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問1 現在の日本の教育

問1 日本の教育について正しい記述を選ぶ問題
①学力は向上している ②相対貧困率は低い  ③知識基盤社会は教育内容の高度化を要請する ④教室を閉じ、責任を明確化するのが自立した教師。

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルB (A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル

中にはこの問題はCレベルだろうという人もいるかも。①、②ともにテキストの「2.学びの場としての学校」の1ページ目に記述されていることに関連している。PISA等の学力調査のデータは日本の「学力低下」「学びからの逃走」を示しているとある。また、日本の相対的貧困率が先進国ではトップクラスであることは最近政府機関によっても明らかになっている。でも「相対貧困率」という言い方するか?「相対的」じゃあないの?誤植?④は「教室を閉じ」というのが笑える。
この講師は「学びの共同体」の推進者のひとり。子どもの学び合い・教師の専門職としての学び合いなどの重要性を指摘していて、その「学び」論は傾聴の価値あり。
③に出てくる「知識基盤社会」というのも学習指導要領にもさかんに出てくる現代教育事情のキーワード。でも個人的にはこの言葉、うさん臭いんだよね。ICTについてこれない情報弱者を排除する臭いがして。

正解は③
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問2 教師観の変遷

問2 日本における教師観の変遷を「聖職者論」「労働者論」「専門職者論」に腑分けして歴史的に論じた文。途中3つの穴埋め箇所があり、順にあてはまる上記3つの論の組み合わせを4つの選択肢から選ぶ問題
注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルD (A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル

問題文の中に答えがあり一見しただけでわかるDレベル問題。よくもまあ、こんな問題出すねレベル。ありがたいのかばかばかしいのか。ちなみにこの講師、漫画やドラマの中の教師像について語っているが、「それがなんなの?」って感じで超つまらない。だいたい、漫画やドラマの教師像なんて現実の教師像とどう関係あるっていうの?でも超やさしい問題をありがとう。


正解は③

問3 成人の学習形態

問3 成人の学習形態についての記述で適切でないものを選ぶ問題
①学習者中心 ②学習者のニーズ配慮 ③学習内容が具体的・実践的 ④一方的な講義法

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルC (A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

選択肢の①~③はすべて「学習者中心の参加型学習形態」のことを述べている。問題文に青少年の学習の特徴が示されていて、④がそれと同じ内容であるから、特に講習を受けなくとも難なく解ける問題。この講師、講義の最後のほうで「教員評価」を2つの評価類型に分けてY類型こそ重要だ、と言っている。よくぞ言ってくれた。あんた、教員の資質向上とは何かが、よくわかっているね。気に入ったよ。

正解は④

問4 素朴理論

問4 「素朴理論」について正しくない記述を選ぶ問題
①限界を明確にし科学的な考えを導入 ②子どもの理論的考えの萌芽 ③理科教育は素朴理論を科学理論へ変える試み ④大人は素朴理論を持たない。
注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルB (A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

この問題は考えようによってはもしかしたらAレベル(またはそれ以上)かも。まず、「素朴理論」というのがわけがわからない。私の場合は「確かテキストのどっかで読んだな」程度の記憶しかなかった。(やばい!)問題の選択肢を読んで、少しだけ思い出した。でも答えはわからない。②と③はOKだろう。何となく④が怪しいんだけど確信はもてない。①の「限界を明確にし」という表現が気になる。ということで最後まで自分の答えに自信がないまま④にマークをして試験終了。終わってからテキストをチェック。「インピタス理論」(これも素朴理論のひとつみたい)を多くの子どもが(または大人もときに)信じている、という表現がある。視聴講座では講師が「おとなになっても(素朴理論が)残っている場合がある」と一言だけ言っている。ということで
正解は④
ふぅ~、ラッキー。しかし、これはわかりずらいよ。まあ消去法でやれば④を選択する確率は高いんだろうが。
だいたい、この講師の講習内容、私にはちっともおもしろくなかった。「知見」なんて研究者の業界用語を使うなっての!「男性モデルとのやりとり・・」って、ジェンダー視点大丈夫?「学校の決まりを守る」ってそんなに大事か?脳科学的根拠なんていうまだ研究途上のことなんてどうでもいいよ。などなど突っ込みどころ満載。そんな中でも私の一番気になったのは、講師の口元の微妙な動き。皆さんも注意してみてやってください。
 とにかくおもしろくない講習に限って修了認定試験がむずい」の法則、あると思います。(「傾向と対策」に入れておくんだった。)

問5 子どもの私生活化

問5 私生活化(私事化)がもたらす子どもへの影響について述べた短文の中の穴埋め
①自己本位 ②他人本位 ③禁欲主義 ④厭世主義

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。


問題レベルC (A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

Dレベルにしなかったのは、「厭世主義」の意味は小学生にはわからないだろう、と思ったから。そうじゃなければDレベル。
5章の講師は主任講師のひとり。講習内容で気になる点が3つ。まず「今日の子どもは自己中心的で身勝手」と一般化しそれを「私生活優先の時代」のせいだとする論法。「自分本位」に見える子どもの行動の裏にあるもの、それは「発達障害」の問題だってあるし、精一杯の自己表現の場合もあるんですよね。子どもをもっと多角的に見ないと。他の講習ではそういうことを説いてますから。二つ目は「社会(国家)の普遍的・客観的な社会パターン」とか「学校は国家原理に基づいた厳格な秩序・規範を有している」という言い方。集団活動とか集団指導ってのは自分たちの手で自分たちに合った規範をつくり、集団(社会)を自分たちの手でつくっていくことを教えるためにあるもんでしょう?「普遍的パターン」?「国家原理」?はぁ?なにそれ。三つ目。「教師とこどもの信頼関係が大事」「そのためにはこどもを信頼し続けなければならない」そして「信頼の基盤は、使命感・意欲・情熱」だときた。はいはい、そうですね。おおせの通り。でもね、そんな陳腐なお説教を聴くために30,000円も払ったかと思うと・・・涙が出てきますよ。でもまあ、いいか。やさしい認定試験問題を出題してくれたから。さすが主任講師。

正解は①

問6 心理教育

問6 心理教育について間違った記述を選ぶ問題
①心理学者の教育 ②学び手の側に寄り添う ③体験学習の活用 ④仲間づくり

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルC(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

「心理教育」ってこの講習で初めて知りましたよ。「心理教育は心理学者による教育ではない」というのは視聴の中で確か講師が言っていた。が、テキストを読んでいればわかるし、選択肢を見ればなんとなく答えはわかる。
この講師を含めて、放送大学の講習では「協働」とか「同僚性」というキーワードで教育現場の課題を提起する講師が多かった。これには大いに共感できた。教員が分断され競争させられてる教育現場の実態をよく知っている上での提起だから。でもこの章で紹介されていた「アサーション」での「良いとこ探し」にはどこか違和感を持った。わざとらしいというか。まあゲーム・トレーニングとしての効果は認めますがね。現実の子どもたちの生活に即した場面で実践すべきことじゃあないかなあ。

正解は①

問7 発達障害

問7 発達障害の記述で正しいものを選ぶ問題
①自閉症は対人関係をまったく形成できない障害 ②LDは読み書き障害 ③ADHDは学習面では問題ない
④ADHDの特徴は年齢・発達に不釣り合いな注意力・多動性・衝動性

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルB
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

この問題、レベルはCだ、と思う人は幸いなり。発達障害や特別支援教育のことがわかっている人です。でもまだまだ一般的な理解の度合いは低いんじゃあないかな。発達障害といってもその表れはそれぞれでその原因もさまざま。「スクールカウンセリング」の講習でもっと詳しく学べるので受講をお薦めします。かくいう私も経験や知識があるほうではないですが、特別支援教育の重要性を感じてます。校種問わずどのレベルの学校にも発達障害が疑われる子どもはいます。「うちにはそういう生徒はいません」と言い放って臨床心理士を驚かせた高校教師がいたそうです。実は、その学校の何人かの生徒はその臨床心理士にカウンセリングを受けていたんです。発達障害の疑いがある生徒たちです。マイノリティーのニーズにどう応えるかって、教育の基本じゃあないですか。その高校教師って、なんか勘違いしているんじゃあないか、と思いますよ。

正解は④

問題8 改正教育基本法

問8 改正教育基本法について誤っている記述を選ぶ問題
①生涯学習、大学、私学の条文追加 ②学校・家庭・地域の連携、学校運営委員会が義務付け ③幼児教育の重要性を強調④教育振興基本計画の策定を政府に要請

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルA
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

ほんとはBレベルだけど、私が一番悩んだ問題なのでA。私は旧の教育基本法のほうが好きです(笑)。なんか新しい教育基本法ってちゃんと読む気がしないんですよね。なので①から④までどれも正しいような気がしちゃって。でも②の「学校運営委員会」って、教育基本法にそんな細いことまで決めるか?ってとこがひっかかる。結果的にはこの疑念が正しかったみたい。調べたら「学校運営委員会」は教育基本法が改正される2年ほど前に「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」で指定学校に設置できるようになったらしい。コミュニティスクールづくりとのからみかな。
ところで、この章の講師、講習の最後のほうで「学校力」の向上についてずいぶんあいまいな言い方をしているな、と感じました。「協働化」には管理職の指導力は当然必要だけど、トップダウン式の学校経営で本当の「協働化」がすすむわけないじゃあない。「いずれの立場にせよ・・」なんて中途半端な言い回し、お願いだからやめてよ。


正解は②

問題9 改訂学習指導要領

問9 改訂学習指導要領の方針についての記述で正しいものを選ぶ問題
①「生きる力」から「確かな学力」へ ②「自ら学び、考える」から基礎基本の習得へ ③削減された内容の一部復活 ④時間数を増やすため完全5日制廃止

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルC
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

講習を受けなくても改訂学習指導要領を知ってればできる問題。私は最初④があまりにはっきり間違ってるため、おもわずマークしてしまいましたよ。正しいものを選ぶ問題でしたね。ハイハイ。①と②の中の理念は「移行」とか「転換」じゃあなくて、全部、改訂学習指導要領にも含まれる理念。よって、当然
正解は③
学習指導要領の改訂を期にやたら「授業時数の確保」という名目で夏休みや冬休みが短くなっていますが、これってどうなんでしょうね。授業時間数を増やせばいいってもんじゃあないと思うのですが・・・。それから、部活動を教育活動に位置づけるんだったら、圧倒的なサービス残業になっている部活指導にちゃんとした手当てが支払われなくちゃアンフェアというもんですよ。

問10 学校組織

問10 学校組織の改革について誤っている記述を選ぶ問題
①改正学校教育法では主幹教諭が置ける ②学校経営はPDCAサイクルの発展的展開が大事 ③改正学校教育法は「学校自己評価」「学校関係者評価」「第三者評価」を義務付け ④指導教諭の役割は子どもの指導と教職員の指導・助言

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルB
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

①は「置ける」んであって「置かなくてはならない」じゃあないからね。無理しておく必要ないってこと。②は解答としてはマルだけど個人的にはバツです(キッパリ)。企業経営の効率化の方策として生まれたPDCAサイクルは、人間を育てる学校現場では百害あって一利なしですよ。絶対形骸化しますって。それに①にしても④にしてもなんでそんな新しい職をつくらにゃいかんの?学校ってひとりの校長先生とひとりの教頭先生、そしてその他おおぜいの平教員、これで十分しょ。教員を指導・管理する人ばっかり増やしてどうすんのよ、子どもを指導する人を増やせよ、って思う。③は、見たとたん「そんなにたくさん義務付けられてたっけ?」。この感覚が正解。義務付けは「学校自己評価」だけ。よって
正解は③
ところで、この講師、最後に「ただし、学校という組織には、教育専門職という独自の組織特性があり、企業組織や行政組織と異なる点も十分に考慮して学校組織マネジメントを行うことが重要である。」と述べている。一番言いたいことをイタチの最後っ屁みたいに言ってくれたとしたら、この講師を尊敬するわ。

問11 同僚性の構築

問11 同僚性の構築にマイナスとなるものを選ぶ問題
①大変な授業研究 ②口だけ同情し助けない態度 ③一人一役制 ④組織的対応

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルB
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

レベルCでもいいのだけど、講習を受けてないと③にひっかかるかもしれない。講習では、あえて一人一役制にすることによりお互いに足らないところを補い合おうとする関係を引き出す実践が報告されている。でもそれって、そういう意図をきちんと持って実践をリードする人がいるからできるわけで、下手をしたらお互いに責任をなすりつけ合うだけに終わってしまいそう・・・。授業研究は負担が大きいだけに協働化することで同僚性の構築に役立つのだろうし、組織的な対応そのものが同僚性の発揮だろう。ここは素直に
正解は②
講習の中に出てくる毛利校長の「弱さを出して助けを求められる教師」というのがいい。今の若い教師たちは、愚痴をこぼせない、弱音をはけない、そんな状況に追いこめられているんじゃあないかな。で、失敗が許されない緊張状況の中で孤立し、仕事にやりがいを失い教師をやめていく・・・時には自分を責め「自死」を選ぶ不幸も。弱さでつながり合い、励ましあい学び合いながら子どもたちといっしょに育っていく、そんな学校がいいな。

問12 学校と地域

問12 これからの学校と地域の関係についての記述で間違ったものを選ぶ問題
①地域教育プラットフォームづくり ②受験学力向上のため塾の本格的参入 ③教職員・学校の役割の再定義 ④学校施設の複合化

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルC
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

①の「地域教育プラットフォーム」が何かわからなくても、解ける問題。ちなみに①は、地域のソーシャルキャピタル(社会関係資本・人間関係資本)を活用しながら地域の教育力を高める取り組みのことらしい。②について講師は「開かれた学校づくり」から必然的に発生する現象であるといい「どう価値判断をするかは課題である」と煮え切らないことを言っている。でも、あきらかに「問題あり!」だろう? あ、でも、ちゃんと問題に「間違い」の解答として載せているところに講師の「価値判断」があると見るべきか。やっぱ放送大学だぁー。というわけで
正解は②

問13 スクール・コンプライアンス

問13 スクール・コンプライアンスにかかわる記述の中で正しいものを選ぶ問題
①公立学校の教員は学校内での事故への損害賠償責任を負う。 ②教育訴訟において教員は原告よりも被告になることが多くなってきた。③自主教材を中心に授業をすすめることは認められている。④苦情を訴える保護者は増えているが、裁判になる傾向には変化はない。 

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルA
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

①で、損害賠償を負うのは「国」や「地方自治体」ですね。教員個人じゃありません。③は、学習指導要領には法的拘束力があるので主たる教材としては教科書を使わなくちゃいけない、というわけです。②と④の記述は相互に矛盾していますよね。正しいのは②で、これは講師が視聴講習の中で(テキストには書いてない!)最近の教育訴訟で、教員は「原告中心」から「被告中心」へと移行していると述べています。つまり、以前は、教員が行政府に対してさまざまな訴訟を起こしてたが、最近では教員の側が訴えられることのほうが増えてきたということ。学校の外で悪さをしているのかな。この問題は、テキストに載っていないことが答えになっているということでAレベルの問題、としてみました。スクール・コンプライアンスを説く講師だけに、ちゃんと勉強しなきゃ通さない!という気概が感じられます。
正解は②
しかし、この講師、はっきり言ってむかつきます。いや、問題がむづいから、というわけじゃありませんよ。未履修問題を教員のコンプライアンス意識の欠如の例に挙げてますが、そもそも進学校で受験に関係のない科目をやったことにして受験に必要な別の科目をやるなんてこと、昔っから校長・教育委員会・文科省がぐるでやってきたことじゃあないすか。法律を守らせる側が未履修を推進しておいて(黙認を含め)、問題が表沙汰になると「現場の教員が悪い」とくる。そういえば、この未履修問題、ちょうど教育基本法の改正直前に明るみになりましたね。法改正に世論を誘導するネタにされたということですよ。またこの講師、学習指導要領には法的拘束性があって云々と言っておりますが、この国の教育は、「教育の自由」を求め子どもたちのために懸命に創意工夫のある教育活動をしてきた教師たちによって支えられてきた、ってことも忘れないでほしいっすよ。でもまあ、「悪法も法なり」ということなんでしょうか。それにしてもおかしな法律をつくる権力者の質の問題とか、そういう法律に苦しめられる庶民の立場とかそういうものに対しても少しは思いをはせてほしいっす。この講師の言うことでひとつだけ納得できるところ、それは体罰容認の流れについて警鐘をならしていること。ま、一般的な法令遵守の重要性はわかったとして、ディーセントワークが叫ばれる昨今、長時間過密労働やサービス残業がまかりとおる教育労働の現場に、働く側の立場から労働基準法のコンプライアンスを要求することにまで話が及ばない限り、この講師のいう「建前と本音を合致させる」ということさえ建前にすぎないことに気がついてほしいですね。ああ、ちょっと熱くなって語っちゃいましたよ。

問14 危機管理

問14 学校の危機管理についての記述で正しくないものを選ぶ問題
①卓上訓練は役に立つ ②学校安全委員会の設置が望ましい ③教職員全員で関わる ④学校安全計画は教育委員会がつくる

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルB
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

実際の記述ではもう少し迷うかもしれない。①や③は常識的に考えてマルですね。②は、学校内外の機関と連携のために保護者や地域住民を加えてつくるのが学校安全委員会。「望ましい」とい表現が少し怪しく感じられませんか?本当は法律かなんかで設置が義務付けられているんじゃないかと。でも実際はそうじゃあないみたいですよ。「有効」だからつくったほうがいいですよ、程度。というわけで
正解は④
学校安全計画は学校それぞれの事情や特長がありますから学校独自で作成すべきものだそうです。

問15 学校五日制

問15 学校五日制についての記述で必ずしも正しくないものを選ぶ問題
①完全五日制の背景には労働時間の短縮、週休二日制の実施 ②実施過程で「新しい学力観」「総合的な学習の時間」導入 ③「学力低下」が叫ばれ、私学に流れる傾向 ④「ゆとり教育」の目的が達成

注意:問題文・選択肢は概略を紹介するものであり実際のそれとは異なります。

問題レベルC
(A:講習を視聴しなければわからないだろうレベル B:講習テキストを読んでいればわかるだろうレベル C:視聴やテキストなしでもわかる常識レベル D:小学生でもわかりそうな「バカにすんな」レベル)

①と②は事実経過として正しいですよね。③と④が矛盾する記述ですが、「ゆとり教育」のひずみ・ゆがみから現在の教育の再構造化がすすめられているということから
正解は④
この講師の「「五日制と習熟度別指導や学校選択制は結果的には、そうでない子どもを冷遇し、教育の格差化と格差社会の再生産を促進する危険性がある」という指摘にはリアリティを感じますね。ただ、私は五日制自体に問題を見るより、教育の内容と方法の質を問うことなしに教育内容を削減したことにこそ問題があるように思います。だって学力世界一のフィンランド始め、欧米の五日制は当たり前ですから。最後に述べている「豊かなケアと学びの共生空間づくり」、これこそがこれからの教育の課題・学校教育の果たすべき役割、ということにも納得。というわけで、講習の最後を飾るにふさわしい内容でございました。

まとめ

以上15問をまとめると

レベルA問題: 問8(第8章),問13(第13章) 以上2問
レベルB問題: 問1(第1章),問4(第4章),問7(第7章),問10(題10章),問11(第11章),問14(第14章) 以上6問
レベルC問題: 問3(第3章),問5(第5章),問6(第6章),問9(第9章),問12(第12章),問15(第15章) 以上6問
レベルD問題: 問2(第2章) 以上1問

合格ラインが60%(15問中9問以上正解)ですので、常識があればぜ~んぜん講習を受けなくても7問は正解し、あとレベルA・B8問中2問に運よく正解できれば合格、というわけです。いくらなんでも2問くらい正解する運は誰でももっているでしょう。まあ確率はあくまでも25%でしょうけど。それにレベルBの問題と言っても、人によっては「常識」レベルの問題かもしれませんし。(逆に「常識」だと判断された問題が人によっては常識を超えているという場合もありますが)
私が独断でつくった「傾向と対策」では、上記の問題番号に対応した章ごとにメリハリをつけて試験準備をすれば結構効率的だと思いますよ。つまり、第8章と第13章は気合いを入れて視聴したほうがよろしい、第2章は、早送りしちゃってもおーけー、レベルB・Cの章は、ながら視聴でも楽勝で、レベルBの章はテキストをちゃんと読もうゼ、って感じですか。
この憶測による「傾向と対策」を信じる信じないは自由ですが、結果については一切責任は負いませんのであしからず。一番いいのは、ひととおりはだらだらでもいいのでちゃんと視聴して、復習にこのいかがわしい「傾向と対策」を使う、ってことだと思いますよ。
プロフィール

ドジさん

Author:ドジさん
教員免許更新で眠れぬ夜をお過ごしのチキンな方々に、ドジさんがお役立ちの情報をお届けします。合言葉は、
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