専門性の発達は,教師の生涯学習として捉えること可能である。
③ 教職専門性は,教員養成段階から新採・新任研修段階を経て,現職研修段階までの過程で継続的に発達していく。
④ 教職専門性は大学の教職課程での知識・技術だけで身に付く。


予想問題4 教員評価のあり方について適切でないものを選べ。
①「評価」とは時間経過による変化の過程を対象とするので,教員評価も教職専門性の発達過程を対象とする。
② 教員評価は個人だけでなく教員集団による実践も評価対象に含めたほうがよい。
③ 教員評価とは,教師個人の勤務成績を客観的・量的・一方的に査定することである。
④ 教員評価はあくまで教育活動の促進が目的であるので,当事者の教師が評価過程に参加する自己評価の側面が重要である。


予想問題5 問3 教職専門性について述べた,次のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 専門職の教師の場合も教員養成段階だけでなく,実際の教職活動段階でも常に専門性の成長発達を図ることが重要である。
② 教職専門性は,教員採用試験に合格すればそれで十分に保持されている。
③ 近年の教職専門性に関する世界の論議は,教師個人よりも学校職場での教師集団に視点を置き,教師の協働性による学校改善を通じた専門性の実現過程に関心を向けている。
④ 教職専門性に関する世界の論議は,教職がどれだけ専門職として認められるかという〈地位〉問題から,教育行為にどれだけの専門的知識・技能を用いるかという教師の〈役割〉問題へとその対象を移してきた。


予想問題6 教職専門性について正しいものを一つ選べ。
① 専門職の条件の一つが長期にわたる専門職訓練であるから,教師の場合も教員養成段階だけでなく,実際の教職活動段階でも常に専門性の成長発達を図ることが重要である。
② 教職専門性は,教員採用試験に合格すればそれで十分に保持されている。
③ 教職専門性に関する世界の論議は,教師個人の専門的知識と技術を対象にするという点で一貫して変わりがない。
④ 教職専門性に関する世界の論議は,教職がどれだけ専門職として認められるかという〈地位〉問題に集中され続けている。


予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ④
予想問題4 ③
予想問題5 ②
予想問題6 ①

第4章
今春は、もう二度と出題されないだろうと思われていた「素朴理論」が出題され、また、「情動制御・自己制御」の古い過去問が出題されました。今期は、「現代日本の子どもを囲む特徴」と「学校教育における学習の基本的特徴」が、そして昨夏、新傾向として出題された「現代日本の少子化事情」が使いまわされると予想。ついでに古い「素朴理論」の過去問も。

予想問題1 現代日本の子どもを囲む特徴として、適切でないものを選べ。
① 少子化が進み、地域に子どもが少ない。
② テレビゲームやスマホ利用が低年齢化している。
③ 保育所の待機児童の問題でわかるように、乳幼児数が増加している。
④ 子どもの友人関係が学校のクラスを中心としている。


予想問題2 学校教育における学習の基本的特徴について、適切でないものを選べ。
① 子どもは何も知らない状態にあるととらえて,白紙状態から教えることが大切である。
② 学習活動により取り入れた知識と自分が持っている他の知識を結びつけ,知識のネットワークを構成する。
③ 多くの知識や技能は繰り返し学ぶことによって定着する。
④ 自己の認識についての自覚を持つことが学習方略を適切に選ぶのに有効である。


予想問題3 現代日本の少子化事情について、適切でないものを選べ。
① 現代日本の大きな特徴は少子化が進み、その改善の見通しがないことである。
② 合計特殊出生率は女性一人あたりの数で、1 を超えていれば少子化とは言わない。
③ 最近の合計特殊出生率は 1. 3 前後である。
④ 合計特殊出生率は上がってきていているが、少子化改善の見込みがあるほどではない。


予想問題4 子どものもつ「素朴理論」をめぐって適切でないものを選べ。
① 素朴理論の限界を明らかにしつつ科学的な考え方を導入することが大切。
② 素朴理論は、乳幼児期から子どもが生活の中で育んできたもので子どもの理論的な考えの始まり。
③ 学校の理科教育などは素朴理論を科学理論に変換する試み。
④ 素朴理論は大人になれば,学校教育の成果として克服される。


解答
予想問題1 ③
予想問題2 ①
予想問題3 ②
予想問題4 ④


第5章 
第5章はリニューアルに伴う「子どもの脳の発達科学」という新しい章立て。したがって4回の問題6問、すべて「新傾向問題」。これまでに出題された6問すべてを予想問題とします。使い回されますように(祈り)。

予想問題1 子どもの脳の発達について述べた次のうちから正しいものを選べ。
① 子どもの脳は,生まれたときには既に完成している。
② 脳の各領域は,それぞれ違うタイミングで発達する。
③ 脳の発達的変化は,生後 3 年間で終わりを告げる。
④ 子どもの脳は,生まれる前にはほとんど変化しない。

予想問題2 正しいものを選べ
① 脳などの中枢神経系は,神経細胞(ニューロン)のみからつくられている。
② 大脳皮質は,前頭葉,側頭葉,頭頂葉,脳幹からなる。
③ ニューロンとニューロンは,シナプスを介してつながっている。
④ 大脳皮質の各領域と認知機能はつながっていない。


予想問題3 正しいものを選べ
① 青年は,児童や成人よりも,自己制御が難しい傾向にある。
② 自己制御には,前頭前野のみが関係している。
③ 前頭前野の活動は,皮質下の線条体の活動に影響を及ぼさない。
④ 皮質下の線条体の活動は、児童期に最も激しい。

予想問題4 適切でないものを選べ。
① 社会脳とは,社会的行動に関わる脳内機構のことである。
② 心の理論は,他者の心的状態を推測する能力のことである。
③ 社会脳は心の理論と関係している。
④ 心の理論は青年期から発達が始まる。


予想問題5 正しいものを選べ。
① 文字を知らない子どもには,キーボードでの文字学習が最も効果的である。
② 子どもはどのようなメディアからも学ぶことはできない。
③ 乳児は,ライブの他者とメディアの他者から同じように学習する。
④ デジタル機器の利用によって子どもの学習支援が可能となる。

予想問題6 正しいものを選べ。
① 心の理論は道徳性の発達に影響を与える。
② 道徳性の判断に社会脳の領域は関わっていない。
③ 道徳性は教育によってのみ育むことができる。
④ 道徳性は児童期に発達が始まる



正解
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ①
予想問題4 ④
予想問題5 ④
予想問題6 ①


第6章
ここは、全科目を通じてリニューアル以来、新傾向問題が出題されなかった大変希少な章です。したがって当然ながら春も予想が当たりました。今期も過去問の使い回しを前提に、この5つのパターンの使い回しと予想します。

予想問題1 特別支援教育の学校支援体制について述べた,次のうちから適切でないものを選べ。
① 特別支援教育コーディネーターの役割は主に、校内の役割,外部との連絡調整,保護者の相談窓口の3つである。
② 特別支援が必要な子どもがいる学級の担任は,個別の指導計画と支援員の配置計画を作成する責任を負う。
③ 校内委員会は,支援の必要な子どもの個別の指導計画を作成し,学校全体の共通理解のもと,実際に支援を行い,再度,支援の評価検討を行う。
④ 通常の学校には,地域の教育委員会や特別支援学校から専門的な知識のある相談員が支援のために巡回することになっている。

予想問題2  インクルーシブ教育に関して適切でないものを選べ。
① 障害者の権利に関する条約とは,あらゆる障害のある人の尊厳と権利を守るための条約である。
② 障害があることを理由に普通教育から排除してはいけないという意識が共有されるようになった。
③ 移動に車いすが必要な生徒がいる場合,合理的配慮の観点から,学校は必ずエレベーターの設置が義務付けられている。
④ 合理的配慮の定義とは、「障害者が他の者と平等にすべての人権及び基本的自由を享有し,又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって,特定の場面において必要とされるものであり,かつ,均衡を逸した又は過度の負担を課さないもの」である。


予想問題3 発達障害とはどのような子どもたちのことか。次のうちから適切でないものを選べ。
① 文部省の学習障害の定義は,「学習障害とは基本的には全般的な知的発達に遅れはないが,聞く・話す・読む・書く・計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである」。
② 文科省の注意欠陥多動性障害の定義は,「ADHDとは,年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力及び/又は衝動性,多動性を特徴とする行動の障害,社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである」。
③ 文科省の注意欠陥多動性障害の定義は,「ADHDとは,年齢あるいは発達に不釣り合いな不注意のみを特徴とする行動の障害で,社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである」。
④ 文科省によると「高機能自閉症(高機能自閉スペクトラム症)とは3歳くらいまでに現れ,他人との社会的関係の形成の困難さ,言葉の発達の遅れ,興味や関心が狭く特定のものにこだわることを特徴とする行動の障害である自閉症のうち,知的発達の遅れをともなわないものをいう。


予想問題4  発達障害の子どもを含む通常の学級の子どもたちに対する3段階の支援の実際について述べた次のうちから適切でないものを選べ。
① 一次的援助サービスとは,どのような子どもにとってもわかりやすい授業を行うなど,全員の子どもたちに対して支援的に関わることである。
② 二次的援助サービスとは,不登校傾向であったり,授業中さえない顔をしたりなど,支援の必要な気配がある子どもに対して支援的に関わることである。
③ 三次的援助サービスとは,支援が必要なことが明らかである子どもに対して,個別や小集団で手厚い支援を行うことである。
④ 一次的援助サービス,二次的援助サービス,三次的援助サービスの中で,すべての子どもたちに支援的に関わる必要はない。


予想問題5 日本は,2007年4月より特殊教育から特別支援教育へ転換した。その後の状況について述べた次のうちから適切でないものを選べ。
① 障害を持つ子どもの教育は,特別支援学校,特別支援学級などの区別された特別な場においてのみを行うようになった。
② 障害を持つ子どもは通常学級にもいるので,学校全体で支援体制を整える必要がある。
③ 2002年文科省の調査では,通常学級における支援の必要な子どもたちの割合は6.3%,2012年では6.5%とされた。
④ 2012年調査では,支援の必要な子どもたちの割合は、小学校1年生では9.8%,中学3年生では3.2%とされた。



正解
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ③
予想問題4 ④
予想問題5 ①

ヒント:
どの問題にも共通ですが、誤4択問題の正解を探す場合、「のみ」とか「だけ」「しか」「すべてが~ではない」などの限定するような言葉が含まれている選択肢が正解であることが多いので、この辺にも注目してみましょう!


第7章
ここは、夏期は、「親子関係」と「社会性と自己本位的行動」の問題に、新傾向問題として「集団遊び」の問題が出題されました。春は、予想通り「集団指導と集団活動」と「学校教育と生徒指導」が出題。今期は、昨夏の新傾向問題・「集団遊び」が使いまわされると予想。

予想問題1 私生活化についての次のうちから,正しいものを選べ。
① 私生活化とは,公的なことよりも私的なことを優先させる態度をいう。
② 私生活化とは,公的なことにも私的なことにも強い関心を抱き、その関心に沿って行する態度をいう。
③ 私生活化とは,公的なことにも私的なことにもまったく無関心な態度をいう。
④ 私生活化とは,私生活を犠牲にしてでも社会に貢献しようとする態度をいう。


予想問題2  集団指導と集団活動について述べたうちから適切でないものを選べ。
① 集団指導とは集団での活動を通して子どもたちを社会化していく教育活動である。
② 子どもは、集団活動における対人関係を通して他者性を意識し,自己をコントロールできるようになり集団活動のルールを理解するようになる。
③ コミュニケーション能力は,集団生活と関係なく子どもが自分一人で自然と身につけていくものである。
④ 子どもは,集団での活動や生活を通してリーダーシップやフォロアーシップについて理解するようになる。


予想問題3 次の文の ( A) および ( B ) に当てはまる組み合わせを選べ。
子どもたちが集団的遊びを楽しいと感じるのは、集団的遊びが( A )をもたらすからである。その( A )によって子どもの関係性が変わり、相互に親密性を深めていく。しかし、本来子どもたちの意見や要求は多様であるから集団的遊びを通じて、子どもたちは互いに( B )することをまなばなければならない。こうした( B ) するということは相手の立場や意見を自分のなかに取り入れていくことを意味するので、子どもの発達にとってはとても大切である。
① A 集団的経験 B 同調
② A 集団的態度 B 譲歩
③ A 集団的興奮 B 妥協
④ A 集団的感情 B 和解

 
予想問題4 親子関係について,次の①~④のうちから,適切でないものを選べ。
① 現代の親は,自分の子どもに過保護で過大評価をする傾向にある。
② 現代の親は,子どもに対して厳しく、権威のある親でありたいと思っている。
③ 現代の親子関係は,親と子が対等で水平的関係になっている。
④ 親は権威と愛情を併せ持ってこそ、親の示す価値・規範を子どもに納得させ習得させることができる


予想問題5 社会性と自己本位的行動について適切でないものを選べ。
① 社会性とは,社会の価値規範,生活習慣等に従って生活できる社会的適応性をいう。
② 今日の子どもたちは,親の私生活優先主義,対等な親子関係のなかで自己本位的になっている。
③ 社会性は子どもが日常生活おける人間関係を通して発達していく。
④ 自己の不利益を顧みないで他人に利益をもたらすような行動を自己本位的行動という。

正解
予想問題1 ①
予想問題2 ③
予想問題3 ③
予想問題4 ②
予想問題5 ④


第8章
前回は、予想通り、「学校内・外との連携」、「「子どもたちの問題行動」が出題。今回は、順番で「教育相談の実際」と「「教師とカウンセラーについて」が出題され、新傾向問題として昨夏に出題された「生徒理解に必要な教師の態度」が使いまわされると予想。

予想問題1 教育相談の実際について、適切でないものを選べ。
① 子どもたちの話す言葉は,本音が隠されたタテマエである場合もある。
② 傾聴とは,言葉に隠されたものに耳と心を傾けることである。
③ 人と人の対等な信頼関係が教育相談には必要である。
④ 教育相談で子どもに言葉が出てこないときはすぐに援助する必要がある。


予想問題2 特集 教師とカウンセラーについて述べた,次のうちから,適切でないものを選べ。
① 子どもと日常生活を共にしている教師は,問題の早期発見もしやすい。
② 教師とカウンセラーはその目指すところが違うので,兼務すべきでない。
④ 教師には,集団への関わりと個に対する関わりの双方が求められる。
⑤ 教育の現場においては,相談活動も教師の役割のひとつと考えられる。


予想問題3 学校内・外との連携について、適切でないものを選べ。
① 教師の専門性を超える事態の場合は、適切な専門機関につなぐことが求められる。
② 学校と家庭,専門機関が互いに情報を共有しながら連携する必要がある。
③ 子どもの問題の多様化に伴い,教師にもアセスメントの力が必要になってきた。
④ 専門性を異にする担任教師と養護教諭は,別々に指導する必要がある。


予想問題4 子どもたちの「問題行動」について述べた,次のうちから,適切でないものを選べ。
① 子どもの「問題行動」にこめられたメッセージを理解する必要がある。
②「反社会的行動」とは他者や社会に攻撃性を向けるものをいう。
③ 過敏性大腸症候群や円形脱毛症という子どもの表れは,「行動化」として分類される。
④ 子どもが悩みを語らない背後には、プライドや大人への不信,気遣いなどがある。


予想問題5 生徒理解に必要な教師の態度について適切なものを選べ。
① 教師に対する暴力や反抗などを「非社会的行動」という。
② 子どもの問題行動は「消し去る」ことをまず第一に考えるべきである。
③ 子どもの話を「聴く」ときには,言葉の裏にある気持ちを理解する必要がある。
④ 教師の勝手な決めつけになるので、生徒の行動の裏にある意味を読み取らないほ
うがいい。



正解
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ④
予想問題4 ③
予想問題5 ③


腹心の友キャンペーン実施中!

傾向と対策2 教育政策

この科目は、2問出題される章が少しランダムで、予想がつきにくいのが特長です。3章と6章だけは、「頑なに」ずっと1問のみの出題(過去問)を堅持しています。2問出題されたのは、1は1,2,4,8章、2では、1,2,5,7章、3では、2,4,7,8章、4では1,5,7,8章と、それぞれなっています。「新傾向問題」は、2問出題される章のどちらかの問題が基本ですが、1の4章は2題とも「新傾向」が、また3,4の8章は出題された2問とも過去問でした。「新傾向問題」もそれほど難しいものではありません。

第1章
1年間で出題7問中、3問が「新傾向」問題でした。使い回しモードを期待して、それらを予想問題として加えておきます。
まず穴埋め四択問題として出題可能性がある問題
 
予想問題1 PISA型学力等に象徴される 21 世紀型学力の育成が提唱される社会経済的背景を説明した次の文の(  )に入る語の組み合わせで最も適切なものを選べ。
近代社会とは,標準化,規格化された労働作業の効率化を通して経済の成長と発展を図る社会です。そうした近代社会における主流の仕事の形態は ( A ) や定型認識作業であり,そこで求められる能力は,標準化された( B )であった。それに対して,ポスト近代社会は,人々の多様で個別的なニーズに応える高付加価値をもった商品や情報,サービスを提供する高度知識情報社会であり、そこでの仕事の形態は( C ) や非定型相互業務が主流となり,人々の多様で個別的なニーズに応える ( D ) が求められることになる。
① A:定型手仕事 B:付加価値を生み出す能力
C:非定型分析業務 D:基礎学力
② A:定型手仕事 B:規範
C:非定型分析業務 D:基礎学力
③ A:定型手仕事 B:基礎学力
C:非定型分析業務 D:付加価値を生み出す能力
④ A:非定型分析業務 B:規範
C:定型手仕事 D:付加価値を生み出す能力

予想問題2 教育基本法第17条で政府に策定が義務付けられ,また,地方公共団体が自らの計画を作成する際に参酌することを努力義務とされている教育の振興に関する施策の総合的計画を何と言うか。次のうちから,適切なものを一つ選べ。
① 教育条件整備計画
② 教育財政計画
③ 教育振興基本計画
④ 教職員定数改善計画


予想問題3 「教育の構造改革」と言われる日本の教育改革についての①~④の文から,不適切なものを選べ。
① 教育改革が促されてきた背景には,教育の失敗は国家の経済競争力を脅かすという考え方が共有されてきたことや,成功した民間の経営手法を公的行政部門に導入し行政の効率性,有効性を図っていくという考え方がなどがある。
② 従来の自治体や学校の自由裁量を尊重する出口管理型の教育行政手法から,政府の方針に沿って進めるよう参入規制とプロセス管理を強める入口管理型の教育行政手法に転換を図っている。
③ PISA型学力に象徴されるような 21 世紀型学力育成が提唱される背景には,経済・社会のグローバル化や高度知識社会化により、非定型的分析,相互作用的業務が増大し他者と係りながら情報を的確に入手,分析,統合する能力が求められてきている等の事情がある。
④ 新学力の育成が,義務教育から高校や大学等にうまく継続されていないという問題認識から,高校教育と大学教育の教育的接続を図る大学入試改革が重視されている。


予想問題4 PISA型学力などに象徴される21世紀型学力の育成が先進主要国で課題とされている社会経済的背景には,経済・産業の構造変化とそれに伴う労働需要の変化が あることが指摘されている。先進国では,1980年代以降,コンピューターなどの生産技術の発展により,勤労者の業務形態とその就業者数が大きく変化し,そうした変化が学校教育で育成すべき学力の内容に転換を迫ってきているとも言われている。産業・就労構造の変化に伴い,次の①~④に示す主要な業務形態のなかで,今後,社会・産業からの需要が最も高まり,それに対応した能力こそ21世紀型学力の育成課題として重要とされている業務形態はどれか,適切なものを一つ選べ。
① 定型手仕事(単純手作業)
② 非定型手仕事(非単純手作業)
③ 定型認識(単純知的作業)
④ 非定型分析(非単純分析的作業)



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ③
予想問題3 ②
予想問題4 ④


第2章
ここも1年間で7問が出題され、内3問が「新傾向」問題でした。使い回しモードを期待して、それらを予想問題として加えておきます。

予想問題1
2008年に学習指導要領が改訂されてからの日本の教育状況で,次の①~④のうちから,適切でないものを選べ。
① 国際学力調査の結果は低下する一方であり,再び学力低下論争が起こった。
② 全国学習状況調査結果における都道府県間の格差は縮まる傾向にある。
③ 知識だけでなく、その活用力や探求心を促す教育が強調されるようになった。
④ 学力向上のための家庭学習の重要性が再認識され、推奨されるようになった。

予想問題2 教えることと,考えさせることのバランスに配慮した授業の例として,次の①~④のうちから適切でないものを選べ。
① 基本的な内容を教師が教えたあと,児童・生徒に小グループでの説明活動を促す。
② 予習で事前の知識を得ることなく,授業の中で自力解決することを促す。
③ 児童・生徒たちが基礎的内容を習ったあとで誤解するような問題を考えさせる。
④ 算数では,計算の手続きを教えるだけでなく,手続きの意味をていねいに教える。


予想問題3 全国学習状況調査の説明として,次の①~④のうちから適切でないものを選べ。
① 基礎的な学力を見る問題と,活用力を見る問題とがある。
② 国語と算数・数学については毎年共通に実施される。
③ 調査対象の生徒は,小学6年生と中学3年生である。
④ 実施当初より悉皆調査で行われ,市町村別成績が公表されている。


予想問題4 2008年に学習指導要領が改訂されてからの日本の教育状況として,適切なものを一つ選べ。
① 公立学校では,「ゆとり教育」が進み,基礎学力が低下を招いた。
② 全国学習状況調査が実施され,基礎学力が偏重されるようになった。
③ 「総合的な学習の時間」が増え,探究的な学力をめざすようになった。
④ 2009年度,2012年度の国際学力調査PISAの成績が大幅に回復した。


予想問題5 2008 年現行学習指導要領の改訂の背景について適切なものを一つ選べ。
① 学力低下が問題とされ,学力向上が目指されるようになっていた。
② 教科の時間数を削減し子どもにゆとりをと主張されていた。
③ 選択科目を増やしていくべきという主張が強まっていた。
④ ゆとりの中で生きる力を育むという理念が生まれていた。


予想問題6 最近の日本の児童・生徒の学力や学習の状況として,適切でないもの を一つ選べ。
① 国際学力調査PISAの成績は,OECD加盟国の中ではトップクラスに回復した。
② 全国学力・学習状況調査で、知識の活用面よりも基礎の習得が弱いことが指摘されている。
③ 学校は,授業のねらいや目標を明確にして,授業方法を工夫するようになってきている。
④ 説明したり,協同解決したりする言語活動を重きをおくことが求められている。



正解
予想問題1 ①
予想問題2 ②
予想問題3 ④
予想問題4 ④
予想問題5 ①
予想問題6 ②


第3章
この章の問題は、リニューアル後、ずっと出題が1問です。それも過去問のみで「新傾向問題」なしですから対策が取りやすいと言えば取りやすい章ですが、問題自体は少しトリッキーなので注意が必要かもしれません。
この章は、これまでの傾向と対策で、以下のように分析されています。
「この章は2014年のリニューアル以後の問題から非常に難しくなったといわれる問題です。それは、選択肢が多岐に渡るテーマのものを組み合わせたマルチ問題となっていることからくるものです。(選択肢相互の比較から正解を導き出すことができない)おまけにテキストに書いてないことも選択肢に入っています。経営学者ドラッカーのことばはテキストに掲載されていますが、選択肢に2回出てきた経営学者バーナードのことばはテキストのどこにも見当たりません。
マルチ問題の選択肢のパターンは次の5つです。
① 法令(特に学校教育法第37条が頻出)にかかわる選択肢
② 学校組織のマネジメントにかかわる選択肢(PDCAサイクルなど)
③ ドラッガー、バーナードによると、なんちゃらかんちゃら選択肢
④ 地域との連携(コミュニティ・スクールなど)
⑤ 小中一貫、9年制義務教育関連選択肢

これまでの問題を振り返ると、正四択問題にしても誤四択問題にしても、「間違った」選択肢として挙げられているのは圧倒的に④と⑤が多く、③はすべて正しい選択肢で、①、②もほぼ正しい選択肢となっています。少し対策の参考になるかもしれません。」
昨年の冬期修了認定試験から使い回しモードに入ってきた気配があり、昨夏は、土日1問ずつの出題で両方とも予想通り過去問からの出題でした。今期は2問出題で、もしかしたら新傾向問題もあるかもしれませんが、ここは出題者を信じて?すべて過去問ということで予想を立ててみます。

予想問題1次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 学校教育法第37条には「校長は,校務をつかさどり,所属職員の人事を管理する」と定めている。
② 学校教育法第37条第2項によれば,学校に「副校長,主幹教諭,指導教諭,栄養教諭その他必要な職員を置くことができる。」とされる。
③ 今後、学校は保護者や地域住民に積極的に情報公開することで協働責任を果たすべきであるとされる。
④ 教育基本法第21条は、9年間の義務教育の目標規定である。


予想問題2 次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 経営学者バーナードによると、組織は「協働行為の体系」だとされる。
② 学校教育法第37条には「指導教諭は,児童の教育をつかさどり,並びに教諭その他の職員に対して,教育指導の改善及び充実のために必要な指導及び助言を行う。」とある。
③ コミュニティスクールは、地域と共にあり、「学校評議員会」を持つ学校である。
④ 小学校と中学校の円滑な接続を目的とした小中一貫・連携教育の形態として、施設一体型,併設型,連携型がある。


予想問題3次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 経営学者バーナードによれば,組織には公式組織と非公式組織がある。
② 学校の教育活動に関わりがある人をステークホルダーと呼び、そうした人たちからの評価を学校関係者評価とする。
③ 学校と保護者・地域住民が連携・協力関係を深めることで新しい教育成果が期待されている。
④ 中教審答申「新しい義務教育を創造する」(平成17年)の中で9年制の義務教育学校の設置が決まった。

予想問題4 次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 学校教育法第37条には「主幹教諭は,校長及び教頭を助け,命を受けて校務の一部を整理し,並びに児童の教育をつかさどる。」とある。
② 学校組織のマネジメントとして,PDCAサイクルを活用して学校監査を推進することが求められている。
③「小1ギャップ」や「中1プロブレム」という言葉は、学校間の段差の際に、意識的に飛躍の機会をつくることの重要性をあらわす。
④ 地域運営学校(コミュニティスクール)では,教育活動の一部を地域社会に移譲することができる。

予想問題5 次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 経営学者ドラッカーによれば,マネジメントとは組織に成果を出させることである。
② 学校教育法施行規則第43条では「小学校においては,調和のとれた学校運営が行われるためにふさわしい校務分掌の仕組みを整えるものとする」とされる。
③ 学校運営のマネジメントにおいても,PDCAサイクルを意識した職務遂行が求められる。
④ 地域に根差した学校づくりのために,「学校参画協議会」を設置し,学校支援地域本部がその活動を担う。



解答
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ④
予想問題4 ①
予想問題5 ④


最後に、出題されやすい学校教育法37条を記しておきます。
第三十七条  小学校には、校長、教頭、教諭、養護教諭及び事務職員を置かなければならない。
第2項  小学校には、前項に規定するもののほか、副校長、主幹教諭、指導教諭、栄養教諭その他必要な職員を置くことができる。
第4項  校長は、校務をつかさどり、所属職員を監督する。
第9項 主幹教諭は、校長(副校長を置く小学校にあっては、校長及び副校長)及び教頭を助け、命を受けて校務の一部を整理し、並びに児童の教育をつかさどる。
第10項 指導教諭は、児童の教育をつかさどり、並びに教諭その他の職員に対して、教育指導の改善及び充実のために必要な指導及び助言を行う。
*この部分は、義務教育学校、中学校、高等学校にも「準用する」とありますので読み替え可能です。


第4章
この章の問題は、土曜日が2問で、日曜日が1問の出題パターン。「同僚性」にかかわる比較的易しい問題が出題され、大別すると次の3つのテーマで少しずつ問題を変えて出題されます。
1.「具体的なシチュエーションでの同僚性・組織的対応」2.「組織的対応」3.「同僚性の構築」です。今期も、この3種類が出題されると予想します。ちなみに、2と3は内容的にはほとんど変わりありません。

【具体的なシチュエーションでの同僚性・組織的対応】
予想問題1 担任するクラスの子どもが,いじめにあっているらしいという情報が入った。組織的な対応を行う教師としてもっとも適切な行動を一つ選べ。

① 自分ひとりで事情聴取をする。
② 秘密保持のために,外部機関にまず相談する。
③ 自分の責任範囲で起こったことなので,しばらく経過を見守る。
④ 状況を管理職、学年教師や養護教諭,スクールカウンセラーなどに状況を伝え,それぞれの立場からの協力を仰ぐ


予想問題2 隣のクラスの子どもが校内持ち込み禁止物を机の中に隠しているのを授業中に発見した。同僚性をもって協働する教師としてもっとも適切な行動を一つ選べ。
① その場で子どもに注意することで終わらせ,担任には報告しない。
② その場で子どもに注意し担任に報告するが、指導は担任に任せる。
③ 授業後に子どもに声をかけ,担任に報告し,その子への指導を以後継続的に担任と協議する。
④ 子どもには注意せず,担任にこっそり報告する。


予想問題3  学年で行う行事の担当になったとき、同僚性を持って協働する教員としてもっとも適切でない行動を一つ選べ。
① 自分の担当した役割についても,他の教職員に報告や相談を行う。
② 自分の担当した役割については,すべて自分ひとりで決める。
③ 他の人の役割についても,知るように努め,率直に意見を言い合う。
④ 協力が欲しい時には,周囲の教師にそれを求める。

【組織的対応】
予想問題4 組織的な対応を行う風土を阻むものとしてもっとも適切なものを一つ選べ。

① 授業研究
② 情報を共有しない態度
③ それぞれが学校の諸課題に気づくこと
④ 実践の目標を共有すること

予想問題5 組織的な対応についてもっとも適切なものを一つ選べ。
① 個々の教員の負担になるので,最小限に留めるべき
② 個々のニーズに応える特別支援教育では不要
③ 不登校など個人の問題については,不可能
④ 教科を超えて,教科指導面で実施することも可能


【同僚性の構築】
予想問題6 講義で取り上げた同僚性の構築について,適切なものを一つ選べ。

① 学校全体の方針の共有や授業研究によっても促進される。
② 教科指導とは関係がない。
③ 個人の考えによるので,組織的に高めることはできない。
④ 懇親会で十分である。


予想問題7 講義で取り上げた同僚性について,不適切なものを一つ選べ。
① 小グループ化を生む。
② 自主的な協働を生む。
③ インフォーマルな助け合いを促進する。
④ 新たな実践への挑戦の基礎になる


予想問題8 講義で取り上げた組織的対応について,適切でないものを一つ選べ。
① 組織的対応の必要な場面は,限定される。
② 組織的対応は,個人の力以上の成果をもたらす。
③ 組織的対応は,特別支援教育でも有効である。
④ 組織的対応は,反社会的な問題行動への対応にも有効である。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ③
予想問題3 ②
予想問題4 ②
予想問題5 ④
予想問題6 ①
予想問題7 ①
予想問題8 ①



第5章
この章は、土曜日が1問、日曜日が2問のパターンで出題されています。2問のいずれかは「新傾向問題」でした。内容的には、「学校と地域の関係」にかかわる比較的易しい問題が出題されます。ただ、「新傾向問題」のテキストの表を読み取る問題や、「学校と地域との連携協力の歴史」にかかわる問題は、ちょっとやっかいなので、過去問で覚えおきましょう。

予想問題1 市区町村教育委員会が考える,教育課程などに関連させたボランティアや民間人の活用の今後のあり方について正しいものを一つ選べ。 (テキストの表2にかかわる問題)
① 学校と地域との連携の利点の一つとして,「教育活動の幅が広がる」ことが指摘されるが,人口規模による違いがあり,人口2万人以下の小規模自治体では,その選択肢を選ぶ自治体はほとんど見られない。
② 人口30万人以上の自治体では,地域連携によって「教育の活動の幅が広がる」とする枝の選択肢は1位であるが,「教職員が調整役を務めるような現状では負担感が増す」という枝が2位になっており,学校と地域の連携に否定的な傾向が見られる。
③ 「学校側ニーズとの調整は教職員の役割が重要になる」の枝の選択順位は,人口規模にかかわらず高く,「教育活動の幅が広がる」や「教職員が子供一人一人に向き合う時間を生み出す」ための,学校ニーズの生かし方が課題になっている。
④ 「学校の自主性の問題なので,学校の判断に委ねるべき」の枝に対する選択順位は,人口規模にかかわらず1位になっている事例が多く,「学校の自主・自立」を目指す教育改革と「学校と地域連携」の推進との調整が課題になっている。

予想問題2 教育課程に関連したボランティアや民間人の活用の今後の在り方についての市区町村教育委員会の考え方を説明した記述として適切でないものを選べ。
① 授業等での協力により教育活動の幅が広がる。
② 学校のニーズとの調整は,教職員の役割が重要である。
③ 教職員が子どもと向き合う時間を増やすために必要。
④ 塾や教育産業に教育委託するほうが適切。

予想問題3 これからの学校と地域との関係について,適切でないものを一つ選べ。
① 地域住民や保護者の学校教育への理解が高まり,共同歩調で子どもの教育課題に対応できるようになる。
② 学校の教育活動に,地域の人材が活用できる。
③ 地域住民や保護者などの誤解に基づく軋轢を最小限にとどめることができる。
④ 進路指導重視の観点から,塾の学校教育参入を想定した支援が打ち出されている。

予想問題4 学校と地域との連携協力をすすめる背景にある社会の変化として適切でないものを選べ。
① 知識基盤社会
② 教育機能の学校外移転による学校廃止の動き
③ 成熟した市民社会
④ 人口減少による地域総掛かりでの子育て・教育への需要


予想問題5 学校と地域との連携協力に関する近年の動きとして、適切でないものを一つ選べ。
① 保護者や地域住民が学校の教育活動を混乱させるおそれがあるため,「閉じられた学校」に転換しつつある。
② 学校評議員制の制度化で学校と地域の連携協力が強まってきた。
③ 地方教育行政の組織および運営に関する法律の一部改正により学校運営協議会を設置する学校が増えている。
④ 学校を地域社会の核として位置づけようという考え方が強まっている。


【学校と地域との連携協力の歴史】
予想問題6 学校と地域との連携協力のこれまでに関する記述として,次の①~④のうちから,適切なものを一つ選べ。

① 大正期、京都の番組小学校は,学校と地域との連携協力の発端とされる。
② 昭和20年代の中期,米国のコミュニティ・スクールがモデルで地域社会との連携協力の動きが広がった。
③ 学校と地域との連携協力は,千葉県野田市の取り組みのように、文部科学省の学校支援地域本部事業が発端である。
④ 学校と地域との連携協力は,東日本大震災が契機で始まったもので,日本の学校教育の歴史ではなかったものである。


予想問題7 学校と地域の連携の歴史的系譜について述べた次のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 学校と地域との連携の歴史は近代学校が発足した明治初期にまで遡り、明治初期に京都府内で設置された番組小学校がよく知られる。
② 明治中期には,学校と地域との関係はいっそう深まるようになり,住民が学校で集会を開くことを想定した集会条例なども制定された。
③ コミュニティ・スクールという名称が流布するのは,昭和30 年代だが,大正自由教育の思想を継承したものである。
④ 学校と地域の連携という考え方は明治後期にでき、学校施設に役揚,警察官詰め所.火の見櫓などの地域施設が複合された。



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ④
予想問題3 ④
予想問題4 ②
予想問題5 ①
予想問題6 ②
予想問題7 ①

 
第6章
この章は、3章同様、毎回1問しか出題されず、それも過去問からの出題ですので、対策が取りやすい章です。「傾向と対策」はこれまでの傾向と対策で十分ですので、そちらをご覧ください。でも一応今期の出題を予想してみます。必ずこのどれかから出題されます。

予想問題1 次の文の中でもっとも適切なものを選べ。
① 学校というものは、いつの時代でも子どもを育てるための重要な場であり、すべての保護者や地域住民から理解され温かく見守られている。
② 学校の設置者は,公立・私立の区別を問わず,施設・設備の安全性に欠陥があったことによって事故が発生した時、国家賠償法に従って損害賠償する法的義務がある。
③ 高校生が、 体育の授業中に教員の指示を無視してプールに飛び込み負傷した場合,判断能力がある高校生であることから,学校設置者が法的責任を問われることはあり得ない。
④ 学校事故は,学校教育における法化現象が深刻化している領域の一つである。


予想問題2 次の文の中でもっとも適切なものを一つ選べ。
① 大規模災害の場合,予測がつかないことから,その災害に起因して児童・生徒が死傷する事態になっても学校設置者の法的責任が問われることはあり得ない。
② いじめ防止対策推進法が「いじめに対する措置」として規定しているのは,被害児童・生徒とその保護者に対する方針で,加害児童・生徒とその保護者については規定されていない。
③ 公立学校の教員に対し,一般公務員よりも厳しい懲戒基準が設定されるのは憲法違反であると考えるのが裁判例の一般的傾向である。
④ 学校は,公立・私立の区別を問わず,法的な存在であり,多様な教育関係法規の見えざる「法の網」の下で運営されている。


予想問題3 次の①~④のうちからもっとも適切なものを選べ。
① いじめ防止対策推進法は,地方公共団体に「いじめ防止基本方針」の策定を義務づけているもので、学校には義務づけていない。
② 教員には,教育の自由が認められているので、教科書は授業の展開上必要があると教員が判断した場合にのみ使用すればよい。
③ 公立・私立の区別を問わず,教員は児童・生徒のロール・モデルとなる存在であることから,高いコンプライアンス(法令遵守)が求められている。
④ 教員には,何を教えるかの裁量権があるので、児童・生徒に必要と考える内容を自由に教育することができる。


予想問題4 次の文の中からもっとも適切なものを一つ選べ。
① 学校は法的存在であるため,教育活動全般に対して常にコンプライアンス(法令遵守)が求められている。
② 体罰を理由とした懲戒処分は非常に厳格に行われており,平成24年度中に体罰を行ったことにより懲戒免職処分を受けた教員は,全国で100名を超す事態となっている。
③ 学校の管理下における教育活動中に,教員の過失により児童・生徒が負傷しても、雇用者の責任が問われ,教員個人が損害賠償責任を負うことはあり得ない。
④ いじめなどの児童・生徒間で行われる行為については,そのほとんどが当事者間で争われるため,学校設置者の責任が司法の場で問われる事案はほとんどない。


予想問題5 次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 平成24年度中に体罰で懲戒免職処分を受けた公立学校教員は数名にすぎず,他の処分事由と比較して処分の甘さが指摘される。
② 部活動において全裸でランニングをさせる指導方法は,体罰に該当するとして教員の指導方針を厳しく指弾した判例がある。
③ 学校と児童・生徒,その保護者間でトラブルが訴訟にまで発展するケースが増加傾向にある。
④ 喧嘩等,児童・生徒間の衝突によって発生した損害については,加害児童・生徒(あるいはその保護者)が損害賠償責任を負う。学校の設置者には法的責任はない。


解答
予想問題1 ④
予想問題2 ④
予想問題3 ③
予想問題4 ①
予想問題5 ④


第7章
この章は、リニューアル後の初回の試験以外はすべて2問出題され、そのうちの1問が「新傾向問題」でした。「防災教育」と「学校の危機管理体制」「学校安全計画」、「学校保健安全法」、「危機管理マニュアル」のいずれかですが、なかなか予想しきれないところがありますので、。

予想問題1 学校安全計画に含むべき内容について適切でないものを一つ選べ。
①通学を含めた学校生活、その他の日常生活における安全指導。
② 地域の交通整理や防犯パトロール。
③学校の施設・設備の安全点検。
② 職員対象の学校安全に関する研修。


予想問題2 学校保健安全法に示された内容について適切でないものを一つ選べ。
① 事件・事故及び自然災害に対応した学校安全計画の策定
② 危険等発生時対処要領(危機管理マニュアル)の策定
③ 児童生徒の持ち物検査
④ 警察等関係機関や地域ボランティアとの連携


予想問題3 危険等発生時対処要領(危機管理マニュアル)について適切でないものを選べ。
① 危険等発生時対処要領は,教育委員会作成のものを必ず使う。
② 危険等発生時対処要領には,危機発生前の準備なども含む。
③ 危険等発生時対処要領は,訓練で問題になった点を改善する。
④ 危険等発生時対処要領は,様々な状況を想定して作成する。


予想問題4 地震災害を想定した学校における事後の危機管理について,適切でないもの を一つ選べ。
① 災害発生直後には、不在の児童生徒の安否確認と,学校で待機するか保護者へ引き渡すかの判断が求められる。
② 帰宅後の児童生徒の安全確保のために,居住地域の被災状況の情報収集が重要である。
③ 学校が避難所となった場合は,学校の業務よりも避難住民の世話を最優先すべきである。
④ 事後の危機管理を円滑に行うには、事前の備えが大変重要である。


予想問題5 学校の危機管理推進上の留意点について,適切でないものを一つ選べ。
① 人的被害を防ぐことを最優先する。
② 学校の危機管理は管理職だけが担う。
③ 学校外の関係機関・団体との連携を図る。
④ 情報収集をし,できるだけ正確に記録を残す。


予想問題6 危険等発生時対処要領(危機管理マニュアル)について,適切でないものを一つ選べ。
① 地域の特性に配慮しながら,学校独自のマニュアルを作成する。
② フローチャートの活用など,わかりやすいように工夫をする。
③ 対応する場合の優先事項がわかるやすいようにする。
④ 一旦作成したら周知徹底するため,数年間は変更しない。

解答
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ①
予想問題4 ③
予想問題5 ②
予想問題6 ④



第8章
この章も、2回目以外はすべて2問出題でした。そのうち「新傾向問題」は、「少年による殺人の発生率の国際比較」の1問のだけでした。

予想問題1 次の文章中の(  )に入る語句としてもっとも適切なものを一つ選べ。
1970年代後半以降,四つの側面で,教育基盤の構造変容が起こってきた。第1は
知の再編や産業・職業構造の高度化の進展に伴う学校教育の教育内容の妥当性・有
用性に関わる知識基盤の変容,第2は情報化の進展と多様な学校外教育機関の増大
に伴う学校教育の独占性・優位性の低下という地位基盤の変容,第3はライフスタ
イル・価値観の多様化と家庭・地域の変化に伴う学校の安全と安心に関わる秩序基
盤の変容,第4は刺激や誘惑の多い豊かな情報消費社会の出現と高学歴化の進行に
伴う意味基盤・努力基盤の変容である。このうち特に(   )の変容は,学校外
での過ごし方や学習の家庭環境等による違いと格差の拡大を促進するという点で,
学校5日制の導入・拡大によっていっそう深刻化したと見ることもできる。

① 知識基盤
② 地位基盤
③ 秩序基盤
④ 意味基盤・努力基盤


予想問題2 国際学力調査の数学について見ると,2011年のIEA(国際教育到達度評価学会)・TIMSSでは,韓国,シンガポール,台湾,香港,日本が1位から5位までを独占し,2012年のOECD(経済協力開発機構)・PISAでもそれら5ヵ国は7位までに入った(上海1位,マカオ5位)。それ以前の調査でも概ね同様であったが,こうした調査結果とその二つの調査について,適切でないものを一つ選べ。
① 両調査の上記5ヵ国・地域では,進学競争・受験競争が激しく,学習塾などの学校外学習が盛ん。
② 両調査の上記5ヵ国・地域では,系統的学修・習得学習を重視。
③ 両調査の上記5ヵ国・地域では,教員の基礎資格が修士レベル。
④ TIMSSとPISAは必ずしも違う学力を測定しているとは言えない可能性がある。


予想問題3 1980年代半ばの臨時教育審議会から現在に至るまで,この間の一連の教育改革について,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
①「三位一体の改革」の一環として,義務教育段階の公立学校教職員の給与の財源となっている義務教育費国庫負担金が従来の2分の1から3分の1に削減された。
② 2006年に教育基本法が改正で第2条(教育の目標)に「豊かな情操と道徳心を培う」ことや「伝統と文化を尊重し,それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」態度を養うこと等の徳目が盛り込まれた。
③ 教育改革の必要性の根拠・理由とされてきた校内暴力・いじめ・不登校 などの「教育病理」と言われてきた諸問題は,この間の改革により改善された。
④ 臨時教育審議会の答申において「個性重視の原則」が掲げられたが,個性を尊重 し育むうえで「名誉の等価性」を実践の基本的前提にすることが重要である。


予想問題4 少年による殺人の発生率の国際比較によれば、日本の低水準を支えている要因として欧米の研究者・関係者が評価しているのは何か、適切なものを一つ選べ。
① 日本経済の成功(豊かさ)
② 日本の殺人・強盗の検挙率の高さ
③ 日本の学校・地域コミュニティのケア機能
④ 日本の伝統文化


予想問題5 次の文章中のに入るべき語句としてもっとも適切なものを一つ選べ。
高校進学率が90%を越えた1970年代後半以降,校内暴力・いじめや不登校などが「教育病理」だとして問題視されるようになった。そして「日本の教育は時代遅れになっている。根本的な改革が必要だ」と言われて,90年代以降,学校5日制の導入と「生きる力」の育成をスローガンに掲げた改革や,公立中高一貫校・学校選択制の導入といった改革が進められた。しかし,こうした「病理的」現象は,日本に固有のものではなく,青少年期の教育が学校で行われ拡大する「学校化」社会,刺激と誘惑の多い都市化社会・高度情報消費社会が共通に抱える文化社会的問題(社会病理)であり,上記のような(   )の改革を進めたからといって解決される問題ではなかった。

① 教育内容
② 入試制度
③ 教育制度
④ 社会制度


予想問題6 次の文章中のに入るべき語句として適切なものを一つ選べ。
OECDが2000年から3年毎に行ってきた国際学力調査PISAの習熟度レベル別割合の変化を見ると,日本では「新しい学力」「自ら学び考える力」「確かな学力」の形成が強調され,発展学習や〔   〕の導入・拡大が進められてきたにもかかわらず,読解力の最低レベルの割合は2000年から2003年にかけて倍増し,数学の最高レベルの割合は2003年から2006年にかけてほぼ半減している。この結果は,このような割合の変化が生じた原因を探る必要性を示すと同時に,学校週5日制導入以降の具体的な改革や学習指導のあり方を再考する必要性を示唆している。

① 総合的学習の時間
② 習熟度別指導
③ 中高一貫教育
④ 学校支援ボランティア

解答
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ③
予想問題4 ③
予想問題5 ③
予想問題6 ②

ヒント:この章の四択の正解選択肢は、制度が始まった2011年以来、ずっと②か③のどちらかでした。特に2014年夏以降は、ほとんどが③。こうなると、出題者が意図的にやっているとしか考えられません。この講師の制度への密かな「抵抗」かもしれませんね。みなさんもそれにあやかりましょう。この章の答えは③(たまに②)です。


腹心の友キャンペーン実施中!

傾向と対策3 学校経営

過去1年間の修了認定試験に見るこの科目の章別の出題問題数は、土曜日が奇数章2問、日曜日が偶数章2問で、規則的です。さらに、「新傾向問題」は、2問出題の章を中心に、どの試験においても12問中5問出題されました。すでに「予想」とは言えませんが、リニューアル以来の「新傾向問題」も含めて出題可能性のある問題を網羅し、「傾向と対策」に代えたいと思います。

第1章
予想問題1 組織しての学校について,次の①~④のうちから誤っているものを一つ選べ。
①組織は,目標,コミュニケーション,協働意欲などの要素で成立している。
②学校組織は,教授・学習組織,運営組織,学校事務組織,研修組織から成り立つ。
③校務分掌とは,年間行事計画,指導計画,学習指導案などの別称である。
④学校の組織は,教師それぞれが自ら判断する余地を残した組織である


予想問題2 次の各文の中で適切でないものを一つ選べ。
① 協働とは、つながりを求め、相互の関係を成り立たせようとする意思や意欲が前提となる。
②協働は、教師それぞれが持つ固有の専門性の発揮を阻害するので、お互いに無視し合うことが大切である。
③協働とは,同じ目標の元に、その実現に向けてお互いにかかわりを深めながら行動することで、チームワークとよばれる。
④協働のある職場をつくりだすことも、校長のリーダーシップによるマネジメントのひとつであり、それを中堅層の教師が支えることが重要である。


予想問題3問1 次の①~④のうちから,誤っているものを一つ選べ。

① 校長の専門職基準とは,学校の組織運営に責任のある校長の社会的に認められた基準および規範のことをいう。
② 校長の専門職基準には,学校経営へのビジョン合意形成とその具体化、ならびに倫理規範とリーダーシップなどがあげられる。
③ 校長に必要な力量として示されたのが校長の専門職基準であり,校長の免許制度確立の取り組みが現在進行中である。
④ 校長の専門職基準は,校長職を専門職として確立しようとする願いが源となっている


予想問題4  学校教育法が定める小学校の職員の規定について,次の①~④のうちから誤っているものを一つ選べ。
① 校長は,校務をつかさどり,所属職員を監督する。
② 教諭は,児童の教育を管理する。
③ 養護教諭は,児童の養護をつかさどる。
④ 事務職員は,事務に従事する。


予想問題5 次の①~④のうちから誤っているものを一つ選べ。
① 中央教育審議会答申「今後の地方教育行政の在り方について」は,学校の自主性・自律性を強調し,人事や予算,教育課程の編成などに関する裁量権限の拡大を提起した。
② 学校の自主性・自律性論は,学校経営学の基本概念をなすものであり,教育委員会と学校の関係や保護者や地域住民と学校との関係が議論されてきた。
③ 学校の裁量権限の拡大に対応するために、多くの教育委員会が学校管理規則の見直しをした。
④ 自主的・自律的な学校経営を進めるにあたって,校長のリーダーシップの発揮が大きな位置を占めることになる。


予想問題6 次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 学校の経営資源には、ヒト,モノ,カネ,情報,時間 などがある。
② 時間は,目に見えないものなので経営資源とはいえない。
③ ヒトを経営資源としてとらえるのは,人間の尊厳の観点から好ましくない。
④ ヒト,モノ,カネなどはすべてを教育委員会が握っているので、学校には経営資源はない。


予想問題7 学校教育法第37条第1項及び第2項について,正しいものを一つ選べ。
① 校長,教頭,教諭,養護教諭及び事務職員を置かなければならない。副校長,主幹教諭,指導教諭,栄養教諭,その他必要な教員を置くことができる。
② 校長,教頭,教諭を置かなければならない。副校長,主幹教諭,指導教諭,養護教諭,栄養教諭,事務職員,その他必要な教員を置くことができる。
③ 校長,副校長,教頭を置かなければならない。主幹教諭,指導教諭,教諭,養護教諭,栄養教諭,事務職員,その他必要な教員を置くことができる。
④ 校長を置かなければならない。副校長,教頭,主幹教諭,指導教諭,教諭,養護教諭,栄養教諭,事務職員,その他必要な教員を置くことができる。


解答
予想問題1 ③
予想問題2 ②
予想問題3 ③
予想問題4 ②
予想問題5 ③
予想問題6 ①
予想問題7 ①


第2章
予想問題1 次の①~④のうちから誤っているものを一つ選べ。
① カリキュラム・マネジメントとは,カリキュラムを編成・実施・評価し,改善をはかる一連のサイクルを計画的・組織的に推進していく手法である。
② カリキュラム・マネジメントとは,指導計画と授業の結びつきをはかることで、授業を教師の個人的な営みから,学校としての組織的な営みにしていくことである。
③ カリキュラム・マネジメントとは,授業の計画・実践・評価で、指導計画の作成と単元のチェックをする校内における取組を促すものである。
④ カリキュラム・マネジメントとは,教授・学習過程と経営管理過程を,また,教育内容系列と条件整備系列とをそれぞれ分離・独立させて運用を図る営みである。


予想問題2 1974年に提唱された「学校を基盤にしたカリキュラム開発( School-Based Curriculum Development : SBCD)」について,次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 教育課程の編成における国の指導の強化を提言。
② 教育課程の編成における保護者参画の保障を提言。
③ 教育課程の編成における学校裁量の重視を提言。
④ 教育課程の編成における教科書会社の意向尊重を提言。


予想問題3 次の①~④のうちから誤っているものを一つ選べ。
① 教育課程は,各学校において編成し、法令並びに学習指導要領に従う必要がある。
② 教育課程は,国が編成するもので,学習指導要領の改訂がその具体的な取組とされる。
③ 教育課程は,教育の内容を児童の心身の発達に応じて総合的に組織した学校の教育計画である。
④ 教育課程の語源は「走るコース」で、学習者がゴールに向かってたどるコース,及び,その課程における活動,学習経験の総体を意味する。


予想問題4 次の各文の中で適切でないものを一つ選べ。
①学校の経営戦略とは、刻一刻と変化する社会情勢に対応するために、学校組織の資源配分を総合的に見定めることである。
②学校の経営戦略とは、学校の教育計画や経営計画などを策定して、学校マネジメントに方向性を与える羅針盤のようなものである。
③学校の経営戦略とは,教育委員会と教職員組合が、個々に作成した、教育財政、人事、勤務条件の改善、職場環境の整備などの方針をすり合わせてつくるものである。
④学校の経営戦略とは,学校の教育目標の達成に向けて、教職員の配置や必要な教材・教具の整備、予算の確保などを図る手立てである。


予想問題5 次の文の( ア ),( イ )に入る語の組み合わせで,正しいものを一つ選べ。
教育課程は,各教科をはじめ特別活動などの目標や内容を示した( ア )をもとに,( イ )において編成するものとされている。
① ア.学習指導要領 イ.各学校
② ア.学校教育法施行規則 イ.市町村教育委員会
③ ア.学校教育法 イ.都道府県教育委員会
④ ア.教育基本法 イ.文部科学省


予想問題 6次のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 体験活動の教育効果は小学校低学年に限定されているので、中・高等学校の教育課程では、体験活動を取り入れない方向が大切である。
②平成元年版の学習指導要領では、充実すべき重要事項の第一として言語活動の充実を各教科等を貫く重要な改善の視点として示した。
③教科等を横断して改善すべき事項として,法教育,金融教育,キャリア教育,食育,安全教育などがあげられた。
④ 各学校において教科間の関連や学年を超えたカリキュラムマネジメントを適正に行うことが求められた。


予想問題7 学習指導要領総則の教育課程の定義ついて,正しいものを一つ選べ。
① 学校教育の目的や目標を達成するために,授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画である。
② 学校教育のグランドデザインを達成するために,年間行事計画との関連において,学年別に組織した学校の教育計画である。
③ 学校教育の目的や目標を達成するために,日課表や週時程との関連において,各教科等別に組織した学校の教育計画である。
④ 学校教育のめざす資質・能力を達成するために,教職員定数との関連において,総合的に組織した学校の教育計画である




解答
予想問題1 ④
予想問題2 ③
予想問題3 ②
予想問題4 ③
予想問題5 ①
予想問題6 ④
予想問題7 ①



第3章
【「義務標準法」にかかわる問題】
予想問題1 次の各文の中で適切でないものを一つ選べ。

①2011年の義務標準法の改正で、小学校第1学年の学級編制の標準が35人に引き下げられ、学級編制に関する市町村教育委員会の裁量も拡大した。
②1993年4月からの第6次公立義務教育諸学校教職員配置改善計画では,一律に学級規模を縮小するのではなく、指導方法の多様化を促進する方策が取られた。
③いわゆる義務標準法は,1958年に義務教育水準の維持向上を目的に制定され、学級編制の標準を50人とした。
④いわゆる義務標準法は、戦後教育改革から生まれたもので、1947年に制定されたが、「すし詰め学級」の解消にはつながらなかった。


予想問題2 次の①~④のうちから正しいものを一つ選べ。
① 2011年の義務標準法の改正で,小学校第1学年の学級編制の標準が18人に引き下げられ,学級編制に関する市町村教育委員会の裁量も拡大した。
② いわゆる義務標準法は,1958年に義務教育水準の維持向上を目的に制定され、学級編制の標準を50人とした。
③ いわゆる義務標準法は、戦後教育改革から生まれたもので、1947年に制定されたが、「すし詰め学級」の解消にはつながらなかった。
④ いわゆる義務標準法は,国民学校時代に制定され,学級編制の標準を65人とした。


予想問題3 いわゆる義務標準法について正しいものを一つ選べ。
① 2011(平成 23)年の改正により,小学校及び中学校の学級編制の標準を,40 人から20 人に引き下げた。
② 制定の目的に義務教育の水準の維持・向上をかかげ,「すし詰め学級」の解消に貢献した。
③ 教育基本法や学校教育法などとともに 1947(昭和 22)に制定され,その後,実態に応じて,学級編制の標準を 100 人にまで引き上げた。
④ 戦時中,国民学校の統合促進のために制定され,その結果,「すし詰め学級」が各地に現れた。


予想問題4「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」の説明について,正しいものを一つ選べ。
① いわゆる「義務標準法」とよばれ,この法律のもとに,学級規模の縮小がなされ,「すし詰め学級」の解消がはかられた。
② 平成19年以降,この法律のもと、教職員定数の改善が着実に進んだ。
③ この法律によれば,小学校においてはティ-ム・ティーチングはできない。
④ いわゆる「義務標準法」とよばれ,この法律のもとに,学級規模の縮小がなされ,20人学級が実現した。

【ティーム・ティーチングの問題】
予想問題5 次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。

① ティーム・ティーチングは,1960年代後半から70年代にかけて,ASEAN諸国における取り組みが紹介され,日本においても試みられるようになった。
② わが国におけるティーム・ティーチングは,教職員配置改善計画に取り入れられることによって普及がはかられ,少人数指導という言葉の定着をみた。
③ 少人数指導か,35人学級か,いずれの選択は,文部科学省の全国的な立場に立っての判断によるとされている。
④ わが国の教授・学習組織改革は,2000年代に高揚期を迎え,とりわけ高等学校においてホームルーム担任の導入,学年共同経営などの試みがなされた。


予想問題6 次の各文の中で適切でないものを一つ選べ。
①ティーム・ティーチングとは、授業で、二人以上の教職員が連携・協力して一人ひとりの子ども及び集団の指導に責任をもつ指導方法である。
②ティーム・ティーチングとは,学級王国を肯定し、互いの学級経営に口を差し挟まないようにする学級担任間の相互の協力体制のことをいう。
③ティーム・ティーチングは,学級内や学級の枠を超え、興味関心に応じて指導するスタイルや、習熟度別や課題別に応じて指導するスタイルなど多様である。
④ティーム・ティーチングのメリットには、多様で複線的な学習活動に対応できる、学習者の個性に応じることができる、複数で個の理解を多面的にとらえる、などがある。


【学級担任にかかわる問題】
予想問題7 次の①~④のうちから誤っているものを一つ選べ。

①学級は,学級担任と児童生徒からなる学校における最も基本的な教育組織の単位であり、教育行財上の単位である。
②中学校で学級担任をやった経験があれば,小学校の教員免許状を所有してなくても,小学校の学級担任となれる。
③ 学級担任制は,一人の教師が,一つの学級の児童・生徒の教科指導および生徒指導のすべてにわたって責任を負うシステムである。
④学級担任制は,子どもの全人格的理解,教科指導と生徒指導の統合などのメリットがある反面,教科指導の専門性の低下,学級間の格差などが問題とされる。


予想問題8 次の①~④のうちから,誤っているものを一つ選べ。
① 学習障害(LD)とか注意欠陥・多動性障害(ADHD)と診断される子どもをはじめ,特別な教育的配慮や支援を必要とする子どもが様々に存在するなど,学級の質的な変化が進んでいる。
② 学級の質的な変化にともない,すべての求めに応じることが困難になりつつあり,学級担任にとって協働がテーマとなっている。
③ 学級の質的変化への戦略的対応として,学級規模の縮小とともにスタッフの質及び量の整備をはかるなど,複数の方策を複合して状況の改善に努める必要がある。
④ 学級担任の専門性を高め,学級経営の独自性を尊重し互いの学級に干渉し合わない学年・学校経営を推進することが,学級内外の困難な状況を改善する有効な対策である。


予想問題9 学級に関する記述について、適切でないものを一つ選べ。
① 学級担任制は,一人の教師が,一つの学級の児童・生徒の学習指導及び生徒指導の
すべてを担当するシステムである。
② 小学校は学級担任制を,中学校は教科担任制をとっている。
③ 日本においては明治期に学級が成立した。
④ 公立の小学校・中学校の教職員の定数や配置は,児童・生徒数によって定めている



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ②
予想問題4 ①
予想問題5 ②
予想問題6 ②
予想問題7 ②
予想問題8 ④
予想問題9 ②


第4章
予想問題1 次の①~⑨のうちから誤っているものを3つ選べ。
①教育基本法第1条では,「教育は,人格の完成を目指し,平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」とされる。
② 学校では,「生涯、健康を維持し続ける子どもの力」を育てることが重要である。
③ 学校は、子どもと教職員双方にとって健康的な環境であることが大切である。
④ 学校では,学校保健安全計画を立案する必要がある。
⑤ 学校教育法によれば,学校は保護者と連携して家庭学習の手引きをつくらなければならない。
⑥ 健康についての方針は,学校保健計画で明確化する。
⑦ 校庭の遊具は日常的に点検を行う必要がある。
⑧ 健康教育で子供たちの健康へのスキルを向上させる。
⑨ 地域の人々に役割を担ってもらう場合は,ゲストティーチャーなどに限る。


予想問題2 次のうちから誤っているものを一つ選べ。
①学校保健活動は,学校保健安全法に基づいて、「学校保健計画」「学校安全計画」として具体化される。
②学校保健計画や学校安全計画の内容は,保護者に知らせなくてもよい。
③地域によっては、いくつかの学校が一緒になって行う地域学校保健委員会がある。
④学校保健活動は,学校長・保健主事・養護教諭を中心に,教職員全体が児童生徒,保護者,地域住民,学校三師と協働で進めていく。


予想問題3 学校保健活動の学校三師と呼ばれる者にあてはまらないものを次のうちから選べ。
① 学校医
② 学校歯科医
③ 学校薬剤師
④学校栄養士


予想問題4 教職員の健康に関して説明している次のうちから誤っているものを選べ。
① 在職者中の教職員で、病気休養者の割合は,約1%である。
② 教職員の精神疾患の割合は,ここ10年間で10倍になっている。
③ 近年,病気休養者の精神疾患の割合は,6割を超えている。
④ 精神疾患で休職するまでの所属校勤務年数は,2年未満が約半数を占めている。


予想問題5 学校教育法37条に定められた養護教諭について正しいものを一つ選べ。
① 校務をつかさどり,学級担任の保健指導を監督する。
② 児童の健康教育を管理する。
③ 児童の養護をつかさどる。
④ 養護事務に従事する


予想問題6 次の文章について,( ア ),( イ )に入る語句の組み合わせとして正しいものを選べ。
学校保健活動は,学校長,保健主事,( ア )を中心とし,学校の教職員全体で児童・生徒,保護者,地域住民,学校三師と( イ )で進められる。

① ア.養護教諭 イ.協働
② ア.教務主任 イ.合議
③ ア.体育主任 イ.連携
④ ア.カウンセラー イ.相談


解答
予想問題1 ④,⑤,⑨
予想問題2 ②
予想問題3 ④
予想問題4 ②
予想問題5 ③
予想問題6 ①


第5章
予想問題1 学校の財務事務について,正しいものを一つ選べ。
① 校長の権限で支出が決定できる学校の予算は30万円までと法律で定められている。
② 学校にある物品の出納や管理は金銭の管理とは異なり財務事務の範囲ではない。
③ 財政難の折,公立学校の学校徴収金は,予算が不足を補うために活用すべきである。
④ 私学助成を受けている学校法人は収支予算書を所轄庁に提出しなければならない。


予想問題2 公立学校の財務と直接「関係がない」ものを一つ選べ。
① 予算科目中の節の区分
② 支出命令機関
③ 物品出納員
④学校法人の会計基準


予想問題3「支出負担行為」について述べた次のうちから誤っているものを一つ選べ。
①「支出負担行為」とは、 公立学校で予算がオーバーをしてしまった時、校長が足らない額を負担すること。
②「支出負担行為」は、予算管理には寄与している。
③学校での「支出負担行為」を認めず,すべて教育委員会において処理する自治体もある。
④公立学校の「支出負担行為」の限度額を引き上げることは、学校の自主・自律性を高めることでもある。


予想問題4 地方自治法上の最少経費の原則について適切なものを一つ選べ。
①公立学校の予算は必要最少限の額を計上し、足りなくなったら住民から寄付を受ければよい。
②公立学校の運営を最少の予算でまかなうことができた学校の教職員には臨時ボーナスを支給すべきだ。
③公立学校の運営を最小限の予算でまかなうことができた学校は、余った予算を次の年に繰り越すことができる。
④公立学校は、住民の福祉の増進に努め最小限の必要経費で最大限の効果が挙がるようにしなければならない。


予想問題5 公立学校の予算が税金であることを考えたとき、適切なものを一つ選べ。
①地方自治体の行う節の区分での予算管理は、ただの目安であり、どの学校でも節間流用を行っている。
②地方自治体における歳出予算は,財政民主主義の原則に則り、行政に対して支出権限を与える文書であると考えられている。
③地方自治体の予算制度では、年度末に公立学校の予算に残額が出た時には、次年度までなら繰り越しができる。
④教育委員会は他の行政組織と異なり、独立した行政委員会であるから、自治体の予算とは関係が薄い。


予想問題6 多くの学校では,教材費や修学旅行費,部活動費などの名目で,保護者から徴収しているが,これについて指摘している内容に 誤りがあるもの を一つ選べ。
① 公立学校の場合,公金とはみなされないため,支出手続きなどのルールが確立していない場合が多く,公金に準じる管理を求める例が増えつつある。
② 部活動費などは顧問教員が個人的に保管・管理をすることになりがちであるため注意が必要である。
③ 憲法は義務教育無償を規定しているから,旅行費用を保護者が負担した場合、修学旅行は学校の教育活動とは見なせない。
④ このような金銭は、預り金としての性格をはっきりさせるために,使途の明示や決算報告などをすることが望ましい。


予想問題7 教材費や修学旅行費など,入学金や授業料(国公立小中学校を除く。)以外に最終的に児童生徒本人の所有になるものや児童生徒に利益が還元されるものを,学校が集金し一括して契約・支払いをすることがあり,これを学校徴収金または学校預り金と呼ぶ。この学校徴収金についてのリスクについて述べた次のうち,誤っているものを一つ選べ。
① 部活動費などでは顧問教員が現金を管理することもあり,紛失・盗難や横領などを誘因しかねない。
②本来学校の予算で支出すべきものを安易に保護者負担に転嫁させてしまいかねない。
③ 修学旅行の際の業者選定では、公正性が担保されるようなルールがないと,業者等による不適切な接待などを誘発しかねない。
④ 会計決算を保護者に公表すると学校の自主性や自律性を損ないかねない。


解答
予想問題1 ④
予想問題2 ④
予想問題3 ①
予想問題4 ④
予想問題5 ②
予想問題6 ③
予想問題7 ④


ヒント:予想問題1,2とも、「学校法人(私学)」の財務に関することが選択肢の正解になっているのに注目です。

第6章
予想問題1 次の①~④のうちから,誤っているものを一つ選べ。
①1980年代以降、「開かれた学校」をめざす様々な取り組みが活発に行われた。
② 学校は独自の判断で,学校運営協議会をもつ地域運営学校(コミュニティ・スクール)になれる。
③ 学校運営協議会は,教職員の任用について,教育委員会に意見を述べることができる。
④ 1987年の臨時教育審議会答申で,学校・家庭・地域の連携が提言されていた。


予想問題2 次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 戦後まもなくアメリカから保護者・地域住民が校長を選ぶコミュニティ・スクールが日本に導入された。
② 1987年の臨時教育審議会答申に基づき、学校運営協議会をもつ地域運営学校(コミュニティ・スクール)が制度化された。
③ 教育実行再生会議の提言で、日本の学校においてPTA組織が誕生した。
④ 学校評議員制度は,校長の要請で保護者・地域住民が学校運営について意見を述べるためにつくられた制度である。


予想問題3 次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 学校運営協議会のある地域運営学校をコミュニティ・スクールと呼ぶ。
② 学校運営協議会の構成メンバーは選挙で選ばれる。
③ 学校教育法改正で学校評価が法的根拠を持つことにより,学校評議員が生まれた。
④ 学校運営協議会をもつ学校は,PTAを廃止しなければならないと法律で決まっている。

予想問題4 次の①~④のうちから,誤っているものを一つ選べ。
①週5日制に移行する際、学校・家庭・地域社会の連携が注目された。
②学校運営協議会は,学校運営の基本的方針について承認する権限を持つ。
③学校評議員は,学校運営・教職員人事についての意見を教育委員会に申し出ることができる。
④学校運営協議会は,学校運営にかかわる地域の住民や保護者の要望を反映させやすい仕組みとして制度化された。


予想問題5 次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
①学校評議員は,保護者の投票で選ばれた5名の代表から成る。
②学校評議員制度は,これまでにない、教育の専門家ではない地域住民や保護者が学校運営に意見を述べる制度である。
③ 学校運営協議会は,地域住民と保護者の投票によって選ばれた5名の代表から成る。
④ 1989年の「生活科」の新設に伴い、学校評議員が制度化された。


予想問題6 次の内から,正しいものを一つ選べ。
① 学校運営協議会の正式名称は、正式には学校支援地域本部である。
② 内閣府が学校運営協議会をもつコミュニティ・スクールの設置の権限を持つ。
③ 学校運営協議会は,教職員の任用について,任命権者に意見を述べることができる。
④ 1987年に臨時教育審議会が、学校運営協議会をもつコミュニティ・スクールの設置を提言した。


予想問題7 次のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 学校と地域社会との関係が教育政策の中で注目されるようになったのは,今世紀以降のことである。
② 各学校は,学校運営にかかわる教職員による自己評価を実施してその結果を公表することが義務付けられている。
③ PTAは、戦後つくられた学校運営に地域住民や保護者が参加できる最初の制度である。
④ 学校評議員は,学校運営について意見を述べる役割を担うので,校長経験者でなければならない。


予想問題8 次のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 学校運営協議会は,教育課程編成などの学校運営の基本的方針について承認する権限を持つ。
② 学校運営協議会は,戦後まもなくの時期、アメリカから導入された制度である。
③ 学校評議員は,各学校の保護者から投票によって選出された代表から成る。
④ 学校評議員は,校長に対し教育課程編成と教員の人事についての意見を述べることができる。



解答
予想問題1 ②
予想問題2 ④
予想問題3 ①
予想問題4 ③
予想問題5 ②
予想問題6 ③
予想問題7 ②
予想問題8 ①

ヒント:「学校運営協議会」と「学校評議員制度」の違いを整理しておきましょう。
 「学校運営協議会」=地域運営学校(コミュニティ・スクール)の運営主体となる組織で、すこしずつ広まりつつあるがどの学校にもあるというわけではない。
 「学校評議員制度」=法律で定められていてどの学校にもある、地域住民や保護者が学校運営に意見を述べる制度

第7章
予想問題1 危機管理マニュアル作成と活用のポイントについて,次のうちから適当でないものを選べ。
① 誰にでも読みやすくシンプルでわかりやすいものがいい。
② 実態に合うよういつでも最新の状態に更新しておくことが大切である。
③ 訓練で職員の熟練の度合いを高めておくことが大切である。
④ マニュアルはめったに使わないので,とりあえず作っておく程度でいい。

予想問題2 大規模災害発生時におけるリーダーの基本について,次のうちから誤っているものを選べ。
①多くの人命にかかわるリーダーの判断と行動は,正しく迅速に行わなければならない。
② 大切なリーダーの判断は、時間をかけて多くの人の話を聞いて行うべきである。
③ 「1分でも早く,1センチでも高い所へ」が大津波の避難では重要である。
④ 1分1秒を争う状況では、リーダーの指示は簡潔かつ明瞭でなければならない。

予想問題3 危機管理マニュアルについて適切なものを選べ。
①マニュアルは、不慮の自体が発生した場合、手続き上も法的にちゃんと仕事をしていたという証明のためにも必要である。
② 現実はマニュアル通りにはいかないので、とりあえず作っておく程度でよい。
③ マニュアルは頻繁に作成するものでないから、詳細ですべてを網羅したものにすべきである。
④マニュアルは、現状が変わっても度々作りかえるようなものではない。

予想問題4 防災教育の重要性について,誤っているものを一つ選べ。
①大規模災害は,そう頻繁におこるものではないので,防災教育はたまにやればよい。
② 防災教育は地道な積み重ねが大事で、「いざ」と言う時に力を発揮する。
③ 良いマニュアルを効果的に生かすには,日常の防災教育が必要である。
④いざという時に効果的な対応をするには、日常の防災教育と訓練が大切である。


予想問題5 大津波発生時の心得について,正しいものを一つ選べ。
① 「1分でも早く1センチでも高い所へ」避難する。
② 時間をかけてもいいのでなるべく近くにいる人を誘って避難する。
③ 時間は気にせず出来るだけたくさんの意見を聞き、避難の方向を決めるべきである。
④ 高い所への避難は時間がかかるので避難地として選ぶべきではない。


予想問題6 大規模災害発生時におけるリ一ダーの判断で正しいものを一つ選べ。
① リーダーの判断で、何よりも優先すべきは、「早さ」である。
② 時間をかけて多くの人の話を聞いてから判断をする。
③ 大津波の時などは,「高い所へ」よりも走りやすい平坦なところへ避難すべき。
④ 時間はかかっても通常の訓練通りに避難すること。


予想問題8 危機管理マニュアル作成と活用のポイントについて正しいものを一つ選べ。
① マニュアルは,シンプルで読みやすく,素人でも理解できるものにすべきである。
② マニュアルは災害発生時の大切な基本なのでやたらに作り替えるべきでない。
③ マニュアルの内容は、口頭で指示すればよく,文書などにすべきではない。
④ マニュアルはめったに使わないので,とりあえず作っておけばいい。


解答
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ①
予想問題4 ①
予想問題5 ①
予想問題6 ①
予想問題7 ①

この章の問題はすべて常識を働かせれば簡単にわかる問題ばかりで、事前の勉強は必要ありません。


問8 
予想問題1 次のうちから誤っているものを一つ選べ。
① 学校評価は,年度末に一年間を振り返るというスタイルで長年にわたって学校内部で実施されてきた。
② 1998年,中央教育審議会答申「今後の地方教育行政の在り方について」は,各学校は、自己評価結果を,教育委員会に説明する必要がある,と提言した。
③ 2000年,教育改革国民会議報告「教育を変える17の提言」は,外部評価の導入を求めた。
④改正学校教育法及び学校教育法施行規則には,説明責任への対応,保護者・地域住民の学校評価への参加,評価結果の公表などが盛り込まれた。


予想問題2 次の各文の中で適切でないものを一つ選べ。
①第三者評価は、外部の専門家を中心とした評価者によって、教育活動その他の学校運営の状況について行う評価のことである。
②第三者評価は、学校関係者を評価者に加え、学校関係者と第三者評価の両方の性格を持つ評価を行うことは原則として認められていない。
③第三者評価は,学校とその設置者が必要であると判断した場合に行うものであり,法令上は、実施義務や実施の努力義務を課すものではない。
④第三者評価の結果をうけ、設置者等は、明らかになった課題を検討し,学校への支援や必要な改善措置を講ずることが求められる。


予想問題3 次の各文の中で適切でないものを一つ選べ。
① 学校評価は、目標の設定を重視するのに対し、教員評価は達成の程度を重視する。
② 教員評価は教職員の資質能力の向上を、学校評価は学校運営の改善を目的にしている。
③評価結果について、学校評価は説明責任を果たすものであるのに対し、教員評価は個人情報であり公表はなじまない。
④ 学校教育目標の達成を評価することでは、学校評価と教員評価は共通している。


予想問題4 次のうちから誤っているものを一つ選べ。
①学校評価ガイドラインは,継続的に見直すこととされている。
②学校評価の取組の中に学校評価ガイドラインの示す内容を取り組むことが期待されている。
③ 学校評価ガイドラインは,学校評価の取組の参考になる目安を示すものである。
④学校評価は,文部科学省の示す学校評価ガイドラインに沿って実施しなければならない。

予想問題5 実効性のある学校評価のための改善点として,次のうちから誤っているものを一つ選べ。
①学校内部では,目標の明確化,評価事務の簡略化と処理システムの整備,組織づくりの工夫などがあげられる。
②保護者や地域住民,学校関係者評価委員への学校評価の趣旨についての説明を省略し,繰り返しアンケートを実施することなどがあげられる。
③ 評価結果の扱を保護者や地域の人々に伝える,学校評価をもとにした学校の説明をはかるなどがあげられる。
④ 教育委員会においては,学校評価結果を施策の策定に生かすなどがあげられる。


予想問題6 文部科学省「学校評価ガイドライン」について,適当でないもの を一つ選べ。
① 学校評価の目的と仕組みが示されている。
② 自己評価と学校関係者評価と第三者評価を組み合わていくことが示されている。。
③ 当初は「義務教育諸学校における学校評価ガイドライン」で示され、以後改訂を重ねて,今のものとなっている。
④ 保護者は学校評価に参加することができない、と示している。


予想問題7 次のうちから,誤っているものを一つ選べ。
① 学校評価は,長年、学校内部の自己評価として行われてきた。年度末にその学校の教職員によって一年間を反省するというスタイルであった。
② 1998(平成 10)年,中央教育審議会答申「今後の地方教育行政の在り方について」は,学校の組織運営に混乱をもたらすので,保護者が学校評価に参加しないようにとの方針を打ち出した。
③ 2000(平成 12)年,教育改革国民会議報告「教育を変える 17 の提言」は,「学校 に親や地域住民による評価制度を導入し,その結果の共有をはかる。」として外部評価の導入を求めた。
④改正学校教育法及び学校教育法施行規則には,説明責任への対応,保護者・地域住民の学校評価への参加,評価結果の公表,情報の積極的な提供などが盛り込まれた


予想問題8 学校評価の結果の扱いについて,次のうちから正しいものを一つ選べ。
① 学校教育法施行規則では,学校は,学校評価の結果を設置者に報告するものとされている。
② 教育公務員特例法によれば,公立の学校に勤務する教員は,学校評価の結果を設置者に報告するものとされている。
③ 学校教育法によれば,公立の学校は,学校評価の結果を文部科学省に報告するものとされている。
④ 教育公務員特例法によれば,公立の学校に勤務する教員は,学校評価の結果を保護者に報告するものとされている。

解答
予想問題1 ② 「教育委員会に」ではなく「保護者や地域住民に」
予想問題2 ② 「学校評価ガイドライン」に「具体的な実施体制については、地域や学校の実情等に応じて、次のような取組を含め柔軟に対応することが考えられる。
(ア)学校関係者評価の評価者の中に、学校運営に関する外部の専門家を加え、学校関
係者評価と第三者評価の両方の性格を併せ持つ評価を行う」とあります。
予想問題3 ①  選択肢④(正しい)参照 「目的の達成」も重視
予想問題4 ④  選択肢③(正しい)参照 あくまでも「ガイドライン」
予想問題5 ②  説明を省略しちゃあだめでしょう
予想問題6 ④  保護者からの評価は「学校関係者評価」のひとつとして重要。
予想問題7 ②  逆
予想問題8 ①  教員個人がすべきことではない。相手は設置者

この章の、特に、「学校評価」、「関係者評価」、「第三者評価」それぞれの目的と相互の関連は大変むずかしいです。管理人も文科省の「学校評価ガイドライン」を読んでようやく理解できた問題もあります。でも、過去問を覚えれば大丈夫です


腹心の友キャンペーン実施中!

傾向と対策4 生徒指導

この科目の出題の順番は、少しだけ変わっています。まず1章から8章までそれぞれ1問ずつ出題されて、9問目から、土曜日が奇数章、日曜日が偶数章の問題がそれぞれ1問ずつ計4問出題されて、全部で12問ということになっています。(ただ並び順が違うだけですが)夏の問題は、「新傾向問題」は24問中、わずか3問でしたが、春はその反動か、24問中、半分以上の13問が「新傾向問題」となりました。今期は、この波が治まり、徐々に全面使い回しモードに移行していくものと思われます・・・と期待しながら、これまでに出題された「新傾向問題」をすべて網羅して「傾向と対策」に代えたいと思います。

第1章

予想問題1 次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
①学級集団に対する効果的なリーダーシップ行動により指導効果を高めるための第一歩は児童・生徒を理解することであり、それが生徒指導の基本である。
② 教師が児童・生徒を理解するためには,個々の児童・生徒の心理的側面のみならず親子関係や家庭環境,友人関係,あるいは学級集団のなかでの位置といった社会的側面についても目を向けなければならない。
③ 学級集団のなかで、インフォーマルな下位集団はフォーマルな下位集団をそのまま反映しているので、教師が学級集団をまとめていくためにはフォーマルな下位集団を把握しておけばよい。
④ソシオメトリック・テストは一定の選択基準を設けて自由に集団のメンバーを選ばせることで、集団の構造や組織化の程度を把握しようとする方法である。


予想問題2 次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 教師は、全ての児童・生徒に対して公平・平等に接しなければならないので、児童・生徒に対する教師の見方や認知の仕方が教師の感情によって異なるようなことは全くない。
② 教師が児童・生徒の学業成績に期待をもつと,その児童・生徒の学業成績が教師が期待通りに伸びていくという現象をピグマリオン効果という。
③ 教師のリーダーシップ行動は,学校・学級活動に対する満足度や意欲的な態度といった児童・生徒の学校モラールに大きな影響を与える。
④ 児童・生徒に対する教師の期待の違いによって教師の働きかけも異なり,教師と児童・生徒との相互作用が異なってくる。


予想問題3 次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
①児童・生徒にとっては学校生活自体が集団活動であるから,学校行事児童・生徒は児童会・生徒会活動ばかりでなく,あらゆる学校生活場面において規範的文化を習得し,規範的態度を形成していくといえる。
② 教師のリーダーシップ行動のうち,例えば,きまりを守るように厳しくいう,物を大切に使うようにいう,といったような教師の行動を学級集団の集団維持の機能という。
③児童・生徒に対する教師の感情的態度が児童・生徒の学業成績や行動特性に影響を与えることもあるし、児童・生徒の学業成績や行動特性が教師の感情的態度に影響を与えることもある。
④ 自己成就的予言とは,ある人に対して強い期待や思い込みをもつと,その期待や思い込みに沿って行動するために当初の期待や思い込みが現実のものとなっていくような現象をいう。教師期待は自己成就的予言の例である。


予想問題4 次の文の( A )および( B )に当てはまる適切な用語の組み合わせを,次の①~④のうちから一つ選べ。
児童・生徒を理解する具体的な方法のうち,児童・生徒の態度・行動を外側から注意深く見て把握する方法を( A )という。また子どもと直接対面して言葉よるコミュニケーションを通して情報を得ようとする方法を( B )という。

① ( A )観察法 - ( B )面接法
② ( A )面接法 - ( B )検査法
③ ( A )検査法 - ( B )質問紙法
④ ( A )質問紙法 - ( B )観察法


予想問題5 パーソナルな関係を基礎に形成される集団は、個々の結びつきが強く,構成メンバーの満足度が高いだけに、メンバーが集団に留まるように作用する力が強い。このような力を何というか。次のうちから,正しいものを一つ選べ。

① 集団帰属性
② 集団圧力性
③ 集団凝集性
④ 集団感情性



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ①(「全くない」という表現に注意)
予想問題3 ②
予想問題4 ①
予想問題5 ③


「ソシオメトリック・テスト」はともかく、「ピグマリオン効果」とか「自己成就的予言」とかいう言葉は覚えても日常の教育活動には全く意味はありませんが、試験対策で不安な方はテキストで復習しておいてください。



第2章

予想問題1 次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 小学校中学年から中学・高校にかけての時期は,子ども社会と大人社会の両方に所属し,中間に位置しているところからマージナル・マンといわれている。
② 子どもの問題行動は,端的にいえば社会的不適応行動、社会的な基準から逸脱した行動である。
③ 生徒指導には積極的生徒指導と消極的生徒指導とがあり、前者は問題行動の防止・治療といった指導であり,後者は全ての子どもの人格的な発達を促す指導である。
④児童期後期から青年期前期にかけては一般的に情緒不安定な時期で、それが平衡を失った問題行動を誘発し,時に暴力的,破壊的な行動に駆り立てる。


予想問題2 次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 反社会的問題行動とは規範秩序に対する攻撃的な行動で、犯罪や非行はその例である。
②社会からの逃避,あるいは離脱を特徴とする行動は非社会的問題行動と呼ばれ、不登校や引きこもり,家出,怠学などはその例である。
③ 犯罪少年とは14歳以上20歳未満で罪を犯した少年で,触法少年とは14歳に満たないで法に触れる行為をした少年をいう。
④ 虞犯少年はまだ犯罪を犯したわけではないので,少年法では非行少年とは定義されていない。


予想問題3 次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 虞犯少年とは,まだ犯罪には至っていないが,少年の性格や環境から犯罪に至る虞(おそれ)のある少年のことで、その虞の理由の一つは「保護者の正当な監督に服しない性癖のあること」である。
② 疎外とは,社会の支配的な価値・規範から疎遠にならざるを得ない状況に置かれているために自分自身に対して否定的にならざるをえない意識の状態をいう。
③ 子どもに対して親が愛情をもっていても,その愛情が子どもに伝わらなければ子どもは親の愛情を感じることはできない。だから親の愛情不足と愛情伝達不足とは別である。
④ マージナル・マンは文化が異なる複数の集団に同時に所属し,いずれの集団の価値規範や行動基準をも同時にもっているために,情緒的に安定している人間のことをいう。

予想問題4 次の①~④のうちから,適切でないもの を一つ選べ。
① 近年、大学への進学率が高くなり、教育機会も増えて,子ども(青年)の社会的成熟が早まるようになった。
② 子どもの問題行動の原因や対策を考えていくことは,一般の子どもの行動には表にあらわれにくい潜在的な問題状況をとらえていくことにもなる
③ 少年法に虞犯の事由としてあげられる「自己又は他人の徳性を害する行為をする性癖」とは、例えば,繰り返し薬物を使用することは自分の徳性を害する行為であり,教師や他の生徒に繰り返し暴力をふるうことは他人の徳性を害する行為である。
④問題行動を起こした子どもは、自分自身で自分の行動の問題性を認識していることが多い。認識しているからこそ敢えて問題のある行動をして自分を見せつけるような極端な問題行動をとるのである。

予想問題5 次の文の( A )および( B )に当てはまる適切な語句の組み合わせを一つ選べ。 人間の発育や身体は,全ての発達段階をで、平均的に成長したり変化したりしていくものではない。急激に成長したり,急激に変化したりする時期、成長や変化が緩やかな時期がある。この身体が急激に発育していく時期を( A )という。そして児童後期から青年前期にかけての時期を( B )という。
① ( A )発育急進期 - ( B )第一発育急進期
② ( A )発育急進期 - ( B )第二発育急進期
③ ( A )身体成長期 - ( B )第一身体成長期
④ ( A )身体成長期 - ( B )第二身体成長期


予想問題6 次のうちから,正しいものを一つ選べ。
①サンクションには逸脱的行動を抑制する積極的サンクションと同調的行動を奨励する消極的サンクションがある。
② 被受容感や被拒絶感は、誰もが抱く自然な感情であり,非行少年と非行を行っていない一般少年の間には何の違いもなく,同じような傾向が見られる。
③生徒指導といっても,実際には一人ひとりの教師が指導していくのであるから,教師集団としての統一的な対応に縛られず、一人ひとりの教師が自分の判断で生徒指導を進めていけばよい。
④ 子どもを指導・援助していくためには,教師は許容的な態度で子どもに接し,子どもの立場に立って子どもの考え方,感じ方,気持ちといった内面を理解しなければならない。こうした感情移入による理解を共感的理解いう。


解答
予想問題1 ③
予想問題2 ④
予想問題3 ④
予想問題4 ①
予想問題5 ②
予想問題6 ④





第3章


予想問題1 思春期について適切なものを一つ選べ。
① 「思春期」と「青年期」は全く別の発達段階である。
② 思春期の特徴は,成熟と成長のアンバランスや不安定さである。
③ 思春期の「第二次性徴」は,性による自意識の変化のことをいう。
④ 思春期におこる身体の変化は,どんな人でも平等に経験する。


予想問題2 思春期について、適切でないもの を一つ選べ。
① 思春期の反抗期は,幼少期の反抗期と質的には同じである。
② 思春期は、小学校高学年くらいから始まることが多い。
③ 思春期には,人間関係づくりも大事だが,自分と向き合う時間も大切である。
④ 思春期には、自己評価を下げ、自己嫌悪に陥る子どもが多い。


予想問題3 思春期の自己意識や親子関係について適切でないものを一つ選べ。
① 思春期には,強まる自己意識や他者意識によって精神的に不安定になる。
② 思春期に自己意識が高まることを「第二の自我の誕生」と呼ぶこともある。
③ 反抗期には,親と子のタテの関係をより強くする意味がある。
④ 親子に自立した関係ができれば、反抗期は終了していると言える。


予想問題4 思春期との付き合い方について,適切でないものを一つ選べ。
① 思春期には、精神的に大きく成長するので,希望を持って見守ることが大切である。
② 思春期の自分探しは苦しい旅路ではあるが,大人になるのに必要な期間でもある。
③ 思春期の心と向き合うには,ななめではなく真正面から向き合うことが重要である。    
④ 言語化が難しい時には,ゲームや絵,工作などのツールが有効である


予想問題5 思春期の特徴について適切でないものを一つ選べ。
① 思春期とは,身体変化が落ち着く高校生以降の時期を表す。
② 思春期には,心身が大きく変化することが多い。
③ 思春期には,人間関係が大きく変化することが多い。
④ 思春期の特徴には,時代の変化や個人差も大きい。


解答
予想問題1 ②
予想問題2 ①
予想問題3 ③
予想問題4 ③
予想問題5 ①
予想問題4の答えは、当初管理人は迷って④としました。「ゲームや工作が思春期かなあ」と思ったからです。しかし受講者から「視聴した講義の中で、思春期の子どもと面接するときには、正面からよりもななめに位置したほうがいい」と講師が言っていた、というご指摘がございました。私は、「えっ?なんだ、『心と向き合う』って物理的な向き合い方のことを言ってるの!?」と驚きました。だとしたらこの問題の選択肢、なんかおかしいですよね。「こころと向き合う」ことに「ななめ」とか「正面」とか・・・。ここは、「思春期の悩みをかかえた子どもと面接する時には、正面から向き合うより斜めに位置したほうがよい」とすべきでしょう。まぎらわしい、というか日本語おかしいし。それになぜかも私には不明。




第4章

予想問題1 不登校の原因について正しいものを選べ。
① いじめの被害者が不登校になるので,いじめのケアが必要である。
② 発達障害の子どもが不登校になるのは,学習が苦手なことが原因である。
③ 不登校の原因は多様であるから、個別のアセスメントが重要である。
④ 退学傾向にある不登校には、厳しい指導が必要である。

予想問題2 不登校の背景事情について適切でないものを一つ選べ。
① 不登校の背景には親の精神疾患や家庭の貧困問題が潜んでいる場合もある。
② 不登校は,「心の問題」であり、「進路(生き方)の問題」ではない。
③ 不登校の背景には,思春期の発達課題の特徴と関係があるケースが多い。
④ 思春期の「問題」は言語化が難しく、身体化・行動化されやすい。


予想問題3 不登校の進路について適切でないものを一つ選べ。
① 不登校の高校進学率は改善され80%以上が進学している。
② 不登校の進学先は,定時制・通信制高校だけでなく、多様化している。
③ 不登校支援は、「在籍校への復帰」を最終的な目標にしている。
④ 高校入学した後でも、場合によっては転学や編入学も可能である。


予想問題4 不登校の支援について適切でないもの を一つ選べ。
① 不登校は、個人情報保護の観点から学校内で解決しなければならない。
② フリースクールも不登校児童生徒が通う場所として認められる。
③ 学校外の専門機関を紹介する際の、インフォームド・コンセントは重要である。
④ 不登校には、「待つ」のみではなく,適切な「働きかけ」も必要である。


予想問題5 不登校の背景について適切でないもの を一つ選べ。
① 不登校と「怠学による欠席」とは重なる。
② 不登校が日本社会で問題になったのは 1950 年代後半からである。
③ 不登校の背景には,必ず「いじめ」問題が潜んでいるので早期発見が重要となる。
④ 不登校の背景には,社会的な要因もある。


予想問題6 不登校について次のうちから適切なものを一つ選べ。
① 不登校の中には,発達障害による生きづらさが原因となるケースもある。
② 無気力で不登校になる生徒には規範意識を叩き込むことが大切である。
③ 不登校生徒の個人情報は,在籍校の中にとどめ、学外にもれないようにすべきである。
④ 家庭内には,生徒と保護者との直接の関係があるので,インフォームド・コンセントは必要ない。


解答
予想問題1 ③
予想問題2 ②
予想問題3 ③
予想問題4 ①
予想問題5 ③
(「必ず」という限定語句に注目!)
予想問題6 ①


第5章 

予想問題1 いじめの予防について適切でないものを一つ選べ。
① 海外には、いじめ防止プログラムを持つ国がある。
② いじめはいけないという規範意識の向上は有効である。
③ 厳しい罰を与えることがもっとも有効である。
④ 大人の温かい関心や関わりが有効である。

予想問題2 いじめの対応について,正しいものを一つ選べ。
① いじめは,いつどこでも起こることなので教師が介入する必要ない。
② いじめをなくすには、加害側に対する厳しい指導がもっとも有効である。
③ いじめは,良好な人間関係のある集団の風土づくりで未然に防ぐことができる。
④ いじめは,子ども間の問題なので保護者とは切り離して指導したほうがよい。

予想問題3 いじめについて,次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① いじめは,文部科学省の定義によれば、強い者が弱い者に対して行うものである。
② いじめは,加害者の家庭環境などの個人的要因で起こり、学級要因とは関係がない。
③ 文部科学省によれば、いじめは,殴る・蹴るなどの暴力に限るとされる。
④ いじめの被害者になると、長期にわたる心身への深刻な影響があるといわれている。

予想問題4 いじめの対応について正しいものを一つ選べ。
① オルヴェウスは,いじめやその防止プログラムの研究者・立案者として有名である。
② スクールカウンセラーは,被害への対応にのみ利用できる。
③ スクールカウンセラーは,教育相談の職種なのでいじめ対応にはなじまない。
④ いじめへの対応は,地域資源と連携しないで学校内で行うべきである。


予想問題5 いじめの定義について,誤っているもの を一つ選べ。
① 文部科学省のかつてのいじめの定義は,弱い者への攻撃を含んでいた。
② 文部科学省のいじめの定義では,心理的な攻撃を含む。
③ 海外のいじめの定義では,繰り返し行われることを含むものがある。
④ 海外のいじめの定義では,心理的な攻撃を含んでいない。


予想問題6 いじめの予防について,誤っているものを一つ選べ。
① いじめ予防対策推進法では,SNSを使ったいじめが含まれる。
② いじめ予防対策推進法は,すでに施行されている。
③ いじめ予防対策推進法では,いじめ対策のための校内組織が設置できる。
④ いじめ予防対策推進法は,いじめ予防には言及していない。


解答
予想問題1 ③
予想問題2 ③
予想問題3 ④
予想問題4 ①
予想問題5 ④
予想問題6 ④



第6章

予想問題1 生徒指導の組織的な実践について正しいものを一つ選べ。
① 生徒指導は常に既存の組織を基に行われるので,チーム形成は不要である。
② 生徒指導では,守秘義務を第一に情報共有は行わないのが良い。
③ 生徒指導では,あえて目に見えるチームをつくることも有効である。
④ 生徒指導では,保護者とはチームを組む必要がない。

予想問題2 レジリエンスについて,次の①~④のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① レジリエンスには,肯定的な期待が関連する。
② レジリエンスには,問題解決スキルも含まれる。
③ レジリエンスとは,弾力性である。
④ レジリエンスとは,変化しない生まれつきの資質のみをさす。

予想問題3 レジリエンスの性質について,適切でないもの を一つ選べ。
① レジリエンスは,困難やリスクからの回復や頑健性を含んでいる。
② レジリエンスは,学校の努力で高めることができる。
③ レジリエンスは,意味ある参加をすることで高められる。
④ レジリエンスは,恐怖心によって高められる。


予想問題4 生徒指導における環境要因について正しいものを選べ。
① 不登校には学級などの環境要因が関係している場合もある。
② 学級環境が変わっても個人の行動は変わらない。
③ 学級づくりは,集団規律を高めるためだけ行うものである。
④ 学級環境と個人の学習意欲は直接な関係はない。


予想問題5 学級アセスメントについて,適切でないもの選べ。
① 学級アセスメントは,アンケートへの回答からも行える。
② 学級アセスメントは,すべて学術的な目的で行うものである。
③ 学級アセスメントは,一人ひとりのニーズに配慮する手がかりにもなる。
④ 学級アセスメントは,組織的に行わなければならない。

予想問題6 マクリーン.A.の意欲的な学級について,次のうちから,正しいものを一つ選べ。
① 意欲的な学級とは,主に叱咤激励によってつくられるものである。
② 意欲的な学級とは,競争によってつくられるものである。
③ 意欲的な学級とは、生徒がつくるもので教師の指導とは関係ない。
④ 意欲的な学級とは,その重要な要素として所属感がある。


予想問題7 生徒指導について,次のうちから誤っているものを一つ選べ。
① 不登校は環境要因で発生することもある。
② よりよい学級環境づくりをすることで子どもの意欲を高めらることができる。
③よりよい学校環境づくりは、予防成長促進にとって重要である。
④ 学校・学級環境とは、学校・学級の物理的な側面のことだけを表す。



解答
予想問題1 ③
予想問題2 ④
予想問題3 ④ 
予想問題4 ①
予想問題5 ② 
予想問題6 ④
予想問題7 ④

*「レジリエンス」なんてことばの意味は知らなくても、否定的なニュアンスのことばを含む選択肢が×ということを覚えておけばOKです。


第7章 

予想問題1 高度に進歩している情報メディアについて、適切でないものを選べ。
① 「メディア」のあまりにも急速な進歩に適応できず,人間がメディア機器に振り回されている現実はかなり深刻な事態である。
② 携帯電話が「ケータイ」と表記されるようになったのは,単なる移動電話機能だけでなく,多機能が付加された「遊具」としても進歩したからである。
③「スマートフォン」(スマホ)は携帯電話というよりもパソコンに近い性質をもち,ネットに容易にアクセスできる便利さを兼ね備えている。
④スマホは多くの高校生や大学生が持っているが、小・中学生はほとんど持っていない。

予想問題2 スマートフォン(スマホ)のリスクについて,適切でないものを選べ。
① 「リスク」とは利益を得られるけれども何らかの確率で必ず被る可能性のある危害や損失のことで,スマホも常にリスクを帯びている。
②スマホの重大なリスクは,スマホを紛失すると個人情報が外部に流出しやすいことである。
③ スマホを利用すればするほど,対面での人関関係の能力が飛躍的に向上する。
④ スマホにのめり込みすぎると,「ネット依存症」に陥りやすい。

予想問題3 「スマートフォン(スマホ)のリスク」について,正しいものを一つ選べ。
① スマホは便利であり,危害や損失を被るリスクも確率的には小さい。
② スマホは紛失や盗難のリスクが高いが,その場合には個人情報も盗まれるリスクも高い。
③ 一日のうちスマホをどれだけ長く使っても,依存症に陥るリスクは高くはならない。
④ 「ネットいじめ」とも呼ばれるスマホ上のいじめは,従来のいじめと何ら変わらない。


予想問題4 「ネットいじめ」について,適切でないもの を一つ選べ。
① 「ネットいじめ」とは,パソコンやスマホなどを介して,相手が不快に感じることをすることを言う。
② 送信者が、単なるいたずらやからかいに過ぎないと思っていても,受信者が「嫌だ,つらい」と強く感じたら,それはいじめである。
③ 「ネットいじめ」は,目に見える暴力的行動ではないので,それほど気にする必要はない。
④「ネットいじめ」は見えにくいだけに,被害は短期間に深刻化しやすいため、気軽に被害を訴えられる環境づくりが重要である。


予想問題5 「ヒューマン・コミュニケーション」について、次の中から適切でないものを選べ。
①「ヒューマン・コミュニケーション」は対面での対人関係で、最も古いコミュニケーション形態である。
②「ヒューマン・コミュニケーション」は身振りや表情によって意思を伝える側面もある。
③ スマホ依存は、「ヒューマン・コミュニケーション」の能力を高める。
④現代の青少年には、「メディア・コミュニケーション」よりも「ヒューマン・コミュニケーション」のほうが重要である。

予想問題6 青少年の「ケータイ・スマートフォン(スマホ)問題」に対する「規制主義と自己規律主義」について,正しいものを一つ選べ。
①教師が一方的に規制するよりも,青少年自身がルールをつくり、自らコントロールできるように促すことが大切である。
②メディア・リテラシーはコンピュータの使用には不可欠であるが、ケータイ・スマホには必要ない。
③いかなる場合も、青少年の「ケータイ・スマホ問題」は、学校で取り扱うべき課題であり,家庭とは関係ない。
④ 「青少年ネット規制法」では,青少年の有害サイトへのアクセスにフィルタリングをかける規制措置を取り決めてはいない。


解答
予想問題1 ④
予想問題2 ③
予想問題3 ②
予想問題4 ③
予想問題5 ③
予想問題6 ①




第8章

予想問題1 「スクールソーシャルワーク」の歴史について、適切でないものを選べ。
①アメリカで、貧困家庭の不就学や児童労働といった問題に対応するために20世紀冒頭に始まった「訪問教師」活動がスクールソーシャルワークの始まりである。
②アメリカの「訪問教師」の役割は、子どもの問題を探るだけでなく、それを改善するために家庭・学校・地域の連携をはかることに重きをおいた。
③ アメリカの「訪問教師」は、1940年代には「スクールソーシャルワーカー」という呼称になった。
④日本では貧しい家庭や長欠児童のために地域に入る「訪問教師」は、これまで存在しなかった。


予想問題2 これまでの生徒指導が陥りやすかった点について、適切でないものを選べ。

①問題行動を類別して対策を講じる傾向が強く、個々の子どもに応じて発達を支援するという発想が弱かった。
②子どもの観察が学校内のみで、一面的になりやすく、家庭や地域での子どもの様子を観察することが弱かった。
③集団生活のルールを守らせることが前面に出てしまい、教師の方針や価値観を子どもたちに押しつけがちな傾向があった。
④教師の仕事は授業での学習指導だけであるから、それ以外の生徒指導をないがしろにしてきた。


予想問題3 「スクールソーシャルワーカー」について、適切でないものを一つ選べ。
① 2008年度から文科省はスクールソーシャルワーカー活用事業をスタートした。
② スクールソーシャルワーカーの配置は、社会福祉士などの専門家がいることによってはじめて可能になる。
③ スクールソーシャルワーカーは,校内で開かれる「支援ケース会議」のコーディネーター役になることが期待されている。
④ スクールソーシャルワーカーの活動は,教師が授業に打ち込めるように,生徒指導上の負担を軽減することにつながる。


予想問題4 「青年前期」の発達的特徴について,適切でないものを選べ。
① 従来言われてきた「思春期」は、今日では「青年前期」と呼ばれており,高校卒業後から20歳代半ば頃の社会人として自立する頃までの「青年後期」と区別される。
② 青年前期には「自分」という意識が芽生えるが,自分の世界がまだ確立できていないために不安が生まれ,友人仲間に無理に同調してみたり,無理に自分を強く見せようとしたりする傾向がある。
③最近の子どもたちは,青年前期特有の言動が表面化しない傾向があり,教師も気づきにくい。
④ 生徒指導の課題は,青年前期の子どもの特徴はどうあれ、学校の指導方針に素直に従わせることである。


予想問題5 スクールソーシャルワークが生徒指導に役立つと考えられる点について,適切でないものを一つ選べ。
① スクールソーシャルワークが生徒指導には全く役立たない。
② 問題を背負った子どもの発達状況に即して環境改善をおこなうという発想が役立つ。
③昨今の貧困,離婚,児童虐待など、子どもを取り巻く環境は深刻であるため、学校外の専門家や諸機関と連係しながらそれを改善していく方法を提示してくれる。
④ もっぱら担任教師がひとりで問題行動の解決にあたりがちであったが、学校そして地域全体で取組む態勢づくりへのきっかけを与えてくれる。


予想問題6 生徒指導の核としての子ども理解について,正しいものを一つ選べ。
① 子ども理解はきりがないので,教師が考える方針で指導するしかない。
② 生徒指導は子どもと毎日接しているクラス担任が責任もっておこなえばよい。。
③ 青年前期の子どもが持つ不安や攻撃性などを常に念頭に置いた子ども理解に努めるべきである。
④ 青年前期は親への依存心が強く,「自我」が未成熟であるという特徴をもつ。


予想問題7 保健室の役割に関して正しいものを一つ選べ。
①「学校保健安全法」では、保健室の役割を、健康管理と救急措置に限っている。
② 保健室は学校組織のなかでは、それほど重要な分掌ではない。
③ 保健室で養護教諭が掌握した子どもの現実については,学校全体でそれをどう生徒指導に生かすかを考えるべきである。
④ スクールカウンセラーが知り得た子どもの現実はすべて養護教諭と共有されるべきである。




解答
予想問題1 ④
予想問題2 ④
予想問題3 ②
予想問題4 ④
予想問題5 ①
予想問題6 ③
予想問題7 ③


腹心の友キャンペーン実施中!

傾向と対策5 スクール・カウンセリング

この科目は、土曜日奇数章・日曜日偶数章がそれぞれ2問出題という規則的なパターンですが、「新傾向問題」の出題では異なりました。土曜日は2問のうちどちらかが「新傾向問題」で、日曜日は多少ランダムに出題されました。

第1章

予想問題 小・中・高等学校におけるスクールカウンセリングについて,次のうちから,適切なものを選べ。
① 戦後導入されたカウンセリングのアプローチは,行動療法が中心であった。
② スクールカウンセラーの配置は,全国どこでも同じように進んできた。
③ スクールカウンセラーが行うコンサルテーションとは,もっぱら保護者自身の問題について相談することである。
④ 教師は、子どもに理解させることに重きを置き、スクールカウンセラーは子どもを理解することに重きを置く。
⑤ ロジャース,Cの提唱したカウンセリングは指示的療法であった。
⑥ 日本のスクールカウンセラーはみな、子どもや保護者に直接関わらず、教師のコンサルテーションばかり行ってきた。
⑦ スクールカウンセラー配置の費用は,平成7年度以降はずっと国が全額負担している。
⑧ 河合隼雄は,スクールカウンセラーは、「育師」であるとして,教師との子どもへの関わり方の違いを明確にした。
⑨我が国の心理カウンセリングに大きな影響を与えたロジャース,C.は,カウンセラーに求められる3条件として,社会規範に合致した場合の肯定的関心,相手の苦悩への共感的理解,カウンセラー自身の自己一致をあげた。
⑩ スクールカウンセラーの勤務時間は,平成7年度当初から,どの都道府県においても,一つの学校に週8時間が確保されてきた。
⑪ スクールカウンセラーが校内で行われる事例検討会に出席したり,研修会の講師になったりすることは控えるようにという通達が,平成22年に文部科学省から出されている。
⑫ 大災害が起こった場合などでは,近隣の都道府県からスクールカウンセラーが緊急派遣されることがある。
⑬ スクールカウンセラーが有益な活動をするには,教職員や保護者との連携・協働が重要である。
⑭ 我が国では、ごく少数の専門家が多数の学校を年に1~2回訪問すれば十分であるという認識が一般的である。
⑮ 教師はもっぱら授業で子どもたちに話し、スクールカウンセラーはもっぱら相談室で子どもの話を聞くという点で両者の活動は常に明確に異なる。
⑯ スクールカウンセリングにおいては,ひとり一人の子ども,保護者などの個性の尊重が大切であり,カウンセラー自身の個性には考慮する必要がない。
⑰ 日本では,国立大学に学生相談施設が設置されてから約 10 年後,公立の小・中・高等学校にもスクールカウンセラーが配置されるようになった。
⑱ 2014 年度,中学校の中には週二日以上スクールカウンセラーが来校する中学校もある。
⑲ロジャース・Cは,カウンセリングと心理療法の間に厳然とした区別があるとし,日本のスクールカウンセラーもその考え方を踏襲するよう臨床心理士会から指示がある。
⑳ すべての行政機関が,「スクールカウンセラーは全国的に配置されているので地域の文化や学校の状況の違いには関係なく同じ活動をすべきである」という通達を出している。
21 日本のスクールカウンセリング事業は,平成 7 年度から全国で開始された。
22 戦後,日本の学校に導入されたのは,主にイギリスの心理カウンセリングであった。
23 スクールカウンセラーの業務は、当初から非行への対応が一番注目されていた。
24 スクールカウンセラーは,生徒が自殺未遂をしたときには,必ず勤務する都道府県以外のスクールカウンセラーと連携しなければならない。

25 スクールカウンセラーはカウンセリングを主な業務とするので,そこにプレイセラピー的要素が入ることはまったくない。
26 スクールカウンセラーは心理テストを行わないところが多いが,テストを行わない場合でも,すべてのケースにおいて心理アセスメントは常に行っているといってもよい。
27 コンサルテーションとは,コンサルタント(カウンセラー)がコンサルティ(保護者や教師)に専門家として上の立場から指導することを意味する。
28 スクールカウンセラーが授業中に教室に入り,特定の子どもを観察して,後で教員と話し合うという形は,中学校では不適切だという見解が日本臨床心理士会から出されている。


解答
④ ⑧ ⑫ ⑬ ⑱ 21 26



第2章
1章と同じ講師であるため、出題の仕方も1章と同じ。これでもかというくらい「教師とスクールカウンセラーとの連携」(正四択)にかかわる選択肢をつくっています。「傾向と対策」として今までの選択肢をテーマ別に並べますので、それぞれの中でどれが正しいかを確認してください。選択肢をご覧になっておわかりのように表現を微妙に変えています。各テーマには、正しいものが複数ある場合もありますし、正しいものがない場合もあります。実際の問題は、これらのテーマの選択肢が組み合わさったものです。

【集団的守秘義務】
1. スクールカウンセラーは守秘義務を負っているので、児童・生徒から聞いた、どのような情報も教師に伝えることはない。 
2. .「集団守秘義務」を守らなければならないのはスクールカウンセラーだけである。
3. スクールカウンセラーは集団守秘義務に基づいて、相談した児童・生徒からの情報を教師に伝える場合がある。
4. 自傷他害の危険があるなどの緊急事態では,スクールカウンセラーは教師に情報を伝えることができる。
5.生徒が危険な暴力犯罪に巻き込まれそうなときにも,スクールカウンセラーには守秘義務があるので教師に伝えることはできない。


【教師のメンタルケア】
                                
1.スクールカウンセラーは児童・生徒の心のケアを目的に配置されているので、教師は自身に関する相談はできない。
2.スクールカウンセラーは教師のメンタルケアにも配慮する。
3.スクールカウンセラーの仕事に支障をきたすので、教師は自身の悩みを相談してはいけない。
4.教師も自分自身が悩んでいることをスクールカウンセラーに相談できる。
5.スクールカウンセラーは医師ではないので,教師のメンタルサポーターとはなり得ない。
6.指導で行き詰ったときにスクールカウンセラーと話しても,教育の専門家ではない
ので無意味である。
7.スクールカウンセラーは教師のメンタルサポーターとして機能することもある。

【カウンセリングを受けている生徒と教師】
1.カウンセリングを受けている生徒に対して、教師はこれまで同様、かかわりを続けるべきである。
2.スクールカウンセラーと面接をしている生徒には、教師はできるだけ関わらないようにするべきである。
3.スクールカウンセラーに任せた児童生徒に,教師はできるだけ関わらないようにす
るのがよい。
4.スクールカウンセラーによるカウンセリングを受けている児童生徒に対しては,カウンセリングの進展を妨げないように,教師は関わりを控えるのがよい。


【こどものうつ】

1. 子どももうつ状態になることがある。
2. 子どもがイライラしているときはうつ状態とは言えない。
3 子どものうつ状態はイライラや自己否定的な行動で表出されることも多い。.


【その他】
1. カウンセリングの目的の第1は、問題の原因を究明することにある。
2.教師とスクールカウンセラーとは常に同じ視点から、児童・生徒を理解しなくてはならない。
3.児童生徒の行為を許容し共感するのがスクールカウンセラーの専門性である。
4.カウンセリングは高度な専門的技術を必要とするものであり,『相談する』などの平易な言葉を使って,児童生徒や保護者に勧めてはならない。



正解
【集団的守秘義務】3、4
【教師のメンタルケア】2、4、7
【カウンセリングを受けている生徒と教師】1
【こどものうつ】1、3
【その他】なし



第3章
第2章と同じ講師なので出題のパターンは同じ。選択肢をテーマ別に並べて対策にしました。少しずつ表現が違う選択肢の中から正しいものが選ぶことができれば対策はバッチリです。正しいものが複数の場合もあるし、ひとつもない場合もあります。実際の問題は、第2章のようにこれらのテーマの選択肢が組み合わさったものです。

【心的外傷体験を話すこと】
1. 外傷的体験を話すと記憶がよみがえり、傷をさらに深くするので、児童・生徒に話をさせないように配慮する。
2. 心的外傷体験の後はその体験を表出することが傷口の消毒作用を持つので,できるだけ早い段階で全員から詳しく話を聞くのがよい。
3. 心に傷を残すような出来事を一緒に体験した者同士が,安心できる場で,その体験を語り合うことは心の回復に役立つことが多い。
4. 外傷的体験について話したがる子どもがいたら、ちゃんと話をさせることが心の回復に役立つ。
5. 心的外傷体験について話すと記憶がよみがえって傷を深くするので,その話をした
がる児童生徒がいたときには話をさせないように配慮する。

【PTSD(外傷後ストレス障害)】
1.PTSD(外傷後ストレス障害)の症状はいずれも後々に深刻な心理的影響を及ぼすので,ごく軽い症状でも医療的支援をただちに必要とする。
2. PTSD(外傷後ストレス障害)の主な症状は,侵入症状,陰性気分,解離症状,
回避症状,覚醒症状などである。
3.PTSDの症状が出るのは精神的に脆弱な特殊な人だけである。
4.軽度なPTSD(外傷後ストレス障害)の症状は危険回避の学習と理解できる側面
もある。

【心的外傷体験】
1.幼少時に心の傷を負うと、その後の人生に必ず悪影響を及ぼすので、すべての子どもは一切の外傷的体験に遭わないように保護されなければならない。
2.心的外傷体験がその後の人生に成長をもたらすと言われていたが,そのような事実はない。
3.心の傷の早期発見のために、一刻も早く児童・生徒の全員に心理的ケアの専門家による面接を実施する必要がある。
4.心的外傷を負うような状況においては,人は誰でも正常な社会適応ができなくなる。
5.幼い子は心的外傷体験に遭遇しても,すぐに忘れてしまうのでその後の人生へ影響を及ぼすことは稀である。
6.心の傷の早期発見には集団検診が有効なので,児童・生徒の全員にできるだけ早く,
心理的ケアの専門家による面接を実施しなくてはならない。

【緊急事態への対処】
1.緊急事態では周囲の大人が落ち着いて対処することが,子どもの心の安定に役立つ。
2.緊急事態への反応の仕方は個人による差が少ないので、マニュアルに従うのがよい。
3.緊急事態における児童・生徒への対応は専門的知識を持つ支援チームに任せるべきである。
4.子どもたちの心は不安定なので,起きている緊急事態についての説明は心配させる
だけであり,何も知らせないほうがよい。
5.過酷な状況においても正常な心の状態を維持できるのは,特殊な訓練を受けた人だ
けである。
6.緊急事態では心の健康を損ないやすいので,全員面談やアンケート調査によって,
早急に心の集団検診を行うべきである。
7.緊急事態においては,本人が自覚している以上に疲労していることが多い。

【心的外傷体験を話すこと】3,4
【PTSD(外傷後ストレス障害)】2、4
【心的外傷体験】なし
【緊急事態への対処】1、7



第4章

予想問題1 不登校の子どもたちへの関わりとして、次の中から正しいものを一つ選べ。
① 子どもが抱えている歴史を理解するために,必ず保護者から生育歴を聴き取る。
② 不登校は家庭環境との関連が深いので、常に家族関係に踏み込んだ指導を行う。
③ 不登校生徒へは教育相談担当がいつも中心となり、担任はそれを補佐する。
④ 怠学傾向にある子どもに対して、不登校の視点で捉え直すことも必要である。


予想問題2 最近の不登校の変化について、次の中から正しいものを一つ選べ。
① 非行との境界線が不明確になってきている。
② 発達障害との関連が疑われるケースは減ってきている。
③ 神経症と関連した不登校の割合が増えてきている。
④ 困難な家庭環境を背景に持つケースはあまり見られなくなった。


予想問題3 最近の不登校の家庭の状況について、適当でないものを一つ選べ。
① 失業や借金などの経済的困難
② 夫婦関係の困難な状況
③ 祖父母の過保護
④ 親の精神疾患


予想問題4 不登校への対応について適切なものを一つ選べ。
① 教室以外の居場所への登校も認めることがしばしば有効である。
② 不登校の児童生徒の学力確保を最優先し、登校につなげるよう努めるべきである。
③ 児童相談所などの専門家に任せて教員の関与は最小限にとどめることが望ましい。
④ 校務分掌にとらわれず,いつでも担任が関わりの中心にならなければならない。


予想問題5 不登校への対応について,適切なものを一つ選べ。
① 家庭の状況について関与することは難しいので,児童相談所などの福祉関連の専門家に任せて教員の関与は最小限にとどめることが望ましい。
② 教育相談・生徒指導・特別支援教育などの校務分掌にとらわれず,いつでも担任が
関わりの中核を担わなければならない。
③ 教室以外の居場所を作り,そういった場所への登校も認めることで,登校への抵抗
を下げることが有効である。
④ 不登校の子どもたちと触法行為を行う子どもたちは,異なる心理社会的な背景をも
っているため,対応の方法は異なっている

正解
予想問題1 ④
予想問題2 ①
予想問題3 ③
予想問題4 ①
予想問題5 ③



第5章

予想問題1 発達障害への関わりの三層構造について、次の中から適切でないものを一つ選べ。
① 「この子どもの障害はどのようなものなのか」ということへの的確な理解
② 「この子どもの障害を、今ここでどのようなテーマにするのが適切なのか」という
ことに関する判断
③ 「この子どもの行動特徴の中には,発達障害以外から来ている部分もある」という
統合的な理解
④ 「この子どもの家族には、他に障害をもっている人がいないか」という遺伝的理解


予想問題2 自閉性障害の特徴について、次の中から適切でないものを一つ選べ。
① 対人的相互反応における質的な障害
② 家族関係の質的な特徴
③ コミュニケーションの質的な障害
④ 興味関心が狭く特定のものにこだわる傾向


予想問題3 発達障害に関する理解について、次の中から適切ではないものを一つ選べ。
① 発達障害を持つ人は、自分の気持を言語化することが苦手である。
② 発達障害を持つ人は、他人の気持ちを推し量ることが苦手である。
③ 発達障害を持つ人は、いわゆる「場の空気を読む」ことが苦手である。
④ 発達障害を持つ人は、状況判断能力に乏しい親に育てられている。


予想問題4 発達障害への理解と関わりの姿勢について、次の中から,正しいものを一つ選べ。
① 発達障害だと診断することをいつでも最優先させるべきである。
② 発達障害は、その中枢神経系の機能障害の側面よりも環境的な側面を重視する。
③ 発達障害が疑われる場合には、できるだけ早く保護者と発達障害への対応を話し合う。
④ 発達障害が疑われる背景には、様々な要因がありうることを視野に入れる。


予想問題5 発達障害と関連した児童生徒に対する対応について,適切なものを一つ選べ。
① 発達障害の可能性がある子どもの指導には,知能検査や発達検査のデータが必要不可欠である。
② 発達障害の子どもが他の問題行動を起こした時は、まず,障害に起因する問題から解決しなければその解決は図れない。
③ 保護者に専門機関による発達障害の診断を勧める場合には,保護者の抵抗感や気持ちの揺れに配慮する必要がある。
④ 多動性や衝動性を示す子どもは誰でも発達障害を抱えているととらえることが重要である。






正解
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ④
予想問題4 ④
予想問題5 ③



第6章

予想問題1 保護者への対応について、次の中から正しいものを選べ。
① 保護者自身が自分が育ってくる過程で辛い経験をしていたとしても、今ではそれを忘れている場合が多い。
② 対応が困難な保護者は、応対窓口を担任一人にしぼったほうが混乱を避けられる。
③ 保護者自身、子どもの頃にいじめ被害にあった辛い経験があっても、おとなの今ではそれが残っていない場合が多い。
④ 保護者自身の子ども時代のつらい体験が,強い怒りのような形で現在の人間関係の中に出てくることがある。


予想問題2 保護者への対応について、次の中から正しいものを選べ。
① 対応が難しい思われる保護者の場合は、常に専門機関に対応をゆだねるのがよい。
② 学校教育が責任を負うのは、子どもの教育においてのみであり、保護者が抱える問題には立ち入るべきではない。
③ 対応が困難な保護者は、実は保護者自身が困難な状況にあることの現れとも言える。
④保護者には常に理性的に対応し、保護者にも理性的な対応を強く求めるべきである。


予想問題3 保護者への対応について、次の中から正しいものを選べ。
① 保護者自身、子どもの頃にいじめ被害にあった経験が、辛い経験として今でも残っていることがある。
② 保護者自身のメンタルヘルス上の問題は、できる限り明らかにすべきである。
③ 家庭内での配偶者間の暴力は、非常に稀であり、万が一の場合も専門機関が対応するので学校が介入する必要はない。
④ 保護者自身が子どもの頃、教師に反発して問題を起こしていても、現在ではそのことを後悔し反省している場合が多い。

予想問題4 保護者への関わりについて,適切なものを一つ選べ。
① 保護者への対応は,「今」が大事で、保護者の過去の歴史については考えないほうがよい。
② 保護者は,「大人」なので,学校が考える常識に合わせてもらうことが大切である。
③ 保護者が抱えている困難な事情にできるだけ寄り添って考えていくことが大切である。
④ 対応が難しい保護者の多くは精神疾患を抱えているので,専門家の手助けが必要である。


正解

予想問題1 ④
予想問題2 ③
予想問題3 ①
予想問題4 ③



第7章

予想問題1 幼稚園と関連機関との連携について,適当でないものを一つ選べ。
1.幼稚園は、地域の小学校との連携し、教育内容の相互理解と改善に努める。
2.幼稚園は地域の療育機関との連携し、幼児の発達の相互理解に努める。
3.幼稚園は地域の医療機関との連携し、幼児の健康面のケアに努める。
4.幼稚園は地域の大学との連携し、必要な学生ボランティアの確保に努める。


予想問題2 保育カウンセラーの業務について、適当でないものを選べ。
1.保育カウンセラーは、幼稚園・保育園・子ども園の保護者の個別相談およびその専門的支援を行う。
2.保育カウンセラーは、地域の保護者の個別相談およびその専門的支援を行う。
3.保育カウンセラーは、幼稚園・保育園・子ども園で園児の問題行動のみに着目した専門的支援を行う。
4.保育カウンセラーは幼稚園・保育園・子ども園で幼児の行動観察に着目した専門的支援を行う。
5.保育カウンセラーは幼稚園・保育園・子ども園で幼児の個別指導を行う。
6.保育カウンセラーは、地域の小学校と連携し、入学後も継続して児童の相談に応じる。
7.保育カウンセラーは、地域の療育機関と連携し、幼児の発達支援を個別に行う。
8.保育カウンセラーは、地域の医療機関と連携し、幼児の健康増進に努める。

予想問題3 保育者と保育カウンセラーとの連携について、正しいものを選べ。
1.保育者は、保育カウンセラーの守秘義務を尊重し、相談内容にはかかわらない。
2.保育者は、保育カウンセラーと連携・協力して保育の質の向上に努める。
3.保育者は、保育カウンセラーといっしょになって保育を行う。
4.保育者は、保育の専門家の立場から保育カウンセラーに保育の指導を行う。
5.保育者と保育カウンセラーは、保育後、話し合いの場で幼児の理解を深める。
6.保育者は、気になる幼児の行動観察を保育カウンセラーに依頼することがある。
7.保育者は、保育カウンセラーによる講演会や懇談会を企画することによって、保護者への支援を行うことがある。


予想問題4 保育カウンセラーの行動観察について,適当でないもの を一つ選べ。
1.朝の登園時と午後の降園時の様子を観察する。
2.自由遊びの場面で、仲間と交わる様子を観察する
3.昼の食事場面で、表情,食べ方などを観察する。
4.静かな部屋で発達テストを行い、テスト場面の様子を観察する。

予想問題5 保育者が気になる子どもへの対応を工夫するために,保育カウンセラーに当該児の行動観察を依頼することがあるが,園生活における観察場面について,適切でないものを一つ選べ。
1. 自由遊びの場面において,遊びの様子や人と関わる様子を観察する。
2. 幼稚園の静かな部屋で,1対1で遊びながら個別対応での様子を観察する。
3. 保育室で一緒に昼のお弁当を食べながら,食事場面の様子を観察する。
4. 片づけの時間や集まりの時間など園生活の区切りの場面における様子を観察する



正解
予想問題1 4
予想問題2 3,5,6,7,8
予想問題3 2,5,6,7
予想問題4 4
予想問題5 2




第8章
この章は、「スクールカウンセリング事業の発展と課題」の問題が、正四択または誤四択で出題されます。(正四択が多い)

予想問題 スクールカウンセリング事業の発展と課題について,次のうちから,正しいものを選べ。
① 2000年の 伊藤美奈子の報告では,調査した学校の60%以上で,教職員のスクールカウンセラーに対する印象は非常にネガティヴであった。
② 追跡調査によると 2006年度に不登校だった児童生徒の5%未満しかスクールカウンセラーに相談しなかった。
③ 児童生徒のカウンセリングでは,言語以外でも自己表現できるように,プレイセラピー的なアプローチが導入される場合がある。
④ 子ども時代にいじめられた経験のある人の割合が6割を越えるという調査結果が得られたことはない。
⑤ 日本におけるスクールカウンセラー事業の開始を「黒船の到来」に喩えたのは、私が尊敬してやまない河合隼雄大先生である。
⑥ 子どもの不登校やいじめの原因やその解決方法を,統計的研究だけから見つけることは難しい。
⑦ 不登校の子どものカウンセリングにおいて,信頼感が生まれたり劣等感を克服したりすること通して,次第に周りの人々との積極的に交流できるようになるケースがある。
⑧ いじめが原因で自殺する子どもの数は,警察の統計によれば,2008年以降,毎年,小学生10名,中学生100名,高校生500名を越えている。
⑨スクールカウンセリング事業開始の翌年から毎年,「学校臨床心理士全国研修会」が開催されている。学校臨床心理士とは,臨床心理士の資格を持つスクールカウンセラーのことである。
⑩不登校は小学生よりも中学生が多く,平成26年度では中学生の約5%が不登校である。。
⑪「いじめ防止対策推進法」では,いじめは「強者が弱者に対して一方的に行う心理的または物理的な攻撃」とされ,そのなかに,「インターネットを通じて行われるものを含む」という記述がある。
⑫ あらゆる調査で、子どもが自殺する理由として最も多いのは,親への不信感であるとされる。
⑬ 本間友巳(2001)による保護者への調査によると、スクールカウンセラーに相談することによって,「子供との関係が良くなった」「先生との関係が良くなった」という声が多い。
⑭文部科学省の不登校の定義(2000)は,「病気や経済的な理由を除き,心理的,情緒的,身体的,社会的要因・背景により,登校できないもの」であって,「怠学」は不登校から除外されている。
⑮ 公立中学校勤務のスクールカウンセラーが,校区の小学校での相談に応じることは,法的にできない。
⑯ 道徳性や精神性の涵養はいじめや自殺の防止にはまったく役に立たない。
⑰ スクールカウンセリングの効果は,不登校やいじめの減少率からはっきりわかる。
⑱ 文科省(2014)が示す不登校の類型は、「無気力型」「遊び・非行型」「怠学型」の 3 つである。
⑲ いじめ問題では,スクールカウンセラーはもっぱら被害者のケアにかかわり、加害者にはかかわらない。
⑳ スクールカウンセラーが教師と共に行う自殺予防の取り組みには,ストレス緩和の方を
教えることや,周囲の援助を求めるように促したりすることなどがある
21 日本にスクールカウンセラー事業が導入されたことは,「個人」を大切にすることを意味し、画期的であったと見方もある。
22 2014 年の文部科学省による「不登校に関する実態調査」では,2000 年度に不登校であった児童生徒の約5%がスクールカウンセラーに相談していた。
23 1995 年にスクールカウンセラー事業が開始された当初から数年の間に,欠席しがちな子どもをに「別室登校」させるというシステムがどの学校でも採用されるようになった。
24 「いじめ防止対策基本法」の「いじめ」の定義は,「自分より弱い者に対して,一方的に攻撃を加えるもの」である。
25 「不登校」は「登校拒否」とまったく異なった概念である。
26 不登校の生徒が,「学校恐怖症」や「うつ状態」と呼ばれるような様相を呈するこ
とがあるというのは,全くの誤解に基づく偏見である。
27 いじめの加害者の中には,あまり罪悪感を持たない者もいるが,被害者はしばしば
深い心の傷を負い,長年,その後遺症に苦しむ。
28 学校を欠席しがちな子どもにスクールカウンセラーが会うときには,もっぱら趣味
の話をし,学業について話すことはない。



正解
 ③、⑤、⑥、⑦、⑨、⑬、⑳、21 27



腹心の友キャンペーン実施中!

傾向と対策6 環境教育

この科目は、昨年度リニューアル以来4回の試験とも、もっとも規則的なパターンで出題されました。つまり、土曜日・奇数章が2問出題でうち1問が「新傾向問題」、日曜日・偶数章が2問出題で同じくそのうちの1問が「新傾向問題」というわけです。まあ、こういうことが分かっていたからと言って、「傾向と対策」に役立つかと言えば微妙なわけですが・・・・。内容そのものは環境問題について、常識を働かせれば容易に解ける問題がほとんどなので、心配いりません。ただし、第3章に出てくる「ビオトープ」「グリーンカーテン」など聞きなれないキーワードについては、テキストできちんと復習しておく必要があるかもしれません。(もっともこれらは前回出題されたので今期は出題されないかもしれません)とりあえず他の科目同様、1年経って使い回しモードに突入することを祈願して、これまでの過去問に「新傾向問題」を付け加えて「傾向と対策」に代えます。

第1章
予想問題1環境教育の題材として、次の中からもっとも適切でないものを選べ。
①水資源や土壌にかかわること。
②物質の循環にかかわること。
③エネルギー資源にかかわること。
④地震発生のメカニズムにかかわること。

予想問題2 持続可能な社会について,適切でないものを一つ選べ。
① 人間の活動から出る二酸化炭素の排出を削減する社会。
② 物や資源の再利用を行う社会。
③ 人間の活動が広がることと限りある地球の容量とのつり合いをとる社会。
④ 人間の活動の広がりに合わせて自然を活用する社会。

予想問題3 環境教育の実施にあたって指摘されるポイントで、次の中から適切でないものを一つ選べ。
①環境問題は、一つの課題だけ解決できるわけではないので、総合的に判断すべきである。
②自然や社会の中でよりよく生きていくために、社会システムを理解し保全するという観点で行う。
③環境問題の解決に取り組む人間を育成するという「生き方教育」,もしくは「人の文化の問題」でもある。
④人口,開発,貧困,食糧,民主主義,人権や平和などあらゆる問題に関する環境、その持続可能性を探る教育が行われる必要がある。


予想問題4 環境教育と環境保全の必要性について,適切でないものを一つ選べ。
① 環境教育は,学校教育で担えば十分である。
② 地球上の生物の生息地等に与える影響は無視できない段階になってきている。
③ 持続可能な社会のためには,環境保全に真摯に取り組む必要がある。
④ 政府・民間の相互連携で環境保全の取組みを行うことが急がれている。


予想問題5 「持続可能な社会」の具体的な社会像として,適切でないもの を一つ選べ。
① 低炭素社会
② 循環型社会
③ 化石燃料大量消費社会
④ 自然共生社会


予想問題6 次の図(テキストp1図2)は,環境問題に対して種々の環境現象をインターリンケージとして表している。図中のAとBに入る語句の組合せとして適切なものを一つ選べ。
① A:気候変動 B:大気汚染
② A:気候変動 B:生物多様性減少
③ A:地球温暖化 B:気候変動
④ A:海水温上昇 B:生物多様性減少
(過去問の現物を持っている方はそれを参照してください。)

解答
予想問題1 ④
予想問題2 ④
予想問題3 ②
予想問題4 ①
予想問題5 ③
予想問題6 ②



第2章

予想問題1環境教育によって学校教育で望むべき児童・生徒の姿を表した文中の(  )に入る語句の組み合わせとして,正しいものを一つ選べ。
・自分の周りの自然や社会,生活にかかわる中で( A  )をもてる
・環境に対し,発見や疑問を持ちながら考え,(  B ) をもてる
・環境の保全のためにどういう行動をとったらいいのか( C  )して問題を解決できる

① A:公害問題に関心,B:豊かな心情,C:考え,行動したり,協力したり
② A:環境に対する豊かな心情,B:表現していく能力,C:考え,行動したり,協力したり
③ A:公害問題に関心,B:豊かな心情,C:考え,行動
④ A:環境に対する批判的な能力,B:豊かな心情,C:考え,行動

予想問題2 持続可能な開発のための教育(ESD)について,正しいものを一つ選べ。
① 国連決議以前に,日本には 「環境の保全のための意欲の推進及び環境教育の推進に関する法律」があり国及び地方公共団体で取り組んでいた。
② 「環境の保全のための意欲の推進及び環境教育の推進に関する法律」は,国と地方公共団体の環境保全にかかわる責務を明らかにしていて民間団体は別である。
③ 「環境の保全のための意欲の推進及び環境教育の推進に関する法律」には,環境保全活動の増進及び環境教育についての基本理念が示されている。
④ 世界各地で発生している環境破壊問題を解決することだけのために決議されたものである。

予想問題3 学校での環境教育の扱いについて,正しいものを一つ選べ。
①学習指導要領では、学校での環境教育は,小学校では,自然観察,中学校では環境調査をテーマとし総合的な学習の時間の中で行うことが望ましいとされる。
② 学校における環境教育は,各教科等との関連を図りながら,教育活動全体の中で扱うことが望ましい。
③ 学習指導要領では、学校における環境教育は,環境保全の内容のみを扱うようにと示されている。
④ 環境教育は,小学校低学年ではゴミの処理の学習、小学校高学年では自然観察を通して感受性を育てることが基本とされる。


予想問題4 次の図は,学校における一般的な環境教育全体計画の構造である。A・B・Cに入る語句の組み合わせとして,以下の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
   
 環境教育全体計画
         ↓
     (   A   ) 
         ↓
     (   B   )
         ↓
   求める子ども像(つけたい力)
         ↓
     (   C   )
         ↓
     各学年の重点
         ↓
各学年の道徳教育・特別活動・総合的学習の時間等


① A:学校教育の目標 B:環境教育の目標 C:環境教育の重点
② A:学校教育の目標 B:環境教育の重点 C:環境教育の目標
③ A:学校教育法 B:環境教育の目標 C:環境教育の重点
④ A:学校教育法 B:環境教育の重点 C:環境教育の目標


予想問題5 学校における環境教育の評価について、次の中から,正しいものを一つ選べ。
①環境教育の評価は、児童・生徒による二酸化炭素の排出量の削減具合によって評価する。
②環境教育は、必ず総合的な学習の時間の中に評価項目を設定し評価する。
③理科と社会科の中で、環境教育にかかわる内容や項目を設け評価する。
④環境教育では、環境保護や環境保全に対する評価が直接行われるわけではない。


予想問題6小学校の環境教育の教材を開発する上で,もっとも適切でないものを一つ選べ。
① 身近な環境問題について扱うことで、児童の理解が促進される。
② 小学校低学年で地球規模の環境問題を取り上げると,環境問題を理解しやすい。
③ 発達段階を応じた魅力ある題材を使うことで,興味や関心を高められる。
④ 身の回りの環境に触れる体験的な活動により,環境への理解が深められる。


予想問題7学校における環境教育の推移について,もっとも適切でないものを一つ選べ。
① 昭和43年告示の学習指導要領で,「公害」が扱われるようになった。
② 公害についての学習は,現在も理科だけで扱われている。
③ 平成元年に改訂された学習指導要領で,環境保全やエネルギー資源等の学習が大幅
に増えた。
④ 総合的な学習の時間の新設に伴い,環境教育をテーマとして扱う学校が増えてきた。



解答
予想問題1 ②
予想問題2 ③
予想問題3 ②
予想問題4 ①
予想問題5 ④
予想問題6 ②
予想問題7 ②



第3章
予想問題1ビオトープの記述について,次の中から正しいものを一つ選べ。
①ビオトープとは、人工的に川や池等を造った、動物や植物の生息空間である。
②植物の枯れ葉や老廃物等は、ビオトープを汚すのですぐに人が片付ける。
③ビオトープでは、種まきや球根植えなどを計画的に行い、定期的に除草も行う。
④ビオトープでは、児童・生徒が植物や岩石の名前を覚えるために、その名称のプレートを付けるようにする。

予想問題2 小・中学校での環境教育のねらいについて,適切でないものを一つ選べ。
① 問題解決学習をすすめるさいの発表や表現の技術・力をつける。
② 環境への意識づけや疑問をもとに、自ら考え表現していく力をつける。
③ 自分の周りの自然や社会,生活にかかわりながら環境に対する豊かな心を育む。
④ 環境保全のためにすべきことを考え行動したり,協力して問題を解決したりする。


予想問題3 環境教育におけるエネルギーの学習で,適切でないものを一つ選べ。
①小・中学校では、発達段階に応じて、系統的に学習内容が組まれている。
②エネルギーは、直接目に見えないものなので、高等学校段階でないと扱いにくい。
③日常では、電気エネルギー・光エネルギーなど各種エネルギーが変換され使われている。
④エネルギーの有限性を理解して日常生活を送ることが、環境保護や保全につながる。


予想問題4 グリーンカーテンについて,次の①~④のうちから,正しいものを一つ選べ。
① グリーンカーテンは,地球温暖化の防止には役立たない。
② グリーンカーテンの目的は,環境美化や景観の向上なので、季節ごとの花が見られるようにすることが大切である。
③ 成長が早いツル性の植物はグリーンカーテンに向いている。
④ グリーンカーテンには,二酸化炭素をたくさん吸収するケナフが向いている。


予想問題5 スーパーマーケットに,環境教育の題材が豊富にある理由として,適切でないものを一つ選べ。
① 国内外の幅広い食材を扱っているから。
② レジ袋の有料化の取り組みなどの二酸化炭素削減の努力を見られるから。
③ 資源ゴミ回収箱の設置など、環境への配慮を知ることができるから。
④ 野菜や肉類の産地や消費期限等の表示が、食の安全や地域食材の有効な利用に役立つから。


予想問題6 環境教育の観点で扱う各教科とその学習内容について,適切でない組み合わせを一つ選べ。
① 社 会 科:地域の清掃センターの見学
理 科:光電池
生 活 科:環境に関わる説明文の読解
② 社 会 科:資源やエネルギー
理 科:エネルギーと人間生活
総合的な学習の時間:身近な自然環境の破壊
③ 国 語:環境に関わる新聞作り
社 会 科:公害の防止
理 科:食物連鎖
④ 図画工作:廃品を利用した工作
道 徳:自然愛に関する題材
理 科:生物界のつながり


予想問題7 中学校3年生の理科では,化学・光・力学的エネルギーなどの各種エネルギーを学習し,日常ではそれらが変換されて使われていることを学習する。そこでハイブリッドカーを例として扱う場合,どのようなエネルギーが関わっているか,適切なものを一つ選べ。
① 光エネルギー, 化学エネルギー, 電気エネルギー
② 化学エネルギー,力学的(運動)エネルギー,電気エネルギー
③ 化学エネルギー,核(原子力)エネルギー, 電気エネルギー
④ 化学エネルギー,核(原子力)エネルギー, 光エネルギー




解答
予想問題1 ①
予想問題2 ①
予想問題3 ②
予想問題4 ③
予想問題5 ①
予想問題6 ①
予想問題7 ②



第4章

予想問題1環境教育の進め方として重視すべき点で、次の中から適切でないものを一つ選べ。
①環境教育は学校全体で行い、教育活動の各分野で環境教育の視点を取り入れる。
②環境教育では、子どもが自分の目で確かめられるものや、日常生活の中で行動できるものを取り入れる。
③環境教育は、環境保護の大切さを理解させ、身の回りで起こることに対応できることを目指す。
④環境教育は、意欲関心さえあれば、あいまいな知識であっても十分効果はあげられる。

予想問題2 環境教育について、次の中から適切でないものを一つ選べ。
①子どもの自然と触れ合ったときの感動の原体験が主体的に学ぶ原点である。
②安全のために学校の敷地内で学校関係者が指導する。
③子どもといっしょに大人が自然に共感している姿を学ぶことが、子どもの自信につながる。
④環境教育を支えてくれる地域のボランティアの協力で行う。


予想問題3 環境問題の解決のための方策として,適切でないものを一つ選べ。
① 学校が責任持って取り組めばよい。
② 学校の外の組織や人との連携が重要である。
③ 地域や教育資源や学習環境をさらに活用する。
④公的・私的な教育機関との連携も重要である。


予想問題4 環境教育に関連する機関として,学校との連携がもっとも少ないものを一つ選べ。
① 博物館
② 科学学習センター
③ 野外活動センター
④ スポーツセンター


予想問題5 地域社会での環境教育について,もっとも適切でないものを一つ選べ。
① 地域の特色を持った環境に関する学習の機会が用意されること。
② 環境に関する情報を,子どもたちに充分に提供する体制を整備すること。
③ 家庭において,環境を大切にするこころを育て,それを日常生
活に生かすこと。
④ 子どもたちが学んだことを知識として定着させること。

予想問題6 自然科学系の博物館が学校の環境教育を支援している例として適切でないものを一つ選べ。
① 学芸員等の学校への派遣
② 環境に関わる資料や収蔵物の貸し出し
③ 収蔵資料の修復
④ 博物館内の展示物の見学や解説


予想問題7 学校,家庭,地域社会の中で,エネルギーや環境への取り組み方として,適切なものを一つ選べ。
① 学校・家庭・地域社会が相互に連携して取り組む。
② 学校・家庭・地域がそれぞれ独自の目標を立てて取り組む。
③ 学校が環境教育の目標を達成に向けて家庭や地域社会に対して指示を出す。
④ 各市区町村の環境教育への施策に従って、学校は教育課程を編成する


解答
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ①
予想問題4 ④
予想問題5 ④
予想問題6 ③
予想問題7 ①



第5章
予想問題1 ゴミを題材にした学習における指導上配慮すべきこととして,適切でないものを一つ選べ。
①家庭科の授業で、他の教科や教育活動と連携して家庭生活で出るゴミについての学習を行うと効果が出る。
②地域のゴミ処理施設やリサイクルセンター等の施設やそこで働く人材との連携は,環境教育の学習効果を高める。
③ゴミは生活にかかわることが大きいので,家庭と連携して学習を進めると効果的である。
④学校においても家庭においても,全くゴミを出さないように指導する。


予想問題2 小学校の生活科で行う環境教育について,適切でないものを一つ選べ。
①児童が体験を通して環境への感受性を養うことが大切である。
②動物の飼育や植物の栽培を通して,生物の命を感じる場をつくることが大切である。
③身近にある自然を題材にすることは,環境に対する興味や関心を高める上で大切である。
④理科の学習であり環境教育に直接関係ない季節の変化は,第3学年以降に扱うことが望ましい。

予想問題3 ゴミの分別の意識を付けさせるために指導上配慮すべきことについて,適切でないものを一つ選べ。
①ペットボトルや空き缶を分別する時,リサイクルマークを頼りにすることも指導する。
② ペットボトル類は全て燃えるゴミとして処理させる。
③ ゴミ処理の最終的な姿を知ることは,ゴミ分別で有効である。
④ 地域のゴミ収集システムや処理場を見学することで、ゴミの分別への意識が育つ。

予想問題4 学校で取り組む環境教育で育成すべき3つの能力について、次の中から正しいものを一つ選べ。
①自然を愛する心情・環境に対する見方や考え方・身近な環境に対する評価力
②環境に対する豊かな感受性・環境に対する見方や考え方・環境にはたらきかける実践力
③環境に対する豊かな感受性・環境破壊に対する批判力・環境にはたらきかける実践力
④環境に対する豊かな感受性・環境破壊に対する批判力・身近な環境に対する評価力

予想問題5 ゴミを題材にした学習で指導上配慮すべきこととして、次の中から適切でないものを一つ選べ。
①社会科の学習だけでは不十分なので,他教科と関連づけながら指導する。
②環境教育のねらいは、日常生活でゴミを全く出さないようにすることである。
③社会のゴミ処理に関する地域の身近な施設を見学することで、学習効果が高まる。
④ゴミは日常生活にかかわるので、家庭と連携を取りながら学習を進めていく。


予想問題6 小学生を対象にした環境マップについて,適切でないものを一つ選べ。
① 環境マップで季節による動植物の変化を継続的に観察することで効果が上がる。
② 身近な生き物をマップの中に入れ込み,学級や他の児童生徒と情報を共有する。
③ 時期を変えて観察してマップにすると季節の変化と植物や小動物の環境との関わりを理解することができる。
④ 環境マップは,動植物の数の保護のためにあり、数が少なかった場合には,栽培や飼育したものを追加する必要がある。


予想問題7 リサイクルマークを環境教育で活用する場合、もっとも適切なものを一つ選べ。
①ゴミ問題は,環境教育のスタートととしてきちんと指導することが重要であり、リサイクルマークを活用するとその効果が上がる。
② 小学校の段階では,リサイクルマークを理解する事は難しいので,中学校の家庭科で扱うべきである。
③リサイクルマークは材質を表す表示であるから、空き缶をアルミ缶とスチール缶に分別して回収する必要はない。
④回収して報償費(お金)になるものだけに,リサイクルマークが表示されている。




解答
予想問題1 ④
予想問題2 ④
予想問題3 ②
予想問題4 ②
予想問題5 ②
予想問題6 ④
予想問題7 ①



第6章

予想問題1 次の環境教育の学習内容の設定についての配慮事項の文の(  )に入る言葉の組み合わせとして,正しいものを一つ選べ。
低学年では,自然や環境問題に対し(A )を磨くことから始まる。また,環境教育の学習内容を計画するにあたっては,( B )ことが大切である。またそのことは子どもの年齢ばかりでなく( C )も大きく影響する。そして,子どもにとって関心や興味を持ちやすい(D )から取り組んでいくことも大切である。
①A:感受性,B:季節を重視する,C:地域の実態,D:身近な現象
②A:行動力,B:発達段階を考慮する,C:学力の実態,D:最先端の省エネ技術
③A:感受性,B:発達段階を考慮する,C:地域の実態,D:身近な現象
④A:行動力,B:発達段階を考慮する,C:地域の実態,D:最先端の省エネ技術


予想問題2 企業や行政との連携で進める環境教育について、適切でないものを一つ選べ。
①小・中学校では、エネルギーに関する学習は各教科で扱わないので、企業の協力が必要である。
②エネルギー問題では、電力会社の人や専門家の支援を得ることで、教科での学習を深めることができる。
③企業の環境問題への取組みを理解することは大切である。
④多くの自治体の行政機関が、専門的な技術や知識を生かし学校のサポートを行っている。


予想問題3 地域の動植物の保護について書かれた次の文中の(  )にあてはまる文章として正しいものを下から一つ選べ。
希少な動植物を保護していく活動は,関係する地域の多くの学校が取り組んでいる。こうした学校の取組みに共通しているのは、身近な環境問題を取り上げ、(  ) 取り組んで成果を上げているという点である。
① 国からの補助金を財源に、教職員の環境教育担当者が
②1年間以内の短期集中的に
③総合的な学習の時間や特別活動を活用し、地域の人たちと連携しながら継続的に
④地域の自然保護団体からの要請を受け、校内担当者を決めて

予想問題4 歴史の学習と環境教育のかかわりについて,もっとも適切なものを一つ選べ。
① 江戸時代のゴミ処理の様子は,教科書に詳しく出ていないので,教育課程外の時間で扱う。
②過去においても,生活環境づくりのために,ゴミ処理の決まりが作られていたことを理解することは大事である。
③ ゴミ問題は,文明が発達した江戸時代から始まった歴史的に新しい課題である。
④ 水俣病やイタイイタイ病についての学習は,公害学習であり,環境教育と別に学習を進めていくべきである。


予想問題5 学校において,企業や行政と連携して環境教育を推進すると効果的であるが,その理由について,正しいものを一つ選べ。
① 小・中学校では,エネルギーに関する学習は各教科で扱わないので,企業の協力を得て行う。
② 環境関連企業や施設で働く専門家と連携して学習を進めていくことでエネルギーについての学習を深められる。
③ 環境教育は,環境行政携わる専門家を講師として招いて行わなくてはならない。
④学校は、企業の人材を活用して省エネ型の電気製品への買い換えに教えるべきである


予想問題6 地域の貴重な動植物の保護に関する記述について,適切でないものを一つ選べ。
① 絶滅危惧種の保護は,学校独自の判断で飼育したほうがよい。
② 地域の資料や各種調査データを活用することで,環境教育の効果が上がる。
③ 絶滅危慎種の保護は,地域の団体や行政機関の協力を得ることにより,効果が上がる。
④ 地域の自然保護関係団体の協力を得たり,活動に協力したりすると効果が上がる。


予想問題7 ゴミ問題の歴史について,適切でないものを一つ選べ。
① 縄文時代にも貝塚などにみられるように、ゴミ捨て場の問題があった。
② 江戸時代にはゴミ問題が深刻になり、ゴミの再利用の仕組みが発達した。
③ 江戸時代は,処理しきれないゴミを埋め立てに利用していた。
④環境破壊や公害問題などが起こってきたのは、産業が発展し、戦争が起こった昭和の時代に入ってからである。




解答
予想問題1 ③
予想問題2 ①
予想問題3 ③
予想問題4 ②
予想問題5 ②
予想問題6 ①
予想問題7 ④





第7章

予想問題1 環境教育の授業実践に求められることについて,適切でないものを一つ選べ。
①環境教育は,科学的な見方や考え方をもとに,環境にどう対応するかを判断できる知識を身に付けることである。
②環境教育では,環境を、体験を通じて身近にとらえ,学び,行動することができるようにする。
③環境教育は,開発が進んだ都市域においても、現存する身近な自然を活かして行うことが可能である。
④環境教育では,人の手が加わっていない原生の自然を体験することによって初めて環境を捉えることができる。


予想問題2 自然体験型プログラムにおいて大切なこととして,適切でないものを一つ選べ。
① 社会のしくみへの理解
② 自然を体験することを通じての感動
③ 自然への理解
④ 環境保全のため主体的に行動する態度


予想問題3 環境教育で重要なことについて、適切でないものを一つ選べ。
①自然と親しむ心。
②自然を保護する行動。
③生活習慣を転換する行動。
④今の生活の便利さを維持しようとする行動。


予想問題4 学校における環境教育について,適切でないものを一つ選べ。
① 環境教育では,環境問題に関心・知識をもち,総合的な思考力,判断力を身につけ,環境の創造活動に主体的に参加する態度を育成する。
② 環境教育では,地球環境を構成する一員として環境に対する人間の責任や役割を理解し行動する態度を育成する。
③ 児童会・生徒会活動の特別活動は,集団の一員として,集団社会の中で,実践的に行動する態度を育てることにある。
④ 社会,理科,技術・家庭など直接かかわる教科だけでなく他の教科も,環境教育推進に重要な役割を果たす。


予想問題5 地域における環境教育について、適切でないものを一つ選べ。
①環境を大切にする価値観を社会全体のものに広める。
②環境への豊かな感受性と行動力を身に付ける。
③自然環境保護の視点だけでよい。
④地域と連携し、地域コミュニティの再生へ繋がる活動をつくる。


予想問題6 環境教育の学習効果が上げられる施設の例として,もっとも効果が少ない考えられる機関を一つ選べ。
① 公民館や図書館
② 遊園地や遊技場
③ 自然科学系の博物館や水族館
④ 国・県など河川課や水産試験場


予想問題7 小学校や中学校と発達段階を対比して,高等学校での環境教育おいて是非取り入れていきたいこととして,次の中からもっとも適切なものを一つ選べ。
① 行動範囲と移動手段が広がるので,自然体験を多く取り入れる。
② 環境問題に対する批判力の高まりに応じて、市区町村に対し公害や環境破壊防止の提言を行う。
③古代や江戸時代における日本の伝統的なリサイクル技術を学ぶ。
④ 環境問題を各種資料や観察・実験などを通して具体的な数値としてとらえ、それを分析・評価し、社会への提言を推進する。




解答
予想問題1 ④
予想問題2 ①
予想問題3 ④
予想問題4 ③
予想問題5 ③
予想問題6 ②
予想問題7 ④




第8章

予想問題1 環境教育の評価を行うにあたって,適切でないものを一つ選べ。
①各教科のねらいを踏まえて行う。
②学校の環境教育のねらいにそって行う。
③学習の過程においても行う。
④学習の結果に対してだけ行う。


予想問題2 循環型社会へ向けた行動について,適切でないものを一つ選べ。
①食べ残しをしないで、残飯をなくす。
②エアコンは適温に調節する。
③ゴミの分別収集に協力する。
④食料品はまとめ買いして、冷蔵庫を空にしない。


予想問題3 環境教育において私たちに課せられた課題について、適切でないものを一つ選べ。
①エネルギーの大量消費という、豊かさを享受する生活スタイルを守る。
② 少ないエネルギー消費で快適な生活ができる社会構造と生活スタイルを確立する。
③再生可能エネルギー中心の方向へエネルギー供給の構造を転換していく。
④エコカーの普及や太陽光発電の利用拡大などの取組みを進める。

予想問題4 環境教育の理念や考え方として、適切でないものを一つ選べ。
①現在を生きる世代のことだけを視野にいれた考え方
②地域のきずなが深まる共生的な社会を目指す。
③持続可能性を高めるために新たな発展の方向を探る。
④当事者の参加と協同を促し、役割分担を図る。


予想問題5 環境教育において認識しておくべきことについて,適切でないものを一つ選べ。
①地球の環境容量と資源は有限であり,分かち合わなければならない。
②人間は生態系の一部であり,自然と共生すべきである。
③環境負荷とは地球環境や生態系への影響だけでなく,人間への直接的な影響も含む。
④環境問題への対応は日常生活,経済活動の中で行われ,個人のライフスタイルや社会システムとは直接かかわらない。


予想問題6 感受性豊かな時期に子どもたちの感性に訴え,共感できるような自然が失われつつある。この課題を解決するための方策として,適切でないものを一つ選べ。
① 自然との原体験は,大人になってからの方が効果があるので,小中学校では環境破壊についての知識・理解を深めることに重点を置く。
② 自然との原体験は低学年ほど効果があるので、それをカリキュラムに活かす。
③ 自然との原体験は,危険も伴うので,複数の指導者で協力し合うことが望ましい。
④ 自然への原体験は、家庭や地域と協力・連携して行うとさらに効果が上がる。


予想問題7 環境教育・環境学習に、本質的な問題の解決に結びつく行動や活動を組み込んでいくに当たっての留意点として,適切なものを一つ選べ。
① 学習指導要領に示された環境学習・体験を重視・ 地域に根ざす
② 総合的・知識理解を重視・地域に根ざす
③ 総合的・環境問題に対する批判力を高める・地域に根ざし地域から広がる
④ 総合的・体験を重視・地域に根ざし地域から広がる




解答
予想問題1 ④
予想問題2 ④
予想問題3 ①
予想問題4 ①
予想問題5 ④
予想問題6 ①
予想問題7 ④


腹心の友キャンペーン実施中!

傾向と対策7 小学校外国語活動

環境教育同様、この科目も、昨年度リニューアル以来4回の試験とも、もっとも規則的なパターンで出題されました。土曜日が奇数章2問出題でうち1問が「新傾向問題」、土曜日が偶数章2問出題で同じくそのうちの1問が「新傾向問題」というパターンです。ところが昨夏、「小学校・外国語活動」の「新傾向問題」には、とってもくせがある問題形式が登場し、春の試験でもそれが改められませんでした。(どういう形式かは、百聞は一見に如かず、体感してみてください)出題者は、こういう形式の問題がいい問題なんだと悦に入っているんでしょうか。わかりずらい問題形式ということより、本質的な理解を問う問題形式ではない、ということのほうが問題です。この問題形式のおかげで、この科目の難易度が一挙に上がってしまったようです。次期学習指導要領で、小学校英語が教科化されるということを踏まえての難化ということではないとは思いたいのですが。まあ、受講者は過去問で問題形式に慣れるしかないでしょう。この科目こそ、使い回しモード突入を強く期待します。来い!使い回しモード!

第1章
この章の問題は、「コミュニケーション能力の素地」、「小学校外国語(英語)活動はどうして必要なのか」、「積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成」の3種類(すべて正四択)の問題の使い回しです。
夏期は、予想通り、「コミュニケーション能力の素地」、「小学校外国語(英語)活動はどうして必要なのか」、が出題されました。新たな問題は、「オーラル・コミュニケーション活動を行う目的」ですが、すぐにローテーションに入るかどうかはわかりません。

予想問題1 小学校外国語(英語)活動はどうして必要か。その理由として次の中からもっとも適切なものを一つ選べ。
①中学校からでは英語の文法や語彙を身に付けるのが遅くなるから。
②小学校での体験的学習が中学校以降の理論的学習をすすめるのに役立つから。
③小学校から英語を始めれば、発音がネイティヴ並みに良くなるから。
④中学校の英語教育を前倒しすることで、英語の授業時間数を増やすことができるから。


予想問題2 小学校外国語動の目標・「積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成」の内容として適切なものを一つ選べ。
①ALTとコミュニケーションをするために、英語の構造や単語を覚えるよう努力すること。
②英語でのコミュニケーションの楽しさを味わい、もっとコミュニケーションをしたい、と思う気持ちを育てること。
③ネイティヴ並みの英語の発音を身に付け、コミュニケーションが楽しいと思わせること。
④基本的な英語の表現を反復練習することで、正しい英語でのコミュニケーションの自信を与えること。

予想問題3 小学校外国語(英語)活動の目的はコミュニケーション能力の「素地」を養うことであるが,その「素地」とはどのようなことを意味しているか。次の①~④のうちから,もっとも適当なものを一つ選べ。
① 文法や語彙を覚えるのではなく,英語によるコミュニケーションが楽しいという気持ちを育てること。
② 日常生活で必要な基本動詞や基本名詞を学んでそれだけでも使えるように練習すること。
③ まずは聞き取り能力を身に付け,英語の映画や音楽を聞いても意味が分かるようになること。
④ 文法とは関係なく,意味が通じれば良いという観点から,英語を使ってコミュニケーションをしてみること。


予想問題4 小学校でオーラル・コミュニケーション活動を行う目的は何か。次の①~④から一つ選べ。
① 中学校での児童の英語に対する抵抗感を少なくするため。
② 中学校・高校で、4 技能をよりバランスよく育成するため。
③ 小学校で英語の授業時間を確保することで,英語力の向上を図るため。
④ 幼い時から英語に親しむことで英語力は育成されるので,小学校時代から英語を使うことに慣れるため。


予想問題5 小学校英語活動の目的であるコミュニケーション能力の育成の説明として,もっとも適切なものを一つ選べ。
① コミュニケーション能力の育成のためには,正しい文法知識となるべく多くの語彙を身に付けることが大切である。
② コミュニケーション能力の育成のためには,文法や語彙を知識としてではなく、使える「道具」としてコミュニケーション活動に実際に生かすことが大切である。
③ コミュニケーション能力の育成には、文法や語彙の指導は意味を持たず、積極的に話そうとする態度の育成こそが大切である。
④ コミュニケーション能力は、児童によって大きな差があるので,それに配慮したコミュニケーション活動の指導が大切である。




解答
予想問題1 ②
予想問題2 ②
予想問題3 ①
予想問題4 ②
予想問題5 ②



第2章
予想問題1 小学校で学んだ英語が、中学校の英語にどのようにつながるか。次の中からもっとも適切なものを選べ。
①最初はチャンク表現を多く学ぶが、次第に中学校につながる英語の文法も教える。
②小学校では発音が重視されるので、英語の発音が良くなり中学校で自信を持てる。
③小学校でも文法や語彙を教えなければならないので、中学校の文法とつながっていく。
④小学校で具体的な場面で何度も触れてきた表現であれば、中学校で学びやすくなる。


予想問題2 英語を学びはじめたばかりの頃の、コミュニケーションに役立つ英語とはどのようなものか。もっとも適切なものを次の中から選べ。
①何かがしたい、言いたいと思った時に、文法を考えずそのまま使える便利な表現。
②外国語学習は語彙力が大事なので、まずは、簡単な物の名前などの基本的な単語。
③文法を知らなければコミュニケーションできないので、基本的な文法。
④最初から話すことは大変なので,まずは聞き取りができる簡単な英語。


予想問題3 子どもに英語を教える時、気を付けることは何か。もっとも適切なものを選べ。

①児童には「今」が、教えたことを一番吸収できる時だ、と考えて英語活動を行う。
②児童は、おとぎ話が好きなので、空想の世界を題材にして英語活動を行う。
③児童は、「音」を楽しむので、楽しい歌やゲームを通して正しい発音を教える。
④児童は、体を動かすことが好きなので、踊りやゲームを通して英語の表現を覚える。

予想問題4 学習指導要領の小学校外国語(英語)活動におけるコミュニケーションのあり方について説明している次の文章について,(ア)と(イ)に入る正しい語句の組み合わせを,次の①~④のうちから一つ選べ。
ことばを使うためには,「( ア )」が必要だが,その目的を果たすためには,ことばが持っている「機能」を有効に使う必要がある。小学校学習指導要領では,このことを「( イ )」という表現している。例えば,「依頼」,「招待」,「質問する」,「感謝する」,「断る」,「謝る」など,ことばには 100 以上の「働き」があると言われる。しかも,その働きは場面により違った表現で表されるのである。
① (ア)言語知識と機能の理解 (イ)コミュニケーションカ
② (ア)言語知識と機能の理解 (イ)ことばの働き
③ (ア)具体的な場面と目的 (イ)コミュニケーションカ
④ (ア)具体的な場面と目的 (イ)ことばの働き

 
予想問題5 学習指導要領の小学校外国語(英語)活動におけるコミュニケーションのあり方について説明している次の文章について,(ア)と(イ)に入る正しい語句の組み合わせを,次の①~④のうちから一つ選べ。
次の文は、学習指導要領の小学校外国語活動におけるコミュニケーションのあり方について説明したテキスト一節である。この文の途中の「」 に入る正しい語句の組み合わせとして正しいものを一つ選べ。
子どもは,ことばをコミュニケーションに役立つものから獲得する。そして,コミュニケーションに最も役立つものは,特定場面でコミュニケーションの目的を果たすために使われる「 (ア) 」を表す表現である。その表現とは「決まり表現」,あるいは「 (イ) 」が最も一般的である。個々の単語より,一つのフレーズとしてある場面で慣用的に使われる表現が真っ先に習得されるのである。

① (ア)ことばの知識 (イ)熟語表現
② (ア)ことばの知識 (イ)チャンク表現
③ (ア)ことばの働き (イ)熟語表現
④ (ア)ことばの働き (イ)チャンク表現




解答
予想問題1 ④
予想問題2 ①
予想問題3 ①
予想問題4 ④
 *文中の「目的」「働き」ということばに注目!
予想問題5 ④



第3章
いよいよ悪名高き「新傾向問題」の登場です。

予想問題1 小学校学習指導要領(平成20年3月改訂)に記されている小学校外国語活動の指導体制を一つ選べ。
①他の人に頼らず学級担任が責任を持って一人で指導する。
②すべての活動に配置される外国人指導助手(ALT)が中心に指導する。
③学級担任とALTまたは必要に応じて地域の人材がチームティーチングで指導する。
④学級担任の補佐のもとに、地域の人材とALTが中心になって指導する。

予想問題2 小学校外国語活動における指導者の課題について、次の中からもっとも大きな問題点を一つ選べ。
①外国人指導助手(ALT)の多くは、日本語が話せない。
②学級担任(HRT)の中には、英語が苦手な人もいる。
③地域の人材の中には、英語を教えた経験がない人がいる。
④学級担任と外国人指導助手や地域人材が、TTの打ち合わせ時間を充分とれない。


予想問題3 小学校外国語活動を行う上で,その指導者としてもっとも期待されていることを一つ選べ。
① 他の教科と同様、あくまでも学級担任がひとりで指導する。
② 学級担任は英語が専門ではないので,ALTが地域人材と共に指導する。
③ 学級担任が中心となり,ALTや地域人材がチームティーチングで指導する。
④ 学級担任は英語が専門ではないので,英語の免許を持つ先生が指導する。


予想問題4 小学校外国語活動は,「TTで指導する」とされている。その意味としてもっとも適切なものを次の中から一つ選べ。
①Teacher’s Talkをたくさん使って指導する。
②学級担任(HRT)が中心となり、外国人指導助手(ALT)や地域の人材といっしょに
チームティーチングをする。
③外国人指導助手(ALT)が、地域の人材といっしょにチームティーチングをする。
④学級担任(HRT)が一人で指導してはいけない。


予想問題5 日本人指導者や地域人材の役割について,そのメリットを整理した以下の4つの文の評価としてもっとも適切なものを選べ。
(ア)日本人指導者の存在は,日本人でも英語も話す人がいるということ児童に分からせるのに役に立つ。
(イ)学級担任の中には,英語が不得意な人も多いので、外国語(英語)活動の支援にきてくれる人が日本人であれば,安心感がある。
(ウ)支援者が日本人の場合は,日本の小学校の実情をよく理解しており,何か学級で問題がある場合は,学級担任の気持ちを察して一緒に行動できる。
(エ)児童が日本語で表現したときに、それを理解し,児童の気持ちによりそい,児童の成長を見守ることができる。

① (ア)~(エ)すべて適切である
② 1つ不適切なものがある
③ 2つ不適切なものがある
④ 3つ不適切なものがある


予想問題6 小学校外国語(英語)活動を行う上で,学級担任主導のメリットを整理した次の(ア)~(エ)で,その評価としてもっとも適切なものを一つ選べ。
(ア)学級担任は他教科も教えているので、その学んだ内容を知っているという強みが生かせる。
(イ)学級担任は子供たちが今,何に一番興味をもっているかをよく知っているので,外国語(英語)活動の内容と児童のその時の興味を結びつけることできる。
(ウ)学級担任は児童の一人一人の児童の特徴や,学級の特色もよくわかっているので,様々な状況に対応できる。
(エ)学級担任は、必要に応じていつでも日本語で説明ができるので,児童の外国語学習の助けになる。
① (ア)~(エ)すべて適切である。
② 1つ不適切なものがある
③ 2つ不適切なものがある
④ 3つ不適切なものがある




解答
予想問題1 ③
予想問題2 ④
予想問題3 ③
予想問題4 ②
予想問題5 ①
予想問題6 ③(私にはすべて適切のように思われますが・・・)



第4章
この章は、学習指導要領の穴埋めと「国際理解」の問題で決まりです。もっとも学習指導要領のこの過去問はこれが最後の出題になるかもしれません。感慨深いですね。(深くねえよ!)

まず「第4章外国語活動」の穴埋め問題は、下記の赤字の部分が、穴埋め箇所で、それを組み合わせた3種類の問題のどれかが出題されます。下の赤字で示す穴埋めの箇所を覚えておけばOKです。

第2 内容〔第5学年及び第6学年〕
2.日本と外国の言語や文化について,体験的に理解を深めることができるよう,次の事項について指導する。
(1) 外国語の音声やリズムなどに慣れ親しむとともに,日本語との違いを知り,言葉の面白さや豊かさに気付くこと。
(2) 日本と外国との生活,習慣,行事などの違いを知り,多様なものの見方や考え方があることに気付くこと。
(3) 異なる文化をもつ人々との交流等を体験し,文化等に対する理解を深めること。

「国際理解」にかかわる問題は以下の通りです。
予想問題1 新しい学習指導要領に示された小学校外国語(英語)活動における国際理解教育のポイントとして,適切でないものを一つ選べ。
① 英語を使うときには,中学校に入って困らないように,間違えた表現は正しい表現に直してあげることが大切である。
② 世界には様々な民族や文化があり、その違いを上下関係でなく対等の立場で考え、相互の理解を深めることが望まれる。
③ 外国語の音声やリズムと日本語との違いを知り,ことばの面白さに気付かせ、また,世界には,物事のやり方,考え方にも様々な違いがあることに気付かせる。
④ 国語活動では,日本語と英語の違いについて比較しながらわかりやすく説明する。


予想問題2 小学校外国語活動における、国際的な相互理解のための活動で、心がけたいことについて、適切でないものを一つ選べ。
①誤解されないように、文法的に正しい外国語を話すこと。
②Why(「どうして」)という興味関心の視点でものごとを見ること。
③日本と外国の間の、生活スタイル・習慣・行事などの文化の違いを知ること。
④世界には、考え方やものの見方にさまざまな違いがあることに気付くこと。


予想問題3 次の(ア)~(ウ)の国際理解教育についての3 つの意見が、学習指導要領に示された考え方として適切であるかどうかを検討した結果について,もっとも適当なものを一つ選べ。
(ア)の意見
国際理解教育で最も大切なことは、知識をよりも,「Why,どうして」の視点を持つという態度や姿勢を育成することが大切だ。
(イ)の意見
国際理解教育の実践で、校外活動として困っている外国人を手助けしたりすることが考えられる。しかしそのためには,最低限の英会話ができないといけない。
(ウ)の意見
国際理解教育では外国と比較する中で,児童が日本と外国との生活,習慣,行事などの違いを知り,多様なものの見方や考え方があることに気づく活動を導入する必要である。

① (ア)~(ウ)ともまったくその通りである。
② (ア)と(イ)は、まったくその通りであるが,(ウ)は検討の余地あり。
③ (ア)と(ウ)は、まったくその通りであるが,(イ)は検討の余地あり。
④ (イ)と(ウ)は、まったくその通りであるが,(ア)は検討の余地あり。


予想問題4 次の(ア)~(ウ)の3つの意見は国際理解教育についてのものである。その3つの意見が学習指導要領に示された考え方として適切であるかどうかを検討した結果について,もっとも適切なものを一つ選べ。
(ア)の意見
国際理解教育で最も大切なことは,世界には様々な民族や言語があり,様々な考え方や表現の仕方,生活の仕方があることを知って,「違うこと」に対して,優劣,良い悪いといった上下関係でなく,対等の立場で相互の理解を深めることである。
(イ)の意見
ことばを学ぶ場合,そのことばの特徴をつかませることから始めるとよい。外国語活動では,英語を取り扱うことを原則とするので,日本語と英語の違いについて比較しながらわかりやすく説明することが国際理解教育の視点として大切である。
(ウ)の意見
外国語活動では外国語の音声やリズムなどに慣れ親しむとともに,日本語との違いを知り,ことばの面白さに気づかせることが大切である。また,世界には色々なことばがあり,自分では思ってもいなかった音,発声,表現の仕方があり,物事のやり方,考え方にも様々な違いがあることに気づかせることが大切である。

① ① (ア)~(ウ)の3つの意見ともまったくそのとおりである。
② (ア)と(イ)の意見はまったくそのとおりであるが,(ウ)は検討の余地がある。
③ (ア)と(ウ)の意見はまったくそのとおりであるが,(イ)は検討の余地がある。
④ (イ)と(ウ)の意見はまったくそのとおりであるが,(ア)は検討の余地がある

解答
予想問題1 ①
予想問題2 ①
予想問題3 ③
予想問題4 ①



第5章
予想問題1 社会言語学的能力とは何か。次の中からもっとも適切なものを一つ選べ。
①会話するとき、お互いの社会的背景を考慮して接する能力。
②社会に存在する多様な人々一人ひとりの意図を理解する能力。
③人間関係によって変わることばの使い方を理解する能力。
④場面に合わせてことばを使い分けることができる能力。


予想問題2 コミュニケーションのための言語知識が、もっとも効率的に身に付く状況として考えられるものを次の中から一つ選べ。
①まずは、話す相手がいて実際に話してみることで言語知識が効率的に身に付く。
②自分の言いたいことがうまく言えなかった時、自分で調べたり、教えてもらったときの言語知識が効率的に身に付く。
③実際に話をする前に、しっかり文法等を勉強することで効率的に言語知識が身に付く。
④CDや先生の発音や言い方を真似して繰り返し練習することで、言語知識は身に付く。


予想問題3 コミュニケーションの道具としてことばを学ぶとき、気を付けることとして、もっとも適切なものを次の中から一つ選べ。
①様々な場面で使われる固有の表現を、なるべくたくさん覚えておくこと。
②できるだけ多くの単語を覚えておくこと。
③問題や疑問があった時の解決の道具として、ことばを使えるようになること。
④英語の文法をできるだけ正確に使えるようになること。


予想問題4 コミュニケーション能力を構成する「言語的知識(言語能力)」,「談話能力」,「社会言語学的能力」,「方略的能力」の説明として,誤ったものを一つ選べ。
① 言語的知識(言語能力)
文法や語彙は、それを習得すること自体が目的化されてはならず,あくまでもコミュニケーションをより正確に行うための道具だ,という認識が必要である。
② 談話能力
話しことばでも書きことばでも,文脈や前後の関係から意味的に一貫性のある文や表現を使わなければならないのであって,文脈の「一貫性」が保たれなければ,コミュニケーションはできないのである。
③ 社会言語学的能力
政治,経済,ビジネス交渉などの場面では,「誤解」を避けなければならないが,そのためには,特に正しい文法の知識や正しい単語の使い方に関する知識は絶対に必要なものである。
④ 方略的能力
言語をコミュニケーションの道具として使うためには,いろいろな知識を習得するだけでなく,問題解決の道具として使ってみることが大切だから,何か言語以外の問題を解決するためのタスク(課題)を通して学ばせるのがよい。


予想問題5 コミュニケーション能力を構成する4つの能力「言語的知識(言語能力)」,「談話能力」,「社会言語学的能力」,「方略的能力」に対する説明文が次のA~Dである。その組み合わせとして正しいものを一つ選べ。
A 何か「問題が起こったとき」の解決法として使うのが言語の最も大きな役割の一つである。そのため,言語をコミュニケーションの道具として使うためには,問題解決の道具として使ってみることが大切であるので,何か言語以外の問題を解決するためのタスク(課題)を通して学ばせるのがよい。
B 文法や語彙も,それを習得すること自体が目的化されてはならず,あくまでもコミュニケーションをより正確に行うための道具だ,という認識が必要である。
C 誰に対して,どういう場面で,いつ,どんな話題についてコミュニケートするかによって,使われる表現が違ってくる。重要なのは,状況に合った正しいことばによるコミュニケーションである
D 文はそれだけでは意味がない。コンテキスト(文脈)の中でどのような目的のために使われるかにより,具体的な「意味」が生じる。文脈の「一貫性」が保たれなければ,コミュニケーションはできないのである。

① A-言語的知識(言語能力) B-談話能力
C-方略的能力 D-社会言語学的能力
② A-方略的能力 B-言語的知識(言語能力)
C-社会言語学的能力 D-談話能力
③ A-社会言語学的能力 B-言語的知識(言語能力)
C-方略的能力 D-談話能力
④ A-方略的能力 B-言語的知識(言語能力)
C-談話能力 D-社会言語学的能力




解答
予想問題1 ④
予想問題2 ②
予想問題3 ③
予想問題4 ③
予想問題5 ②
 (予想問題4と併せてこれらの「能力」を整理しておく必要があります)



第6章
この章の問題は、副教材としての「Hi,friends!」もしくは「Hi,friends!2」にかかわる問題が出題されます。過去問の種類は、大きく分けると次の3種類あります。1.「「Hi,friends!」の使用方法」、2.「教材を活用する時に気を付けること」、3.「「Hi,friends!」の特色」です。このうち3.だけが誤四択問題で、あとはすべて正四択問題です。さらに、1.2.はそれぞれ2種類の問題パターンがあり、合計5種類の問題がランダムに出題されています。ただし、5種類の問題のそれぞれの選択肢は相互に関連し合ったり、ほぼ同じ内容のものがあったりします。昨夏はこれに加えて、新たな問題として「「Hi,friends!2」の内容」が出題されました。この問題は、実際の教材を見たことのない人にはわからない問題であることや、選択肢の出し方が「異常」であることも相まって、「悪問」のレッテルを張りましたが、どうも間違いだったようです。管理人は、この傾向と対策用に、アマゾンで「「Hi,friends!2」を購入して中身をチェックしてみました。でも正解を導く決定的なヒントは見つかりませんでした。つまり、この問題は、「「Hi,friends!2」を見てもわからない問題ということです。ですので、この問題は「超悪問」です。たぶん、厚い指導書などを読めば正解がわかるのかなと思います。講義の中で講師がこの問題内容について説明しているならいいですが、その辺は受講生に聞いてみないとわかりません。外国語活動を選択された方是非この記事にコメントを下さい。また春には同様の形式の悪問が出題されました。難易度で言えば夏ほどではありませんでしたが。
とりあえず、出題される問題を網羅しておきます。

予想問題1 小学校外国語(英語)活動で「Hi,friends!」を活用する時に,その活用法としてもっとも適当なものを次の①~④のうちから一つ選べ。
① 「Hi,friends!」に書かれていることしっかりおぼえさせる。
② 「Hi,friends!」の答えあわせを正確に行う。
③ 「Hi,friends!」を参考した視聴覚教材を活用する。
④ 「Hi,friends!」に書いてあることを声に出して読めるようにする。

予想問題2 「Hi,friends!」の特色として、次の中から適切でないものを一つ選べ。
①英語だけでなく、世界の言葉や文化を紹介している。
②出てくる英語を使って発表することが可能になっている。
③ それぞれのレッスンの最後にまとめとして書く箇所がある。
④CDが付いていて音声的指導が可能になっている。


予想問題3 小学校外国語活動で,教材を活用する時に気を付けることは何か。次の①~④のうちから,もっとも適当なものを一つ選べ。
① 「Hi,friends!」は教科書ではないので,必要に応じて,自主教材や他の教材を使用できる。
② 「Hi,friends!」は教科書ではないが,自主教材などは著作権の関係で使用できない。
③ 「Hi,friends!」は教科書なので,他の教科同様、内容を全部使用しなくてはならない。
④ 「Hi,friends!」は教科書だが,指導要領に沿っていればどんな教材を使ってもいいし、その費用は市町村が負担する


予想問題4 小学校外国語活動で、教材を活用する際に気を付けることとしてもっとも適切なものを選べ。
①「Hi,friends!」は教科書なので使用する義務がある。
② 「Hi,friends!」付属の音声教材をできる限り活用する。
③ 使用できる教材は、すべて学習指導要領
に載っている。
④自主教材等の使用は禁止されている。

予想問題5「Hi,friends!」の使用方法について、もっとも適切なものを選べ。
①「Hi,friends!」の内容は、すべて指導しなくてはならない。
②「Hi,friends!」をまったく使わない。
③ 「Hi,friends!」の中で、子どもが興味を持つものだけを選ぶ。
④ Hi,friends!」を参考にして、学校の実態にあった使用を工夫する。


予想問題6 「Hi,friends!2」の内容について整理した次の(ア)~(エ)のうちから,その評価としてもっとも適切なものを一つ選べ。
(ア)「Hi,friends!2」では,アルファベットの大文字,小文宇の両方を扱い、大文字と小文字、筆記体の場合もあるという気づきを促している。
(イ)友だちの誕生日を聞き取ったりしながら,友だちの誕生日を祝ってあげたいという気持ちをもつことが大切としている。最後には自分の誕生日が英語ですらすらいえることを目標にしている。
(ウ)児童が,自分が何ができるかについて話す時に,スポーツが得意な児童だけではないことを考慮し,活動の幅に配慮しているが,小学校でできることを中心においている。
(エ)世界の国のうち,10 ケ国をとりあげ,それらの国々の国旗を紹介しながら,こどもたちに自分の行きたい国を考えさせているが,単元としてはイタリアを中心に紹介している。

① (ア)~(エ)すべて適切である
② 1つ不適切なものがある
③ 2つ不適切なものがある
④ 3つ不適切なものがある


予想問題7 「Hi,friends!1」,「Hi,friends!2」以外の教材を選ぶ時,重要と思われることを整理したものの評価としてもっとも適切なものを一つ選べ。
(ア)会話教材では、登場する人物の動作を児童は上手に真似るので,表情,しぐさ,ジェスチャーなどについて配慮した教材がよい。
(イ)比較することで文化の違いを自覚できるような教材がよい。
(ウ)歌の歌詞はむずかしいので,カタカナを振ってある教材がよい。
(エ)高学年児童は,書くことが好きになっているため,書かせることが多い教材がよい。

① (ア)~(エ)すべて適切である。
② 1つ不適切なものがある。
③ 2つ不適切なものがある。
④ 3つ不適切なものがある。


解答
予想問題1 ③
予想問題2 ③
予想問題3 ①
予想問題4 ② 
予想問題5 ④
予想問題6 ③?
予想問題7 ③


予想問題6について、「Hi,friends!2」をざっと見る限りでは、(ア)と(ウ)は〇だということがわかります。わからないことのひとつは、(イ)の「友だちの誕生日を祝ってあげたいという気持ちをもつことが大切としている」というねらいがあるのかどうかです。「最後には自分の誕生日が英語ですらすらいえることを目標」としているのかもわかりません。でも「すらすら」というのはこの章の全体的トーンとしては間違いのような気がします。もうひとつわからないのは、(エ)の「単元としてはイタリアを中心に紹介している。」の部分です。確かにLessonのタイトルが「Let’s go to Italy!」にはなっていますが、特にイタリアを紹介している風ではありません。ですから(ウ)は×になるのでしょうか。
ということで、この正解選択肢は「③ 2つ不適切なものがある」ということになります。
でも、まったく自信ありませんねえ。どうにかしてほしいな、こういう問題。



第7章
ここは、「小学校外国語活動で高学年児童に適している活動内容」(正四択問題)の3バージョンの問題と、「小学校外国語活動の指導上注意すべきこと」の問題です。前期に新たに出題された新傾向問題は、「中学校的な指導法と小学校的な指導法の違い」(もう指摘するのも嫌になってきた変な選択肢の問題)でした。高学年に適した外国語活動は、とにかく「クイズやインタビュー」が正解だということを覚えておいてください。

予想問題1 小学校外国語活動で、高学年児童にあう活動内容として次の中からもっとも適切なものを一つ選べ。
①英語をたくさん聞き、それを復唱する。
②歌やチャンツを使って身体を動かす。
③ 絵本を丸ごと一冊暗記する。
④ 定の内容を聞いて、それについてのクイズに答える。


予想問題2 高学年児童を対象としたコミュニケーション活動として,次の①~④のうちから,もっとも適当なものを一つ選べ。
① カルタ取りなどの勝ち負けのはっきりとしたゲームをする。
② 大きな声で歌を歌い,全身で振りを楽しむ。
③ 買い物の会話を暗記して,それを発表する。
④ 友だちや先生に知っている英語でインタビューをする。


予想問題3 小学校外国語活動で、高学年児童にもっとも適している活動内容を,次の中から選べ。
①中学校とのつなぎを意識して、基本的な単語を覚えさせる。
②英語を使いながら、歌って踊ったりしてみんなで楽しむ。
③友だちと協力して、クイズやインタビューをする。
⑤ ミュニケーションに役立つ表現を暗誦させる。

予想問題4 小学校外国語活動の指導上注意すべきこととして、次の中から適切でないものを一つ選べ。
①指導する側が、ジェスチャーなどの非言語コミュニケーション手段も使って指導する。
②特別支援学級の子どもたちも一緒に参加する等、いろいろな子どもたちが一緒に活動に取り組むことが大切。
③ゲームに慣れてきたら、子ども自身が主体になって活動を楽しむ状況を作り出す。
④子どもが100%理解できるように、時間をかけて説明し、活動に取り組む。


予想問題5 中学校的な指導法と小学校的な指導法の違いついてまとめた次の文のうちから,その評価としてもっとも適切なもの一つを選べ。
(ア)英語を体系的に理解させる中学校英語教育に対し、コミュニケーションを楽しく体験させることを大切にするのが小学校外国語(英語)活動である。
(イ)中学校では教科として英語を教え評価するが,小学校の外国語(英語)活動は体験活動である。
(ウ)中学校英語では,いわゆる 4 技能が導入されるが,小学校での外国語(英語)活動では,「読む」「書く」の要素は導入されない。
(エ)中学校英語では個人が学習するように仕向けるが,小学校での外国語(英語)活動ではみんなで楽しむことが大切である。

① (ア)~(エ)すべて適切である
② 1つ不適切なものがある
③ 2つ不適切なものがある
④ 3つ不適切なものがある


予想問題6 コミュニケーション活動をする時の原則ともいえる考え方の(ア)~(エ)について、その評価としてもっとも適切なものを一つ選べ。
(ア)児童の自発的な発言や行動は,グローバルな世界においては大切な国際的マナーである。
(イ)日本人の児童はわかってもわからなくても黙っている場面が多く,これは国際的に通用しにくいので、聞いてわかったら反応するくせをつけるとよい。
(ウ)児童から指導者へ,児童から児童へといった双方向のコミュニケーションがとても大切で自然なことである。
(エ)言葉で通じなければ,ジェスチャーなどのあらゆる手段を総動員することがコミュニケーションをとる上でとても大切なことである。

① ① (ア)~(エ)すべて適切である。
② 1つ不適切なものがある。
③ 2つ不適切なものがある。
④ 3つ不適切なものがある。



解答
予想問題1 ④
予想問題2 ④
予想問題3 ③
予想問題4 ④
予想問題5 ①
予想問題6 ①





第8章

予想問題1 小学校外国語活動の指導体制作りとして、次の中から適切でないものを一つ選べ。
①指導者研修や多様な指導者の採用により指導体制を充実させることが大切である。
②各学校のこれまでの取り組みを基に,継続的な教育が可能な校内体制を整備する。
③これまでの小学校3・4年生の「総合的な学習の時間」での国際理解教育としての外国語活動は止め、校内体制を整備し直す。
④ 学校内における英語活動の指導体制を作るとともに、その内容を保護者へ十分説明する。

予想問題2 小学校学習指導要領・「総合的な学習の時間」の一節の途中に入る正しい語句の組み合わせを下から一つ選べ。
(5) 学習活動については,学校の実態に応じて,例えば国際理解,情報,環境,福祉・健康などの(ア) な課題についての学習活動,児童の興味・関心に基づく課題についての学習活動,地域の人々の暮らし,伝統と文化など地域や学校の特色に応じた課題についての学習活動などを行うこと。
(7) 各教科,道徳,外国語活動及び特別活動の目標及び内容との違いに留意しつつ,第1の目標並びに第2の各学校において定める目標及び内容を踏まえた(イ) を行うこと。

①(ア)身近で普遍的(イ)適切な学習活動
②(ア)身近で普遍的(イ)均質な学習活動
③(ア)横断的・総合的(イ)均質な学習活動
④(ア)横断的・総合的(イ)適切な学習活動


予想問題3 外国語でのコミュニケーションの楽しさを体験する指導法として、次の中から適切でないものを一つ選べ。
①ジェスチャーなどの非言語のコミュニケーションの手段を工夫して指導する。
②説明の時間はなるべく短縮し、児童の活動を中心に進める指導プランを作る。
③ゲームに慣れてきたら、児童が先生の代役となり児童が活動する状況を作り出す。
④中学とのつながりを意識し、できるだけ正しい表現でコミュニケーションを図るように指導する。


予想問題4 小学校外国語活動を成功させる体制作りとして,適当でないものを一つ選べ。
① ALTの採用や,外国語に堪能な地域の人材を使い,指導体制を充実させること。
② すべての学校が一律に同じ条件でゼロからのスタートラインに立つこと。
③ 保護者の理解を得るため,保護者への説明を十分に行っておくこと。
④「外国語活動」の教育目標に照らし継続的な教育改善が可能な校内体制を整備すること。


予想問題5 外国語(英語)活動の実施の際の保護者への対応について述べた次の文で、その評価としてもっとも適切なものを一つ選べ。
(ア)保護者の中には,「子供にはペラペラに英語を話せるようになってほしい」という要望があるので,その期待に応えるように説明することが大切である。
(イ)保護者の声に耳を傾けながらも,外国語(英語)活動の理念と方針を繰り返し説明することが何よりも大切である。
(ウ)学校側が後ろ向きの姿勢をしめせば,保護者の失望感が大きくなってしまうので,学校側の姿勢をはっきりと示すことが大切である。
(エ)保護者は必ずしも外国語(英語)活動の理念を理解しているとは限らないので,まずは学校の取り組みの現状を見てもらうように努力することが大切である。

① (ア)~(エ)すべて適切である
② 1つ不適切なものがある
③ 2つ不適切なものがある
④ 3つ不適切なものがある


予想問題6 次の文は小学校学習指導要領(平成20年3月改訂)の「総合的な学習の時間」についての一節で、文中の(  )に入る正しい語句の組み合わせを一つ選べ。
総合的な学習の時間
第3 指導計画の作成と内容の取扱い
1 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
(7) 各教科,道徳,外国語活動及び特別活動の (ア) に留意しつつ,第1の目標並びに第2の各学校において定める目標及び内容を踏まえた (イ) を行うこと。

① (ア)目標が同じであること (イ)同質な学習活動
② (ア)目標及び内容との違い (イ)同質な学習活動
③ (ア)目標及び内容との違い (イ)適切な学習活動
④ (ア)目標が同じであること (イ)適切な学習活動


予想問題7 外国人ALTの活用についての現状がどうなっているのをまとめた次のうちから,その評価としてもっとも適切なものを一つ選べ。
(ア)ALTの採用が「業務委託」の場合では,請負」となっている場合があり,学校側の指示が通りにくいという問題がある。
(イ)JETプログラムによるALTの派遣は,研修を受けた外国人が派遣されるなどよい点が多いが,業務委託の外国人ALTより数が少ない。
(ウ)小学校外国語(英語)活動に外国人ALTが存在しているのは5割を超えていて、保護者からの要望や,現場からの要望も強い。
(エ)外国人ALTの質の確保について問題の抜本的な解決にいたる道は未だ不明である。

① (ア)~(エ)すべて適切である
② 1つ不適切なものがある
③ 2つ不適切なものがある
④ 3つ不適切なものがある


解答
予想問題1  ③
予想問題2  ④
予想問題3  ④
予想問題4  ②
予想問題5  ②
予想問題6  ③
予想問題7  ①



腹心の友キャンペーン実施中!

傾向と対策8 情報教育

情報は、この科目を選んだだけで「傾向と対策」になっていました。つまりあまりに簡単すぎて間違うことが難しい、満点合格続出という科目だったからです。ところが、昨年の夏のリニューアルから、そうは問屋が卸さない的な問題が登場し始めました。テキストをちゃんと読んで視聴もちゃんとしてもむずかしいという問題が出されたのです。ただ、春の日曜日の試験は、すべて過去問という、他のすべての科目に先駆けて使い回しモードへの移行を表すような兆候が見え始めました。やはり、腐っても楽勝・情報問題。期待できそうです。

以下、各問ごとに出される問題文の空所になる個所を赤字にして示します。赤字の箇所を特に覚えようとしなくても、常識でわかりますので大丈夫です。

第1章 ここは次の3つの文章が代わる代わる出題されます。
その1
情報」は本質的には受け取る人意味のある内容のことであり,聞き流しても構わない内容は「情報」ではない。受け取る人意味のある内容として受けた場合に,送る人と受け取る人との間にコミュニケーションが成立したと言う。 


その2
情報を送る側が明らかにであり,伝える努力を直接的に行なっている場合,これをとの間のコミュニケーションと呼ぶ。

その3
情報を送る側が人間の集団であり,多数の人に伝える努力を行なっている場合,この形態をマスコミュニケーションと呼ぶ。



昨年の夏と今年の春にふつうの4択問題が出題されました。

予想問題1 情報伝達の環境について述べている次の中から,適切でないもの を一つ選べ。
① 情報通信技術は情報伝達のための手段に過ぎないが,その性能が飛躍的に向上することでコミュニケーションの形態自体を変えていく力がある。
② 情報伝達の性能向上の程度は,自動移動機械の性能の向上に比べても非常に大きい。
③ 構造化プログラミングは、プログラムの設計者と現場の操作者との間のコミュニケー
ションを重視した考え方である。
④ 情報を発信する主体が人間の集団であり,非常に多くの人に伝えるようとする形態をマスコミュニケーション,これを行っている主体をマスコミと呼ぶ。
 

解答 ③


予想問題2 コミュニケーションについて述べている次の^うちから,適切なものを一つ選べ。
① 情報伝達の速度が極めて遅かった時代には,メッセージは,送り直しのコストを考えて簡単なものしか作成しないことが多かった。
② 情報伝達の速度が速い現代では、複数送信が短時間で行えるため,一つのメッセージの内容は少なくし,詳しい内容の伝達には多数のメッセージを使用するようになった。
③ 情報伝達の速度が速い現代では,データ量の多い画像や音声をメッセージの中で多用することで,メッセージ本体の内容が薄まってしまうという問題が生じている。
④ 受け取った情報が不明確であったりする場合,受け手は自分がもっている知識を使って情報を読み解く必要がある。この過程を情報合成と呼ぶ。

 

解答 ②

第2章  
新小学校学習指導要領(平成20年3月改訂)におけるICT活用の位置づけに関する次に示す文章(第1章総則から抜粋)

各教科等の指導に当たっては,児童がコンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段に慣れ親しみ,コンピュータで文字を入力するなどの基本的な操作や情報モラルを身に付け,適切に活用できるようにするための学習活動を充実するとともに,これらの情報手段に加え視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること

第3章 
ここは次の5パターンです。

その1
実物投影機やプロジェクターといったICT機器を活用すれば,子どもたちが使っているものと同じものを,瞬時に大きく映して提示することができる。

その2
教師が児童の様子や板書などの授業記録をデジタルカメラで保存しておくことは,自分の授業の振り返りになり,授業改善のためのデータとして活用することもできる。

その3
デジタルコンテンツは,何度でも繰り返し再生できるので,つまずきが生じた時に,必要な子どもに見せることができる

その4
インパクトのある静止画や動画などのデジタルコンテンツは,子どもたちの興味・関心を高める。また,手際よく次々と提示できることも効果的である。


その5
デジタルカメラを使えば,費用を気にせずに撮影することができる。これはこどもの学習履歴を残すことに活用できる。


第4章
情報活用の実践力では,「課題目的に応じた情報手段の適切な活用」「必要な情報の主体的な収集・判断・表現・処理・創造」「受け手状況などを踏まえた発信・伝達能力」を培うことが重要である。

第5章
情報教育の出題の中で問5だけは、他の科目と同じような4択問題です。ただし、空所穴埋め4択問題も1パターンのみあります。それを最初にお示しします。

予想問題1 児童・生徒に対する情報教育の難しさに関して述べた次の文章について,(ア)に入る文章と(イ)に入る数字の組合せとしてもっとも適切なものを,以下の①~④の中から一つ選べ。
「情報」の概念を中心とした教育の難しさの理由の主なものは,1.(ア)2.個々人の「社会」が経験とともにしか拡がらないこと3.推論の能力も経験が必要であること
などである。このうちで,児童・生徒の発達段階と現実との関係でとくに問題となるのは(イ)である。
① (ア)パソコンを買えないこと (イ)1
② (ア)「情報」は抽象概念だということ (イ)2
③ (ア)「情報」は具体的な概念だということ (イ)3
④ (ア)パソコンぬきには情報概念が全然理解できないこと (イ)1


以下、四択問題です。

予想問題2 情報を中心とした教科の教育方法として,次の①~④の中から,もっとも適切なものを一つ選べ。
① 結果につながる操作手順をすべて教えると生徒の達成感が高まる。
② 個人作業に集中させることでより個人の能力が向上する。
③ 他教科との連携は考えず,「情報」独自の授業を確立する。
④ 適切な題材を使って「情報の見つけ方」や「発信の仕方」を教える。


予想問題3 平成21年の高等学校学習指導要領の改訂での,「情報」に関する教科の一つの科目は「情報の科学」である。もう一つの科目の名前として適切なものを,次の①~④の中から一つ選べ。
① 「生活と情報」
② 「社会と情報」
③ 「国家と情報」
④ 「人間と情報」


予想問題4 平成21年の高等学校学習指導要領で改訂された教科「情報」の一つの科目は「社会と情報」である。もう一つの科目の名前としてもっとも適切なものを,次の①~④の中から一つ選べ。
① 「情報の科学」
② 「科学的情報」
③ 「情報B」
④ 「情報入門」


予想問題5 平成10年の高等学校学習指導要領で新設された普通教科「情報」の3つの科目である「情報A」,「情報B」,「情報C」について,適当でないものを次の①~④の中から一つ選べ。
① 3つの科目のうち,「情報A」のみを開設する高校が8割にのぼった。
② いわゆる“未履修問題”が発生した科目のひとつとなった。
③ ほとんどの高校で3つの科目のうちの1つだけを開設した。
④ ほとんどの高校で3つの科目全部を開設した。

予想問題6 平成10年の高等学校学習指導要領で新設された普通教科「情報」の科目について,もっとも適切なものを,次の①~④の中から一つ選べ。
① パソコンを使った実技科目で必履修教科ではなかった。
② 学校選択科目として設置できる科目であった。
③ 3つの科目のうち1科目以上を学ぶ選択必履修教科であった。
④ひとつの科目しかなく必履修教科であった。

予想問題7 教育の情報化と情報教育との関係について適切なものを一つ選べ.
① コンピュータリテラシー教育は,様々な情報を活用するために重要であり,これ自体が情報教育の根幹である。
② 情報機器の利用は,伝統的な教授スタイルを超えた新しいメディアを活用した教育を可能とするという意味で,情報教育の根幹である。
③ 諸教科における情報利用教育を総合すれば情報教育になるという考え方は,情報の概念そのものについての教育内容を含むことが難しいので、今は廃れている。
④ 共通教科情報科は「社会と情報」及び「情報の科学」の2科目の選択必修であり,前者が教育の情報化を,後者が情報教育を,それぞれ主題とするように設定されている。


予想問題8 情報教育について述べている次のうちから,適切なものを一つ選べ。
① 情報環境への適応力を意味する情報フルーエンシーは状況への無意識的な対応能力を重要視したもので,利用能力を重視する情報リテラシーより下位段階である。
② 情報教育が難しいのは主に、情報が抽象概念であること,生徒・学生の情報社会環境が年齢とともにしか広がらないこと,及び推論能力の必要性などにある。
③ 情報教育では情報という普遍的な価値の扱いを対象としているので,経験の個人差,学校差,あるいは地域差を考慮した扱いをする必要はない。
④他科目との連携は,各教科での学習目的が異なるので本質的に困難である。




解答
予想問題1 ②
予想問題2 ④
予想問題3 ②
予想問題4 ①
予想問題5 ④
予想問題6 ③
予想問題7 ③
予想問題8 ②




第6章
 「新小学校学習指導要領解説総則編」(第3章第5節9から抜粋)

その1
情報発信による他人や社会への影響について考えさせる学習活動,ネットワーク上のルールやマナーを守ることの意味について考えさせる学習活動,情報には自他の権利があることを考えさせる学習活動,情報には誤ったものや危険なものがあることを考えさせる学習活動,健康を害するような行動について考えさせる学習活動などを通じて,情報モラルを確実に身に付けさせるようにすることが必要である。

その2
子どものインターネットの使い方の変化に伴い,学校や教師はその実態や影響に係る最新の情報の入手に努め,それに基づいた適切な指導に配慮することが重要である。なお,携帯電話の利用の問題に関しては,学校においては,家庭との連携を図りつつ,情報モラルを身に付けさせる指導を適切に行う必要がある。



第7章
  「教育の情報化に関する手引」(6章第1節校務の情報化の目的」から抜粋)

その1
校務の情報化の目的は,効率的な校務処理とその結果生み出される教育活動の質の改善にある。校務が効率的に遂行できるようになることで,教職員が児童生徒の指導に対してより多くの時間を割くことが可能となる。また,各種情報の分析や共有により, 今まで以上に細部まで行き届いた学習指導や生徒指導などの教育活動が実現できるなど,様々な恩恵を受けることができる。このように校務の情報化は,ますます進展する情報社会において,ICTを有効に活用して,よりよい教育を実現させるためのものである

その2
校務の情報化が進むと,学校内外で大きな変化が生まれ,例えば,教職員一人一人の仕事ぶりが変わる。また,教育活動のにも好影響が出てくる。 ここでは,その変化について「業務の軽減と効率化」と「教育活動の質の改善(児童生徒に対する教育の質の向上と学校経営の改善と効率化)」の 2 つの視点から示す。





第8章

その1
 新学習指導要領のポイント7項目

1.改正教育基本法等を踏まえた学習指導要領
2.「生きる力」という理念の共有
3.基礎的・基本的な知識・技能の習得
4.思考力・判断力・表現力等の育成
5.確かな学力の確立のための必要な授業時数の確保
6.学習意欲の向上や学習習慣の確立
7.豊かな心や健やかな体の育成の指導の充実

その2
「教育の情報化に関する手引」
21 世紀は,新しい知識・情報・技術政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す,いわゆる「知識基盤社会」の時代であると言われており,このような知識基盤社会化やグローバル化の状況において,「生きる力」をはぐくむことがますます重要になっている。



腹心の友キャンペーン実施中!

公開コメントはメルアドなしで!

8月に入り、受講確認入力の8日まであと少しですね。
みなさん、修了認定試験対策はすすんでいますか?
この間、たくさんのコメントいただき、ありがとうございます。
引き続き、コメントよろしくお願い致します。
ひとつだけご注意ください。
公開コメントをする場合はメルアドを入れないでください。
世界中の誰でもが閲覧できるネット上のことなので、いつどのように悪用されるかわかりません。
念のために、今期のメルアド付の公開コメントはすべて削除させていただきました。
「自分のコメントが消えている」「コメントのつながりに脈絡がない」と不審に思われるかたもおられるかもしれませんが、そういう事情ですのでご了解ください。
尚、腹心の友キャンペーンは明日、8月3日(木)が最終締め切りとなります。
ただ、腹心の友にならなくても、ブログ上の傾向と対策で合格圏の得点は取れると思われますので、どうかご安心を!

お友達になれなかった方へ

明日からしばらくブログから離れます。
たくさんの方と「腹心の友」になれたことを本当にうれしく思います。
お互いにヘルプを出し合いながらこの不条理な荒波を乗り切っていきましょう!

ちなみに、管理人は「腹心の友」を選んではおりません。
どんなかたともお友達になっています。
今日で「腹心の友・キャンペーン」は終了しますが、もし「私は応募したのにドジさんに無視された・・・」とお嘆きの方、もしおられましたら再度ご連絡下さい。もしかしたら、本当に、もしかしたら図らずも「無視」をしてしまった可能性もあります。その場合はホント、申し訳ありません。しかし、結構の数の方が、「メールアドレスの間違い」で返信できないという状況になっております。その間違いというのは、まず第1に「全角文字でメールアドレスを打ってしまっている」ということです。特に「@」なんかは全角と半角がわかりにくいのでつい全角で打ってしまうことがあります。それから、「文字を抜かしたり間違えたりしている」という単純ミスもあります。例えば最近あったのでは「hotmai.co.jp」というやつです。「おそらくこういう間違いだろうから・・・」とこちらで推測をしたメルアドへ送ってBINGOの場合もあるし、やっぱり送れない場合もあります。
それから、これはキャンペーン応募の注意として書いてありますが、携帯メールアドレスへの送信がうまくいきません。添付するファイルの容量が大きいからかもしれません。特にsoftbankがうまくいきません。
「応募したのに返事がない・・・」とただでさえ焦る状況の中で、泣きっ面に蜂状態になってしまっている方、本当に御気の毒です。もう一度「正確な」メルアドで試してみてください。
しかしながら、すでにブログにも書いたように、「傾向と対策」の予想問題を繰り返しやっておけば、合格圏の得点は必ず取れます。焦らずに、くさらずに、こんなことに翻弄されてたまるか!と居直ってください・・・ね!

「教育の最新事情」の「傾向と対策・第3章」に新たな予想問題を付け加えました!

いやあ、ここへ来て、受講者さまからのご指摘で、私の大きなミスに気が付きました。
まず第1は、春の3月4日の教育の最新事情・第3章の問題を、過去問と勘違いしてしまったという点です。
選択肢が微妙に違っていて、しかも「誤四択」と「正四択」の違い。よく見れば明らかに「新傾向問題」。
さらに、もうひとつのミス、これら出題可能性のある類似問題を「傾向と対策」に入れてなかったという点です。

いやあ、受講者さまからのご指摘の意味がわからなくて迷走しましたが、ようやく自身のミスに気が付くことができました。
心からお礼申し上げます。

さっそく、「教育の最新事情」第3章に予想問題を追加しましたのでご覧ください。

テキストのリニューアルが行われている!?

管理人がようやくブログにカムバックできました。
と、思ったのもつかの間、
受講者のsnowmanさまから大変重要なご指摘がメールで届きましたので、snowmanさまのご了解を頂き、皆さまと共有をしたいと思います。
以下はsnowmanさまからのメールを少し加工したものです。

今回、問題を解いてみて、気になったことがいくつかありましたので、連絡させてもらいます。

ご指摘1 教育の最新事情 過去問 2015.2.21 第8問
問6 教育相談に必要な共感について述べた,次の①~④の記述のうちから,適切でないものを一つ選べ。
① 共感とは,悩んでいる子どもの話を聞き,同情することである。
② 子どもの話を聴くには,評価せずにひとまずしっかり受け留めることが重要である。
③ 受容とは,間違った行動まで受け入れ認めることではない。
④ 完全な共感は難しいが,子どもの気持ちに近づく努力を続けることが肝要である。
解答が③になっているのですが、講座で「受容」について「間違った行動まですべて許容することとは別ものです」と言っているので、③は不適切ではなく、①の「同情すること」が不適切だと思われます。


管理人:これは何人かの受講者の皆様からご指摘いただき、すでに修正された箇所です。

ご指摘2 教育政策 過去問 2012.8.26 第8問, 2014.2.23 第8問, 2017.3.5 第12問 ,傾向と対策 予想問題6
問15 次の文章中のに入るべき語句として適切なものを,下の①~④のうちから一つ選べ。
OECDが2000年から3年毎に行ってきた国際学力調査PISAの習熟度レベル別割合の変化を見ると,日本では「新しい学力」「自ら学び考える力」「確かな学力」の形成が強調され,発展学習や〔   〕の導入・拡大が進められてきたにもかかわらず,読解力の最低レベルの割合は2000年から2003年にかけて倍増し,数学の最高レベルの割合は2003年から2006年にかけてほぼ半減している。この結果は,このような割合の変化が生じた原因を探る必要性を示すと同時に,学校週5日制導入以降の具体的な改革や学習指導のあり方を再考する必要性を示唆している。
① 総合的学習の時間
② 習熟度別指導
③ 中高一貫教育
④ 学校支援ボランティア
2000年から2006年にかけて、「新しい学力」「自ら学び考える力」「確かな学力」を掲げていた学習指導要領で発展学習と同列で語られるのは 総合的学習の時間 なので、正解は①だと思われます。


管理人:これは、今まで(今期までずっと)指摘されてこなかった箇所です。確かに、snowmanさまが言われる通り、ここは①が正解だと思われます。みなさん、修正しておいてください。(今更ですがこれまでの何千人という受講者のみなさんに お詫び申し上げます。

管理人:8月14日訂正
そうこうしているうちに、この問題について他の受講者さまから次のようなご指摘がございました。
摘2について
過去問や、予想問題では総合的な学習の時間という選択肢がありますが、2017年3月5日の放送大学試験用紙問題12の選択肢は
①スクールカウンセラー
②習熟度別指導
③中高一貫校・中等教育学校
④学校選択制
となっており、総合的学習の時間という選択肢がありません。
と、いうことはこの問題の答えは、②習熟度別指導なのではないでしょうか。


ありがとうございました。
同じ問題だと思っていたら、前期の選択肢は違っていたんですね。うっかりしていました。これでいくと否が応でも答えは②ということになりますね。「総合的な学習の時間」で一旦は納得してしまったのですが・・・。
ということで「教育政策」の第8章の答えは、これまでずっと②または③(たぶん今後も)ということが再確認されました。

ご指摘3:教育政策の傾向と対策 第8章 予想問題1の答えが③となっていますが、②の間違いだと思います。
(過去問では②が正解となっていました)


管理人:ここも、すでに皆さんのご指摘で修正させていただきました。

ご指摘4:講座を聞いて分かったのことですが、教育政策の傾向と対策 第3章 バーナードの言葉は講座で出てきます。

ご指摘5:環境教育の傾向と対策 第1章 予想問題6 インターリンケージの問題 ですが、今年テキストが一部変更になったようで、テキスト p.1 図2 がありませんでした。もしかしたら、この問題は今後出題されないかもしれません。

本当に役立っていて、それに対して私にできることはこんなことくらいかなと思い、こんなメールを送りました。
もしかしたら、私の勘違いかもしれません。その際はご容赦ください。

管理人:このご指摘5こそ、私には「晴天の霹靂」的な、重要かつ深刻なご指摘です。
つまり、今期、「環境教育」でテキストのリニューアルがあった可能性があるということです。さっそく、snowmanさんから、「環境教育」のテキストを送っていただき、チェックすると・・・やはりリニューアルされていました。講師が代わったり、内容が追加されたり、構成が代わったり、資料が代わったり・・・と。(1,2章を見ただけですが)
他の科目でもリニューアルがあった可能性があります。これについても管理人として検証してみる必要がありそうです。テキストが手に入り次第、そして時間の許す限り確認をしてみたいと思います。
残り日数が少なくなりましたが、ブログにご注目ください。


最後に、
snowmanさまから、「教育政策」の第8章・教育改革のかかわる出来事を年表にまとめたものをいただきました。ありがとうございます。「ご自由にお使いください」ということですので、「腹心の友」の方々にお譲りします。ご希望の方、メール下さい。


ここに注意!「環境教育」!

「環境教育」テキストのリニューアルについて検証してみました。
まず、大きくは、章の構成として新たに幼稚園での環境教育の実践を入れ、小学校・中学校・社会教育・高等学校でのそれぞれの環境教育の実践例を順序よく構成し直したという感じです。したがって、今までに出題された問題が他の章で出題されることになると予想されます。
以下で示した各章ごとに新たに追加された点は、特に「新傾向問題」として出題される可能性がありますので要注意です。

第1章 
・キーワードとして「予防原則」が追加
・これまでの「鈴木基之先生の話」は削除。つまり、「地域環境問題として捉えられる4大公害 や足尾銅山等」や「インターリン ケージ」の問題は出題されない。(「図1 足尾銅山赤長屋製錬所」「図2 種々の環境事象のインターリンケージ」削除)
「岡田光正先生」の話が新たに追加
・「4.環境問題に関する題材」で「今日の環境問題の特質と,その対応にあたって必要な視点」が追加
・「持続可能な社会」・「持続可能な開発」にかかわるESDの歴史的動向が追加
「ESD」はこの章のキーワードとなります。

ESD=Education for Sustainable Development(持続可能な社会づくりの担い手を育む教育)


第2章
・「1.環境教育のねらい」 に「1)環境教育の必要性」が追加
・「図1 ESD の基本的な考え方」が追加
「3)学習指導要領における環境教育」が追加


第3章
 「幼稚園・小学校での実践」
・キーワードとして「学習指導要領が追加
「1.学習指導要領における環境教育」が追加
「2.幼稚園での授業づくりのポイント」が追加
「6.エネルギー教育の実践例」が追加

第4章
「小学校・中学校での実践」でこれまでの第5章の内容

第5章 
「環境教育の各種取り組み」
「図3 エネルギー変換の例」が追加 
「3.企業の社会貢献活動」が追加


6章 
「社会教育での実践」でこれまでの第4章の内容

7章
 「高等学校での実践」
・「2)「環境教育活動と食育活動」への取り組み(群馬県立利根実業高等学校)」が追加
「図1環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律」が追加

8章
「図1環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律」が追加


まあ、元々「環境教育」ではそれほど難しい問題は出題されませんので、「大山鳴動して鼠一匹」であることを期待しています。

2017年夏期受講生のみなさん!お疲れ様でした!!

日曜組のみなさん、お疲れ様でした。
土曜組のみなさんの有益な情報と温かい励ましのことばはきっと日曜組のみなさんに届いたはずです。
本当にありがとうございました。

さて、夏の放送大学免許更新修了認定試験が終了しました。
今回の伴走を振り返ってみますと、まず、当ブログの管理人である私自身が受講生の「書き入れ時」でもある8月上旬に多忙が見込まれブログにアクセスできないという状況にあったため、かえって早めに「傾向と対策」が準備できたことはよかったかな、と思っています。もちろん大事な時期にみなさんのご質問などに応答できなかったことは本当に申し訳なく思います。
それから、今回は、受講生のみなさんから過去問や「傾向と対策」の問題の解答についていくつかの疑問や間違いのご指摘を頂きました。中には今までまったく気づかずにそのままになっていたものもありました。放送大学から解答の公開がないなかで、受講された方々のご意見を参考にしながら四苦八苦して解答を例示してまいりましたが、問題そのものの難しさというか、ありえなさというか、わけのわからなさのなすところとはいえ、解答ミスを垂れ流し続けてきたことはこういう種のブログ管理人としては罪深いことであると反省をしております。本当に申し訳ございませんでした。
さて、今期は、ぽつぽつとまだ少し「新傾向」問題が出題されたようではありますが、全体的に「過去問使い回しモード」に突入しつつある、ということがはっきりした期となりました。こうなると、これからの「傾向と対策」に予想のし甲斐があるというものです。(待ってろよ!来期!なくなってほしいけど・・・)
まあ、それはともかくとして、今、みなさんが気になるのは、果たして合格しているか否か、ですね。手ごたえバッチリで合格しているだろうとは思っていてもチキンとしては悩ましいものです。
気になる「合格判定基準」、これは「都市伝説化」していますが、の私の実感に基づく憶測によりますと、

基本は、12問×0.6=7.2 で、12問中8問以上正解すれば合格です。
しかし、これまでも憶測されてきた「視聴による下駄履かせ」説も今回も生きていると考えるなら合格ボーダーはもう少し下がります。計算の仕方は色々考えられますが、おそらく5問間違えてもC判定はもらえるのではないかと思います。うまくいけば、6問(半分)間違えても合格になる可能性も十分あると考えられます。

管理人による憶測では、判定基準は以下の通りです。
1問6点×12問=72点
視聴完了によるボーナス点=28点
合計100点
ボーナス点28点+6点×6問正解=64点(C判定合格!)
ボーナス点28点+6点×7問正解=70点(B判定合格!)
ボーナス点28点+6点×8問正解=76点(B判定合格!)
ボーナス点28点+6点×9問正解=82点(A判定合格!)
ボーナス点28点+6点×10問正解=88点(A判定合格!)
ボーナス点28点+6点×11問正解=94点(○A判定合格!)
ボーナス点28点+6点×12問正解=100点(○A判定合格!)


つまり、半分間違えても、合格!です。
*ご自分の自己採点に自信のある方で、明らかに2問は間違えたのに〇Aだった!という方、5問以上間違えて不合格だと思ったがC合格だったという方、是非ご連絡下さい。未だ謎の「都市伝説」の解明にあなたさまのお力をお貸しください!

さてみなさん、1週間から10日後に、インターネットの受講ページで問題が公開されます。
毎回、この記事への皆さんからの拍手の数で、「大自己採点大会」を行うかを決めます。(目標は400!昨夏は300だったから・・・)
もしやることになったら、怖いもの見たさにブログを覗いて下さいな。
それから、後程、「後に続くみなさんへの先輩からのアドバイス」という記事を上げておきますので、是非アドバイスを頂ければと思います。

では、17年度夏期受講者の皆さん、
本当にお疲れ様でした。
まだまだ夏の暑さは続きそうです。ゆっくりとお身体を休める時間がないまま2学期突入!という方もおられることでしょう。
どうかご自愛ください。

そして、このブログに集ったみなさんの絆を、それぞれ場でそれぞれのやりかたで広げていってください。
「ドジさん」はいつでもあなたの心の中にいます。
「ドジさん」はもしかしたら未来のあなた自身かもしれません。
そして、決まり文句ですが、

10年後にみなさんと再会しないことを心よりお祈りし、2017年度夏期・放送大学教員免許講習の伴走を閉じたいと思います。
ほんとうに、ほんとうにご苦労様でした。



管理人・ドジ

プロフィール

ドジさん

Author:ドジさん
教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
「テキトー」講習で
100%合格!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR
訪問者数
カテゴリ